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青山ハッピー研究所 ハピ研

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あなたは魚派?それとも肉派?

島国で、農耕民族である日本人の主食は、もともと野菜や魚が中心。今日のように食事に牛肉や豚肉が加わったのは、明治時代の文明開化以降と言いますから、日本人の食生活はこの1世紀余りの間に随分と変わってきたことがうかがえます。そこで今回は、「魚派」VS「肉派」という対決形式で、それぞれの食材の持つ魅力について聞いてみました。

「魚派」VS「肉派」は、約10%の差を付けて「肉派」に軍配!

さて、皆さんは魚料理好きの「魚派」、それとも肉料理好きの「肉派」なのでしょうか。「育ったところが港町で、新鮮な魚を食べて育ちましたので、やはり魚が好き」(男性50代)など、「魚料理が大好き」と回答した人は13.3%。「どちらかといえば、魚料理が好き」という声も31.6%を数え、全体の44.9%が「魚派」であることが明らかとなりました。その一方、「お肉のほうが食べやすいし、力になるように気がする」(女性30代)など、「肉料理が大好き」と回答した人が16.4%。「どちらかといえば、肉料理が好き」という声も38.4%を数え、全体の54.8%が「肉派」であることが判明し、「魚派」と「肉派」の対決は約10%の差を付けて「肉派」に軍配が上がりました。主な理由は「どうしてもこってり系の肉料理が好き」(男性40代)、「(肉は)調理も簡単で、安価に買えるので・・・」(女性30代)など、「脂の旨み」「調理のし易さ」「値段の安さ」を挙げる声。反対に魚を避ける理由は「魚は生臭い、骨があるからあまり好きではない」(男性60代)、「煙などのニオイの面で大変困るので、家での調理は避けている」(女性30代)など、「下ごしらえの手間」「生臭さ」「小骨の多さ」を挙げる声が寄せられました。

あなたは「魚派」?それとも「肉派」?

SA(単回答)

健康を気遣い、年齢とともに「肉派」から「魚派」へ移行

世代別ではいかがでしょうか。「肉料理が大好き」「どちらかといえば、肉料理が好き」という声は、20代で64.2%、30代で62.3%、40代で58.5%と「魚派」を上回っていたものの、50代を境に「肉派」は減少。代わって「魚派」は50代で56.2%、60代で68.1%と、年齢とともに「肉派」から「魚派」へ嗜好が逆転する傾向が見受けられました。こうした背景には「年齢のせいか(肉の)脂で胃もたれがする」(男性50代)、「魚の方が健康に良いので・・・」(女性60代)など、年齢とともにコレステロールや中性脂肪を気にする声が次第に増え、健康面を気遣って「魚派」へ転向する人が目立ちました。

世代別:あなたは「魚派」?それとも「肉派」?

SA(単回答)

「週3回以上」、肉料理を食べる肉派は73.1%、魚派は34.6%

続いて、皆さんが「肉料理」「魚料理」を食べる頻度はいかがでしょうか。まず、「肉派」が肉料理を食べる頻度を聞いてみたところ、「子供のために週5日ぐらいは肉料理。日曜日は焼き肉が多い」(女性40代)など、「週3回以上」と回答した人は73.1%。中には「主人に肉料理を出さないと機嫌が悪くなるので、ほぼ毎日、肉料理を作る」(女性20代)など、「ほぼ毎日食べている」(12.2%)という声も全体の1割以上を占め、肉料理を高頻度で食す肉派の食生活がうかがえます。次に「魚派」が肉料理を食べる頻度を見てみると、「週3回以上」と回答した人は34.6%と肉派の約半数に留まり、肉料理を食べる頻度がそう多くないことが明らかとなりました。

魚派VS肉派−肉料理を食べる頻度は?

SA(単回答)

「週3回以上」、魚料理を食べる魚派は70.1%、肉派は27.4%

その一方、「魚派」が魚料理を食べる頻度を聞いてみたところ、「魚は塩焼き、煮付けが多く1週間のうち、魚が4日に対して、肉は2日の割合」(女性40代)など、「週3回以上」と回答した人は70.1%。さらに「刺身・焼き物・煮つけ等、海の近くに住んでいて、プロの板前顔負けの腕を持つ母がいる。母をはじめ、私たちは魚を毎日食べるようにしている」(男性40代)など、「ほぼ毎日食べている」という声も12.5%を数え、「魚派」は高頻度で魚料理を食べていることがうかがえます。片や「肉派」が魚料理を食べる頻度は、「週3回以上」と回答した人は僅か27.4%に留まり、「魚派」が肉料理を食べる頻度よりも、「肉派」が魚料理を食べる頻度が極めて低調であることが明らかとなりました。

魚派VS肉派−魚料理を食べる頻度は?

SA(単回答)

肉料理のナンバーワンは「唐揚げ」、続いて「ハンバーグ」

■家庭でよく食べる「好きな肉料理」は?

1 唐揚げ 45.9%
2 ハンバーグ 41.6%
3 カレー 39.5%
4 生姜焼き 37.9%
5 焼き肉 34.8%
6 餃子・シュウマイ 34.2%
7 肉じゃが 34.1%
8 肉野菜炒め 30.1%
9 とんかつ 28.6%
10 鍋もの 25.8%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

次に皆さんが好きな人気の肉料理をランキング形式で見てみましょう。堂々の人気ナンバーワンは「唐揚げ」(45.9%)でした。「主人が鶏の唐揚げが大好きなので、誕生日や結婚記念日、バレンタインはから揚げで決まり」(女性30代)など、調理が簡単で、冷めても美味しい「鶏の唐揚げ」は、家庭料理の定番と言っても過言ではなさそうです。中には「唐揚げを多めに作っておいて、次の日はリメイクする。たとえば、酢豚風酢鳥、唐揚げのおろし煮、卵とじなど・・・」(女性20代)など、「唐揚げ」から様々な料理を創作する主婦もいました。続いて、人気の2位は「ハンバーグ」(41.6%)。「家でよく食べる肉料理はハンバーグ。あまりゴッツイ肉料理が得意ではないので、挽肉を使った料理が中心。我が家ではカレーにも挽肉を入れている」(女性30代)など、ボリュームがあって、子供も安心して食べられるという声が多数寄せられました。同様6位にも「餃子・シュウマイ」(34.2%)が挙げられ、挽肉料理の人気の高さがうかがえます。以下、3位「カレー(ビーフ、ポーク、チキン、マトンなど)」(39.5%)、4位「生姜焼き」(37.9%)が続き、外食で人気の高い「焼き肉」(34.8%)や「とんかつ」(28.6%)を上回りました。


世代別ではいかがでしょうか。20、30代では「唐揚げ」「ハンバーグ」の人気が圧倒的であったものの、年齢とともにこうした肉料理は減少。代わって、40代を境に人気が急増したのは「肉野菜炒め」「肉じゃが」「すき焼き」でした。「肉はなるべく一緒に野菜がとれるように肉野菜炒めに・・・」(男性50代)、「肉じゃがは、栄養面でも野菜と一緒に食べられる」(女性40代)など、肉と合わせて野菜がたっぷりと摂れるメニューに人気が集中していることがうかがえます。

世代別:肉料理 人気ランキング

MA(複数回答)/n(有効回答数)

魚料理のナンバーワンは「焼きもの」、続いて「刺身」「煮つけ」・・・

■家庭でよく食べる「好きな魚料理」は?

1 焼きもの 81.4%
2 刺身・たたき 69.6%
3 煮つけ 47.0%
4 照り焼き 37.4%
5 にぎり・ちらし寿司 31.2%
6 鍋もの 22.9%
7 フライ 20.0%
8 天ぷら 17.6%
9 味噌煮 17.0%
10 おにぎり(鮭など) 16.8%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

次に皆さんが好きな人気の魚料理を見ていきましょう。魚料理のトップは「焼きもの」(81.4%)でした。「焼き魚を毎朝食べている」(女性20代)、「さんま、焼きさば、焼きしゃけ・・・」(男性40代)など、魚を直火で焼いたシンプルな料理を挙げる声が目立ち、季節ごとに旬の魚を焼いて楽しむご家庭が大変多いことがうかがえます。同様4位に「照り焼き(ブリなど)」 (37.4%)、14位にも「味噌漬け・粕漬け」(12.9%)が挙げられ、塩、味噌、醤油などで味付けした「焼き魚」にも支持が集まりました。続いて人気の魚料理2位は「刺身・たたき」(69.6%)。「朝食で焼き魚。夜はお刺身を食べることも多い」(女性20代)、「晩酌が夫婦で好きなので、お刺身が頻繁に食卓に並ぶ」(女性30代)など、夕食のおかず、晩酌の肴として鮮度の高い魚介類を生で楽しむという声が多数寄せられ、上位には手の込んだものよりも、素材の味をシンプルに楽しめる魚料理に人気が寄せられました。同様5位にも「にぎり・ちらし寿司」(31.2%)が挙げられました。


上位に「焼き魚」や「刺身」が目立ったほか、「煮魚がとにかく大好き。特にキンキとカスベの煮つけは ご飯に最高」(女性30代)など、3位「煮つけ(金目鯛、カレイなど)」(47.0%)、9位「味噌煮(サバなど)」(17.0%)と「煮もの」を支持する声が多数寄せられました。また世代別では20、30代に「ホイル焼き・ちゃんちゃん焼き」が目立ったものの、年齢とともに次第に減少。代わって、40代以上では「天ぷら(キスなど白身魚)」「あら炊き(ぶり大根、鯛のあら炊きなど)」が急増し、年齢とともに調理法や好みに違いが垣間見られました。さらに20、30代では鮭、タラコなどの海産物を入った「おにぎり」を挙げる声も目立ちました。

世代別:魚料理 人気ランキング

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今回は「魚派」VS「肉派」という対決形式で、それぞれの料理の持つ魅力について聞いてきました。「魚が大好き」「どちらかといえば、魚料理が好き」という「魚派」は44.9%であったのに対し、「肉が大好き」「どちらかといえば、肉料理が好き」という「肉派」は全体の54.8%で、この二大食材対決は約10%の大差を付けて「肉派」に支持が寄せられる結果となりました。こうした背景には食生活の欧米化のほか、魚料理につきものの「下ごしらえの手間」「生臭さ」「小骨の多さ」から敬遠する人が案外多いようです。特に「肉派」の12.2%が「ほぼ毎日」の頻度で肉料理を食し、一方、「魚派」の12.5%が「ほぼ毎日」の頻度で魚料理を食べていることが判明し、偏った食生活を送っている人が少なくないことがうかがえます。こうした偏食はやがて生活習慣病を招く要因にもなりかねませんので、あくまでも肉、魚や野菜のバランスをよく考えながら、毎日の食事づくりを心がける必要があります。例えば、「肉料理と魚料理は半々。日々交互になるように心がけている」(男性40代)など、「肉」を食べたら、次の日は「魚」というように、一日置きに献立を組み立ててみるのも上手な方法と言えるかもしれませんね。 さて、本日の夕食は「肉」、それとも「魚」、どちらにしましょうか・・・。