1. トップページ
    2. 企業情報
    3. 研究活動
    4. ハピ研
    5. 毎週アンケート
    6. 【第276回】アンケート結果

青山ハッピー研究所 ハピ研

「人がしあわせを感じるモノやコトって、何だろう?」衣・食・住・美など生活に密着したテーマでその答えを考える“しあわせ探しの情報サイト”

ハピ研について

毎週アンケート | 生活の中のちょっとした事や、旬な話題をタイムリーに調査

あなたが挑戦したい習い事は?

春は、新しいスタートの季節です。「何かしたいなぁ」「挑戦したいなぁ」と漠然と思いつつも、なかなか重い腰が上がらなかった人にとって、春は絶好の機会と言えるかもしれません。そこで今回は、いま行っている習い事、さらに今後、やってみたい習い事について聞きました。

全体の18.4%が「(現在、習い事を)習っている」と回答

現在、何か習い事をしている?

SA(単回答)

さて皆さんは、現在、何か「習い事(定期的に通っているお稽古やスクールなど)」をしているのでしょうか。「フラワーアレンジメントを習い始めて、3年目。友人たちの誕生日にプレゼントしている」(女性40代)、「学校のサークルでギターを習っている」(男性30代)など、「習っている」(18.4%)という声は2割未満に留まり、いま現在、「習い事」をしている人がそう多くないことが明らかとなりました。性別では男性が11.6%であったのに対し、女性はその倍の24.2%を数え、「習い事」「稽古事」に前向きな女性が多いようです。中には「3歳からピアノを習っている。趣味の領域ですが社会人になってからもずっと続けており、ペースは変わっているものの、25年間継続している」(女性30代)など、ライフワークとして習い事を続けている女性もいました。


世代別ではいかがでしょうか。「習っている」という声は、20代から50代では16%〜19%を推移していたものの、60代を境に「習い事」に対する意識が上昇し、70代以上では各世代の中で最も高い25.0%に達しました。こうした背景には、子供の独立で学費負担が軽減し、定年退職により時間的なゆとりが出来はじめていることも、「習い事」増加に少なからず影響を与えているのかもしれません。60の手習いで、ますます元気なシニア・熟年層の姿がうかがえます。

世代別:現在、何か習い事をしている?

SA(単回答)

「お金がない」「長続きしない」「独学で」など、
様々な理由から「習っていない」という声も

その一方、「習っていない」という声は全体の81.6%を占めました。主な理由は「お金もないし、日夜仕事でそんな時間がない!!」(男性30代)など、経済的、時間的な問題で余裕がないという声。「スポーツジムに通っていたが、三日坊主で長続きしなかった」(男性40代)、「40歳前にして何をやるのも億劫になっている」(男性30代)など、面倒くさい、腰が重いという声。「いろいろやりましたが、今は一休み。釣りやツーリングのアウトドアを楽しんでいる」(女性40代)など習い事以外に楽しみや趣味を持っているという声や、さらに「(教室に通わず)独学で簿記を勉強し、先日満点で合格した」(女性30代)という声まで、人それぞれ様々な理由が寄せられました。

習い事をしている人の7割が「週1回」ペース、月謝は「1万円未満」

続いて「習い事」をしている人にその頻度を聞いてみたところ、「週2回以上」と回答した人は31.5%。さらに「週1回程度」という声も40.2%を数え、7割以上の皆さんが少なくとも「週1ペース」で習い事に通っていることが判ります。中には「ゴスペルを週1、2回、写真やアルバムをデコレーションするスクラップブッキング講座に週1回・・・」(女性30代)など、複数の習い事を掛け持っている人もいました。では月々にかける習い事の月謝代は一体どのくらいでしょうか。最も回答が多かったのは「1万円未満」で73.9%。さらに「5000円未満」という声も全体の39.6%を数え、出費を抑えながら上手に稽古事に取り組んでいる人が意外に多いことがうかがえます。

「習い事」頻度は?、月謝代は?

SA(単回答)/いま習い事をしている人               MA(複数回答)/いま習い事をしている人  

男性トップは「スポーツジム」「テニス・ゴルフ」、さらに「ボクシング・格闘技」

次に皆さんが通っている人気の高い「習い事」をランキング形式で見ていきましょう。まず男性人気のナンバーワンは「スポーツジム・水泳」(33.7%)でした。「最低、週2回はスポーツジムへ通っている。筋トレやジョギングなどで3時間半みっちりやっている」(男性30代)など、会社帰りや休日にスポーツクラブで汗を流すという声が多数寄せられました。同様2位にも「テニス・ゴルフ」(17.3%)、5位に「ボクシング・格闘技」(4.8%)が挙げられ、運動不足解消や体力づくりを意識する人が大変多いようです。以下、3位に「英語」(11.5%)、4位「ピアノ・ギターなど楽器」(6.7%)が続きました。

■男性:現在、行っている「習い事」は?

1 スポーツジム・水泳 33.7%
2 テニス・ゴルフ 17.3%
3 英語 11.5%
4 ピアノ・ギターなど楽器 6.7%
5 ボクシング・格闘技 4.8%
6 書道・ペン字 3.8%
6 パソコン・インターネット関連 3.8%
6 簿記・宅建など、ビジネススクール 3.8%
9 料理・お菓子・パンづくり・蕎麦打ちなど 2.9%
9 陶芸 2.9%

MA(複数回答)/いま習い事をしている人のみ

女性は「ヨガ・ピラティス」「ダンス」

その反面、女性の人気ランキングはいかがでしょうか。トップは男性同様に「スポーツクラブ・水泳」(20.6%)でしたが、2位に「ヨガ・ピラティス」(12.3%)、9位に「ダンス(社交、フラダンスなど)・バレエ」(5.6%)が挙げられました。「ホットヨガ。ジムのマシンほどしんどいこともなく、サウナほど熱くないので、ほど良い疲れとたくさんの汗でリフレッシュできる」(女性30代)、「フラダンスをしている。初めはひらひらのスカートやハイビスカスの髪飾りが恥ずかしかったけど、今ではすっかりハワイアンが好きになった」(女性40代)など、男性がストイックに筋トレに励む人が目立った一方、女性はお洒落に、そして優雅にスポーツを楽しんでいる人が多いようです。以下、2位「料理・お菓子・パンづくり・蕎麦打ちなど」(12.3%)、5位「ピアノ・ギターなど楽器」(6.7%)が続き、男性、女性ともに「スポーツ」のほか、「楽器」「料理」「語学」などにも高い支持が寄せられました。

■女性:現在、行っている「習い事」は?

1 スポーツジム・水泳 20.6%
2 料理・お菓子・パンづくり・蕎麦打ちなど 12.3%
2 ヨガ・ピラティス 12.3%
4 テニス・ゴルフ 7.9%
5 ピアノ・ギターなど楽器 6.7%
5 書道・ペン字 6.7%
5 フラワーアレンジメント・生け花 6.7%
8 英語 6.3%
9 ダンス(社交、フラダンスなど)・バレエ 5.6%
10 手芸・服飾 4.0%

MA(複数回答)/いま習い事をしている人のみ

ビジネスで必要性を感じ
「英語」の修得を目指す男性が目立つ

では、もし時間や経済的な問題がないとしたら、皆さんは一体どんな習い事に挑戦したいと考えているのでしょうか。男性のトップは、現在している習い事でも人気の高かった「スポーツジム・水泳」(31.7%)。続いて、2位は「英語」(19.1%)でした。「英語がペラペラになりたい」(男性40代)、「外資系の会社に勤めているのに、英語ができないのは致命的だと思う。しかしながら、自分の年齢では自信がないし、恥ずかしい」(男性50代)など、仕事で英語の必要性を感じるという声が多数寄せられました。同様3位に「パソコン・インターネット関連」(15.4%)、4位に「簿記・宅建など、ビジネススクール」(11.6%)が挙げられ、仕事や資格に直結した「習い事」に人気が集中しました。そのほか、見逃せないのは4位「料理・お菓子・パンづくり・蕎麦打ちなど」(11.6%)です。「外食が続いており、手料理を覚えたいと思っている」(男性50代)、「料理を全くしたことがないので、密かに料理を習って家族を驚かせたい」(男性60代)など、ひと昔前までは“男子厨房に入らず”と言われたものですが、ここ最近では料理を覚えたいと考えている男性が思った以上に多いことがうかがえます。

■男性:今後、挑戦したい「習い事」は?

1 スポーツジム・水泳 31.7%
2 英語 19.1%
3 パソコン・インターネット関連 15.4%
4 料理・お菓子・パンづくり・蕎麦打ちなど 11.6%
4 簿記・宅建など、ビジネススクール 11.6%
4 テニス・ゴルフ 11.6%
7 ピアノ・ギターなど楽器 9.5%
8 書道・ペン字 7.7%
9 陶芸 7.0%
10 英語以外の語学 6.9%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

中級、上級クラスの料理を学ぶため、
「料理教室」に通いたいと願う女性が多い

一方、女性ランキングの1位は「料理・お菓子・パンづくり・蕎麦打ちなど」(30.7%)でした。「おもてなしができる料理を習いたい」(女性50代)、「パン教室。将来子供が出来たら、自分で作ったパンを食べさせてあげたい♪」(女性30代)など、男性は基本料理の勉強がしたいという声が目立ちましたが、女性は一歩進んで中級、上級クラスの料理を身につけたいと考えている人が多いようです。また女性ならではの回答で目立ったのは、4位「書道・ペン字」(20.4%)でした。「書道がしたい。字がへたなので・・・」(女性40代)、「ペン字を学び、年賀状など直筆で出したい」(女性30代)など、パソコン時代だからこそ、なおさら手紙や年賀状を直筆で書きたいという声が多数寄せられました。そのほか、7位「陶芸」(13.2%)、8位「着物の着付け」(11.8%)など、日本の伝統文化を学びたいという人も少なくありませんでした。

■女性:今後、挑戦したい「習い事」は?

1 料理・お菓子・パンづくり・蕎麦打ちなど 30.7%
2 スポーツジム・水泳 27.5%
3 ヨガ・ピラティス 25.3%
4 書道・ペン字 20.4%
5 英語 18.2%
6 パソコン・インターネット関連 13.8%
7 陶芸 13.2%
8 着物の着付け 11.8%
9 フラワーアレンジメント・生け花 11.4%
10 ピアノ・ギターなど楽器 11.1%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

理由は「趣味」「(身体の)ケア」「スキルアップ」

ここまで、今後挑戦したい「習い事」を見てきましたが、ではなぜ、皆さんは何かを習いたいのでしょうか。その目的について聞いてみたところ、最も回答が多かったのが「趣味を楽しみたい、極めたい」(46.3%)でした。「年を取っても出来る趣味を持ちたいから・・・」(女性30代)、「我流でギターやウクレレそしてフルートなどやっていましたが、この年になって何とか極めたいと思う」(男性60代)など、仕事や資格に関係なく、余暇を楽しみ、人生を豊かに過ごす「趣味」として習い事を始めたいと考えている人が大変多いことがうかがえます。続いて2位は「ストレス解消・気分転換」(31.8%)。「幼稚園前から習っていた珠算をもう一度やりたい。仕事で溜まったストレス発散のため、十数年振りに珠を弾きたい」(男性30代)など、日ごろ鬱積した疲労やイライラを習い事で解消したいという声。同様3位に「健康のため」(29.8%)、7位にも「美容・ダイエットのため」(9.6%)が挙げられ、心と身体のケアを目的にする声が目立ちました。そのほか、4位に「教養を身につけたい」(21.3%)、6位「資格を取得するため」(11.9%)、8位「転職等に備えてキャリア、スキルアップ」(8.7%)など、昇給や転職などスキルアップを目指す人も少なくありませんでした。

■あなたが「習い事」をしたい理由は?

1 趣味を楽しみたい、極めたい 46.3%
2 ストレス解消・気分転換 31.8%
3 健康のため 29.8%
4 教養を身につけたい 21.3%
5 視野を広げる 12.6%

MA(複数回答)/n(有効回答数)


今回は新年度を前に、皆さんに「習い事」についてご意見を聞いてきました。「(現在、習い事を)習っている」という声は全体の2割未満に留まり、「習い事」をしている人はそう多くないことが明らかとなりました。「習っていない」理由には、経済的、時間的な余裕のなさが大きく起因していることがうかがえ、こうした傾向は特に30〜50代の子育てや仕事に忙しい世代に見受けられました。もし時間や経済的な問題を考えずに「習い事」が出来るならと聞いてみたところ、男性は「スポーツジム」「英語」「料理」。一方、女性は「料理」「スポーツジム」「書道・ペン字」などがランキング上位に挙げられ、現在の自分に足りないことを「習い事」によって補いたいと考えている人が大変多いことがうかがえます。もちろん、趣味の一環と考えている人がいれば、仕事で必要な資格を取るために習う人もいますが、いずれにしても「習い事」は将来の自分を豊かにするために行う「先行投資」のようなものと言えそうです。世界経済が落ち込み、先行きが見えにくくなっている時こそ、未来を見据えて何かを習う余裕を持つことが案外大切なのかもしれません。