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青山ハッピー研究所 ハピ研

「人がしあわせを感じるモノやコトって、何だろう?」衣・食・住・美など生活に密着したテーマでその答えを考える“しあわせ探しの情報サイト”

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あなたが『やさしい気持ち』になれる時間とは?

何かとストレスの多い現代人。特に春先は、期末や新年度を迎え、仕事に追われる毎日を送っているサラリーマンやOL、また子供の卒業や新入学でバタバタとしている主婦の方もきっと多いことでしょう。そこで今回は、日ごろ忙しい皆さんに「やさしい気持ちになれる時間」について聞きました。

全体の6割以上が「夜・深夜帯=やさしい時間」と回答

「やさしい気持ちになれる時間」とは?

SA(単回答)

まず、ストレスの多い一日の生活の中で、皆さんが「やさしい気持ちになれる時間」とは一体いつなのでしょうか。「3人の子供達がやっと寝静まる時間帯にホッとして、やさしい気持ちになれる」(女性30代)、「1日の仕事が終わり、緊張が解ける時間だから・・・」(男性40代)など、「夜」と回答した人が46.9%。続いて「深夜」という声も16.3%を数え、全体の6割以上が「夜・深夜帯=やさしい時間」と感じていること明らかとなりました。また性別で見てみると男性は「夜」(男性=50.7%、女性=44.2%)、「深夜」(男性=17.8%、女性=15.1%)が圧倒的であったものの、女性では「昼(午後)」(男性=5.2%、女性=18.0%)という回答も目立ちました。中でも「家事が一段落し、ベランダの花を見ながらコーヒーでも入れてホッと出来る時間帯」(女性50代)、「ランチを食べてお腹がいっぱいだから・・・」(女性30代)など、慌ただしかった午前中が過ぎ去り、子供たちが学校から帰って来るまでの束の間の休息を「やさしい時間」と実感する主婦が少なくないようです。

60代以上は「朝帯」にやさしさを感じるという声も

世代別ではいかがでしょうか。「夜」「深夜」という声は働き盛りの20〜50代で目立ったものの、60代、70代以上では次第に減少。代わって、60代以上で急増したのは「朝(午前中)」(60代=21.3%、70代以上=26.2%)でした。「朝早く外を歩いていると小鳥のさえずりが聞こえる」(女性60代)、「朝は新しい一日の始まりなので、嫌な事は夜寝ている間に消えているから・・・」(男性70代)など、1日の始まりである「朝帯」にやさしさを感じるという60代以上が大変多く、20〜50代までの世代と意識に大きな違いがあることがうかがえます。また中には「平日なら夜が落ち着くが、休日なら午後」(女性30代)、「時間帯はないのですが、気持ちのいい風、空気、やさしい太陽の日差しを感じることで、優しい気持ちになる」(女性20代)など、時間帯ではなく、曜日や天候によって「やさしい気持ちになる」という声も寄せられました。

世代別:「やさしい気持ちになれる時間」とは?

SA(単回答)

「テレビ」「インターネット」で過度な緊張を緩和する

さて、皆さんは「やさしい気持ちになれる時間」にどんなことをして過ごしているのでしょうか。最も回答が多かったのは「テレビをゆっくりと観る」(44.3%)でした。「お笑い番組を観て、笑って気持ちをすっきりさせる」(女性20代)、「(夫婦)2人とも野球が好きで、テレビ中継で日ハムを声援しながら盛り上がる」(男性50代)など、仕事や家事で抱えた緊張を「テレビ鑑賞」で緩和するという声が多数寄せられました。また同様4位にも「ネットで献立を考えたり、休日に行くランチの場所を探したり・・・」(女性50代)など、「インターネットをする」(30.0%)が挙げられ、ストレスの多い現代人に「テレビ」「インターネット」といった映像メディアが必要不可欠な存在になっていることがうかがえます。

■「やさしい気持ちになれる時間」に何をする?

1 テレビをゆっくり観る 44.3%
2 お酒を飲む 31.7%
3 風呂に入る 30.2%
4 インターネットをする 30.0%
5 食事をする 26.3%
6 音楽を聴く 25.0%
7 読書をする 20.3%
8 デザート・お菓子など甘い物を食べる 20.0%
9 趣味に没頭する 14.7%
10 ビデオ・DVDで映画を観る 13.5%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

「お酒」は主役ではないものの、重要な潤滑油

続いて、2位は「お酒を飲む」(31.7%)。「大好きな海外ドラマのDVDを観ながらお酒を飲む、最高!」(女性40代)、「ビールを飲みながらおつまみを食べ、うちの猫の行動を観察する」(女性30代)など、テレビやDVD鑑賞、ネットサーフィン、ペットと戯れる・・・等々、決して飲酒は主役ではないものの、お酒を傍らに「やさしい気持ちになれる時間」を楽しむという声が多数寄せられました。いわば、お酒は「やさしいひととき」を一層心地良く過ごすための潤滑油のようなものと言えるかもしれません。中には「お酒を飲みながら、TVを観て、クラッシックを聴きながら、本を読む」(女性40代)など、お酒を飲みながら、3、4個のことを同時並行で進める器用な人もいました。

男性は「お酒」、女性は「デザート・お菓子」

性別ではいかがでしょうか。まず、男性回答で目立ったのは、男性2位の「お酒を飲む」(男性=39.6%、女性=26.0%)、さらに4位の「食事をする」(男性=30.4%、女性=23.4%)でした。「仕事から帰って、カミさんの手料理を食べながら晩酌する。幸せ!!」(男性40代)、「夕食をとりながら、家族団らん時に『やさしい気持ち』になる」(男性50代)など、食を通じて胃ばかりではなく、心も大いに満たされている男性陣が大変多いことがうかがえます。その一方、女性回答で多かったのは、女性2位の「インターネットをする」(男性=27.5%、女性=31.7%)。「ブログを書いたり、懸賞に応募したりする」(女性30代)など、携帯電話のメールやインターネットで余暇を過ごす女性が多いようです。さらに女性ならではの回答で目立ったのは、女性3位の「デザート・お菓子など甘い物を食べる」(男性=7.9%、女性=28.7%)でした。「ケーキやシュークリームを食べながらテレビを観る」(女性30代)など、男性が「お酒」支持が高かったのに対して、女性は「デザート・お菓子」を食して「やさしい気持ちになる」という声が多数寄せられました。


次に世代別に見てみると、20代では「インターネットをする」(20代=37.0%)という声が目立ったものの、30代以上では次第に減少。代わって、40代以上で急増したのは「風呂に入る」という声で、70代以上では38.1%に達しました。「風呂に入ってゆったりしたり、ラジオをボーと聞いている」(男性50代)など、1日の汚れと疲れをお風呂で流すことで、肉体的にも精神的にも穏やかになるという声が多数寄せられました。そのほか、「お酒を飲む」という声は40、50代に、「デザート・お菓子など甘い物を食べる」という声は20代に目立ち、世代ごとに「やさしい時間」の過ごし方は少なからず異なっていることがうかがえます。

世代別:「やさしい気持ちになれる時間」に何をする?

MA(複数回答)/n(有効回答数)

全体の3人に1人が
誰にも邪魔されない「一人の時間」を大切にしている

■誰といるときが一番
「やさしい気持ち」になれる?

1 ひとりでいるとき 37.2%
2 妻・夫 36.0%
3 子供 29.9%
4 ペット 15.4%
5 母親 7.9%
6 恋人 7.2%
7 同性の友達 6.4%
8 父親 3.0%
9 異性の友達 2.6%
10 兄弟 2.1%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

では、皆さんは誰と一緒にいるときに「やさしい気持ちになれる」のでしょうか。トップは「ひとりでいるとき」(37.2%)でした。「釣り場で一人糸を垂れ、晩酌の肴のことだけ考えているとき」(男性50代)、「一人で好きな本を心行くまで読む」(女性40代)など、誰にも邪魔されずに過ごせる「一人の時間」を大事にしているという声が多数寄せられました。仕事や家事、育児などに追われる毎日の中で、自分だけの為に何かをする時間は思いのほか貴重なひとときと言えるのかもしれません。続いて回答が多かったのは「妻・夫」(36.0%)、さらに3位に「子供」(29.9%)が挙げられました。「愛する妻や、大切な家族の何気ない笑顔を見ながらお酒を飲む」(男性40代)など、家族と一緒のときに本来の自分を取り戻せるという声が目立ち、家族との会話や団らんを重視する人が結構多いようです。


また見逃せないのは4位の「ペット」(15.4%)です。「愛犬と一緒に土手を散歩しているとき、愛犬が楽しそうにしている姿を見て和みを感じる」(女性40代)、「ペット(ジャンガリアンハムスター)と過ごす事が多い。ペットを見ているだけで、癒される」(女性20代)など、過ごす相手は人に限らず、ときに可愛がっているペットから「やさしい気持ち」を呼び起こされる人も少なくありませんでした。以下、5位に「母親」(7.9%)、6位「恋人」(7.2%)、7位「同性の友達」(6.4%)が続きました。

20、30代は「ひとり」「恋人」、
30〜50代は「子供」、60代以上は「夫婦」

世代別ではいかがでしょうか。若い20代、30代では「ひとりでいるとき」という声が目立ちましたが、40代以上では「ひとりでいるとき」に代わって「妻・夫」を挙げる声が急増しました。「早朝、ラジオを聴きながら朝食の支度を妻と一緒にしている。妻との会話を楽しむ時間は、とても落ち着き優しくなれる」(男性60代)など、年齢とともに「やさしい気持ち」を夫婦で共有する機会が増す傾向がうかがえます。こうした背景には「子育てが終わり、やっとのんびり夫婦の時間がとれるようになった。週末は2人で買い物や映画を楽しむ・・・」(女性50代)など、子供の独立も、夫婦関係に大きな変化をもたらすキッカケとなっているようです。また小さなお子さんのいるご家庭が多い30〜50代では「子供」と、未婚者の多い20代では「恋人」「母親」という声が目立ち、世代間によって一緒に過ごす相手に大きな違いが垣間見られました。

世代別:誰といるときが一番「やさしい気持ち」になれる?

MA(複数回答)/n(有効回答数)

やさしい時間とは、
精神や肉体の緊張が解放された「リラックスできる時間」

では最後に、皆さんにとって「やさしい時間」とは一体どんな時間なのでしょうか。「やさしい時間」を別の表現で言い換えてもらったところ、最も回答が多かったのは「リラックスできる時間」(35.5%)でした。「お風呂に入っている時が、一番リラックスしていて好き♪あぁ〜今日も一日がやっと終わったなぁ〜って感じで、精神的にも余裕が生まれる!!」(女性30代)など、精神や肉体の緊張が解放される、ある意味、無防備な状態になる瞬間を挙げる声が多数寄せられました。同様2位にも「ほっと一息つける時間」(19.7%)、4位にも「なにも考えないでボーっとできる時間」(9.0%)が挙げられ、過度な緊張が続く現代社会の中のオフ、いわば、「ちょっとした休息=やさしい時間」と捉えている人が大変多いことがうかがえます。以下3位に「家族だんらんの時間」(9.6%)、5位に「ひとりになれる時間」(6.7%)、6位に「たくさん笑える時間」(5.8%)、7位「お酒を楽しめる時間」(4.3%)が続きました。

■あなたにとって「やさしい時間」とはどんな時間?

1 リラックスできる時間 35.5%
2 ほっと一息つける時間 19.7%
3 家族だんらんの時間 9.6%
4 なにも考えないでボーっとできる時間 9.0%
5 ひとりになれる時間 6.7%

MA(複数回答)/n(有効回答数)


今回は皆さんに「やさしい時間」「やさしい気持ちになれる瞬間」についてお話しを聞いてきました。「やさしい気持ちになれる時間帯」について聞いてみたところ、「夜」「深夜」と回答した人は全体の6割以上を数え、1日の仕事が終わった後のくつろぎタイムを「やさしい」と感じている人が大変多いことが判ります。その一方、子供が独立し、定年退職者も多い60代、70代以上では1日の始まりの「朝帯(午前中)」を、また主婦は夫を会社、子供を学校へ送り出した「昼(午後)」を挙げる声が急増し、世代や社会との関わり方によっても「やさしい」と感じる時間帯に少なからず違いがあることが明らかとなりました。もちろん本来ならば、1日中、「やさしい気持ち」で過ごせることが一番幸せなことですが、ストレス社会と言われて久しい現代の中ではなかなかそういう訳にもいきません。大事なのは「ちょっとした休息時間」を上手に見つけて、オン・オフのメリハリをしっかりと付けること。環境の変化や不安から五月病になりやすいこの季節、「プチ贅沢のデザート」「疲れを癒す晩酌」「愛犬との戯れ」「ボーっとした一人の時間」・・・など、1日1回は「『やさしい気持ち』になる瞬間」を持つように心がけてみてはいかがでしょうか。