1. トップページ
    2. 企業情報
    3. 研究活動
    4. ハピ研
    5. 毎週アンケート
    6. 【第288回】アンケート結果

青山ハッピー研究所 ハピ研

「人がしあわせを感じるモノやコトって、何だろう?」衣・食・住・美など生活に密着したテーマでその答えを考える“しあわせ探しの情報サイト”

ハピ研について

毎週アンケート | 生活の中のちょっとした事や、旬な話題をタイムリーに調査

ここ最近のあなたのランチ事情を教えて?

束の間のリラックスタイム、ランチ。皆さんは外食、デリバリー、それとも社食派・・・。ここ最近では不況や健康志向から、会社にお弁当持参するOL、さらに自分でお弁当を作る「弁当男子」なるサラリーマンも増えているとか。そこで今回は、平日の皆さんのランチ事情について聞きました。

全体の7割が「ランチは正午から」と回答
混雑を避けて「午前中」「13時以降」も2割を占める

皆さんの平日のランチタイムは、だいたい何時頃でしょうか。最も回答が多かったのは「12:00〜13:00」(71.7%)でした。「会社の就業規則によるため・・・」(女性50代)、「学生なので休み時間にランチしている」(女性20代)など、会社や学校でランチタイムが決められているという声が多数寄せられました。また中には「ちょうどお腹が減るから・・・」(女性30代)など、長年の習慣から、正午の時報とともに自然とお腹が鳴るという人もいました。続いて、回答が多かったのは「13:00〜14:00」(11.9%)、「〜12:00PMまで」(10.5%)の時間帯。「昼休みは12時ですが、混雑するので時間をずらしてランチする」(男性40代)、「混み合う前に650円の日替わりA定食を食べる」(男性50代)など、昼時をあえて避けて、午前中または13時以降にランチをとるという声も目立ちました。そのほか、「飲食業に勤務しているので、食べる時間帯が不規則」(女性30代)など、仕事の都合で「14:00〜15:00」(2.7%)、「15:00〜16:00」(0.7%)の遅い時間帯にランチをとっている人も少なくなく、現代人の食生活が一様でないことがうかがえます。

平日のランチを食べる時間帯は?

SA(単回答)


性別ではいかがでしょうか。「12:00〜13:00」以外の時間帯にランチを食べているという声は、男性が21.1%であったのに対して、女性は男性よりも9%以上高い30.3%でした。こうした背景には「パートが13時までで、帰りにスーパーに寄って値引きになった菓子パンを買う」(女性30代)、「朝から家事をして、一通り終わるのがお昼過ぎになるため・・・」(女性30代)など、就業規則のあるサラリーマンとは異なり、家事やパートの都合に合わせて、自由にランチタイムを決めている主婦が多いことがうかがえます。一方、男性は「12:00〜13:00」(男性=75.9、女性=67.9%)に集中していたほか、「食べる時間がない」(男性20代)、「時間とお金の倹約」(男性40代)など、「食べない」(男性=3.0%、女性=1.8%)という声も少なからず寄せられました。

男性のランチは、安全・安心の「手作り弁当」がトップ

さて皆さんは、いつもどんな形態でランチをとっているのでしょうか。性別で見てみると、まず男性のトップは「手作りのお弁当(自分、奥様手作りの)」(男性=31.5%、女性=29.2%)でした。「弁当は家内が毎日つくってくれる。おいしいし、ヘルシーなので気に入っている」(男性30代)、「社員食堂もあるのですが、同じメニューでも(手作り)弁当の方が飽きない」(男性30代)など、安心、安全の愛妻弁当に満足しているという声が多数寄せられました。また中には「その日によって時間が異なるので、自分で弁当を作っている」(男性40代)など、自らお弁当を作る男性もいました。同様2位にも「時間もないため、だいたいがコンビニで買ってデスクランチ」(男性20代)など、「市販のお弁当(コンビニ、弁当専門店、移動販売など)」(男性=25.6%、女性=21.1%)が挙げられ、「外食」よりも、時間や場所を選ばない「お弁当」に高い支持が寄せられました。

■男性:いつもランチはどうしている?

1 手作りのお弁当(自分、奥様手作りの) 31.5%
2 市販のお弁当(コンビニ、弁当専門店、移動販売など) 25.6%
3 外食(定食屋、カフェ、レストランなど) 24.8%
4 自宅で作る(自宅で作って、自宅で食べる) 19.0%
5 社員食堂 17.9%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

女性は、晩ごはん、冷蔵庫の残り物で「自宅で作る(自宅で作って、自宅で食べる)」

その一方、女性回答のトップは「自宅で作る(自宅で作って、自宅で食べる)」(男性=19.0%、女性=58.8%)が圧倒的でした。「一人の時はあり合わせの物で、冷蔵庫整理も兼ねて自分で作る」(女性40代)など、主婦が多いせいか、自宅で晩ご飯や冷蔵庫の残りもので簡単に済ませているという声が多数寄せられました。中には「会社が自宅から10分ぐらいの所にあるので、自宅で主人と一緒に昼食タイムを取っている」(女性40代)など、一旦、家に戻ってランチタイムを過ごす女性もいました。続いて、2位は「手作りのお弁当」(男性=31.5%、女性=29.2%)。「夫がお弁当なので、その残りで簡単に済ませることが多い」(女性20代)など、子供や家族のお弁当作りのついでに、自らのお弁当も一緒に用意するという主婦も意外に多いようです。以下、3位に「市販のお弁当(コンビニ、弁当専門店、移動販売など)」(男性=25.6%、女性=21.1%)、4位「外食(定食屋、カフェ、レストランなど)」(男性=24.8%、女性=20.2%)が続きました。

■女性:いつもランチはどうしている?

1 自宅で作る(自宅で作って、自宅で食べる) 58.8%
2 手作りのお弁当(自分、奥様手作りの) 29.2%
3 市販のお弁当(コンビニ、弁当専門店、移動販売など) 21.1%
4 外食(定食屋、カフェ、レストランなど) 20.2%
5 社員食堂 5.1%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

キーワードは「倹約」「気楽」「健康・安全」

ランチ形態として「お弁当」「自宅で作る(自宅で作って、自宅で食べる)」「外食」などが上位を占めましたが、では皆さんは、なぜその形態にこだわるのでしょうか。次にその理由について聞いてみたところ、最も回答が多かったのは「ランチ代を節約するため」(42.7%)でした。「おにぎりを作って貰っている。家計の状況がよくないので、とにかく節約」(男性40代)、「外食すると1000円が当たり前なので、外食はなるべくしない」(女性30代)など、昨今の経済状況を反映してか、ランチ代の出費を抑える「倹約派」が増えていることがうかがえます。次に回答が目立ったのは「楽なので」(26.4%)。「昼も電話番をするため外出できず、席で食事する。(お弁当は)パソコンでテレビを見ながら、食べられるので楽・・・」(女性40代)など、財布に優しいほか、気を遣わずに食べられる「気軽さ」がランチに求められていることがうかがえます。そのほか、3位「栄養バランスや健康に気を遣って」(25.8%)、5位に「安心だし、美味しいので」(11.7%)など「安全面」「健康面」を重視する声も目立ち、今日のランチに強く求められるのは「倹約」「気楽」「健康・安全」の3つキーワードであることが明かとなりました。いわば、「手作りのお弁当」はそれをすべて満たすランチと言えそうです。

■そのランチにする理由は何ですか?

1 ランチ代を節約するため 42.7%
2 楽なので 26.4%
3 栄養バランスや健康に気を遣って 25.8%
4 時間がないので 16.2%
5 安心だし、美味しいので 11.7%
6 外出が出来ないので 10.8%
7 温かいものが食べたいので 10.6%
8 気分転換をはかるため 8.4%
9 家族のお弁当を作るついで 4.9%
10 ランチタイムが不規則なため 4.5%

MA(複数回答)/n(有効回答数)


一方、「外食派」の声で多かったのは、7位「温かいものが食べたいので」(10.6%)、8位「気分転換をはかるため」(8.4%)でした。「定食屋、蕎麦屋、天ぷら屋などが多い。温かく食べられて美味しい」(男性50代)など、外食の大きな魅力は出来たてホヤホヤの温かなご飯という声。さらに「職場を離れ、外へ出た方が気分転換になるから・・・」(女性40代)など、職場で食事をするのは息が詰まるという声も目立ち、外食をすることで仕事のストレスを上手に解消しているサラリーマン、OLの姿が垣間見られました。

1日のランチ代はワンコインを目安!

「倹約」というキーワードが浮かび上がってきましたが、では1回当たりのランチにかける平均予算はどのくらいでしょうか。最も回答が多かったのは「500円未満」(58.1%)でした。「社食や市販のお弁当なら500円まで」(女性40代)など、1回の予算はワンコインを目安にしているという声が多数寄せられました。次に「今の給料では、1回の昼食に700円以上かけられない」(男性50代)など、「500〜700円未満」(21.9%)、さらに「700〜1000円未満」(10.9%)が続き、ランチ代を切り詰める人が思った以上に多いことがうかがえます。では、その中で「外食派」の1回当たりの予算は一体どの位でしょうか。「約600円。ファミレスで毎日ランチメニューですが、安いのであまり不満はありません」(女性40代)など、「500〜700円未満」と回答した人が最も多く37.2%。さらに「700〜1000円未満」という声も36.3%を数え、外食派の7割以上が「500〜1000円未満」の中でやり繰りをしていることが明かとなりました。弁当派や自宅派に比べて、外食派は1日当たり数百円多く出費していることがうかがえます。

ランチの平均予算は?

SA(単回答)

時間に追われる現代人は、ランチにスピードを求める!?

昨今の不況風を受けて、ランチ節約のため「お弁当派」が非常に目立ちましたが、では皆さんがランチを外食する場合、どんなポイントでお店選びをしているのでしょうか。堂々のトップは「注文してから料理が早く出てくるところ」(47.2%)でした。「ファミレスのランチやラーメンなど、手軽で早いもの。栄養は二の次」(男性40代)、「今は 回転寿司で手っ取り早く食べる事が増えた。安いし、混んでいても回転がはやい」(女性30代)など、限られたランチタイムを有意義に過ごすため、注文してから出てくるまでのスピードを優先するという声が多数寄せられました。さらに4位に「なるべく会社に近いところ」(27.6%)、5位にも「早く食べられるもの(食べやすいもの)」(24.3%)が挙げられ、出てくるスピードばかりではなく、アクセスや早く食べられるメニューにも重きが置かれていることがうかがえます。その一方で、6位には「食べた後にのんびり出来るところ」(20.2%)が挙げられました。「雰囲気や客層を見て決める。入ってから急き立てられるようだとゆっくり食べられず、午後からの行動に支障が出る場合があるため。食べたいものを食べて満足したいし、せっかくお金を払うのだから作ってくれた人の温かみが少しでもわかるものが良い」(女性20代)など、午後からの仕事に向けて、ランチタイムはのんびりと過ごしたいという声も目立ち、同じランチとはいえ、人によって「スピード重視派」と「のんびりリラックス派」に二分化していることがうかがえます。

■ランチを外食にする場合、お店選びのポイントは?

1 注文してから料理が早く出てくるところ 47.2%
2 日替わりのランチメニューのあるところ 45.0%
3 栄養バランスや素材にこだわりのあるところ 32.8%
4 なるべく会社に近いところ 27.6%
5 早く食べられるもの(食べやすいもの) 24.3%
6 食べた後にのんびり出来るところ 20.2%
7 ボリュームのあるところ 19.0%
8 禁煙席のあるところ 18.0%
9 ドリンク付きのところ 17.5%
10 味よりも、とにかく安いところ 12.2%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

お得感のある「ランチメニュー」の充実もお店選びの決め手

また見逃せないのは、2位の「日替わりのランチメニューのあるところ」(45.0%)です。「サラダ、ドリンク、デザート付のランチセットは見逃せません」(女性20代)、「麺類+ご飯類 のセットがある店」(男性60代)など、お得感がある「ランチメニュー」が充実した飲食店に高い支持が寄せられました。同様7位に「ボリュームのあるところ」(19.0%)、9位に「ドリンク付きのところ」(17.5%)、10位「味よりも、とにかく安いところ」(12.2%)、11位にも「デザート付きのところ」(10.1%)が挙げられ、ランチタイムならではの「セットメニュー」や「コストパフォーマンス」は、お店選びの重要なポイントと言えそうです。

男性の外食ランチの定番は「そば・うどん」「定食」「ラーメン」

■男性:人気の外食ランチ

1 そば・うどん屋 40.5%
2 定食屋 40.0%
3 ラーメン屋 36.3%
4 ファミリーレストラン 26.6%
5 牛丼チェーン 22.5%
6 中華料理店 19.9%
7 ファストフード 15.1%
8 カレー専門店 9.0%
9 寿司屋 6.8%
10 イタリア料理店 6.1%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

こうしたポイントを踏まえ、皆さんが日ごろよく利用する外食とは一体何でしょうか。次に人気の「外食ランチ店」をランキング形式で見ていきましょう。まず、男性の人気ナンバーワンは「そば・うどん屋」(40.5%)でした。「うどん、そばが多い。安くて美味しく、待たずに食べられるので・・・」(男性70代)など、元祖ジャパニーズ・ファストフードとして古くから親しまれてきた「そば・うどん」は、「安い」「早い」「うまい」を兼ね備えるサラリーマンの定番ランチとなっていました。同様3位にも「ラーメン」(36.3%)が挙げられ、回転率が高く、さらに時間を掛けずにツルツルっと素早く食べられる麺類は、時間の限られたランチタイムに最良のメニューと言えそうです。続いて、人気の2位は「定食屋」(40.0%)。「だいたい定食で、ご飯おかわり自由なところ。特に白飯が固かったり柔らかかったりしたら二度と行かない」(男性30代)など、日替わりで様々なメニューが楽しめ、かつ作りたてが食べられる定食屋は、いい加減になりがちなランチをしっかりと下支えしてくれるという声が寄せられました。以下、4位に「ファミリーレストラン」 (26.6%)、5位に「牛丼チェーン」 (22.5%)、6位「中華料理店」 (19.9%)が続きました。

女性は「ファミレス」「イタリアン」「ファストフード」

■女性:人気の外食ランチ

1 ファミリーレストラン 40.2%
2 イタリア料理店 31.6%
3 ファストフード 28.9%
4 カフェ(喫茶店) 25.1%
5 そば・うどん屋 22.9%
6 定食屋 22.6%
7 ラーメン屋 16.5%
8 寿司屋 11.2%
9 中華料理店 10.7%
10 ステーキ・ハンバーグ店 4.4%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

一方、女性人気のナンバーワンは、男性とは打って変わって「ファミリーレストラン」(40.2%)でした。「ファミレス、品数が豊富だし職場から近いところにあるので・・・」(女性40代)など、ランチメニューが充実し、かつ女性一人でも入店しやすいという理由から、男性回答の「定食店」と同様な位置づけと言えそうです。中には「子供連れなのでファミリーレストランが多い。安くて子供連れでも気軽に入れるところ」(女性30代)、「友達と行くときには、長い間いることが多いのでドリンクバーがあるところを選んでしまう」(女性20代)など、子連れや、女性同士の長居でも周囲が気にならない、「ファミレス」ならではの雰囲気も女性人気の要因となっていました。続いて、2位は「イタリア料理店」(31.6%)。「イタリアンレストランか、もしくはパンなどが食べられるカフェに行く。静かに過ごせて、ゆっくりできることが私の気晴らしになっている」(女性20代)など、食事のほか、お洒落に優雅なひとときを過ごせる点も、女性ならではのこだわりと言えるかもしれません。以下3位に「ファストフード(ハンバーガーチェーン)」(28.9%)、4位にも「カフェ(喫茶店)」(25.1%)が挙げられ、男性ランチに和定食や麺類が目立ったのに対して、女性はファミレス、イタリアンなど洋食メニューに人気が寄せられ、男女間で定番ランチに大きな違いが見受けられました。


今回は皆さんに「ランチ」をテーマにご意見を聞いてきました。平日ランチの形態は、男性が「手作りのお弁当」(男性=31.5%)で、女性はお弁当や冷蔵庫の残りもので「自宅で作る(自宅で作って、自宅で食べる)」(女性=58.8%)という声が圧倒的で、思った以上に「外食」(男性=24.8%、女性=20.2%)が高くないことがうかがえます。また1回当たりのランチ代は、「ワンコイン(500円)以内」(58.1%)に抑えているという声も目立ち、景気の悪化に伴い、ランチにしわ寄せが向かっているご家庭も少なくありませんでした。そもそも日本人の食事は、その昔、朝夕の2回が普通だったそうです。今日のように朝・昼・晩の一日3食が庶民に定着したのは江戸時代以降と言われ、私たち日本人と「ランチ」の歴史はまだそう長いものではありません。いわば、ランチは私たちの生命危機に関わる食習慣ではないものの、食文化や食の豊かさを象徴する存在と言えるかもしれません。ここ最近では、忙しさや倹約から「食べない」という人も珍しくなく、「1日3食」食べられる幸せを再認識している人も案外多いのではないでしょうか。
さて、毎週アンケートを読んでいる間にお腹が「グ〜」と鳴ってきた人も結構多いのでは?今日のあなたのランチは、お弁当?麺類?丼もの?それともちょっとリッチにイタリアン・・・。