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毎週アンケート | 生活の中のちょっとした事や、旬な話題をタイムリーに調査

自宅で飲むお酒は?

先日、当毎週アンケートで「ここ最近のあなたのランチ事情を教えて?」という調査を実施したところ、サラリーマンの3分の1は、家計の節約から「手作りのお弁当」を持参していることが明かとなりました。こうした背景には、ここ最近の景気悪化が少なからず影響し、ランチのほか、外食や夜のお付き合いも減っているとか・・・。そこで今回は「外飲み」と「家飲み」を比較しながら、自宅でお酒を飲むことの利点や魅力について聞きました。

「家飲み」VS「外飲み」は、大差で「家飲み派」に軍配!
不況風の影響か?昨年よりも「家飲み派」が増加

あなたは「家飲み派」?「外飲み派」?

SA(単回答)

まず、皆さんはどちらかといえば「家(いえ)飲み派」、それとも「外(そと)飲み派」でしょうか。「やっぱり、帰る心配がなくて、腰を落ち着けて飲めるのが何より」(男性40代)など、「どちらかといえば『家(いえ)飲み派』」と回答した人は全体の79.8%。その反面、「どちらかといえば『外(そと)飲み派』」という声は僅か7.9%に留まり、大差をつけて「どちらかといえば『家飲み派』」が「どちらかといえば『外飲み 派』」に圧勝しました。また2008年4月に実施した同調査では、「どちらかといえば『家(いえ)飲み派』」が77.9%で、「どちらかといえば『外(そと)飲み派』」が9.1%であったことから、昨年に比べて、より一層「家飲み」傾向が高まっていることが明かとなりました。次に性別で「家飲み派」という声を見てみると、20代では65.2%であったものの、30代で78.1%、40代で81.2%と年齢とともに上昇し、60代ではピークの90.4%を数えました。こうした背景には「結婚してから、断然、家で飲むようになりました」(女性40代)など、既婚とともに自宅でのアルコール飲用機会が増えていることがうかがえます。

化粧をとって、無防備な状態で
勝手気ままに飲酒できるのは「家飲み」ならでは

では、「家飲み」に人気が集中する理由とは一体どんな点にあるのでしょうか。最も回答が多かったのは「リラックスできる、落ち着くので」(49.8%)でした。「お化粧を落として、ストッキングを脱いで、いつ寝てもいい感じになって飲む」(女性40代)、「遠距離通勤だった私は、外で飲むと常に電車の時間や、乗り過ごしとの戦いだった」(男性60代)など、周囲や帰りの足を気にせずに、落ち着いてのんびり飲めるという声が多数寄せられました。同様5位にも「酔っぱらっても安心なので」 (31.6%)が挙げられ、「家飲み」の魅力は素の自分に戻って、心身共に解放された無防備な状態で飲酒できる点にあるようです。

■「家飲み」の魅力は?

1 リラックスできる、落ち着くので 49.8%
2 家計に優しいので(節約のため) 45.1%
3 自分のペースで飲めるので 43.4%
4 夫婦や家族と一緒が楽しいので 37.8%
5 酔っぱらっても安心なので 31.6%
6 外食が少ないので 30.1%
7 さほどお酒の量が飲めないので 13.9%
8 単に「外飲み」の機会に恵まれないだけ 10.5%
9 自分でつまみや料理を作りたいので 5.8%
10 大勢でワイワイやるのが苦手なので 3.6%

MA(複数回答)/n(有効回答数)


続いて、2位は「家計に優しいので(節約のため)」(45.1%)。「少ない小遣いなので、なかなか外では飲めません」(男性60代)、「家で飲めば、冷蔵庫の残り物で済んでしまうので経済的」(女性40代)など、昨今の不況風の影響を受けてか、なるべく外食費を減らして、安上がりな「家飲み」で済ませているというご家庭が少なくありませんでした。中には「外で飲めば飲み代+タクシー代が掛かる。接待費やタクシーチケットが潤沢に使えた時代は良かった・・・」(男性50代)など、飲み代のほか、代行運転やタクシー代といった交通費の節約も兼ねて「外飲み」を控えているという声も寄せられました。また見逃せないのは、3位の「自分のペースで飲めるので」(43.4%)。「(家飲みは)自分のペースで飲めて多飲を強要されない。外飲みはその逆で、お仕事の延長、正直楽しいものではありませんから・・・」(男性30代)など、仕事も、付き合いも関係なく、好きなお酒を勝手気ままに楽しめる心地良さは、「家飲み」ならではのものと言えるかもしれません。

「外飲み」の魅力は、「大勢」「ワイワイ」「非日常」

その一方、「外飲み」の魅力とはどんな点にあるのでしょうか。主な理由は「大勢でワイワイ話ながら飲むのが一番美味しい」(女性30代)など、気の置けない仲間とのコミュニケーションが楽しいという声。「家庭内のストレスから解放され、楽しめるし酔える」(女性30代)、「お洒落な雰囲気のお店を探し、おめかしをして、少し気取る」(女性20代)など、自宅では味わえない非日常的な雰囲気を求めるという声。さらに「後片付けをしなくても良いし・・・」(女性40代)という女性ならではの声も寄せられ、「家飲み」にはない、「外飲み」の利点が浮き彫りとなりました。どちらかといえば、家飲みは「プライベート」「リラックス」「経済的」というイメージが強かったのに対して、外飲みは「大勢」「ワイワイ」「非日常的」というキーワードが目立ち、同じ飲酒でもスタイルや心身に与える影響が随分と異なることがうかがえます。

全体の35.6%が「(飲酒は)ほぼ毎日」と回答
既婚、年齢とともに飲酒頻度が高まる傾向

全体の8割近くが「家飲み派」であることが明かとなりましたが、実際にはどの位の頻度で、自宅でお酒を飲んでいるのでしょうか。「毎日、家族みんなが揃って乾杯をする。別に何に乾杯するわけではないのですが、和やかなムードになる」(女性40代)など、「ほぼ毎日」(35.6%)と回答した人は全体の3分の1。さらに「週4〜5日」が14.6%、「週2〜3日」が23.7%、「週1日程度」という声も12.2%を数え、実に全体の8割以上の人びとが少なくとも「週1回以上」のペースで、何らかのアルコール飲料を自宅で飲んでいることが明かとなりました。世代別で見てみると、「ほぼ毎日」という声は20代では22.1%と低調でしたが、30代で33.5%、40代で37.3%と年齢とともに増加。さらに60代ではピークの42.6%にも達し、家での晩酌はシニア層の楽しみのひとつとなっていることがうかがえます。

「家飲み」の頻度は?

SA(単回答)

男性の定番は「缶ビール」「発泡酒・第三のビール」
2、3杯目に「焼酎」「ウイスキー」へ移行する

■男性:自宅でよく飲むお酒は?

1 缶ビール 64.6%
2 発泡酒・第三のビール 64.3%
3 焼酎 44.1%
4 缶チューハイ 32.2%
5 ワイン 23.8%
6 日本酒 22.4%
7 ウイスキー 19.8%
8 缶カクテル 12.2%
9 瓶ビール 10.8%
10 チューハイ(自分で作る) 8.7%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

日ごろ、皆さんが自宅で愛飲しているアルコールの種類は何でしょうか。まず、男性人気のナンバーワンは「缶ビール」(男性=64.6%、女性=60.8%)でした。「とにかくビール党なので 仕事が終わって家に入ったら 私服に着替えながらまず一本。食事をしながら二本目、最後は風呂上がりに一本飲んで寝る」(男性40代)など、ビールなくして1日が終われないという声が目立ち、冷蔵庫に「缶ビール」のストックが必須となっているご家庭が大変多いことがうかがえます。続いて、トップと僅差で2位に「発泡酒・第三のビール」(男性=64.3%、女性=62.7%)が挙げられ、家計に優しい「家飲み」ならではの常飲酒として人気でした。さらに同様9位にも「瓶ビール」(男性=10.8%、女性=7.1%)が挙げられ、ビール系飲料の人気の高さがうかがえます。


また男性ならではの回答として目立ったのは、3位の「焼酎」(男性=44.1%、女性=23.6%)。「とりあえず缶ビール、その後に焼酎をロックで2〜3杯いただく」(男性40代)、「夕食が出来るのを待ちながら、肴をつまんで飲む。最初はビールで次に芋焼酎というパターン」(男性50代)など、まず喉の渇きを癒すため「ビール系飲料」で始まり、続いて「焼酎」をチビチビやるという声が多数寄せられました。同様7位にも「ウイスキー」(男性=19.8%、女性=9.9%)が挙げられ、2杯目、3杯目にアルコール度数の高い蒸溜酒に移行する男性が多いようです。

女性はデザート感覚の「チューハイ」「カクテル」
さらにホームメイドの「梅酒」「果実酒」も人気

■女性:自宅でよく飲むお酒は?

1 発泡酒・第三のビール 62.7%
2 缶ビール 60.8%
3 缶チューハイ 53.1%
4 ワイン 33.6%
5 缶カクテル 28.1%
6 焼酎 23.6%
7 日本酒 17.9%
8 梅酒(市販のもの) 17.2%
9 自家製の果実酒(梅酒など) 15.6%
10 チューハイ(自分で作る) 10.5%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

その一方、女性はいかがでしょうか。上位には男性同様に「発泡酒・第三のビール」「缶ビール」でしたが、3位には「缶チューハイ」(男性=32.2%、女性=53.1%)が挙げられました。「翌日休みの金曜日と土曜日の晩に飲む。缶チューハイを夕食時と風呂上がりで一本」(女性30代)など、ビール同様に喉ごしの良い「炭酸アルコール飲料」を挙げる声が目立ちました。同様5位にも「缶カクテル」(男性=12.2%、女性=30.9%)が挙げられ、甘い果汁やリキュールを使ったデザート感覚の「チューハイ」や「カクテル」は、女性に大人気のお酒であることがうかがえます。


また、8位に「梅酒(市販のもの)」(男性=6.1%、女性=17.2%)、9位に「自家製の果実酒(梅酒、びわ酒、柿酒、あんず酒など)」(男性=6.9%、女性=15.6%)が続きました。「DVDなどを観ながらゆっくりしたいときは梅酒」(女性40代)、「明日がお休みというときはカクテル、 チューハイ、自家製梅酒やオレンジ酒を飲む」(女性40代)など、「ロック」「ソーダ割り」「水割り」と様々な飲み方ができ、缶チューハイ、缶カクテル同様に口当たりが良く、フルーティなお酒として「梅酒」「果実酒」も高い支持を集めました。青梅の季節を迎え、ホームメイドで梅酒づくりに挑戦しているご家庭もきっと多いのではないでしょうか。

飲酒で食欲を増進し、「夕食」を美味しくする
家族の集まる休日は、酒宴の絶好のタイミング

では日ごろ、皆さんはどんなシーンでお酒を飲用しているのでしょうか。最も回答が多かったのは「夕食と一緒に」(71.0%)でした。「おかずをつまみにビールを飲み始める。途中から日本酒の熱燗、最後におかずとご飯でしめる」(男性60代)、「夕食と合わせて飲むほうが胃にも負担が小さくなるし、何より食事も美味しくなるため」(男性20代)など、飲酒をすると食事が美味しく感じるという声が多数寄せられ、夕食時の晩酌が日課となっている人が目立ちました。医学的にもアルコールは胃液の分泌を促進し、食欲増進効果を持つことが知られているそうです。中には「ビールのことを思いつつ料理(夕食)を作る。不思議と頑張って作れる」(女性40代)など、夕食の一杯を目標に食事の支度に精を出す主婦の姿も垣間見られました。また同様3位にも「家族、夫婦が一緒の団らんのとき」(24.2%)が挙げられ、家族の集まった休日の夕食時は、酒宴を開く絶好の機会と言えるかもしれません。

■「家飲み」のシーンとして多いのはどんなとき?

1 夕食と一緒に 71.0%
2 風呂あがりに 36.2%
3 家族、夫婦が一緒の団らんのとき 24.2%
4 テレビやDVD(ビデオ)を見ながらのリラックスタイムに 20.6%
5 次の日のことを考えなくて良い週末や休前日に 19.7%
6 疲れたとき(ストレス解消したいとき) 19.1%
7 睡眠を促進する寝酒に 11.7%
8 帰宅後、真っ先に渇いた喉を潤したいとき 11.3%
9 インターネットをしているとき 8.3%
10 休日の昼間ゴロゴロしているとき 6.2%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

水分補給とリフレッシュを兼ねた
「風呂上がり」の一杯は至福のひととき

続いて、回答が多かったのは「風呂上がりに」(36.2%)でした。「邪道ですが、風呂上りに冷凍庫で冷やしたビールを一気飲みするのが大好き」(男性40代)、「自分の気持ちを切り替えたいのと、やっぱりお風呂に入ってすっきりした後に飲んだ方が美味しい」(女性30代)など、一日の汚れと疲れを洗い流してさっぱりした後に、水分補給とリフレッシュを兼ねて、よく冷えた炭酸アルコール飲料をゴクゴク飲むという声が多数寄せられました。同様4位に「テレビやDVD(ビデオ)を見ながらのリラックスタイムに」(20.6%)、5位に「次の日のことを考えなくて良い週末や休前日に」(19.7%)、9位に「インターネットをしているとき」(8.3%)が挙げられ、飲酒は仕事とプライベート、オンとオフを切り替えるスイッチのような役割を果たしていることがうかがえます。さらに6位「疲れたとき(ストレス解消したいとき)」(19.1%)、7位「睡眠を促進する寝酒に」(11.7%)など、疲労回復、ストレス解消や安眠促進等々「お酒は百薬の長」と言われますが、現代人の心身を良好に保つ潤滑油のような存在となっていることがうかがえます。


そのほか、「風呂上りに缶ビールか発泡酒を飲む。夕食時に焼酎のお湯割りを・・・」(男性60代)、「夕食は第3のビール。片付けを終えてお風呂に入ってから、梅酒やウイスキーなどのお酒を飲んでそのまま寝る」(女性30代)など、シーンによって、飲むお酒の種類を変えるという声。さらに「平日は缶ビール2本と焼酎のロック数杯。週末は時間を掛けておつまみを作って、大好きなワインを昼間から飲んでいる」(女性30代)や、「休日は朝食時に家族と一緒にビールを飲む」(男性50代)という声など、「家飲み」はシーンや曜日によって、飲むお酒の種類やスタイルに少なからず違いがあることがうかがえます。


今回は「家飲みVS外飲み」をテーマに、日ごろの皆さんの飲酒についてご意見を聞いてきました。「どちらかといえば『家(いえ)飲み派』」と回答した人は79.8%。それに対して「どちらかといえば『外(そと)飲み派』」は僅か7.9%に留まり、圧倒的な大差を付けて「どちらかといえば『家(いえ)飲み派』」に軍配が上がりました。こうした傾向は景気の悪化も少なからず影響してか、昨年同調査よりも「家飲み派」が増加していることが明らかとなりました。また「外飲み」と「家飲み」を比較したとき、「外飲み」は友人、同僚とのコミュニケーションやビジネスに関連した飲用シーンが多かったのに対し、「家飲み」は自分一人ないし家族のごく親しい間柄で、何も気を遣うことのない気楽な飲用が目立ち、過度なストレスを抱えた今日の社会においては、心身共に負担の少ない「家飲み派」が増えるのも確かに頷けます。とはいえ、「家だから酔っても安心・・・」とばかりに羽目を外して、ついつい飲み過ぎてしまうのも問題ですね。週一度は休肝日を設けながら、楽しい「家飲み」を心がけください。


最後に皆さんの自由回答の中から、「家飲みのルール」に関する話題をいくつかご紹介します


■我が家の「家飲み」のルール

休日16時解禁
  • 「休日の場合は、16時がお酒の解禁時間と決めている」(女性40代)
愚痴は言わない
  • 「たのしいお酒を飲む。仕事の愚痴などを言わない」(女性20代)
缶2本まで
  • 「飲む量は一日350缶2本までと決めている」(女性50代)
ネット通販禁止
  • 「ルールは飲んでいるときにネット通販をしないこと。気が大きくなって変な買い物をしてしまうので」(女性40代)
箸を持たず、まずプハー
  • 「ダイニングで、まず席についたら箸も持たずにビールを飲む。『プハー』っと一息いれてから箸を持ち食事を楽しむ」(男性30代)

ご飯を食べる前に
  • 「ご飯を一口でも食べると、それ以降お酒は飲まない。お酒が不味くなるのと、後片付けが遅くなるから(嫁さんへの配慮)」(男性50代)
旦那さんのお酌
  • 「旦那さんが、私にお酌をする。もちろん、自分(旦那)のは自分で注ぐ。外国では一家の主が肉を切り分けたりしているので、我家でも采配するのは旦那さん」(女性40代)
落ち込んだら飲まない
  • 「落ち込んだ気分や嫌な事があった時は、飲まずに直ぐに寝る。アルコールで晴らす事は、『お酒』に対して失礼だし、決して美味しく無いと思うので」(女性30代)
緊急に備えて
  • 「私達夫婦のルールですが、緊急の場合を想定して1人は飲まないこと。車を運転する為、家族が夜中に具合が悪くなり、何度も急患で病院へ行った経験があるので」(女性40代)
子供と約束しない
  • 「お酒を飲んでいる時は子供と約束をしない。約束をしてもお酒を飲んでいる時は無効と子供にも言ってある」(男性40代)