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青山ハッピー研究所 ハピ研

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ビールをはじめて美味しい!と感じたとき

学生時代や社会人成り立ての頃は「ビールが苦くて飲めなかったものの、いつしか、そのうまさに目覚めた!」という声をしばしば耳にします。味覚は、慣れと経験を重ねることで変化しやすい部分なのかもしれません。そこで今回は、あなたがビールを「美味しい!」と感じたときについて聞きました。

全体の8割近くがビール初体験は好印象を抱かず!

はじめてビールを飲んだときの印象は?

SA(単回答)

まず、皆さんが初めてビールを飲んだときの印象はどうだったのでしょうか。「大学のコンパで飲んだビールは苦くて、美味しくないという印象だった。しばらくは我慢して飲んでいた」(男性50代)、「とても人間の飲むものじゃ〜ないと思った」(女性40代)など、「正直、美味しくないと思った」と回答した人は45.0%。さらに「あまり美味しいと思わなかった」という声も31.8%を数え、全体の8割近くが初体験時に「ビールに好印象を抱いていない」ことが明かとなりました。その一方、「20歳の誕生日にビールを初めて家族と一緒に飲んだ。香りと味わい、そして口当たりの良さを感じてビール好きになった」(女性30代)など、「とても美味しいと感じた」(9.4%)、「まあまあ美味しいと感じた」(13.8%)という声は僅か2割程度に留まり、第一印象から「ビールに好印象」を得ている人はそう多くないことがうかがえます。

第一印象とは裏腹に、その後9割の人が「ビール好き」へ変身!?

現在、ビールを美味しいと思う?

SA(単回答)

では現在、皆さんにはビールに対して、どんな印象を抱いているのでしょうか。「初めは苦くて美味しくないと感じましたが、気づけばビールが大好きになっていた。今では、この苦味が癖になっている(笑)」(女性30代)など、「とても美味しいと思う 」と回答した人は65.6%。さらに「まあまあ美味しいと思う」という声も26.0%を数え、実に全体の9割以上の人が「ビール好き」であることが判明しました。第一印象の悪さとは裏腹に、その後のビールとの付き合いの中でイメージを大きく挽回していることがうかがえます。一方、「あまり美味しいと思わない」(5.7%)、「ぜんぜん美味しく思わない、苦手」(2.7%)という声は10%未満に留まりました。

全体の8割が20代で「ビールの味に目覚めた」と回答

大変多くの人びとがビール飲用を重ねる中で、「ビール好き」へと味覚が変化していることが明かとなりました。では皆さんが初めて「ビールが美味しい」と感じたのは、一体何歳の頃だったのでしょうか。「最初は泡しか飲めなかったが、21歳の夏、会社の仲間で飲みに行ったとき『美味しい』と感じた」(女性20代)など、最も回答が多かったのは「20代前半」(54.0%)。次に「20代後半」(25.7%)という声も続き、全体の約8割が飲酒経験の浅い20代のうちに「ビールの味」に目覚めていました。また性別で見てみると、男性は「20代前半」(男性=60.4%、女性=48.2%)が圧倒的。一方、女性は「20代前半」のほか、「20代後半」(男性=22.5%、女性=28.5%)、「30代前半」(男性=7.5%、女性=9.2%)という声も目立ち、男性に比べて、女性はビールの美味しさを初めて知るまでに少々時間がかかっていることがうかがえます。中には「子育てが、一段落した40代に入って、ようやく美味しいと感じるようになった」(女性60代)、「30代後半、お風呂上りにリラックスして冷えたビールを口にしたとき、とても美味しく感じた。今まで感じていた『苦さ』がうまみになって、こういう美味しさってあるんだなぁと思った」(女性40代)など、突然、ビールに対する味覚が開花したという声も寄せられました。

性別:ビールが美味しく感じた年齢は?

SA(単回答)

社会人になって、仕事とともに「ビールの味」を学んだ

では皆さんは、具体的にどんなシチュエーションで「ビールの味」に目覚めたのでしょうか。堂々のトップは「社会人になってからの飲み会」(29.8%)でした。「社会人になった最初の夏、先輩に連れていってもらった駅ビルのビヤホールで、初めて飲んだ生ビールが最高に美味しかった。それがきっかけで好きに・・・」(男性70代)など、仕事とともにビールを先輩から学んだという声が多数寄せられました。さらに「とてもハードな仕事の後で、先輩と一緒に焼き鳥屋で飲んだジョッキ生の味は格別でした。初めて仕事で認められた時だったからかも・・・」(男性40代)など、同様5位にも「仕事で成功したとき」(6.1%)が挙げられ、社会人として認められた喜びを「ビールの味」で実感した人も少なくありませんでした。

■初めてビールを美味しいと感じた時は?

1 社会人になってからの飲み会 29.8%
2 学生時代(20歳以上)の仲間との飲み会 20.9%
3 運動のあとに 18.2%
4 だんだん年を経るに従い 17.9%
5 仕事で成功したとき 6.1%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

学生時代のサークル、コンパで自然に覚えたという声も

次に2位は「学生時代(20歳以上)の仲間との飲み会」(20.9%)。「大学時代、仲間と楽しく飲み始めてから・・・」(男性30代)、「部活で飲んでいたときは美味しいと思わなかったが、ある日、コンパで女性から注いでもらったビールが美味しく思えて、それから好きになった」(男性40代)など、大学時代のサークルや部活、さらにコンパで飲酒機会が増えると同時に、自然とビールを覚えたという声が多数寄せられました。また見逃せないのは3位の「運動のあとに」(18.2%)、6位の「スポーツ観戦時」(5.0%)です。「ゴルフのコースに出たとき、暑い日で右へ左へと走り回り、スコアはガタガタ、汗だくだく・・・。でも、その時に飲んだビールは本当に美味しかった」(男性50代)、「プロ野球観戦時にビールを飲まずにはいられません。最低2杯は飲む!」(女性50代)など、「スポーツ」はするのも、観るのも、「ビールのうまさ」を引き立てる大きな要素となっていることがうかがえます。

全体の6割以上が「2日に1回以上」の頻度でビールを飲用

ここまで「ビールをはじめて美味しく感じたとき」について聞いてきましたが、では現在、皆さんはどの位の頻度でビールを飲用しているのでしょうか。「とにかく毎日、夕食時にビールを飲む!ビールのない生活はホント考えられない!!」(女性20代)など、「ほぼ毎日」(26.6%)と回答した人は全体の約4分の1。さらに「週4〜5日」(14.3%)、「週2〜3日」(23.8%)が続き、全体の6割以上の人が少なくとも「2日に1回以上」ぺースでビールを飲用していることが明かとなりました。また性別で「ほぼ毎日」「週4〜5日」「週2〜3日」という声を見てみると、20代では47.7%と半数以下に留まったものの、30代で62.2%、40代で66.8%と次第に増加。さらに70代以上ではピークの77.6%に達し、年齢とともにビールの頻用頻度が高まる傾向が見受けられました。

ビールを飲む頻度は?

SA(単回答)

ビールの魅力、ナンバーワンは「キンキンに冷えているうまさ」

日々の生活にビールが欠かせない存在となっていることが明らかとなりましたが、多くの人びとに愛されるその理由とはどんな点にあるのでしょうか?次に皆さんが「魅力を感じている特徴」「期待する機能や楽しみ」「飲用で得られる気分」の3つのポイントについて見ていきましょう。まず、皆さんが魅力を感じる「ビールの特徴」を聞いてみたところ、最も回答が多かったのは「冷えている」(38.7%)でした。「キンキンに冷やしたビールの喉越しがたまらない」(男性40代)、「グラスごと良く冷えたビールを『今日も一日お疲れ様!』と感じながら、一日を締めくくる」(女性40代)など、よく冷えたビールに「キンキン」という擬音語がよく似合うように、味や香り同様に「ビールの温度」にこだわる声が多数寄せられました。これから気温が上昇するとともに、ますます冷えたビールのうまさが身に染みる季節になるのではないでしょうか。

■魅力を感じるビールの特徴は?

1 冷えている 38.7%
2 すっきりとした辛さ(ドライ) 37.4%
3 強すぎず、弱すぎずアルコール度がちょうど良い 34.3%
4 コク(濃い深みのあるうま味) 31.3%
5 ホップの香り(香ばしさ) 30.3%
6 引き締まった苦味 29.5%
7 クリーミーな泡立ち 23.5%
8 炭酸が入っている 21.5%
9 軽さ・飲みやすさ 21.2%
10 口当たりの良さ(マイルドさ) 18.8%

MA(複数回答)/n(有効回答数)


続いて、2位は「すっきりとした辛さ(ドライ)」(37.4%)。「すっきりとしたキレで、喉に爽快感を与えるドライなものが好き」(男性30代)など、甘さ控えめで、アルコール度数がやや高い辛口ビールが好きという声が目立ち、口中に駆け抜ける刺激と爽快な風味に高い支持が寄せられました。同様3位に「強すぎず、弱すぎずアルコール度がちょうど良い」(34.3%)、6位にも「引き締まった苦味」(29.5%)が挙げられ、昨今では一般的に「低アルコール」や「甘さ」がもて囃される傾向にありますが、ビールに限っては「アルコール度数」「辛さ」「苦味」を重視する人が多いことがうかがえます。そのほか、4位「コク(濃い深みのあるうま味)」(31.3%)、5位「ホップの香り(香ばしさ)」(30.3%)、7位「クリーミーな泡立ち」(23.5%)が続きました。

ビールは「喉」が決め手!
喉を潤すとともに、喉を通る心地良さも重視

次に皆さんがビールに「期待する機能や楽しみ」について聞いてみたところ、最も回答が多かったのは「喉の渇きをいやす」(49.2%)でした。「喉の渇きを感じた時に飲むと、生き返った様な気持ちになる」(男性50代)など、仕事から戻ったとき、スポーツ後や風呂上がり等々、汗をかいた後の一杯はこの上ない幸せという声が多数寄せられました。同様2位に「のど越しを楽しめる」(45.8%)、4位にも「ゴクゴク飲める」(36.0%)が挙げられ、ビールは「喉」を潤すとともに、「喉」を通る心地良さも同時に求められていることがうかがえます。

■期待するビールの機能や楽しみは?

1 喉の渇きをいやす 49.2%
2 のど越しを楽しめる 45.8%
3 食事を美味しくする 41.4%
4 ゴクゴク飲める 36.0%
5 手軽に飲める 34.2%
6 みんなで飲める 30.3%
7 ほろ酔い気分を楽しめる 29.6%
8 味わいを楽しめる 23.6%
9 口の中がすっきりする 13.7%
10 銘柄や製法ごとの微妙な味の違いが楽しめる 12.8%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

続いて、3位は「食事を美味しくする」(41.4%)。「毎日、夕食の飲み物として楽しんでいる。ビールはどんな食べ物にも合う」(男性40代)など、中でも辛いもの、油っぽいものとの相性の良さを挙げる声が目立ち、食欲を増進する役割を担っていました。さらに「友人と食事をするときは決まってビールから始まる。楽しさを演出してくれる飲み物」(女性60代)など、人とのコミュニケーションにビールが一役買っていることがうかがえます。同様6位にも「みんなで飲める」(30.3%)が挙げられ、ビールは家族や友人と食卓を囲み、賑やかな飲用シーンが似合うお酒と言えるかもしれません。そのほか、5位「手軽に飲める」(34.2%)、7位「ほろ酔い気分を楽しめる」(29.6%)、8位「味わいを楽しめる」(23.6%)が挙げられました。

心身に安らぎを与えるビールは、
現代人に「ポジティブな感情」を呼び起こす

■美味しいビールで得られる気分は?

1 リフレッシュした気分 42.2%
2 リラックスした気分 41.8%
3 ストレス解消 40.3%
4 楽しい気分 38.6%
5 解放的な気分 36.3%
6 陽気に盛り上がれる気分 28.9%
7 爽快な気分 24.1%
8 会話がはずむ 23.0%
9 幸せな気分 19.2%
10 癒された気分 14.0%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

最後に「(ビールの)飲用で得られる気分」について聞いてみたところ、最も回答が多かったのは「リフレッシュした気分」(42.2%)でした。「一日の終わりに気分をリフレッシュして切り替える」(女性30代)など、仕事や家事・育児に追われる現代人の「オン」と「オフ」を切り替える存在である、という声が多数寄せられました。同様2位にも「リラックスした気分」(41.8%)、3位にも「ストレス解消」(40.3%)が挙げられ、疲労回復、高ぶった精神の緊張を沈め、心に安らぎを与える効果にも期待が寄せられていることがうかがえます。


また注目したいのは4位「楽しい気分」(38.6%)、5位「開放的な気分」(36.3%)、6位「陽気に盛り上がれる気分」(28.9%)など、上位にまるで「お祭り」のような明るいキーワードが並んだ点です。「みんなで飲めば楽しい場となり、人を陽気にする機能もある」(女性30代)、「ビールを飲んでいると家族の会話が弾む。何気ない話が盛り上がり、明日の元気がもらえるのが何より嬉しい」(男性50代)など、身体も心も緩み、たわいもないことでも楽しく、陽気に過ごせるという声が多数寄せられました。同様7位に「爽快な気分」(24.1%)、8位に「会話がはずむ」(23.0%)、9位にも「幸せな気分」(19.2%)が挙げられ、ビール飲用は日ごろ抑えている「ポジティブな感情」に呼び起こすキッカケとなっていることがうかがえます。


今回は「ビールをはじめて美味しい!と感じたとき」をテーマに、皆さんとビールとの初対面から今日に至るまでの付き合い方についてご意見を聞いてきました。まず、皆さんに「ビールをはじめて飲んだときの印象」を聞いてみたところ、「正直、美味しくないと思った」(45.0%)、「あまり美味しいと思わなかった」(31.8%)という声は全体の約8割を数え、第一印象で好印象を抱いていない人が大変多いことが明らかとなりました。ところが「ビールの味」は恋愛ともどこか似ているようで、第一印象でどこかマイナス点がある方が、良いところを発見したときの喜びや感動は一目惚れのときよりも、むしろ大きいようです。はじめて飲んだときに苦手だった「苦み」「辛さ」「香り」は、年齢や経験とともにそれが魅力へと変わり、いつしか愛して病まない恋人へと昇華を遂げている人が思った以上に多いことがうかがえます。これから夏場に向け、ますますビール愛が深まる人がきっと多いのではないでしょうか。とはいえ、愛し過ぎは時に火傷をすることもありますので、くれぐれも飲み過ぎにはご注意を。