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花火大会に行きますか?

夏一番のレジャーといえば、「花火大会」を想起する人もきっと多いことでしょう。日本で最も古いと言われる隅田川花火大会(当時は「両国川開き」)の始まりは1733年5月(現在は7月)、それ以来、「花火=夏の風物詩」としてのイメージが定着しています。現在では、全国各地で1シーズンに200以上の花火大会が催されるそうです。そこで今回は、皆さんに本格的なシーズンを前に「今年の花火大会の計画」について聞きました。

全体の4割以上が「(花火大会に)行く予定・行きたい」と回答

今夏、花火大会へ行きますか?

SA(単回答)

まず今夏、どのくらいの人が「花火大会」へお出かけになる予定なのでしょうか。「8月15日、長野県の諏訪湖の花火大会に出かける」(男性60代)など、「行く予定・行きたい(既に観た)」と回答した人は42.8%。さらに「友人たちの予定と、花火大会の日程が合うか分からないから・・・」(女性20代)など、「まだ分からない」という声も30.2%を数え、全体の7割以上が花火大会に高い関心を寄せていることが明らかとなりました。中には「今年の花火は子供とハワイで観る予定。常夏のハワイで観る花火は何となく不思議な気分・・・」(女性40代)など、国内ばかりではなく、海外で花火鑑賞をするという声も寄せられました。また世代別で「行く予定・行きたい」という声を見てみると、20代では57.1%、30代では51.1%と意向が非常に高かったものの、40代を境に減少。70代以上では、20代の半数以下の26.9%に留まり、年齢とともに花火大会から遠ざかる傾向が見受けられました。

「人混み」「場所取り」「子供がまだ小さい」などの理由で諦める声も

一方、「行かない」という声も全体の27.0%を占めました。主な理由は「人混みの中で鬱陶しさを感じるし、より暑さを感じるため・・・」(女性40代)、「渋滞に巻き込まれるのが嫌なので」(男性40代)など、行き帰りの混雑や渋滞にウンザリするという声。「見物客が多くて、場所取りも大変だから」(男性50代)など、場所取り合戦が面倒という声。さらに「夫婦二人共行きたいが、娘がまだ花火大会へ行けるような歳ではない。大きな音を怖がるので・・・」(男性30代)など、子供が小さくて連れて行けないという声。その一方、「小さい時は子どもと一緒に行きましたが、(大きくなって)子ども達はそれぞれ友達と行くようになって私は行かなくなりました」(女性40代)という声も寄せられ、混雑、場所取りや家族構成等々の理由から今年の花火大会を諦める人もいました。

花火大会は「夫婦」「親子」で楽しむ夏の家族レジャー

■誰と一緒に行く?

1 夫婦 48.2%
2 子供 32.3%
3 友人 15.6%
4 恋人 7.0%
5 兄弟・姉妹 4.6%

MA(複数回答)/
「行かない」と答えた人以外

全体の7割以上の人は「花火大会」に高い関心を寄せていましたが、では、花火大会にはどんなメンバーでお出かけになるのでしょうか。最も回答が高かったのは「夫婦」(48.2%)でした。「毎年、夫婦で仙台の七夕祭りの前夜祭の花火大会を観ることが恒例になっている」(男性40代)など、夫婦で仲良く夜空を眺めるという声が多数寄せられました。同様2位にも「子供」(32.3%)が挙げられ、花火大会は「夫婦」や「子供」など、夏の家族レジャーのひとつとなっていることがうかがえます。さらに「今年は久しぶりに中学時代の同窓会が開かれる。懐かしい顔を見るのが楽しみ」(男性40代)など、3位に「友人」(15.6%)。以下、4位に「恋人」(7.0%)、5位に「兄弟・姉妹」(4.6%)が続きました。

たとえ混んでいても、花火の迫力を体感できる「メイン会場」が人気

さて皆さんは、打ち上げ花火をどこからご覧になるのでしょうか。鑑賞スポットの一番人気は「花火大会のメイン会場」(35.2%)でした。「従姉とメイン会場で観る予定。色鮮やかな大きな花火や大きな音はストレス解消になる」(女性40代)など、花火の迫力を間近に体感したいという声が多数寄せられました。とはいえ、「メイン会場の入場券を申し込んでいる。私は暑くて、混んでいる場所は苦手なのですが、家内が行きたいというので仕方なく・・・」(男性50代)など、花火鑑賞に伴い、大人数の大移動や混雑のデメリットも同時に覚悟する必要がありそうです。次に2位は「河川敷や浜辺から」(32.2%)。「夫と二人で、メイン会場と反対側の浜辺で観るのが恒例。人もメイン会場よりは多くなく、比較的快適に観られる」(女性30代)など、メイン会場から外れた浜辺や河川敷から観るという声も多く、夕涼みがてら、涼しい海や川の風を感じつつ遠花火を眺める人も多いようです。

■どこから観る予定?

1 花火大会のメイン会場 35.2%
2 河川敷や浜辺から 32.2%
3 自宅・友人宅のベランダ・屋上 19.9%
4 広い道路・歩道 11.3%
5 レストラン・ビアガーデンなど飲食店 3.0%
5 車中 3.0%

MA(複数回答)/「行かない」と答えた人以外

場所取り、トイレを気にせずに楽しめる
「ベランダ」「屋上」は、最高の鑑賞スポット!

続いて、3位は「自宅・友人宅のベランダ・屋上」(19.9%)。「家の(6階)ベランダからは、名古屋港の花火がすごくいい位置で観られる。最高!」(女性50代)など、場所取りも、トイレも気にせず、のんびりと楽しめるベランダや屋上は、ストレスのない「最高の花火鑑賞スポット」と言えるかもしれません。そのほか、「那須のテーマパークで、毎年、焼き肉を食べながら観ている」(女性20代)、「妻と子供と3人で、近くのデパートの屋上で観る。そこでは屋台などが多数出店しているためお祭り気分になれる」(男性40代)など、「テーマパーク」や「百貨店の屋上」等々、穴場スポットを上手に見つけて鑑賞を楽しんでいる人もいました。

花火大会の花形は、大きな「尺玉」の打ち上げ

■花火の魅力とは?

1 迫力ある大きな花火(尺玉) 52.8%
2 幻想的な美しさと芸術性 34.7%
3 連発・一斉打ち上げ 33.1%
4 身体に響く大きな爆音 28.9%
5 打ち上げの総数(万発など) 16.9%

MA(複数回答)/「行かない」と答えた人以外

では、これほど多くの人びとに愛される花火の魅力とは、一体どんなところにあるのでしょうか。最も回答が多かったのは「迫力ある大きな花火(尺玉)」(52.8%)でした。「花火大会を締めくくる最後の尺玉と、手筒花火も大好き」(男性40代)など、夜空いっぱいに開花する大きな花火に大興奮するという声が多数寄せられ、「尺玉」の打ち上げは花火大会の花形と言えそうです。ちなみに世界一と言われる四尺玉は、毎年、新潟県小千谷市片貝町の「片貝まつり」で打ち上げられ、その大きさは直径約120cm、開花したときには直径800mにも達するそうです。同様4位にも「身体に響く大きな爆音」(28.9%)が挙げられ、五臓六腑にドカーンと響き渡る大爆音は、テレビや写真では伝わらない大きな打ち上げ花火ならではの魅力と言えるかもしれません。

一瞬で消えてしまうからこそ、美しい、「花火は火の芸術」

次に回答が目立ったのは「幻想的な美しさと芸術性」(34.7%)。「夜空に輝く色とりどりの花火は何とも言いがたい感動を味わえる。柳の木に見える花火が一番好き。火花が垂れ下がってくる様子が綺麗で幻想的」(男性30代)など、夜の闇をキャンパスに色鮮やかな花火の競演は、観るものを虜にする火の芸術作品と言えます。中には「夜空に舞って『わ〜』と言っている間に消えてしまう、儚さも感じる」(女性40代)など、一瞬で消えてしまうからこそ、なおさら、その美しさを脳裏に焼き付けようとするのかもしれません。そのほか、3位に「連発・一斉打ち上げ」(33.1%)、5位に「打ち上げの総数(万発など)」(16.9%)が挙げられ、華やかなスターマイン(速射連発花火)や、豪華さが際立つ打ち上げ本数の多さは、花火ショーを一層盛り上げる重要なポイントとなっていることがうかがえます。

ビアガーデン同様に野外で「お酒」を楽しめる夏の風物詩

ここまで花火の魅力について見てきましたが、では花火以外の楽しみとして花火大会に期待することは何でしょうか。堂々の人気ナンバーワンは「生ビールなどお酒」(45.3%)でした。「必須条件はビール。花火を観ながらのビールは最高!」(女性40代)、「会場近くの友人宅の屋上で、花火を観ながら宴会をやる。メンバーも毎年恒例15人位集まり、昔から仲の良い飲み友」(女性30代)など、ビアガーデン同様に野外で飲める夏の風物詩のひとつとして、「花火大会」を心待ちしている酒好きが大変多いようです。同様9位にも「宴会」(4.4%)が挙げられました。次に2位は「出店・屋台のグルメ」(39.6%)でした。「花火だけでなく、屋台などお祭りの雰囲気が好き」(女性20代)、「屋台めぐりが童心に還った気分で大変楽しい」(男性60代)など、「花より団子」ならぬ、「花火より団子」という声も目立ち、飲み食いを目当てに花火大会へ出かける人も少なくないことがうかがえます。

■花火大会時の花火以外の楽しみは?

1 生ビールなどお酒 45.3%
2 出店・屋台のグルメ 39.6%
3 家族団らん・レジャー 32.1%
4 出店・屋台のゲーム(金魚すくい、ヨーヨー釣りなど) 17.6%
5 浴衣・甚平を着ること 13.2%
6 写真・ビデオ撮影(花火、家族など) 7.9%
7 デート 7.3%
8 友人に久しぶりに会えること 5.8%
9 宴会 4.4%
10 人混みの熱気 4.1%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

「家族団らん」「デート」「同窓会」など、
花火大会を通じて大切な人との絆が強まる

続いて、3位は「家族団らん・レジャー」(32.1%)。「家族が帰省してきて皆で食卓を囲む」(男性50代)、「子供たちがはしゃぐ姿が楽しみ」(女性30代)など、子供の笑顔を期待するお父さん、お母さんが大変多く、花火大会が家族水入らずの貴重な娯楽の時間となっているようです。さらに「彼氏が住む宇都宮の花火大会に行く予定。おすすめスポットがあるらしいので、どこで観るかは彼任せなのですが・・・」(女性20代)など、7位「デート」(7.3%)。同様8位にも「友人に久しぶりに会えること」(5.8%)が挙げられ、家族団らんのほか、恋人とのデート、気の置けない仲間との同窓会など、「花火」をキッカケとして大切な人との交流を深めているようです。そのほか、「子供たちに浴衣や甚平を着せること。毎年着せていると子供たちの成長が分かる」(男性30代)など、5位「浴衣・甚平を着ること」(13.2%)や、「一度でいい、綺麗な花火の写真が撮りたい」(女性40代)など、6位「写真・ビデオ撮影(花火、家族など)」(7.9%)が挙げられ、花火大会の楽しみは、夜空を彩る花火以外にも多岐に渡っていることがうかがえます。


今回は、これから全国各地で開催が加速する「花火大会」をテーマにアンケート調査を行ってきました。「(花火大会に)行く予定・行きたい」(42.8%)という声は全体の4割以上を数え、不況風も何のその、今年の夏も各地の花火大会は大きな盛り上がりが期待されそうです。花火の魅力は、何と言っても夜空いっぱいに開花するその「大きさ」や身体に響く「爆音」。加えて、一瞬にして消えてしまう「儚さ」と「美しさ」など、「豪快さ」と「繊細さ」が共存するところにあるようです。また、こうした強烈な花火の印象からか、「16歳の時、彼と一緒に花火大会を観たことを40歳になっても思い出す」(女性40代)、「25年前、洞爺湖の花火大会を目の前の旅館の窓越しに観た。美しさ、迫力共に満点で、家族で堪能したことを思い出す」(男性50代)など、花火と大切な人との思い出を重ねて記憶している人が案外多いようです。きっと一瞬で消える花火を脳裏に焼き付けようとする中で、一緒にその時の記憶が留まるのかもしれませんね。もし、花火レジャーの計画をまだ立てていないという人がいたら、ぜひご家族や恋人などあなたの大切な人を誘ってみてはいかがでしょうか。
きっと、この夏ならではの素敵な思い出が生まれるはず・・・。