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青山ハッピー研究所 ハピ研

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最近、体を動かしていますか?

暑い夏は、体を動かすのも億劫になりがち。夏痩せどころか、涼しいクーラーの部屋でゴロゴロしすぎて、体重オーバーという人が意外に多いのでは。そこで今回は「スポーツの秋」を控え、皆さんの日ごろの運動習慣について聞きました。

7割以上が「運動不足」と回答!若い世代ほど「体力の衰え」を実感

運動不足を感じている?

SA(単回答)

まず、「運動不足」を感じている人はどの位いるのでしょうか。「最近、ちょっと動くとすぐに息切れがして、体力の衰えが気になる」(男性60代)、「1歳の子どもに高い高いをしただけで、翌日、腕が筋肉痛になった」(女性20代)など、「(運動不足を)とても感じている」と回答した人は45.4%。さらに「まあまあ感じている」という声も31.0%を数え、全体の76.4%が多かれ少なかれ「運動不足」を実感していることが明らかとなりました。また性別で「とても感じている」「まあまあ感じている」という声を見てみると、男性が70.3%であったのに対し、女性は男性よりも10%以上も高い81.9%に達しました。こうした背景には「出産してから仕事を辞めたので・・・」(女性20代)など、結婚、出産を機に仕事を辞めるとともに「運動不足」に陥る女性が意外に多いのかもしれません。


世代別ではいかがでしょうか。「とても感じている」という声を見てみると、60代以上では20%台であったものの、50代を境にして一気に上昇。30代では半数以上の54.9%を数え、世代が若返るに連れて「運動不足」を強く実感する傾向が見受けられました。中には「座った仕事が多くて歩いてない」(女性20代)など、社会人になってスポーツや運動頻度が減少し、体力の衰えを身に染みて感じている人も少なくありませんでした。

世代別:運動不足を感じている?

SA(単回答)

4割以上が「週1回以上」の頻度で運動習慣を持つ

運動頻度は?

SA(単回答)

では日ごろ、皆さんはどの位の頻度で「スポーツ」や「運動」を行っているのでしょうか。「毎週2回以上はスポーツジムに通い、筋肉トレーニングやジョギングをしている」(男性40代)など、少なくとも「週1日以上」(41.6%)の頻度で体を動かすという声は全体の4割以上を数え、慢性的な運動不足に危機感を感じているせいか、定期的な運動習慣を持つ人が案外多いことがうかがえます。中には「毎日、木刀の素振りを100回」(女性40代)、「毎日、ヒップホップのダンスをして、筋肉トレーニングをやっている」(女性20代)など、「ほぼ毎日、体を動かしている」という声も全体の14.7%を占めました。

30〜50代の働き盛りほど、運動頻度が低調気味

世代別で「週1回以上(の運動習慣)」を見てみると、60代以上のシニア層では50%以上を超えていたものの、一方で働き盛りの30〜40代は30%台とやや低調気味でした。中には「仕事帰りの疲れ果てた状態で、ジムやプールに行ってまで泳ぐ気がしない」(男性30代)という声も寄せられ、運動不足を感じながらも、「仕事で時間がない」「疲労が溜まり、運動が出来ない」というジレンマを抱える人も少なくないようです。かつて、私たち人間が狩りや農作業をしながら生計を立てていた時代は、「仕事=運動」であったものの、現代においては「仕事」と「運動」が必ずしも一致するものではなく、むしろ反比例する人が多いのかもしれません。

世代別:運動頻度は?

SA(単回答)

出来ない三大理由は「時間がない」「意志が弱い」「運動嫌い」

「運動習慣を持つ人」が全体の半数近くを占める一方、「運動、スポーツはほとんどしていない」という声も44.0%を数えました。次に、その理由を具体的に見ていきましょう。最も回答が多かったのは「忙しくて運動をする時間がない」(38.7%)でした。先に述べたように「仕事」と「運動」が反比例する現代人の姿がうかがえます。続いて、回答が目立ったのは「意志が弱く、長続きしない」(38.3%)。「プラスティックの青竹踏みを買ったのに今ではしまい込んで使ってないし、バランスボールとか簡単に出来そうだと思ったがひと月位しか続かない」(女性40代)、「肩こりがひどく運動しなければと思い、4〜5日ラジオ体操をするのですが、雨が降ったり用事があったりしてしないと忘れてしまう。これの繰り返し」(女性60代)など、必要は感じているものの、「3日坊主」で続かないという声が多数寄せられ、なかなか運動習慣が身に付かない人が多いようです。

■運動をしない理由は?

1 忙しくて運動をする時間がない 38.7%
2 意志が弱く、長続きしない 38.3%
3 運動、スポーツが好きではない 31.4%
4 運動音痴のためスポーツができない 9.1%
5 健康状態、足腰があまり良くないため、
あえて運動を控えている
8.5%

SA(単回答)/運動をしていないと答えた人


また、見逃せないのは3位の「運動、スポーツが好きではない」(31.4%)です。「学校を卒業する時に『これで体育の授業がなくなる』と喜んだほど、身体を動かすことが嫌い」(女性40代)、「学生の頃から文化系のクラブで、スポーツをすることもなかったので・・・」(女性30代)など、学生時代のトラウマからか、運動に苦手意識を持っている人が意外に多いようです。同様4位にも「運動音痴のためスポーツができない」(9.1%)が挙げられ、幼少時代からの運動嫌いが「運動不足」に少なからず起因していることがうかがえます。

自分のペースで出来る「ウォーキング・散歩」がトップ!
「エコ」「節約」志向から「サイクリング」人気も急増

■現在、行っている運動・スポーツは?

1 ウォーキング・散歩 47.5%
2 筋肉トレーニング 23.9%
3 サイクリング(自転車) 14.6%
4 ジョギング(外) 11.8%
5 水泳 9.9%
6 体操(ラジオ体操ほか) 9.3%
7 ゴルフ 7.4%
8 テニス 6.9%
9 ヨガ・ピラティス 6.8%
10 登山・トレッキング 5.3%

MA(複数回答)/運動している人のみ

さて皆さんは、実際にどんなスポーツや運動をしているのでしょうか。堂々の人気ナンバーワンは「ウォーキング・散歩」(47.5%)でした。「ほぼ毎日、ウォ-キングを続けている。散歩コ-スの花々が季節の移ろいを教えてくれ、街の空気が直に感じられて生きている実感を得る」(女性60代)、「かわいい飼い犬のため、1日に2〜4回の散歩を欠かさないようにしていたら、いつの間にか肩凝りがなくなった」(女性40代)など、季節の変化を感じながら、街を歩く楽しさに目覚めたという声が多数寄せられました。とかく運動というと「苦しい・辛い」がつきもののようですが、眉間に皺を寄せず自分のペースで出来る「ウォーキング・散歩」は、年齢・性別を問わない運動として一番人気でした。同様2位に「筋肉トレーニング(自宅・スポーツジムでの腕立て、腹筋など)」(23.9%)、4位に「ジョギング(外)」(11.8%)、6位にも「体操(ラジオ体操ほか)」(9.3%)が挙げられ、上位には「道具」や「費用」を掛けず、誰でも気軽に始められる運動・スポーツに高い支持が寄せられました。


また、ここ最近人気が急増しているのが、3位の「サイクリング(自転車)」(14.6%)です。「通勤をバスから自転車に変えたことで、野球や運動会で思いっきり走れるようになった」(男性40代)、「車を減らして自転車を利用。少し足がひきしまったかな?」(女性20代)など、「運動」と「エコ」と「節約」を兼ねて、自動車から自転車に乗り換えたという声が寄せられ、ここ最近の不況をキッカケに健康志向に拍車が掛かった人も少なくないようです。そのほか、5位に「水泳」(9.9%)、7位に「ゴルフ」(7.4%)、8位に「テニス」(6.9%)が続きました。

男性は「ジョギング」「ゴルフ」など、アウトドアスポーツで体を鍛える

■男性:人気スポーツ

1 ウォーキング・散歩 45.7%
2 筋肉トレーニング 27.4%
3 サイクリング(自転車) 15.9%
4 ジョギング(外) 15.0%
5 ゴルフ 9.9%
6 水泳 7.7%
7 体操(ラジオ体操ほか) 7.5%
8 テニス 6.6%
9 ジョギングマシーン 5.5%
10 登山・トレッキング 5.3%

MA(複数回答)/運動している人のみ

次に性別ではいかがでしょうか。男性、女性ともに「ウォーキング・散歩」「筋肉トレーニング(自宅・スポーツジムでの腕立て、腹筋など)」「サイクリング(自転車)」などお手軽な運動が上位を占めましたが、一方で男性4位には運動負荷の大きい「ジョギング(外)」(男性=15.0%、女性=8.1%)が挙げられました。「ジョギングをしている。年に2回10kmマラソンに参加している」(男性40代)、「腕立て60回、腹筋60回、ジョギング45分」(男性50代)など、ストイックに体を鍛える男性の姿が垣間見られます。また、さらに男性回答に目立ったのは「ゴルフ」(男性=9.9%、女性=4.5%)でした。「最近、ゴルフを始めた。体全体の筋肉を動かすので、意外と体力が必要とされるスポーツ。ゴルフを始めたことで気分転換となり、精神的にも前向きになれた気がする」(男性30代)など、年齢を問わず出来る「生涯スポーツ」のひとつとして、男性人気の高さがうかがえます。

「ヨガ・ピラティス」「エアロビ」など、インドアスポーツで女性度アップ!

■女性:人気スポーツ

1 ウォーキング・散歩 49.6%
2 筋肉トレーニング 19.9%
3 サイクリング(自転車) 13.1%
4 水泳 12.3%
4 ヨガ・ピラティス 12.3%
6 体操(ラジオ体操ほか) 11.3%
7 ジョギング(外) 8.1%
8 テニス 7.3%
9 エアロビクス 6.5%
10 登山・トレッキング 5.3%

MA(複数回答)/運動している人のみ

一方、女性回答に目立ったのは、女性4位の「ヨガ・ピラティス」(男性=2.0%、女性=12.3%)。「ヨガを週に1回習っている。友達と習っているので継続している。ストレスや美容に良い」(女性40代)など、友だちとのサークル活動の一環として、定期的にヨガ・ピラティス教室で汗を流す女性が目立ちました。また同様6位に「体操(ラジオ体操ほか)」(男性=7.5%、女性=11.3%)、9位にも「エアロビクス」(男性=1.1%、女性=6.5%)が挙げられ、インドアで出来る柔軟や有酸素運動に高い支持が寄せられました。そのほか、「ダンスが好きなので、一年前から楽しみながらダイエットできる『コアリズム』を始めた」(女性60代)、「フラダンスをすると体調が良い。レッスン後、お腹が空いて食事が美味しい」(女性40代)など、ダイエットや美容に加え、女性らしいしなやかな動きが身に付くという理由からダンスにも人気が集まっているようです。

半数以上が「(運動歴)3年以上」
年齢とともに運動・スポーツに真面目で一途

運動・スポーツはなかなか継続が難しいものですが、果たして、皆さんはこうしたスポーツをどの位の期間続けているのでしょうか。「バレーボール等を行う集まりに参加。思いのほか良い人達がいて、楽しくやっている間に3年程が経過した。今後も続けたい」(女性40代)など、「(運動歴)3年以上」という声が全体の59.1%。そのうち、「学生の時部活でバドミントンをやっていて、社会人になって復帰してトータル10年以上やっている。肩こりが少し楽になる気がする」(女性30代)など、「約10年以上前から」(26.7%)という声も全体の2割以上を数え、「継続は力なり」と言いますが、長年に渡って運動やスポーツを続けている人が意外に多いことがうかがえます。また世代別で「3年以上」という声を見てみると、20代では46.8%と半数以下であったものの、30代で48.2%、40代で61.9%と年齢とともに増加。さらに60代ではピークの75.3%に達し、世代が上がるとともに一つの運動・スポーツへの取り組みに真面目で一途であることがうかがえます。

世代別:運動の継続期間は?

SA(単回答)/運動している人のみ

年齢とともに「美容」「ダイエット」から「健康・体力維持」へ移行

■運動・スポーツの目的は?

1 健康・体力維持 64.9%
2 ストレス解消・気分転換 42.2%
3 体型・容姿の維持 30.1%
4 ダイエット 25.5%
5 趣味・楽しみ 20.0%

MA(複数回答)/運動している人のみ

なぜ、皆さんは運動・スポーツをするのでしょうか。その目的について聞いてみたところ、最も回答が多かったのは「健康・体力維持」(64.9%)でした。「フラダンスを続けて5年。体重は減りませんが、健康診断では毎年中性脂肪が減っている」(女性40代)、「体が丈夫でなく入退院繰り返す日々でしたが、一念発起しウォーキングを始めて10年。運動をするようになってから体調が良くなり、入退院の日々が嘘のような毎日」(女性50代)など、体質が改善されたという声が多数寄せられ、「運動不足」が万病を引き起こす大きな要因となっていることを改めて実感させられます。さらに同様2位にも「ストレス解消・気分転換」(42.2%)が挙げられ、身体ばかりではなく、心の健康にも運動が大いに役立っていることがうかがえます。そのほか、3位に「体型・容姿の維持」(30.1%)、4位にも「ダイエット」(25.5%)が挙げられ、美容やダイエットを目指す人も目立ちました。


世代別で運動目的を見てみると、「少し走っただけで息切れして運動不足を痛感。体は至る所にたるみ、年齢と共に変化を感じる」(女性60代)など、体力の低下をひしひしと感じるせいか、年齢とともに「健康・体力の維持」という声が増加。その一方、若い20、30代に目立ったのは「体型・容姿の維持」(20代=33.3%)、「ダイエット」(20代=33.3%)でした。「産後の体系を戻すため、1ヶ月前からコアリズムを続けている」(女性30代)、「ダイエットのため、半年前にエアロバイクを購入した。ほぼ毎日約20分、多い時は1時間以上乗っている」(男性20代)など、若い層では健康維持よりも、むしろ痩身を重視する傾向が見受けられました。またストレス社会と言われる現代ですが、「ストレス解消・気分転換」は各世代に共通した目的となっていました。

世代別:運動・スポーツの目的は?

MA(複数回答)/運動している人のみ


今回は「スポーツの秋」を控え、皆さんの日ごろの運動習慣についてお話しを聞いてきました。「(運動不足を)とても感じている」「まあまあ感じている」という声は全体の7割以上を数え、大変多くの人びとが「運動不足」を実感していることが明らかとなりました。太古の昔、私たち人間が狩猟、農作業によって生計を立てていた時代は、仕事をすれば、必然的に運動せざるを得ない環境でした。ところが、現代においてはデスクワークを中心とした仕事に従事する人が多く、いくら一生懸命に仕事をしても、運動不足は一向に解消されないというジレンマを抱えています。こうした現代社会を背景にした健康に対する危機意識の高まりから、「週1回以上(は運動をする)」という声は全体の半数近くを占め、「健康維持」を目的とした運動・スポーツへの取り組みが以前より増しているように感じます。とはいえ、「運動しなくちゃ!運動しなくちゃ!」と強迫観念に駆られるのも、ますますストレスを抱えるばかり。昨今の「エコ」や「節約」と同様に、一過性のブームではなく、3年、5年、10年と続けていくことがとても大切です。まずは、テレビを観たり、食事をするのと同じ感覚で、気負わずに散歩をしたり、自転車に乗ったり、エレベーターではなく階段を使用するなど、普段の生活をちょっと見直しながら、だんだんと運動習慣を身につけてはいかがでしょうか。