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青山ハッピー研究所 ハピ研

「人がしあわせを感じるモノやコトって、何だろう?」衣・食・住・美など生活に密着したテーマでその答えを考える“しあわせ探しの情報サイト”

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毎週アンケート | 生活の中のちょっとした事や、旬な話題をタイムリーに調査

今年一年のあなたは、さて何点?(自己採点)

今年最後の毎週アンケートのテーマは「採点」。採点と聞くと学生時代を思い出し、ちょっと緊張感が漂いますが、今回は悲喜交々、良いことも悪いこともあった今年の日本を評価し、100点満点で採点。さらに皆さん自身の一年間を自己採点して、2009年が一体どんな年だったのかを振り返っていただきました。果たして、皆さんは及第点だったのでしょうか?それとも落第点だったのでしょうか?

2009年の日本は「45.5点」
政権交代で期待を寄せる一方、半信半疑なところも

まず、歴史的な政権交代が起こった今年の日本ですが、果たして皆さんはどう評価をしているのでしょうか。皆さんの採点の合計を回答人数で割った平均点は「45.5点」。「色々不満があるが、今後変わっていくと思う。この採点より下回らないよう、良い国にしていって欲しい」(女性20代、50点)、「政権交代しただけで何一つ変わらないどころか、就職難、景気低迷、ますます生活苦に陥ってしまっている」(女性40代、55点)など、最も回答が多かったのは「50〜59点」(30.7%)。政権交代を果たし、大きな期待を寄せる一方、なかなか進まない政治の動きに半信半疑という声が目立ち、今の段階ではまだ甲乙つけ難いというのが現状のようです。自由回答の中には「新型インフルエンザが流行り、色んな行事が変更、中止になって残念な事ばかり続いた」(女性20代、50点)など、政治のほか、新型インフルエンザ流行、薬物の蔓延や犯罪の増加をマイナス点に挙げる声も目立ちました。

2009年の日本の点数は?(100点満点)

SA(単回答)

「事業仕分け」「子ども手当」など希望的な観測を含め、期待感が増す

さらに「60点以上」の合格点を付けた人は、全体の29.1%を占めました。主な理由は「税金の無駄使いをなくすべく、事業仕分けを公にしたこと」(男性40代、80点)、「私は10月に出産したのですが、子供を産み育てることにおいて、少しずつ良い環境になってきたのではないかと思う」(女性30代、85点)など、事業仕分けにおける国家予算の見直し、子ども手当等々、国民目線に立った政策に高い支持が寄せられました。新政権の発足から約3ヶ月間、結果はまだ伴っていないものの、日本を変えようとする機運に期待感を込めた点数と言えるかもしれません。中には「文句なし」(女性30代、100点)、「なかなか国というのはすぐに結果が出ないと思うので、数年後から見た今年が100点だったらいいなという期待をこめて」(男性30代、100点)など、希望的観測を含め、減点なしの100点満点(0.8%)を付けた人もいました。


次に世代別で「60点以上」の採点を見てみると、20代では19.2%と低調であったものの、30代で26.9%、50代で32.9%と次第に増加。さらに60代ではピ―クの46.4%を数え、年齢が増すとともに「2009年の日本」に対する評価や期待感が高まる傾向が見受けられました。

世代別:2009年の日本の点数は?(100点満点)

SA(単回答)

「子供3人抱えて先が不安」「自力回復不可能」など、厳しい採点も

その一方、「30点未満」の手厳しい採点も全体の16.1%を数えました。主な理由は「高速道路無料化や暫定税率の廃止やこども手当など財源を確保するために、結局は扶養控除の廃止や環境税の導入などで増税になるから・・・」(女性30代、20点)、「相変わらずの暗い日本のままのような気がする。夫はリストラ、子供3人抱えて先が不安」(女性20代、10点)など、自分の生活が良くなったという実感が全くなく、むしろ不安が増しているという声が目立ちました。中には「政権交代等で立ち直るかとも思ったが、自力回復不可能なほど劣化が進んでいる」(男性60代、0点)、「経済的にも心にもゆとりある国になって欲しい。権利ばかりを主張して義務を果たさない人間が多くなっていることを憂う」(男性30代、0点)など、「0点」(4.7%)という皮肉交じりの厳しい評価も寄せられました。

皆さんの自己採点の平均点は「59.6点」
仕事はマイナス評価、プライベートは充実というご家庭も

ここまでは「2009年の日本」の採点を見てきましたが、では皆さんご自身の点数はいかがでしょうか。皆さんの自己採点の合計を回答人数で割った平均点は「59.6点」。日本の評点が「45.5点」であったことから、皆さんの一年間は国よりも10点以上高く、辛うじて及第点を維持する結果と言えそうです。「長男は第一希望の高校に入学できたが、個人的には単身赴任が続き、体調も良くないため」(男性50代、50点)、「仕事を辞めたが、新しい仕事先が見つからず、専門学校に行くことにした。なかなか楽しいが、無事卒業できるまでは安心できない」(女性30代、58点)など、最も回答が多かったのは「50〜59点」(21.4%)。さらに「80〜89点」(17.9%)の高得点が続き、経済不況が影響して仕事面におけるマイナス評価が目立ったものの、プライベートの充実でプラスマイナス相殺という声が多数寄せられました。性別で自己採点の平均点を見てみると、男性は「56.6点」であったのに対し、女性はそれよりも5点以上高い「62.5点」。「不況で不満はありながらも、なんとか1日1回は笑うことができた。末の6歳の子供が2月に1週間の入院、8月に口の手術、9月に骨折、12月に新型インフルエンザ感染と心配が尽きない1年でしたが、今日も笑顔で家族皆を送り出した」(女性40代、70点)など、不況で自信を喪失する男性が多い中で、女性陣は比較的にストレスに強く、物事を前向きに捉える能力に長けているのかもしれません。

2009年の自己採点は?(100点満点)

SA(単回答)

全体の半数近くが「70点以上」の高い自己評価
「アメリカ西海岸ひとり旅」「2人目を妊娠」など、念願叶ったという声も

「50点以上」の得点を付けた人は全体の78.3%、さらに「70点以上」の高得点も45.4%を占めました。主な理由は「子供が無事1歳を迎え、さらに2人目を妊娠するという嬉しい出来事があった」(女性20代、80点)、「息子の浪人を覚悟していたのに何とか合格できた」(女性40代、85点)など、子どもの成長や頑張りに喜びを感じたという声。さらに「念願のアメリカ西海岸ドライブひとり旅を実現できた。行ってきなさいよと背中を押してくれた妻に感謝」(男性60代、85点)や、「子供の頃から夢であり、目標であったマイホームを手に入れたので・・・」(女性40代、80点)という声など、夢の叶った一年間であったと納得している人も少なくありませんでした。


次に世代別ではいかがでしょうか。「70点以上」の自己採点を見てみると、20、30代では半数以上が高評価であったものの、40代で37.4%、50代で39.5%と減少傾向。さらにその上の60代で56.3%、70代以上で50.0%と一転して急増し、若い層とシニア層に自己採点の高さが際立つ結果となりました。40、50代が低調であった理由は定かではないものの、不況風の荒れ狂ったこの一年は働き盛りの中年層にとって、非常に厳しいものであったことが数字からうかがえます。

世代別:2009年の自己採点は?(100点満点)

SA(単回答)

点数なしの辛い自己採点も3.4%
「夫の失業」「腰痛で悩まされた」など、最悪な一年を振り返る声も

自己採点の高評価が全体的に目立った一方、「50点未満」の平均点を下回る採点も全体の21.6%を数えました。主な理由は「手の骨折、パート休業、人間関係・・・。厄年とか気にしたことがなかったのに、前厄のせいでしょうか。いつもポジティブな私も今年はへこみました」(女性30代、30点)、「車をぶつけられ廃車になり、あまりのショックで仕事も見つけられず、今に至る…。このままじゃやばい」(女性20代、30点)など、凶事が重なったという声が案外少なくありませんでした。さらに中には「夫の失業で 夫婦仲は ギクシャク。家計は 火の車。こんなはずでは・・・」(女性30代、0点)、「身内の不幸が続き、最悪でした。さらに偏頭痛と膝、腰の痛みで悩まされた」(男性30代、0点)など、「0点」(3.4%)という厳しい自己評価を下した人もいました。


今回は2009年の最後を締めくくるべく、良いことも悪いこともあったこの一年間の日本、および皆さんご自身を100点満点で採点し、今年が一体どんな年だったのかを振り返ってきました。2009年の世相を表す漢字に「新」が選ばれましたが、新政権が誕生した日本の平均点は「45.5点」。発足3ヶ月間で、真価を問うには時期尚早という声が意外に少なくなく、半信半疑の50点前後の採点が目立ちました。来年以降、この点数が増すのか、それとも減点するのか、新政権にとっても正念場といえるかもしれません。一方、皆さんご自身の自己採点は「59.6点」と中の上のまずまずの評価で、どん底と言われる日本経済の中で、逞しく生きる姿が垣間見られました。中には「仕事は出来なかったが、その分ジョギングで健康は維持したので来年に期待しようという感じ」(男性50代、50点)など、こうした厳しい状況下だからこそ、なおさら「健康づくり」に励むという声も寄せられ、逆境に強い日本人の底力を改めて実感する今回のアンケート結果となりました。年末はしっかりと鋭気を養い、一度心身共にリセットをして、来年こそは日本にとっても、皆さんにとっても飛躍の年になるといいですね。


皆様のご協力に支えられた「毎週アンケート」も、今年はこれが最後となります。1年間、誠にありがとうございました。良いお年をお迎え下さいますよう、心からお祈り申し上げます。