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鍋料理は好きですか?

2月に突入し、次第に春が近づきつつあるとはいうものの、まだまだ夜の冷え込みは厳しいもの。寒さが増せば増すほど、食卓に上る頻度が増えるのが「鍋料理」ではないでしょうか。鍋をつっつきながら一杯やるなんて、考えただけで堪りませんね。そこで今回は、皆さんが好きな「鍋料理」の定番について聞きました。

全体の9割以上が「鍋好き」と回答

「鍋料理」は好き?

SA(単回答)

さて、皆さんは「鍋料理」が好きなのでしょうか?「野菜をたっぷり摂れ、ビールも進んで最高!」(男性60代)など、「(鍋料理が)大好き」と回答した人は57.3%。さらに「まあまあ好き」という声も全体の39.0%を数え、実に全体の9割以上の人びとが冬の定番メニューとして「鍋料理」を楽しみにしている様子が明らかとなりました。中には「寒い冬は嫌いだけど、鍋のときばかりは冬はいいなと感じる」(女性20代)など、強い寒波に襲われたこの冬は、尚さら心も体もポカポカになる「鍋料理」が大歓迎されていることがうかがえます。

6割近くが「週1回以上」の頻度で鍋料理を食べている

「鍋料理」を食べる頻度は?

SA(単回答)

ではこの冬、皆さんのご家庭ではどの位の頻度で「鍋料理」を食しているのでしょうか。「スープの味を変えれば飽きないので、毎週末に食べている」(女性40代)など、最も多かったのは「週1回程度」(39.5%)。さらに「週2回以上」という声も19.7%を数え、約6割近くのご家庭で少なくとも「週1回以上」の頻度で鍋料理が食卓に上がっていることが判ります。中には「献立を考えるのに、苦労しない」(男性40代)など、「ほぼ毎日」(2.0%)というご家庭もありました。その一方、「ほとんど食べない」という声も3.4%を占めました。主な理由は「基本的に好きだが、子供と2人暮らしなのでなかなか鍋料理を作る気にはなれなくて…」(女性40代)など、少数家族のため敬遠するという声。さらに「みんなでお鍋をつっつくことが…」(女性30代)など、同じ鍋を複数人でつっつき合うことに抵抗を感じるという声も寄せられました。

人気の理由は「野菜がたっぷり摂れる」「体が温まる」

多くのご家庭でこの冬、「鍋料理」を楽しんでいることが明らかとなりましたが、ではなぜ、これほどまでに鍋が好まれているのでしょうか。次にその魅力について具体的に見ていきましょう。最も回答が多かったのは「野菜がたっぷりと摂れる」(78.9%)でした。「日頃摂取が少ない、野菜類がたっぷりとれるところ」(男性50代)、「メタボ気味の主人は鍋料理だと野菜をたくさん食べてくれる」(女性30代)など、「サラダ」では嵩張る野菜を「鍋」なら十分に補給出来るという声が多数寄せられました。「北海道の寒い冬には温まるのがうれしい」(女性20代)など同様2位に「カラダが温まる」(64.5%)、11位にも「肉などの脂が落ちてヘルシー&ダイエットに効果的」(11.6%)が挙げられ、「冷えた体を温め」「栄養バランスに優れた食事」として鍋料理が好まれていることがうかがえます。

■鍋料理の良い点は?

1 野菜がたっぷりと摂れる 78.9%
2 カラダが温まる 64.5%
3 料理するのが簡単 39.2%
4 家族団らんに良い 27.8%
5 余ったスープを「おじや」や「うどん」などに活用出来る 25.4%
6 お酒が美味しく飲める 24.8%
7 旬のものが食べられる 19.7%
8 食欲が増進する 18.4%
9 洗いもの、片づけがラクチン 15.2%
10 味のバリエーションが色々楽しめる 14.2%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

「鍋料理」は主婦の強い味方? ―「時短料理」「片付けが楽」「残り物でOK」

健康面のほか、3位には「料理するのが簡単」(39.2%)が挙げられました。「(食材を)切ってしまえば、作るのが簡単。残った野菜の処理にもありがたい」(女性30代)など、野菜や食材さえ切れば、あとは調理や味付けに手間がかからないという声が多数寄せられ、「鍋料理=時短料理」と言えそうです。さらに「次の日の朝、雑炊にして食べられるので、とってもラクチン!」(女性40代)など、5位に「余ったスープを『おじや』や『うどん』などに活用出来る」(25.4%)、9位に「洗いもの、片づけがラクチン」(15.2%)、11位にも「冷蔵庫の残り物を片づけるのに助かる」(11.6%)が挙げられ、主婦にとっては一石三鳥にも四鳥にもなる大変便利な料理となっていることがうかがえます。いわば、鍋料理は忙しい主婦の「強い味方」と言えるかもしれもしれません。


また「鍋料理」の魅力で見逃せないのが、4位の「家族団らんに良い」(27.8%)です。「家族そろって鍋を囲むと、いろいろな話ができる(聞ける)から」(女性40代)、「(家族の)笑顔溢れる光景は何よりにも替え難い財産」(男性40代)など、鍋料理は「栄養バランス」や「調理の簡便さ」ばかりではなく、鍋を囲む家族の心にも癒しや和みをもたらす存在となっていることがうかがえます。そのほか、6位に「お酒が美味しく飲める」(24.8%)、7位に「旬のものが食べられる」(19.7%)、8位に「食欲が増進する」(18.4%)、10位に「味のバリエーションが色々楽しめる」(14.2%)が続きました。

上位は「水炊き」「寄せ鍋」 ―冷蔵庫の残り物で出来る経済鍋

■最近よく食べる「鍋料理」は?

1 水炊き 47.5%
2 寄せ鍋 46.8%
3 キムチ鍋(チゲ) 41.6%
4 しゃぶしゃぶ 30.9%
5 湯豆腐 29.9%
6 ちゃんこ鍋 21.4%
7 もつ鍋 19.3%
8 うどんすき 14.6%
9 カレー鍋 14.4%
10 牡蠣鍋 12.4%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

ここまで「鍋料理」の飲食頻度や魅力について聞いてきましたが、では皆さんのご家庭で好んで食べる鍋の種類とは何でしょうか。堂々の人気ナンバーワンは「水炊き」(47.5%)。「水炊き、しゃぶしゃぶはポン酢等で自分の味に調節ができ、家族で味の好みが違っても良いから」(男性40代)、「簡単にできる」(男性30代)など、余計な味付けをせず簡単に作れることや、ポン酢や薬味で自分の好みに合わせて食べられる点が人気の理由でした。さらに「具材は何でも好きなものを入れられるし、家にある残り物でも大丈夫なので…」(女性50代)など、2位は経済的な鍋として「寄せ鍋」(46.8%)、4位に「しゃぶしゃぶ」(30.9%)、5位にも「湯豆腐」(29.9%)が挙げられ、上位には食材の出汁を生かしたシンプルな鍋料理が占めました。

韓国発の「キムチ鍋」も大人気、
そのほか「カレー鍋」「トマト鍋」などニューフェイスも

その一方、しっかりとした味付けで人気が高かったのは3位の「キムチ鍋(チゲ)」(41.6%)。「キムチ鍋の辛さとコクとうまみがクセになって、最近はこればかり」(女性40代)、「体がすごく温まるので…」(男性60代)など、唐辛子の辛さが食欲を増進するとともに体も温まるという声が寄せられ、韓国発のキムチ鍋が日本人に広く愛されていることがうかがえます。また自由回答の中には「普通のキムチ鍋は子供が辛いと言うが、(すき焼き風に)卵を付けるだけで随分まろやかになるのでお勧め」(女性30代)など、辛さが苦手の方や、お子さんのいるご家庭でも安心して「キムチ鍋」が楽しめる工夫も寄せられました。またここ最近、流行っている鍋として9位の「カレー鍋」(14.4%)も見逃せません。「子どもにはカレー鍋がウケる。野菜が嫌いな子でもたくさん食べるし、ウインナーなんか入れると喜んで食べる」(女性20代)など、馴染みのあるカレー味だけに子どもたちの人気も上々のようです。さらに12位「豆乳鍋」(9.7%)、18位「トマト鍋」(4.8%)、19位「坦々鍋」(4.5%)が続き、「変り鍋」が次々に新登場していることがうかがえます。


世代別ではいかがでしょうか。若い20代では「キムチ鍋」(20代=54.5%)が圧倒的でしたが、30代では「キムチ鍋」に代わって「水炊き」(20代=50.0%、30代=51.2%)がトップ。さらに40代以上では「寄せ鍋」の人気が急増し、60代ではピークの58.0%に達しました。また20〜50代では比較的に味の濃い「キムチ鍋」の支持が目立ったものの、60代を境に急落。代わって、60代以上では「湯豆腐」(60代=54.0%)を挙げる声が目立ち、世代間で鍋料理に対する嗜好に大きな隔たりがあることがうかがえます。特に60代以上では「湯豆腐」「水炊き」など、余計な味付けをせず、ポン酢や薬味でさっぱりと鍋を楽しんでいる人が多いようです。

世代別:最近よく食べる「鍋料理」は?

MA(複数回答)/n(有効回答数)

全体の7割近くが「市販鍋スープ」を使用 ―「変わり鍋」「キムチ鍋」など

市販の「鍋つゆ」を使う?

SA(単回答)

味のバリエーションが続々と広がる「鍋料理」ですが、では皆さんのご家庭では、鍋料理を作るときに市販の「鍋つゆ」や「鍋の素」を使用しているのでしょうか。「お店で食べるのと変わらない味になるため、市販鍋つゆを使う」(男性40代)、「簡単に早く作れるから」(女性30代)など、「ほとんど市販の『鍋つゆ』や『鍋の素』を使っている」(33.4%)と回答した人が全体の3人に1人。さらに「ときどき『鍋つゆ』や『鍋の素』を使っている」という声も40.4%を数え、全体の7割以上のご家庭で「市販鍋スープ」を利用していることが判ります。特に「カレー鍋やトマト鍋などの変わり鍋は、初めに使って味の感じを知るのに鍋の素を使う」(男性40代)、「キムチ鍋の時は、市販のスープを使いますが、そうでない時は自分で調味料から作る」(女性30代)など、初トライの変わり鍋や味付けのしっかりとした鍋の場合は、市販のものを使うケースが高いようです。


次に世代別で「市販の『鍋つゆ』などは一切使わない」という声を見てみると、20代では10.3%、30〜50代でも20%前後を推移して低調でした。ところが60代では36.0%、70代以上でも24.2%に増加し、シニア層では「市販鍋スープ」の利用をやや避ける傾向が見受けられました。主な理由として「自家製の方が(量が)たっぷりで、かつ安くできる」(男性60代)、「添加物等が気になり、市販の鍋の素などは買わないようにしている」(女性60代)など「経済性」や「安全性」を挙げる声が寄せられ、世代間で調理に対する考え方がやや異なっていました。

世代別:市販の「鍋つゆ」を使う?

SA(単回答)


今回は立春を過ぎたとはいえ、一向に寒さが和らぐ気配のないこの冬の「鍋料理」事情について皆さんのご意見を聞いてきました。この冬に「鍋料理」が食卓に上った頻度を聞いてみたところ、「週1回以上」(59.2%)という声が全体の6割近くを数え、冬季限定の家庭料理の大定番として「鍋料理」が君臨していることが明らかとなりました。人気の要因は「体を温める&栄養バランスの良さ」「下ごしらえ&片付けの楽さ」「残り物でOK」など、家族の胃袋を支える主婦にとっては、まさに手間入らずの「パーフェクト料理」と言えるかもしれません。特に今年は景気悪化に伴い「内食化」が進む中で、「鍋料理」は家族団らんを演出するメニューとしての側面も見逃せません。「トマト鍋」「カレー鍋」などニューフェイスの試食会を兼ねて、家族や友人たちと一緒に「鍋パーティ」を催してみてはいかがでしょうか。きっと寒さを忘れ、食欲も会話も弾むはず…。