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元気が出るオススメ映画は?

経済不況で世の中が暗く落ち込む中、私たちに夢や希望を与えてくれるエンタテイメントの1つが「映画」ではないでしょうか。昨今ではDVDやケーブルテレビ、衛星放送の普及に伴い、映画館で映画を楽しむ機会も減りつつあります。そこで今回は、「映画館」と「自宅」での映画の楽しみ方の違いについて聞きました。

全体の2人に1人は「月2本以上」の頻度で映画を楽しむ

映画を観る頻度は?

SA(単回答)

テレビやDVD、インターネットなどを含めて、日ごろ皆さんはどのくらいの頻度で「映画」を観ているのでしょうか。「休日にレンタルDVDで週1本ぐらい」(男性30代)など、「週1本以上」と回答した人は32.9%。さらに「月2〜3本程度」という声も24.2%を数え、全体の2人に1人が少なくとも「月2本以上」の映画を鑑賞していることが明らかとなりました。中には「ブルーレイ・レコーダーに録り貯めしながら、ほぼ毎日何かしら観ている。日に3本くらい観ることも…」(男性40代)など、「週3本以上」という映画ファンも全体の7.6%を占めました。


世代別で「(鑑賞本数)月2本以上」という声を見てみると、若い20、30代では50%前半に留まったものの、40代を境にして急増。50代ではピークの64.3%に達し、50、60代の余暇の楽しみとして映画鑑賞が好まれていることがうかがえます。ではなぜ、若い世代で鑑賞頻度が低調なのでしょうか。主な理由は「子どもが生まれてから映画を鑑賞する時間や余裕がなくなった」(女性30代)、「社会人になってから使える時間が限られ、映画より好きなスポーツ観戦に時間をとっているので」(女性20代)など育児や仕事・趣味に追われ、鑑賞する余裕がないという声が目立ちました。

世代別:映画を観る頻度は?

SA(単回答)

映画館を利用する頻度は「年1〜2回」
「ここ数年、行っていない」という声も約3割を占める

「映画館」で映画を観る頻度は?

SA(単回答)

全体の半数以上が「月2本以上」という高い頻度で映画を楽しんでいることが明らかとなりましたが、ではそのうち「映画館」で映画を観る頻度は一体どの位でしょうか。「レジャーを兼ねた感覚で、半年に一回くらい」(女性30代)など、「半年に1回程度」と回答した人が最も多く20.5%。「年に1回程度」という声も15.8%を数え、全体の3割以上の人びとが「年1〜2回」の利用に留まりました。主な利用機会は「映画館で観るのは子供の夏休みや春休みなど」(女性40代)など、家族サービスの一環という声が意外に多く寄せられ、映画鑑賞の頻度に比べて実際に「映画館」へ足を運ぶ頻度はそう多くないことが明らかとなりました。さらに「映画を観に行くと疲れる。家でゆっくりリラックスしてみたい」(女性50代)など、「ここ数年、映画館へ行っていない」(29.8%)という声も全体の約3割を占め、「映画館」離れが進んでいることがうかがえます。

映画鑑賞のトップは「テレビ放送」
一時停止や巻き戻しが自由に出来る「ビデオ・DVD」も人気

■映画を観るメディアは?

1 テレビ(地上波放送) 71.9%
2 ビデオ・DVD 46.2%
3 映画館 28.2%
4 BS・CS・CATV放送 24.7%
5 インターネット 6.6%

MA(複数回答)/年1本以上の 映画を
観ている人のみ(n=3689人)

では「映画館」で映画作品を観る頻度が減少する昨今、皆さんはどんなメディアを通じて映画を楽しんでいるのでしょうか。最も回答が多かったのは「テレビ(地上波放送)」(71.9%)でした。「テレビで観るときは、金曜ロードショー、土曜ロードショー、深夜枠の映画を一人で観る事が多い」(女性30代)など、テレビ(地上波)で放送する映画番組を逃さずにチェックするという声が多数寄せられました。同様4位にも「BS・CS・CATV放送」(24.7%)が挙げられ、地上波、衛星・ケーブルを含めて「テレビ放送」で映画を楽しむ人が大変多いことがうかがえます。続いて、2位は「ビデオ・DVD」(46.2%)。「ほとんどDVDで鑑賞。100円でレンタル出来るので、うれしい」(女性20代)、「宅配サービスを利用して週に3回くらい夜に旦那と観る」(女性30代)など、利用料金が安く、宅配サービス等が充実するレンタルビデオやDVDを多用するという声が目立ちました。中には「自宅では途中で洗濯終われば干したり、トイレ行ったり、一時停止ができるので気楽」(女性30代)など、時間を選ばず、自分のペースで観られる点は「テレビ放送」にはない「ビデオ・DVD」ならではの魅力と言えるかもしれません。同様の理由から5位にも「インターネット(ダウンロード、ブロードバンド配信)」(6.6%)が挙げられました。


世代別ではいかがでしょうか。「テレビ(地上波放送)」での映画鑑賞は全世代で一番人気。続いて「ビデオ・DVD」は20〜40代で圧倒的な支持を得ていたものの、年齢とともに次第に減少。代わって、年齢増すと共に「BS・CS・CATV放送」の利用が上昇し、70代以上ではピークの36.8%に達しました。また60代、70代以上のシニア層では他世代に比べて「映画館」(70代以上=33.3%)を挙げる声も目立ちました。こうした背景には「話題作の封切はシルバー料金を利用して映画館で観賞する」(男性70代)など、「シルバー優待」「シニア割引」等々の割引サービスが功を奏していると言えるかもしれません。

世代別:映画を観るメディアは?

MA(複数回答)/年1本以上の映画を観ている人のみ(n=3689人)

映画館で観たい作品は「壮大なスケール」「3D映像」「素晴らしい音響」

「テレビ放送」「ビデオ・DVD」「インターネット」などメディアが多様化する今日、皆さんが映画館で観たいと思う「映画」とは一体どんな作品なのでしょうか。次にその特徴をランキング形式で見ていきましょう。堂々の1位は「いわゆる大作もの、話題の作品」(51.1%)でした。「大迫力のシーンが満載のハリウッド映画は劇場で観たい」(男性40代)、「制作費が掛かっている大作は映画館で観るが、ヒューマンものなどは家でもいいかなと思ってしまう」(女性30代)など、超大作は巨額な製作費同様に大きなスクリーンで鑑賞し、そのスケールの壮大さを体で実感したいという声が多数寄せられました。「映画『アバター』のような3Dで映画館ならではの良さを感じられるもの」(男性30代)など、同様2位に「大迫力の3D映画(3次元映像による作品)」(36.5%)、3位にも「音響や映像の素晴らしさが堪能出来る作品」(22.9%)が挙げられ、ストーリーや出演俳優以上に「スケールの大きさ」「3D映像のリアリティ」「音響や映像の素晴らしさ」など、視覚や聴覚を揺さぶる迫力ある作品を「映画館」に求めていることがうかがえます。

■映画館で観たいと思う「映画」とは?

1 いわゆる大作もの、話題の作品 51.1%
2 大迫力の3D映画(3次元映像による作品) 36.5%
3 音響や映像の素晴らしさが堪能出来る作品 22.9%
4 好きな俳優が出演している作品 21.7%
5 好きな原作や脚本家の作品 15.8%
6 予告宣伝やチラシを見て興味が沸いた作品 14.1%
7 テレビ放映をしない「単館もの」「インディペンデンスもの」 11.0%
8 新聞・雑誌、テレビの映画評論でオススメされている作品 10.5%
9 アカデミー、カンヌなど映画賞を受賞している秀作 9.8%
10 いま観ないと出遅れる社会性や話題性の強い作品 8.9%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

「人気俳優の出演」「好きな原作の映画化」はテレビ放送を待たずに観たい

続いて、4位は「好きな俳優が出演している作品」(21.7%)。「とにかく、好きな俳優が出演している映画は、絶対大画面で観たい」(女性40代)など、応援している俳優が出演する作品はテレビ放送を待たずに劇場へ足を運ぶという声が目立ちました。同様5位にも「好きな原作や脚本家の作品」(15.8%)が挙げられ、好きな原作の映画化や人気俳優の出演ものは、とにかく封切りと同時に観たいという期待感の高い作品となっていることがうかがえます。以下、「テレビやレンタルでは観られないマイナーな映画」(男性40代)など、7位に「テレビ放映をしない『単館もの』『インディペンデンスもの』」(11.0%)、8位に「新聞・雑誌、テレビの映画評論でオススメされている作品」(10.5%)、9位に「アカデミー、カンヌなど映画賞を受賞している秀作」(9.8%)が続きました。

「映画館は洋画、自宅は邦画」「映画館はアクション、自宅は恋愛もの」という声も

そのほか、ランキング圏外であったものの、皆さんから寄せられた自由回答の中には「自宅」と「映画館」で観る作品の違いが多数寄せられました。その中からユニークな声をいくつかご紹介します。「『映画館』は複数の人と楽しみ、『自宅』では一人で楽しみたい」(女性40代)など、家族で楽しめる作品か、それとも個人で楽しめる作品かどうかで判断するという声。「洋画は映画館で観ることが多い。自宅では邦画中心に…」(男性40代)など、洋画と邦画で分けているという声。さらに「3Dは映画館で、恋愛ものなどは自宅で一人感情移入して観たい」(女性40代)という声や、「アクション系は映画館で観たい。サスペンスなど深く考えたり、映像の途中にヒントが隠されたりしているものは家でじっくり観たい」(男性40代)など、作品ジャンルによって観分けているという声まで、「映画館」と「自宅」で観たい作品の基準は人によって様々でした。


今回は「映画鑑賞」をテーマにして、皆さんのご意見を聞いてきました。皆さんの映画鑑賞頻度は「週1本以上」(32.9%)、「月2〜3本程度」(24.2%)という声が半数以上を数え、大変多くの人びとが娯楽の一つとして「映画」を楽しんでいることが明らかとなりました。かつて「映画」は「映画館」で観るのが当たり前でしたが、今日ではメディアの多様化に伴い、自宅で気軽に楽しめるエンタテイメントとして変化していることがうかがえます。特にここ数年は、世界的な経済不況の煽りを受け、レジャーや外食を控える傾向が高まる中で、自宅での映画鑑賞は私たちの「ささやかな幸せ」の瞬間といっても過言ではないかもしれません。中には「食べたり飲んだりしながら、家族と映画を一緒に観る。作品について喋りながら観られるのが楽しい」(男性50代)など、休日の家族団らんを演出する大切な時間となっているご家庭も少なくありませんでした。


最後に今回のアンケートのタイトルでもある「元気が出る映画」について、皆さんからたくさんのオススメ作品をお寄せいただきました。その中から厳しい社会の中で、私たちに勇気や希望を与えてくれる作品をいくつかご紹介します。元気が欲しくなった時に、ぜひご家族揃ってご鑑賞してみてはいかがでしょうか。


元気が出るオススメ映画

クールランニング
  • 「冬季オリンピックで、ジャマイカのボブスレーチームが色んな困難を乗り越えながら、協力することの大切さや、諦めないことの大切さを教えてくれるコメディー映画。実力があっても運がないと嘆いている人は、ぜひ観たほうがいいと思う」(女性20代)
沈まぬ太陽
  • 「この作品を観て、私の悩みや不安など『小さい!!』って感じた。どう考えても不当な人事なのに、仲間たちのためにくじけずに自分の仕事を見つけて耐える姿に感動した」(女性40代)
大脱走
  • 「当時の熟練俳優、有名俳優、のちに売れる若手などすばらしい出演者。ハラハラさせ、何度失敗しても脱走を諦めない勇敢なストーリー。全体に漂う哀愁と何度聴いても勇気づけられる音楽」(男性60代)
アバター
  • 「今では薄れてしまった仲間同士のつながり、自然との共存、自分と違う自分になれる未来への期待。人生、がんばらなきゃいけないな〜と思い、元気が出た」(女性30代)
天使にラブソングを
  • 「あの迫力のある歌声、皆で一致団結して素晴らしい歌を歌う姿を観ていると、いつも間にか自分も一緒に歌っている。この映画をみるたび、歌が与えるパワーを実感する」(女性20代)
E.T.
  • 「とてもつらい家族がE.T.と出会い、自分を、家族を、社会を、未来を信じること。人や物を大切に守り敬い、夢を持って前向きに生きる姿が良かった」(女性50代)
SEX AND THE CITY
  • 「日本のように年齢を気にして『何もしない、出来ない』でなく、いくつになっても自分らしく、自分に自信を持って生きている姿にいつも元気をもらっている。実際にNYであのような生活している人が沢山いるとは思ってはいませんが、憧れる」(女性40代)
男はつらいよ
  • 「『男はつらいよ』の第一作目を女房と交際中に観た。何の気なしに観たのですが、可笑しくて二人で笑いっぱなし。それから何となく交際が深まっていったような気がする。『笑う門には福来たる』っていうじゃないですか」(男性60代)
もしも昨日が選べたら
  • 「なんとなく借りた一本。自由自在にワンクリックで人生を止めたり、早送りしたり、巻き戻したり。便利だけれど、だんだん自分の意志とは勝手に動き出すリモコンに、家族の気持ちは、ばらばらに。人生の醍醐味は、苦労も幸せも喜怒哀楽もあってこそと思わせる、感動の涙なしでは観られない一本!」(女性30代)
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!
夕陽のカスカベボーイズ
  • 「中身の濃い映画で友達との友情が素晴しい。感動と面白さが混ざっていて何度観ても良い作品」(女性30代)
サウンド・オブ・ミュージック
  • 「主役のマリアの明るさと歌のうまさと子どもたちのふれ合い。子どもから大人まで誰でも楽しめる映画だと思う」(女性40代)
風の谷のナウシカ
  • 「自然界の素晴らしさ、人間と自然と生き物の共存の素晴らしさが伝わった作品。昔の作品ですが、今の世の中でも温暖化や動物の生態の変化や核問題など、現在の問題とも照らし合わせられる作品の一つ」(女性30代)
フォレストガンプ
  • 「ガンプの一生懸命で一途な所は、馴れ合いになってきそうな仕事や人間関係をもう一度考えさせられる。頑張っている人は誰が見ても素敵で、キラキラしている」(女性30代)
メルシィ!人生
  • 「リストラされた経理マンがゲイのふりをすることで、人生を良い方向へ変えていく話。周囲の人たちは主人公の意外な趣味に逆に関心を持ち出す。自分のコンプレックスなり、あまり周りに見せたくないと思っている部分こそ他人は興味を持っているし、それが個性。自分の性格や弱点だと思っている部分に自信を持って、思い切り自分を表現して生きていっていいんだと思った」(男性20代)
グリーンマイル
  • 「自分が報われなくても、周りを幸せにする事が出来る力が自分にも欲しいなぁと思った。ほんの少しでも人の役に立てる自分になりたいと、強く影響を受けた」(女性20代)