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青山ハッピー研究所 ハピ研

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ネットで投稿していますか?

「IT革命」と言われた2000年から10年を経て、私たちの日常生活にインターネットは欠かせない存在となりつつあります。最近では情報収集ばかりではなく、口コミ掲示板、ブログ、SNSやツイッターなど、自らの言葉で情報発信をする人が次第に増えてきました。そこで今回は、皆さんのネット投稿の利用頻度や活用法について聞きました。

4割以上が「ネット投稿の経験を持つ」と回答

ネットで投稿をしている?

SA(単回答)

まず現在、PCやケータイのインターネット(ブログ、SNSや口コミサイトなど)を通じて、投稿や情報の受発信をしている人はどの位いるのでしょうか。「@cosme(アットコスメ)では同じような肌質の人の役に立つかと思い、良かった化粧品、ダメだったものについての投稿をしている」(女性40代)、「1年ほど前から、mixiや個人ブログで日記を書いている。ほぼ毎日、わんこや日常の出来事を投稿している」(男性50代)など、「現在、ネットで情報発信・投稿をしている」と回答した人が32.8%。さらに「以前おこなっていたが、現在はおこなっていない」という声も全体の11.7%を数え、全体の4割以上が何らかの「情報」や「口コミ」をネット投稿した経験を持っていることが明らかとなりました。性別で「現在、ネットで情報発信・投稿をしている」という声を見てみると、男性は25.4%。一方、「子育てブログや主婦中心の投稿サイトなど。同じ悩みや解決策を参考にしたり、投稿することで気持ちが楽になったり…」(女性30代)など、女性は39.6%を占め、男性よりも女性の方が情報発信やコミュニティ作りに積極的であることがうかがえます。

「個人情報が不安」「仕事が忙しい」など、
「経験がない」という声も全体の55.5%を占める

一方、「おこなった経験がない」(55.5%)という声も全体の半数以上を占めました。主な理由は「してみたいと思うが個人情報の漏洩などが心配でしていない」(女性50代)、「自分の発言に対して根拠なく批判されるのではないかと不安なので…」(男性30代)など、様々なネットトラブルが不安という声。さらに「開設してもマメに記載する時間がないので…」(男性40代)など、仕事や家事で忙しく更新する暇がないという声も寄せられました。次に世代別で「おこなった経験がない」という声を見てみると、20代では32.7%、30代で48.1%と半数以下に留まったものの、40代で58.1%、50代で65.6%と次第に増加。さらに70代以上ではピークの72.2%に達し、年齢と共に「ネット投稿」から遠ざかる傾向が見受けられました。

世代別:ネットで投稿をしている?

SA(単回答)

プライベートからビジネスまで、日記形式の「ブログ」が一番人気

全体の4割以上が何らかの「ネット投稿」を行っていることが判りましたが、では皆さんは具体的にどんなメディアを利用しているのでしょうか?最も回答が多かったのは「ブログ」(42.9%)でした。「映画、テレビやビールの味の感想などを2日に一度のペースで書いている」(男性40代)、「1年前から、(自分の)お店のブログをアメーバで始め、お薦めメニューや予約状況などを書き込んでいる。ブログを見て、来店してくださったお客さまもいて嬉しい」(男性30代)など、プライベートからビジネス利用まで、「ブログ」を通じて日記形式で情報発信をしているという声が多数寄せられました。同様2位にも「ホームページ」(36.8%)が挙げられ、個人の趣味や関心に合わせたテーマで「独自メディア(ブログ、ホームページ)」を開設・運営している人が大変多いことがうかがえます。

■ネット投稿に利用するメディアは?

1 ブログ(yahooブログ、アメーバなど) 42.9%
2 ホームページ 36.8%
3 SNS(ミクシィ、マイスペースなど) 31.0%
4 口コミサイト(アットコスメ、食べログなど) 28.6%
5 掲示板サイト(2ちゃんねる、OKWaveなど) 13.9%

MA(複数回答)/ネット投稿経験者(n=1637人)

「SNS」「口コミサイト」「ツイッター」など、
人と人とのコミュニケーションを促進するメディア利用が目立つ

続いて、3位は「SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)」(31.0%)。「車の話題中心のSNS『みんカラ』で、日常のちょっとした出来事を書き込んでいる。ブログ友達が日本全国に広がり、自分の日記に対して色々な感想を述べてくれるのが楽しい」(男性30代)、「月に数回、SNSで日記を書いている。私自身も地元を離れたが、地元に残った友人や(地元を)離れた友人ともやり取りが出来る。距離も超えられる気がする」(女性30代)など、共通の趣味や嗜好を持つ人と人とのネットワークの構築や、友人とのコミュニケーションの促進にSNSが役立っているという声が多数寄せられました。バーチャルな世界でありながらも、人とのコミュニケーションは以前に増して親密になりつつあることがうかがえます。そのほか「『食べログ』でラーメンの口コミを投稿している。写真を撮って食べた味の感想や、そのお店の雰囲気等を個人的主観で書いている」(女性20代)など、4位に「口コミサイト」(28.6%)、5位に「掲示板サイト」(13.9%)、6位に「ツイッター」(7.6%)が続きました。また自由回答の中には「SNSは知人にだけの内輪の話。ホームページは仕事上の公的に見せる顔、ブログでは友人には見せない一面を綴っている。3つ運営していくのは大変だが、3つが相互にストレスをうまく抜きあっている感じ」(女性30代)など、複数のメディアを利用し、そのメディア毎に情報発信する対象や内容を使い分けているという人もいました。


世代別で利用メディアを見てみると、20代では「ブログ」(20代=46.3%)、「SNS」(20代=47.2%)が圧倒的であったものの、年齢と共に次第に減少。一方、「ブログ」「SNS」に代わって、年齢と共に人気が急増したのは「ホームページ」(70代以上=68.2%)でした。こうした背景には、ブログが本格的に国内に普及し始めたのは2002年以降、さらにSNSの普及も2004年以降であることから、ネット創世記を知る中高年層にとっては「ブログ」「SNS」以上に「ホームページ」との関わりの方が強いのかもしれません。

世代別:ネット投稿に利用するメディアは?

MA(複数回答)/ネット投稿経験者(n=1637人)

ネット投稿は「王様の耳はロバの耳」の穴!?
「自分の言いたいことが言える」ことが一番の魅力!

では、「ネット投稿」の魅力とは一体どんなところにあるのでしょうか。最も回答が多かったのは「自分が思ったことや、感じたことを率直に発言する場が出来た」(45.6%)でした。「人の目が気になるこの世の中で、すごく便利なはけ口になっているのがネット。思ったことを率直に言えてスッキリする」(女性30代)など、日常生活ではなかなか人にこぼせない愚痴や本音を包み隠さず言えるという声が目立ち、ある意味、ネットは「『王様の耳はロバの耳』の穴」のような「ストレス発散の場」となっているのかもしれません。同様6位にも「自分の意見や考えを整理したり、まとめる癖がついた」(14.6%)が挙げられ、自分の考えや意見を誰かに伝えたい、聞いて欲しいと考えている人が大変多いことがうかがえます。と同時に「自分の考えや感想が、他の人からどう見られているかを知る事が出来る」(男性30代)など、「自分の考え」が世間一般とズレていないか、常識ハズレではないかを確認する場にもなっているようです。

■ネットでの情報の受発信や投稿の魅力とは?

1 自分が思ったことや、感じたことを率直に発言する場が出来た。 45.6%
2 検索をしたり、他人の発言を読んでいるうちに
幅広い情報・ニュースに関心を持つようになった。
42.3%
3 自分自身の日記(記録)や備忘録として役立つ。 32.7%
4 同じ価値観、趣味を持つ人たちと
新しい交流や新しい友だちが出来た。
27.2%
5 家族や友人とのコミュニケーションが以前に増して高まった。 18.8%
6 自分の意見や考えを整理したり、まとめる癖がついた。 14.6%
7 悩みや問題(健康、仕事、育児など)などを
1人で抱え込まず、相談できる場が出来た。
12.0%
8 投稿や情報発信するネタ作りのため、以前よりも活動的になった。 9.7%
9 成功や失敗談を書き残すことで、自分の経験が他人に役立つ。 7.9%
10 アフェリエイトなどでお小遣い稼ぎが出来ている。 6.2%

MA(複数回答)/ネット投稿経験者(n=1637人)

「ネタ集め」のため、以前に増して「時事ニュース」「社会」への関心高まる

次に2位は「検索をしたり、他人の発言を読んでいるうちに幅広い情報・ニュースに関心を持つようになった」(42.3%)。「時事ニュースで感じたことなどを書く」(女性20代)、「経済・政治に関する意見で自分の意見と傾向を同じくするものに出会うと、思わずコメントしてしまう」(男性60代)など、ネット投稿を通じて「時事ニュースに対する関心」や「社会を冷静に見る力」が高まったという声が多数寄せられました。同様8位にも「投稿や情報発信するネタ作りのため、以前よりも活動的になった」(9.7%)が挙げられ、ネット投稿のため、「ネタ集め・情報収集」に意欲的な人が増えていることが判ります。そのほか、4位に「同じ価値観、趣味を持つ人たちと新しい交流や新しい友だちが出来た」(27.2%)、5位に「家族や友人とのコミュニケーションが以前に増して高まった」(18.8%)」、7位にも「悩みや問題(健康、仕事、育児など)などを1人で抱え込まず、相談できる場が出来た」(12.0%)が挙げられ、家族・友人などの親しい間柄から、同じ価値や興味を持つ他人に至るまで、人と人との「コミュニケーションの輪」がネットを通じて広がっていることがうかがえます。

名前、住所、職業…、「プロフィール公開」の線引きに悩む人が多い

その一方、「ネット投稿」や「情報発信」をする中で、皆さんが不安に感じることや問題を感じることとは何でしょうか。最も回答が多かったのは「プロフィール、投稿や写真内容から個人が特定されないか、不安を感じる」(50.9%)でした。「あるSNSで使っていたプロフィール顔写真が、Googleで自分の名前で検索してきたら出てきたので、恐いな、嫌だな、と思いました。セキュリティの設定を変えましたが、それでもちょっと不安は残る」(女性20代)、「近所の公園の事を何気なく書いたら、住んでいる地域を特定されて怖かった!」(女性50代)など、名前、住所、年齢や職業等々「自分のプロフィール」をどこまで公開しても良いか悩むという声が多数寄せられました。さらに中には「自分の生活の話をすると、もしかしたら知り合いに読まれているんじゃないかと思うこともある。知らない人だから言える事もある。写真を掲載するときは、知っている人が見たとしても私を特定できない状況で撮った写真にする」(女性40代)という声が寄せられ、全くの赤の他人よりも、むしろ知人や同僚といった身近な人たちに自分を特定されることを恐れている人が意外に多いようです。

■ネット投稿で、不安や問題を感じることがある?

1 プロフィール、投稿や写真内容から個人が特定されないか、不安を感じる。 50.9%
2 コメントやメール返信など、ネット上の付き合いやコミュニケーションに疲れる。 19.5%
3 不用意な自分の一言やコメントで人を傷つけたり、誤解を与えることがある。 18.5%
4 チェーンメールやスパムメールのようなものが増えて怖い。 17.5%
5 人からの中傷や悪意のあるコメントに精神的な苦痛を受けることがある。 17.0%

MA(複数回答)/ネット投稿経験者(n=1637人)

顔の見えないネットは誤解を与えやすく、
ネット付き合いに「ストレス」や「疲れ」を実感する人も

次に2位は「コメントやメール返信など、ネット上の付き合いやコミュニケーションに疲れる」(19.5%)。「本当の心が通じ合えず、人間関係で疲れる事が多い」(男性50代)、「SNSを友人の紹介で始めましたが、コメント返しやメールの返信を怠るとクレームが来てしまい、ちょっとうんざり」(女性40代)など、ネット投稿を継続する中で「社交辞令」的なやり取りが増加し、正直なところ「コミュニケーション疲れ」を実感している人が意外に多いようです。さらに「こちらの何気ない発言が相手をなぜか怒らせたことがあった。こちらは何が気に障るかも分らないので、困ったことがある」(男性50代)など、3位に「不用意な自分の一言やコメントで人を傷つけたり、誤解を与えることがある」(18.5%)、その反対に5位に「人からの中傷や悪意のあるコメントに精神的な苦痛を受けることがある」(17.0%)が挙げられ、相手の顔や表情の見えないネット投稿は「テキスト」がすべてであるが故に、時に誤解や曲解を与えやすい面もあるようです。


今回は私たちの生活を一変させた「ネット」をテーマに、皆さんのご意見を聞いてきました。「現在、ネットで情報発信・投稿をしている」(32.8%)、「以前おこなっていたが、現在はおこなっていない」(11.7%)という声は全体の4割以上に達し、インターネットは決して受身なメディアではなく、誰もが情報発信者になれる「能動的なメディア」であることが明らかとなりました。ネット投稿の一番の魅力として「自分が思ったことや、感じたことを率直に発言する場が出来た」(45.6%)という回答が目立ったように、テレビ、ラジオ、雑誌などの大手メディアと肩を並べて、個人が自由に意見や感想を述べることが「ネット」によって容易になったと言えるかもしれません。また誰もが自由に発言する場が生まれた一方で、「不用意な自分の一言やコメントで人を傷つけたり、誤解を与えることがある」「人からの中傷や悪意のあるコメントに精神的な苦痛を受けることがある」といった問題が浮上しているのも事実です。中には「誤解を受けない様に分かりやすい言葉で、嫌な思いをさせない表現法を気に止めながら書いている」(女性50代)など、ネットを通じて簡単に投稿できるからこそ、尚さら、自分の発言の重さや影響を自覚している人もいました。相手が見えないから本音が言える反面、そこに「マナー」や「心遣い」の気持ちを忘れてはいけないことを、改めて実感させられます。


さて、最後に皆さんが現在、ハマっている面白いサイトや新しいコミュニティに関する情報を多数お寄せいただきました。下記にその中からいくつかご紹介しますので、ぜひご参照ください。


最近ハマっている面白サイトやコミュニティ

シュフステージ
http://www.shufustage.com/
  • 「日ごろ行っている料理などを投稿したり、コンテストに出場し、入賞すると、豪華賞品がもらえるので、本気になってやってる。楽しいですよ」(女性20代)
趣味人倶楽部
http://smcb.jp/
  • 「最初はアンケートサイトでここに加入すればポイントがもらえるというので何も考えずに加入しましたが、見てみると同年代の方が趣味や生活のことを自由に語っておられて楽しくなってきました」(女性50代)
ツイッター
http://twitter.jp/
  • 「長文になることもなく、思ったことを短文で伝えて、それにコメントが来て、やり取りの幅が広くなったなと感じる」(女性20代)
ウィメンズパーク
http://women.benesse.ne.jp/
  • 「規模が大きいので、様々な分野の口コミがあり、まだまだ攻めきれていません。地域情報もあるので、親しみも湧く」(女性40代)
4travel
http://4travel.jp/
  • 「海外に出発する前に、必ず現地の情報を調べるために見るサイト。クチコミなので、とてもいろんな面で役に立つ」(男性30代)
モニプラ
http://monipla.jp/
  • 「抽選か、企業への応援ブログ記事での選考によっていろいろな商品やサービスがもらえるサイト」(女性40代))
大手小町
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/
  • 「大手小町が面白い!世の中にはさまざまな価値観をもった人がいるのだな〜とオドロク!」(女性30代)
アディダスランニング共和国
http://www.adirepublic.jp/
  • 「リニューアルされたばかりで、同じ趣味の人達と人と人とのつながりが増えそうで楽しみ」(女性30代)