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この春、お花見に行きますか?

3月に突入し、春めいた陽気が待ち遠しいこのごろ。今年は「梅」の開花や、春告鳥として知られる「鶯」の初声も例年よりも早かったそう。そうなると、そろそろ桜の開花も気になりますね。そこで今回は、皆さんに今年のお花見の計画について聞きました。

全体の6割以上が「お花見」への参加・開催の意向を持つ

お花見に行く予定?

SA(単回答)

まず、今年の「お花見」の予定はいかがでしょうか。「4月下旬ごろ、青森県弘前公園に行く。例年は5月の連休が最高ですが、今年は少し早く咲きそう」(男性60代)など、「必ず行くつもり」と回答した人は29.6%。さらに「まだ決まっていないが行くつもり」という声も34.5%を数え、全体の64.1%が今年の「お花見」への参加・開催を心待ちしていることが明らかとなりました。中には「2月末に『河津桜』を見に行きました。ソメイヨシノの季節には、家族と近所の桜の名所に行く予定」(女性30代)など、一足早く早咲きの桜を楽しんだという人もいました。過去3年間に実施した本調査を振り返ると、「必ず行くつもり」「まだ決まっていないが行くつもり」という声は2007年が56.5%、2008年が59.9%、2009年が65.1%であったことから、暗雲立ちこめる大不況下とはいえ、例年同様に「お花見を楽しみたい」と期待する人びとが大変多いことがうかがえます。中には「不景気なので、親戚一同で近場の公園で楽しく花見がしたい」(男性40代)など、こうしたご時世だからこそ、尚さら気分を一新できるイベントを重視する声も寄せられました。


世代別ではいかがでしょうか。「必ず行くつもり」「まだ決まっていないが行くつもり」という声を見てみると、20〜30代では60%をキープしていたものの、40代で58.9%と参加意向が減少。その一方、50代で64.8%、60代で82.8%、70代以上でも83.3%を数え、50代を境に一転して参加意向は高まる傾向が見受けられました。特に40代の参加意向が低調だった理由として「子供も大きくなったので部活動などがあり、家族で行く機会が減った」(女性40代)、「周りの人たちは仕事で忙しいので…」(女性40代)など、家族、友人ともにタイミングが合わないという声が目立ち、公私共に大変忙しい世代と言えるかもしれません。

世代別:お花見に行く予定?

SA(単回答)

アウトドアレジャーの一環として「家族」で桜見物を楽しむ

■どんなメンバーで行く予定?

1 家族・親族 51.8%
2 夫婦 32.2%
3 友人 23.4%
4 会社仲間・仕事 16.2%
5 サークル・倶楽部の仲間 7.3%

MA(複数回答)/お花見に行く意向の人(n=4190人)

では皆さんは、どんなメンバーで「お花見」を催すのでしょうか。最も回答が多かったのは「家族・親族(子どもを含めて)」(51.8%)でした。「3月末ごろ、家族と一緒に近所の公園で(花見をしながら)バーベキューを行う」(男性40代)、「長岡の悠久山公園に行く。小さな動物園もあるので子供が楽しんでくれそう」(女性20代)など、親子で遊べる「アウトドアレジャー」の一環として計画を立てているご家庭が大変多いようです。同様2位にも「夫婦」(32.2%)が挙げられ、「お花見=春恒例の家族イベント」として定着していることがうかがえます。

「学生時代の友人」「ママ友ファミリー」が集う大イベントの開催も

また家族・夫婦以外では、3位に「友人(学生時代の仲間など)」(23.4%)。「今年は20年来の友人たちが札幌から私の住む名古屋へ花見にやってくる。昔を思い出し、昼から夜桜まで語り合おうと思っている」(女性40代)など、桜の季節に合わせて同窓会を開くという声も寄せられました。同様5位に「サークル・倶楽部の仲間」(7.3%)、8位にも「ママ友」(5.3%)が続きました。さらに自由回答の中には「家族とその友人含めて5家族ぐらいで近くの公園に花見に行く」(女性30代)など、ママ友、学生時代の友人家族を含めて複数の家族が参加する大イベントを催すという人もいました。


世代別ではいかがでしょうか。20代では「友人(学生時代の仲間など)」(20代=43.3%)が目立ったものの、次第に既婚の増える30代では「友人」が急減し、代わって「家族・親族(子どもを含めて)」(30代=59.7%)という声が増加する傾向が見受けられました。さらに50代になると「家族・親族(子どもを含めて)」は減少し、一方で「夫婦」という声が上昇するなど、結婚や子どもの成長に合わせて「花見」の参加メンバーが大きく変化していることがうかがえます。そのほか、20〜40代は「会社仲間・仕事」(40代=18.5%)、60代以上は「サークル・倶楽部の仲間」(70代以上=21.5%)を挙げる声も目立ちました。

世代別:参加・開催するメンバーは?

MA(複数回答)/お花見に行く意向の人(n=4190人)

場所取り無用!家族やペットと散歩しながらのお花見が主流

全体の6割以上が参加意向を持っていることが明らかとなりましたが、では皆さんは「お花見」を一体どのように楽しんでいるのでしょうか。次に具体的な「お花見タイプ」を見ていきましょう。最も回答が多かったのは「歩きながら桜を観賞する『散歩派』」(54.3%)でした。「赤ちゃんをベビーカーにのせて、散歩しながら見に行きたい」(女性20代)など、家族と一緒に散歩を兼ねて桜を観賞したいという声が多数寄せられ、一つの場所で腰を据えたお花見よりも、場所取り不要の「散歩派」が意外に多いことがうかがえます。中には「静岡・藤枝にある蓮華寺公園に夫婦、ペットのワンコと散策する」(女性40代)など、愛犬と散歩しながらの桜見物を計画している人もいました。

■あなたのお花見のタイプは?

1 歩きながら桜を観賞する「散歩派」 54.3%
2 昼間にお弁当持参の「ピクニック派」 45.6%
3 お酒を飲みながらの「宴会派」 31.5%
4 ライトアップで艶やかな「夜桜派」 14.3%
5 車でめぐる「お花見ドライブ派」 14.1%

MA(複数回答)/お花見に行く意向の人(n=4190人)

「弁当」「屋台」「宴会」など、桜花観賞よりも腹ごしらえ!?

続いて、回答が目立ったのは「昼間にお弁当持参の『ピクニック派』」(45.6%)。「お花見弁当に何を入れるか、ワクワクしながら考えている。懐かしいチューリップ唐揚げを作ろうかなと計画中」(女性20代)など、レジャーシート&お弁当を持って、遠足やピクニック気分で「お花見ランチ」を楽しみたいという声。「毎日飲んでいるビールも、桜を見ながら飲むと美味しさが倍増し、何缶でも飲みたくなる(女性20代)」など、同様3位に「お酒を飲みながらの『宴会派』」(31.5%)、7位にも「花より、屋台の『食いしん坊派』」(10.7%)が挙げられ、桜見物に「お花見グルメ」は必要不可欠な存在と言えます。桜花を観賞するよりも食い気が先という人も少なくなさそうです。以下4位に「ライトアップで艶やかな『夜桜派』」(14.3%)、5位に「車でめぐる『お花見ドライブ派』」(14.1%)が続きました。

凝ったものよりも、シンプルな「おにぎり」が一番人気

お花見の楽しみの一つとして「弁当」「屋台」「宴会」など「グルメ」を挙げる声が目立ちました。そこで次に桜見物に欠かせない「お花見グルメ」をランキング形式で見ていきましょう。堂々の人気ナンバーワンは「おにぎり」(32.8%)でした。「おにぎりが食べたくなるので、漬物と一緒に必需品」(女性60代)、「中は鮭、おかか、梅干しが最適」(男性60代)など、アウトドアでは凝ったものよりも、むしろ素手で食べられるシンプルな「おにぎり」が一番人気となりました。同様2位に「手作りのお花見弁当」(29.9%)、3位にも「市販のお花見弁当(デパ地下など)」(21.1%)が挙げられ、春の陽気が食欲を掻き立てるせいか、トップ同様に腹を満たす「ご飯もの」に高い支持が集まりました。自由回答の中には「お花見グルメは『手作りのお弁当』。春らしく、おにぎりには桜の塩漬けをのせ、菜の花の胡麻和えなど春野菜を入れる」(男性40代)など、旬の食材をふんだんに取り入れた「お花見弁当づくり」を楽しみにしている人もいました。

■お花見に欠かせないグルメは?<食べもの編>

1 おにぎり 32.8%
2 手作りのお花見弁当 29.9%
3 市販のお花見弁当(デパ地下など) 21.1%
4 揚げ物(唐揚げ、フライドポテトなど) 20.8%
5 焼き鳥・串焼き 20.5%
6 たこ焼き・お好み焼き・焼きそば 16.8%
7 つまみ・乾き物 15.2%
8 スナック・菓子類 14.9%
9 バーベキュー・焼き肉・ジンギスカン 13.7%
10 お寿司 12.6%

MA(複数回答)/お花見に行く意向の人(n=4190人)

素手でつまめる「唐揚げ」「焼き鳥」は花見グルメの定番
コンロを使った「BBQ」「ジンギスカン」などアウトドア料理も

4位は「揚げ物」(20.8%)。「妻の作る唐揚げは最高に美味い」(男性50代)、「フライドポテトを食べながらチューハイを飲む」(女性30代)など、冷えても美味しい唐揚げやフライドポテトは、おにぎりやお弁当のおかずに最適なパートナーとなっていました。さらに5位にも「焼き鳥・串揚げ」(20.5%)が挙げられ、「おにぎり」「揚げ物」同様に箸を使わずに手で気軽に食べられる点も、アウトドアならではの人気グルメの特徴の一つと言えるかもしれません。また見逃せないのが、9位の「バーベキュー・焼き肉・ジンギスカン」(13.7%)です。「バーベキューで、ダッチオーブンも使って、本格的な調理をするのが楽しみ」(男性30代)など、作り置きした冷えたお弁当ではなく、桜を見ながら、その場でバーベキュー料理を作るという声も少なくありませんでした。中には「北海道は、円山公園で『あいのねぎ(行者にんにく)』を入れたジンギスカンを食べる」(男性50代)など、北海道では「桜」といえば「ジンギスカン」が定番グルメとなっているようです。そのほか、「夜店で買って歩きながら、花を見つつ、飲んで食べて楽しむ。つまみはお好み焼き、たこ焼き」(女性40代)など、6位にB級グルメの王様の「たこ焼き・お好み焼き・焼きそば」(16.8%)、7位に「つまみ・乾き物」(15.2%)、8位に「スナック・菓子類」(14.9%)が続きました。

「桜」といえば「ビール」、缶ビール片手に桜見酒が風流
ドライバーは「ノンアルコールビール」で気分を盛り上げる

■お花見に欠かせないグルメは?
<飲みもの編>

1 ビール 65.5%
2 お茶・コーヒー 39.3%
3 発泡酒その他 22.1%
4 チューハイ 21.6%
5 ジュース 17.7%

MA(複数回答)/お花見に行く意向の人
(n=4190人)

続いて、「飲料」はいかがでしょうか。堂々のトップは「ビール」(65.5%)でした。「犬の散歩にビールや第3のビールを持参し、公園に出ている屋台でやきそばを購入して桜を眺めながら飲む」(男性40代)、「ビールは生に限るので専用サーバーを持参する」(男性30代)など、古くから「花見酒」と言われるように桜を見ながらの飲酒はとても風流なものとされ、今日においては「ビール」がその役割を担っていることがうかがえます。同様3位に「発泡酒その他」(22.1%)、4位にも「チューハイ」(21.6%)が挙げられ、喉越しが爽やかな「炭酸アルコール飲料」に高い支持が寄せられました。また一方で、お花見ドライブの場合は「ノンアルコールビールが出てきたので、運転があるときも飲んだ気分に慣れるのでうれしい」(女性30代)など、「ノンアルコール ビールテイスト飲料」でお花見気分を盛り上げるという声が目立ちました。

「花冷え」の季節、温かいお茶やホットコーヒーも必須

上位はアルコール飲料が占める中で、2位には「お茶・コーヒー」(39.3%)が挙げられました。「時期的に肌寒いときもありますので、案外温かい飲み物も好評」(女性50代)など、「花冷え」という言葉があるように桜の咲く頃は、なぜか急に冷え込みが厳しくなることも少なくなく、保温性のあるボトルやタンブラーで温かいお茶やホットコーヒーを持参するという声。さらに中には「焼酎のお湯割りとか…」(女性40代)、「コンロでお湯を沸かしたり、熱燗作ったり」(男性20代)など、お燗やお湯割りで楽しめる6位「日本酒」(13.2%)、8位「本格焼酎」(8.6%)、10位「ウイスキー」(2.1%)で体を温めるという声も寄せられました。

「ひざ掛け」「クーラーボックス」など、1つ何役もこなすアイテムが便利

お花見グルメのほか、皆さんから寄せられた自由回答の中には「桜見物に欠かせないアイテム」も数多く挙げられました。次にその中からユニークな回答やアイデアをいくつかご紹介します。「使い捨てカイロは必ず持参する」(女性40代)、「便利なものはひざ掛け。寒ければ羽織れるし、シートに座るときに座布団代わりにもなる」(女性30代)など、特に夜桜では凍えながらのお花見というケースも少なくなく、防寒対策やグッズに力を入れるという声。「意外に手が汚れるので、ウエットティッシュ」(女性30代)、「トイレットペーパーは必須」(女性30代)など、衛生面から汚れものをさっと拭き取れる「ティッシュ」を重視とする声。さらに「クーラーボックスは冷やせるし、テーブルや椅子代わりにもなるので…」(女性30代)など、長時間、レジャーシートに座っていると腰やお尻への負担も大きいため、クーラーボックスを「椅子」代わりに使うという声も寄せられ、1つで何役もこなす携行に便利なグッズが重宝されていることがうかがえます。


今回は例年よりも早咲きが予想される桜の開花を控え、皆さんの今春の「お花見計画」についてお話を聞いてきました。「(お花見に)必ず行くつもり」「まだ決まっていないが行くつもり」という声は全体の64.1%を数え、景気低迷の世の中とはいえ、例年同様の参加・開催意向を持っていることが明らかとなりました。「不況払い」とばかりに、日ごろの鬱憤を晴らしたいと考えている人が意外に目立ちました。また今冬は全国的に大雪に見舞われたことから、野外での行楽を待ち詫びていた人も少なくなかったのではないでしょうか。福岡では14日にソメイヨシノが開花したと発表され、いよいよ本格的なシーズンが始まろうとしています。桜前線の北上と共に日本の景気回復にも弾みを付けたいところですね。