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最近、『外飲み』をしていますか?

昨今の経済不況から「外食」や「外飲み」を避ける風潮が広がっているものの、「節約、節約…」では気が滅入るばかり。きっとGW中は少し財布の紐を緩めて息抜き、ストレス発散に努めたご家庭も少なくなかったのでは…。そこで今回は最近の「外飲み(居酒屋など店でお酒を飲む)」事情について、皆さんのご意見を聞きました。

4割以上が「月1回以上」の頻度で「外飲みをする」と回答

最近の「外飲み」の頻度は?

SA(単回答)

さて最近、皆さんは「外飲み(居酒屋など店でお酒を飲む)」をどのくらいの頻度で行っているのでしょうか。「月に2〜3日くらい、同僚と飲みに行く」(男性40代)など、「月2回以上」と回答した人は27.0%。「月1回程度」という声も18.1%を数え、全体の4割以上の皆さんが少なくとも「月1回以上」の頻度で「外飲み」に出かけていることが明らかとなりました。さらに「行きつけの店が何軒かあるので週1ペースで…」(女性40代)など、「週1回以上」の高頻度で「外飲み」をするという声も12.9%を占めました。次に性別で「(外飲みが)月1回以上」という声を見てみると、女性が35.3%であったのに対し、男性はそれよりも20%近く高い54.5%を数え、仕事帰りに「外飲み」をする男性サラリーマンの姿がうかがえます。

「景気低迷」「結婚・出産」などを理由に
全体の半数以上が「外飲み」頻度の減少を実感

「外飲み」の頻度は増加した?減少した?

SA(単回答)/「お酒が飲めない人」以外(n=1333人)

全体の4割以上が「月1回以上」の頻度で「外飲み」をしていることが判りましたが、最近では「家飲み(自宅でお酒を飲む)」が増えているとも言われます。実際に「外飲み」の頻度はどのくらい増減しているのでしょうか。「リーマンショックとか言われた頃から、財布の紐が堅くなった。特に飲み仲間の一人が失業中なので、なかなか飲み会をやろうと言えない状況…」(女性40代)など、「とても減った」と回答した人が33.4%。さらに「やや減った」という声も19.1%を数え、全体の半数以上の皆さんが「外飲み」の減少を実感していることが明らかとなりました。主な理由は景気低迷に伴う「節約」が目立ち、「外飲み」から「家飲み」へシフトしたという声。また女性陣では「仕事を辞めて、専業主婦になったので」(女性30代)、「ここ4年で2人の子供を妊娠・出産したので禁酒していたため…」(女性30代)など、20、30代の女性では退職、結婚、出産に伴って「外飲み」が急減したという声が目立ちました。


その一方、「とても増えた」(2.5%)、「やや増えた」 (8.0%)という人の主な理由を見てみましょう。「ストレスが増えて、憂さ晴らしをしたい気分にかられることが多くなった」(男性50代)など、経済不況にからストレスを抱え、かえって飲む機会が増したという声。さらに「会社が合併して大きくなったので、飲みに誘われる回数が増えた」(男性50代)など、「外飲み」の増減は良いにつけ悪いにつけ仕事と密接に関わっていることがうかがえます。

ファミレス感覚で家族と楽しめる「居酒屋」がトップ
続いて「焼鳥」「焼肉」など、お酒との相性の良い肉料理も人気

全体として「外飲み」頻度が減少する中で、皆さんは具体的にどんな場所でお酒を楽しんでいるのでしょうか。堂々の1位は「チェーンの居酒屋」(53.3%)でした。「チェーン店でクーポンを使って、なるべく低予算で…」(女性30代)など、安心価格で当たり外れが少ないという理由から「大手チェーン」に人気が集中しました。さらに自由回答の中には「子供連れでも行きやすいので…」(女性30代)という声も寄せられ、チェーンの居酒屋は「酒場」というよりも、むしろ家族で楽しめる「ファミレス」に近い存在と言えるかもしれません。同様2位に「個人経営の居酒屋」(32.4%)、4位にも「ダイニング居酒屋」(20.6%)が挙げられ、上位には食事とアルコールのバリエーションが豊富な「居酒屋」に高い支持が寄せられました。

■「外飲み」によく行く場所は?

1 チェーンの居酒屋 53.3%
2 個人経営の居酒屋 32.4%
3 焼鳥・串料理屋 21.4%
4 ダイニング居酒屋 20.6%
5 焼肉・韓国料理店 20.1%
6 レストラン(イタリアン、フレンチ、和食など) 13.3%
7 寿司屋(回転含む) 10.6%
8 小料理・割烹料理店 10.4%
9 ファミリーレストラン 8.6%
10 中華料理屋(ラーメン店含む) 7.1%

MA(複数回答)/「お酒が飲めない人」以外(n=1333人)


続いて、3位は「焼鳥・串料理屋」(21.4%)。「冬場は鍋のある居酒屋が多かったが、最近は焼鳥の美味しいお店が増えた」(男性20代)など、素材の味をシンプルに楽しめる焼鳥は、お酒との相性が抜群という声が多数寄せられました。「同僚と焼肉店へ行くことが多い」(女性30代)など、同様5位にも「焼肉・韓国料理店」(20.1%)が挙げられ、焼鳥・焼肉など肉料理を肴に「外飲み」を楽しむ人が大変多いことがうかがえます。以下、6位に「レストラン(イタリアン、フレンチ、和食など)」(13.3%)、7位に「寿司屋(回転含む)」(10.6%)、8位に「小料理・割烹料理店」(10.4%)が続きました。

女性は食事&お酒が楽しめる「ダイニング居酒屋」「レストラン」を支持

性別ではいかがでしょうか。男性、女性共にトップは「チェーンの居酒屋」(男性=54.5%、女性=52.1%)。次に男性回答に目立ったのは「個人経営の居酒屋」(男性=36.4%、女性=28.1%)、男性3位に「焼鳥・串料理屋」(男性=21.2%、女性=21.6%)が続き、チェーン展開の大型店に限らず、個性的な個人オーナーのお店や小ぢんまりとした焼鳥屋にも高い支持が寄せられました。その一方、女性回答に目立ったのは「ダイニング居酒屋」(男性=14.2%、女性=27.5%)でした。「ダイニング居酒屋は料理のバリエーションも豊富なので女性同士でも楽しい」(女性50代)など、「外飲み」とはいえ、「料理」にもこだわりたいという声が女性陣を中心に目立ちました。同様、女性6位に「レストラン(イタリアン、フレンチ、和食など)」(男性=7.2%、女性=19.8%)、7位にも「ファミリーレストラン」(男性=5.8%、女性=11.7%)が挙げられ、男性は「お酒」中心である一方、女性は「料理」を中心に店を選ぶ傾向が見受けられました。

■男性:「外飲み」によく行く場所

1 チェーンの居酒屋 54.5%
2 個人経営の居酒屋 36.4%
3 焼鳥・串料理屋 21.2%
4 焼肉・韓国料理店 16.5%
5 ダイニング居酒屋 14.2%
6 寿司屋(回転含む) 11.7%
7 小料理・割烹料理店 10.0%
8 スナック・クラブ 8.6%
9 中華料理屋(ラーメン店含む) 8.4%
10 レストラン 7.2%

■女性:「外飲み」によく行く場所

1 チェーンの居酒屋 52.1%
2 個人経営の居酒屋 28.1%
3 ダイニング居酒屋 27.5%
4 焼肉・韓国料理店 24.0%
5 焼鳥・串料理屋 21.6%
6 レストラン 19.8%
7 ファミリーレストラン 11.7%
8 小料理・割烹料理店 10.7%
9 寿司屋(回転含む) 9.3%
10 中華料理屋(ラーメン店含む) 5.8%

MA(複数回答)/「お酒が飲めない人」以外(男性:n=690人、女性:n=643人)

男性は「仕事付き合い」、女性は同性同士の「友達付き合い」が主流

では日ごろ、皆さんはどんなメンバーで「外飲み」に出かけるのでしょうか。男性回答で最も多かったのは「会社の同僚(後輩含む)と」(男性=42.0%、女性=20.2%)でした。「会社の同僚と居酒屋でグチを言い合うのがストレス解消になっている」(男性50代)など、会社帰りに気の許せる同僚と一杯引っ掛けるという声が多数寄せられました。同様5位にも「会社の先輩と」(男性=14.1%、女性=8.1%)が挙げられ、男性は仕事仲間との「外飲み」がメインでした。

■男性回答:「外飲み」時のメンバーは?

1 会社の同僚(後輩含む)と 42.0%
2 友人(異性含む)と 29.9%
3 友人(同性のみ、女性のみ、男性のみ)と 20.9%
4 家族で 20.4%
5 会社の先輩と 14.1%

MA(複数回答)/「お酒が飲めない人」以外(n=690人)


一方、女性のトップは「友人(同性のみ、女性のみ、男性のみ)と」(男性=20.9%、女性=37.0%)でした。「女友達と焼鳥屋さんか、カラオケボックスで飲むことが多い」(女性30代)など、女友達のみで「女子会」を開くという声が多数寄せられ、同性同士ならではの気取りのない雰囲気を好む女性が大変多いようです。さらに2位には「友人(異性含む)と」(男性=29.9%、女性=34.8%)が挙げられ、「男性の外飲み=仕事付き合い」が多かったのに対し、「女性の外飲み=友達付き合い」が主流となっていることがうかがえます。

■女性回答:「外飲み」時のメンバーは?

1 友人(同性のみ、女性のみ、男性のみ)と 37.0%
2 友人(異性含む)と 34.8%
3 家族で 32.8%
4 夫婦で 26.1%
5 会社の同僚(後輩含む)と 20.2%

MA(複数回答)/「お酒が飲めない人」以外(n=643人)

相場は「平均3,000〜5,000円」
「1回当たりの予算を抑えて頻度を増やす」という声も

外食が減少傾向にある中、皆さんは1回の「外飲み」におおよそどの位の予算を掛けているのでしょうか。「ネットで調べてクーポンがあるお店で、1回あたりの予算は安く抑えたいので3,000円くらい」(女性30代)など、全体の2人に1人以上は「3,000〜5,000円未満」(55.0%)。次に「2,000〜3,000円未満」(17.4%)、さらに「5,000〜7,000円未満」(11.0%)が続き、全体の8割以上が「2,000〜7,000円未満」の予算の中でやり繰りをしていることが判明しました。また中には「普段5,000円を超えると高いと感じる。だったら2〜3,000円で2回行ったほうが楽しい」(男性60代)など、低予算で抑えて「外飲み」頻度を増やすという声も寄せられました。

1回の「外飲み」の平均予算(1人分)は?

SA(単回答)/「お酒が飲めない人」以外(n=1333人)

コミュニケーションの潤滑油!外飲みで「人間関係」をキープ

「家飲み」を支持する風潮が高まる中、頻度は少なくなりつつも「外飲み」を楽しみにしている人も決して少なくないようです。では「外飲み」の持つ魅力とは一体どんなところにあるのでしょうか。堂々のトップは「友達・同僚とのコミュニケーションづくり」(44.3%)でした。「友人や職場の人と飲む酒はコミュニケーションの潤滑油になる」(男性50代)など、アルコールが入ることで腹を割って話せるという声が多数寄せられ、「外飲み」は「飲酒」そのものの楽しみよりも、むしろ「人間関係」の構築に重きが置かれていることがうかがえます。同様9位にも「家族団らんの場として最適」(6.4%)が挙げられました。

■「家飲み」にはない「外飲み」の魅力は?

1 友達・同僚とのコミュニケーションづくり 44.3%
2 後片付けが不要 34.7%
3 料理・つまみが美味しい 33.5%
4 料理・つまみのバリエーションが豊富 30.4%
5 生ビールが旨い 25.8%
6 非日常的な雰囲気が良い 25.7%
7 アルコールのバリエーションが豊富 17.2%
8 家族・家庭を忘れて羽目を外せる 8.9%
9 家族団らんの場として最適 6.4%
10 大勢で騒いでも大丈夫 5.7%

MA(複数回答)/「お酒が飲めない人」以外(n=1333人)

「料理や後片付けから開放されたい!」と欲する主婦も

続いて、2位は「後片付けが不要」(34.7%)。「後片付けの心配をしないで、気に入ったお酒を好きなだけ頼める」(女性40代)など、料理の準備や後片付けを考えずに気楽という声が多数寄せられました。特にこうした声は男性が24.2%であったのに対し、女性は倍近い45.9%を数え、たまには家事から開放されたいと欲する主婦が結構多いようです。同様6位に「非日常的な雰囲気が良い」(25.7%)、8位に「家族・家庭を忘れて羽目を外せる」(8.9%)が挙げられ、非日常的な空間や雰囲気に身を置き、生活疲れや溜まったストレスを上手に発散している人が大変多いことがうかがえます。

クリーミーな泡立ち、鮮度など、
生ビールの美味しさは「外飲み」ならでは魅力

■「外飲み」でよく飲むのは?

1 ビール 81.7%
2 チューハイ 37.2%
3 本格焼酎 25.8%
4 日本酒 17.6%
4 カクテル 17.6%
6 ワイン 15.6%
7 マッコリ 11.4%
8 ハイボール 5.3%
9 ウイスキ- 5.2%
10 シャンパン・
スパークリングワイン
3.1%

MA(複数回答)/「お酒が飲めない人」以外
(n=1333人)

そのほか、3位に「料理・つまみが美味しい」(33.5%)、4位に「料理・つまみのバリエーションが豊富」(30.4%)、5位に「生ビールが旨い」(25.8%)、7位にも「アルコールのバリエーションが豊富」(17.2%)が続き、料理・ドリンクの味やバリエーションの豊富さは「家飲み」にはない、「外飲み」ならではの大きな魅力と言えそうです。では、「外飲み」で人気のドリンクとは何でしょうか。ダントツの一番人気は「ビール」(81.7%)でした。「美味しい生ビールはいくら頑張っても自宅では真似出来ない」(女性40代)など、生ビールのクリーミーな泡立ちや鮮度の高さを「外飲み」に期待する声が多数寄せられました。同じビールとはいえ、「家飲み」以上に味にこだわる人が大変多いことがうかがえます。

「バリエーションの豊かさ」「珍しい地酒」が試せるなど、
女性は「チューハイ」「カクテル」、男性は「本格焼酎」「日本酒」

人気の2位は「チューハイ」(37.2%)。「『家飲み』では缶チューハイが多いが、『外飲み』では普段家で飲まないものをなるべく注文する。最近、ゆずにハマっているので、ゆず蜜ティーとか、ゆずチューハイを飲む」(女性30代)など、一杯毎に味に変化を付けて注文するという声が目立ち、バリエーションが豊かで一本調子にならないのも「チューハイ」の楽しさと言えるかもしれません。同様4位にも「カクテル」(17.6%)が挙げられ、炭酸やジュースで割った口当たりの良いお酒に高い支持が寄せられました。特に「チューハイ」(男性=31.7%、女性=43.1%)、「カクテル」(男性=7.2%、女性=28.8%)は女性人気の高さが目立ちました。その一方、「『外飲み』だと色んな銘柄の焼酎が試せる」(男性20代)など、3位に「本格焼酎」(男性=35.8%、女性=15.1%)、4位に「日本酒」(男性=20.3%、女性=14.8%)が続き、珍しい地酒をお目当てに「外飲み」に繰り出す男性陣も少なくないようです。


今回は、ここ最近の「外飲み」事情について皆さんのご意見を聞いてきました。「外飲み」頻度の増減は「とても減った」(33.4%)、「やや減った」(19.1%)という声が52.5%を占め、全体の2人に1人が「外飲み」の減少を実感していることが明らかとなりました。こうした背景には「不景気で収入減…」(男性50代)など昨今の景気低迷が強く影響をし、「外飲み」から「家飲み」に切り変えたという声が目立ちました。とはいえ、「外飲み」が完全に消滅したわけではありません。今回のアンケート調査でも、全体の4割以上が少なくとも「月1回以上」の頻度で「外飲み」に繰り出していることが判明しました。「外飲み」の一番の魅力は、俗に「飲みニケーション」と言われる人間関係の構築。不況に伴い仕事環境がますます劣悪化する中、月一回程度の「外飲み」は私たちにストレスを発散する息抜きを与えると共に、同僚や仲間との絆をより深める良い機会となっていることがうかがえます。いわば、こんなご時世だからこそ、なおさら「たまの外飲み」が必要とされているのかもしれません。さて今週末あたり、隣の同僚を誘って一杯いかがでしょうか?