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青山ハッピー研究所 ハピ研

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今、一番欲しい家電は?

「景気低迷」とはいいつつも、「3Dテレビ」「電子書籍端末」「ブレーレイレコーダー」「デジタルフォトフレーム」など、物欲をそそる最新家電が次々に登場しています。「欲しいな〜」と家電売場で眺めているだけという人も結構多いのでは?そこで今回は皆さんが「今、欲しい家電」とは何かを聞きました。

全体の9割近くが「欲しい家電がある」と回答

欲しい家電がある?

SA(単回答)

さて今、皆さんは何か欲しい「家庭電化製品(家電)」があるのでしょうか。「オーブンレンジ。オーブンやグリル機能は動くが、解凍や温めができなくなり困っているので買いに行きたい」(女性40代)など、「現在、購入検討している家電がある」と回答した人は34.1%。さらに「古くなってコーティングがはがれてきた炊飯器を買い換えたい」(男性30代)など、「購入検討までには至っていないが欲しい家電がある」という声も54.6%を占め、実に9割近くの人びとが「最新家電」に対して強い購買意欲を持っていることが明らかとなりました。また性別で「現在、購入検討している家電がある」「購入検討までには至っていないが欲しい家電がある」という声を見てみると、男性は86.6%であったのに対し、女性はそれよりも4%以上高い90.9%を数えました。こうした背景には「冷蔵庫は結婚した時に買ったもの。野菜室の開きも悪いし、容量も子供達が大きくなってきたせいか、小さく感じる」(女性30代)など、女性回答の中には主婦も多く、日ごろ家事などで家電の利用機会が男性以上に多いことも大きな要因と言えるかもしれません。

今、欲しい家電ナンバーワンは「地上デジタルテレビ」
さらに映画観賞、スポーツ観戦の迫力を求め「大画面」「3D」機能も

大多数の人びとが「最新家電」に高い関心を持っていることが判りましたが、では皆さんが今一番欲しいと思っている「家電」とは一体何でしょうか。堂々の人気ナンバーワンは「地上デジタルテレビ」(40.5%)でした。「2011年7月に地上デジタルになることを踏まえ、薄型大型テレビが欲しい」(女性50代)、「アナログだと見られなくなるから…」(男性30代)など、来年に迫った地上デジタル放送への完全移行を控え、いよいよ「待ったなし!」で本気で購入を検討し始めている人が増えているようです。中には「家にあるテレビのうち1台しか地デジ対応でないため、残り3台も地デジを見られるように…」(男性40代)など、テレビを数台保有しているご家庭では、その負担額が相当なものであることがうかがえます。


■ズバリ、今欲しい家電は?

1 地上デジタルテレビ 40.5%
2 ブルーレイレコーダー/プレーヤー 26.6%
3 パソコン(ノート、デスクトップ) 18.6%
4 洗濯機 14.2%
5 冷凍冷蔵庫 12.1%
6 DVD・HDDレコーダー/プレーヤー 10.7%
7 掃除機 10.1%
8 ホームベーカリー(パン焼き器) 9.4%
9 電子レンジ・オーブン 8.2%
10 3Dテレビ 8.0%
10 炊飯器 8.0%

MA(複数回答)/欲しい家電がある人(n=1135人)

トップに続き、同様10位に「3Dテレビ」(8.0%)、16位にも「プラズマテレビ」(6.3%)が挙げられました。「映画『アバター』を観て、3Dテレビが欲しくなった」(男性40代)、「ワールドカップを大画面の迫力のあるテレビでみたいので」(女性30代)など、地上デジタル放送への移行と共に3D技術を駆使した「映画作品」の登場や、「サッカーW杯」の開催も後押しをして、臨場感や迫力といった機能をテレビに求める傾向が高まっていることがうかがえます。

テレビの進化に伴い、「ブルーレイ」「HDD」などの大容量レコーダーの人気急増

欲しい家電の2位は「ブルーレイレコーダー/プレーヤー」(26.6%)。「いまだにビデオデッキしかないので、ブルーレイレコーダーが欲しい。きれいな映像で映画を見たい」(男性40代)、「見たい番組を大量に録画できるところがとても魅力」(女性30代)など、テレビの大画面化、3D化といった技術革新に伴い、その大容量データの保存・整理が可能な「BD(ブルーレイディスク)」を望む声が多数寄せられました。同様6位にも「DVD・HDDレコーダー/プレーヤー」(10.7%)が挙げられ、現代人の生活時間やスタイルの多様化で「録画視聴機能」を重視する声が目立ち、長時間録画が可能な「BD」「DVD」「HDD」レコーダーは一家に一台必要な家電となりつつあることがうかがえます。さらに3位に「パソコン(ノート、デスクトップ)」(18.6%)が続き、いわゆる「黒物」と言われる情報家電がランキング上位を占めました。

「節電」「節水」性能から「最新洗濯機」の買い替えを検討する声も

黒物家電のほか、「白物」の一番人気は4位「洗濯機」(14.2%)でした。「16年前に結婚する時に購入して、音もうるさいし、きっと水道代も電気代もかかっていると思う。壊れずに使えるので使っているが…」(男性40代)など、独身時代、結婚時から十数年も同じ洗濯機を使い続けているという声が多かった一方、「容量」「節電」「節水」性能から最新洗濯機との買い替えを検討するご家庭も少なくないようです。また自由回答の中には「ドラム式が欲しいが…」(女性40代)など、洗濯から乾燥まで全自動の「ドラム式」か、容量、汚れ落としに定評のある従来の「縦型」にしようかと比較検討する声も寄せられました。さらに5位に「冷凍冷蔵庫」(12.1%)、7位に「掃除機」(10.1%)が続き、「洗濯機」を含めた「白物三種の神器」に人気が集中しました。

「内食」「食の安全」志向から「ホームベーカリー」ブーム到来!?

また白物の中で、見逃せないのが8位の「ホームべーカリー(パン焼き器)」(9.4%)です。「焼き立てのパンの良い香りで目覚めたい」(女性50代)、「友人の家で作ったパンをもらったらすごく美味しかったので…」(男性30代)など、美味しい焼き立てパンを食べたいという声が多数寄せられ、小麦粉の手ごねから発酵、焼き上げまでを全自動で行う「ホームベーカリー」は、日本の朝食を変える画期的な家電として高い支持を得ているようです。さらに昨今の「内食」の広がりや、「食の安全」志向も少なからず後押しをしていることがうかがえます。

家電購入の動機は「老朽化」「故障・寿命」、修理よりも「買い替え」の方が得!?

景気低迷とはいえ、大変多くの人びとが「最新家電」を購入検討していることが明らかとなりましたが、ではその動機とは一体何でしょうか。最も回答が多かったのは「最近、調子が悪い(故障した)ため」(54.3%)でした。「洗濯機は、調子が悪く、いつ止まるかわからない」(女性40代)など、長年の使用に伴いところどころに調子の悪さが出始め、家電を騙し騙し何とか稼働させているというご家庭が案外多いようです。同様2位にも「長年使用してきて汚れや傷みが目立ってきたため」(32.0%)が挙げられ、家電の宿命ともいうべき、「老朽化」「寿命」による「買い替え需要」が大きな理由と言えます。


■家電の購入検討をするきっかけは?

1 最近、調子が悪い(故障した)ため 54.3%
2 長年使用してきて汚れや傷みが目立ってきたため 32.0%
3 生活の快適さ・利便性(時短など)を求めて 25.1%
4 モデルが古く、かえって電気代が掛かるため 21.4%
5 余暇・娯楽の充実のため 13.5%

MA(複数回答)/欲しい家電がある人(n=1135人)

自由回答の中には「(家電の)修理が出来ないか問い合わせると『部品が無いかも…』。また出張費は掛かるけど、直るか見てみないとわかんない?とも言われ…」(女性40代)など、修理するよりも、むしろ新品を購入した方が安上がりという声。また4位にも「モデルが古く、かえって電気代が掛かるため」(21.4%)という回答が挙げられ、損得を考えれば「買い替え」の方が「得」というケースも少なくないようです。

現代人にとって「家電」は、心豊かで健康的な生活を提供する存在

続いて、回答が目立ったのは3位「生活の快適さ・利便性(時短など)を求めて」(25.1%)でした。「毎日の暮らしをちょっと楽しくする為のアイテムとして…」(女性20代)、「7人家族のため、洗濯に時間をとられるのが嫌、少しでも時間短縮になるものが欲しい」(男性30代)など、忙しい現代人の家事労働の負担を軽減し、生活にゆとりを持ちたいという声が寄せられました。同様5位に「余暇・娯楽の充実のため」(13.5%)、8位にも「健康・エコのため」(7.0%)が挙げられ、「家電」が私たちに心豊かで健康的な生活を提供する存在となっていることがうかがえます。

複数ショップを比較し、最後は「価格の安さ」が決め手!

では最終的に「購入検討」から「購入決定」に至るポイントとは何でしょうか。最も回答が多かったのは「価格の安いもの」(43.5%)でした。「価格.comで調べてから、同じ機能で価格のなるべく安いものを探す」(女性30代)、「2〜3件お店を回って、1番安いところで購入」(女性40代)など、リアルショップであっても、ネットショップであっても同様に複数店舗の販売価格を比較し、最も安値を提示しているショップで購入するという人が大変多いようです。中には「お店に行ったら元気いっぱいの店員さんを探す。いろいろお話を聞いて、最後はまけてもらう」(女性30代)など、粘って最後にもう一まけさせるといった声も寄せられました。同様11位にも「割引・ポイントの多いもの」(9.5%)が挙げられ、ブランドや機能以上に「価格」を優先する傾向が見受けられました。

■家電購入時に重視するポイントは?

1 価格の安いもの 43.5%
2 使い易さ 38.6%
3 製造メーカー名 31.7%
4 消費電力 23.2%
5 エコポイント対象商品 19.9%
6 ブランド名 15.3%
7 機能が少なく、シンプルなもの 14.0%
8 多機能なもの 12.7%
9 設置スペースのサイズと、それに耐えられる重量 10.8%
10 メンテナンス・掃除のし易さ 9.6%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

家電の多機能化が進む一方、「シンプルさ」「使い勝手」も重視

続いて、2位は「使い易さ」(38.6%)。「家族の使い勝手がいいものが一番」(男性30代)、「生活スペースに合うもの、やはり掃除に手間がかかるものは後々大変なので簡単なものを重視する」(女性30代)など、操作性やメンテナンスの良し悪し、さらに住空間や家族構成に合った適性商品を選ぶという声が目立ちました。また7位にも「機能が少なく、シンプルなもの」(14.0%)が挙げられ、次々に最新家電が登場して多機能化が進む一方で、取扱説明書を熟読しなければ操作出来ないものよりも、むしろシンプルで使い勝手の良い商品を求める人が案外少なくないようです。そのほか、4位に「消費電力」(23.2%)、5位にも「エコポイント対象商品」(19.9%)が挙げられ、最近では「節約」「エコ」というキーワードも家電購入を決断する重要なポイントとなっていることがうかがえます。


今回は夏商戦に向け、最新モデルが続々と発表される「家電」をテーマに皆さんのご意見を聞いてきました。「現在、購入検討している家電がある」「購入検討までには至っていないが欲しい家電がある」という声は全体の9割近くを占め、不況風で財布の紐が堅くなる一方で、「最新家電」に対する購買意欲は決して冷めていないことが明らかとなりました。自由回答の中には「欲しいものをチェックしておいてチャンスが来たらいつでも買えるように知識をつけている。今欲しいものは電気式サイフォン、モッフルメーカー、冷蔵庫…、数え切れません」(女性40代)など、懐事情から直ぐには手が出ないものの、その意欲は以前に増して高まっている様子がうかがえます。また今回のアンケート調査を振り返ると、完全移行に向け「地上デジタルテレビ」「BDレコーダー」の購入検討を本格化する人が目立ったほか、「内食」「食の安全」志向から「ホームベーカリー」の人気が急増するなど、「社会環境」の変化が家電の購買意欲を左右する大きな要因となっていることがうかがえる結果となりました。


さて、新製品が続々と登場するこの時期、高くても最新モデルを買うべきか、それとも旧モデルを安く手に入れるべきか…。大いに頭を悩ませるところですね。