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お父さんの好きなところ、嫌いなところ

6月20日は「父の日」。皆さんは自分のお父さんにどんなイメージを抱いていますか?無口で怖い?それともひょうきんで面白い?そこで今回の毎アンでは今年の「父の日ギフト」選びから、皆さんのお父さんの好きなところ、嫌いなところまでを具体的に聞いてみました。

全体の2人に1人が「『父の日』をお祝いする」と回答

今年、「父の日」にプレゼントを贈る?

SA(単回答)

さて今年の「父の日」、皆さんは自分のお父さんに何かプレゼントを贈る予定があるのでしょうか。「父は90歳を超えましたが、甘いものが大好きなので『羊羹』に決めました」(男性60代)など、「プレゼントを贈る予定」と回答した人が40.5%。さらに「父は魚介類が好物なので、近場の港の朝市へ。鯛を中心にアワビ、さざえ等の皿盛で、家族揃って夕食で乾杯する」(男性50代)など、形に残る贈り物ではないものの、「一緒に食事をする予定」という声も8.9%を占め、全体の2人に1人は何らかのお祝いを催す予定であることが明らかとなりました。中には「母の日&父の日を一緒にして、温泉旅行でゆっくりとしてもらう」(女性40代)など、ちょっと贅沢な旅行ギフトを準備している人もいました。


また性別で「プレゼントを贈る予定」という声を見てみると、男性は僅か28.2%に留まったものの、女性は男性よりも20%以上も高い51.1%を数えました。こうした背景には「今まで何もしたことが無いので、いまさら照れくさい」(男性30代)、「習慣がない」(男性40代)など、「照れくさい」が先立つ男性同志の微妙な関係がうかがえます。

ギフト相場は「3,000〜5,000円未満」、年齢と共に価格が増加する傾向

「父の日」ギフトの相場は?

SA(単回答)

プレゼントの予算はどのくらいでしょうか。最も回答が多かったのは「3,000〜5,000円未満」(35.2%)。次に「1,000〜3,000円未満 」(31.3%)が続き、「父の日ギフト」の相場は大きく二分化していることがうかがえます。また世代別で見てみると、若い20代、30代では「1,000〜3,000円未満」(20代=48.1%、30代=33.9%)が目立ったものの、40代を境に「1,000〜3,000円未満」に代わって「3,000〜5,000円未満」(50代=40.5%、60代=55.0%)が急増し、年齢と共に予算が高まる傾向が見受けられました。その一方で、自由回答の中には「子供と一緒に手作り。父(お爺ちゃん)とパパの分の絵を描いて贈る予定。お金かけるより、世界に1つだけの物は思い出になる」(女性30代)など、「お金はかけない」(1.3%)という声も寄せられました。

父の日の定番は「お酒」!「グラス」「おつまみ」とのギフトセットも人気

では皆さんは、具体的にどんなプレゼントを贈ろうと計画を立てているのでしょうか。堂々の人気ナンバーワンは「お酒類(ビール、焼酎、ウイスキーなど)」(36.7%)でした。「定年を迎えた父が、やる事が無くて落ち込んでしまわないように大好きなビールを贈りたい」(女性30代)など、晩酌を楽しみにしている世のお父さんが多いせいか、好きなお酒を贈りたいという声が多数寄せられました。「母の日」といえば「カーネーション」がお決まりですが、「父の日」には「お酒」がポピュラーとなっていることがうかがえます。またさらに「焼酎と焼酎グラスセットで」(女性20代)、「酒のおつまみで『地鶏の炭火焼』を贈る」(男性30代)など、お酒を味わう楽しさが一層膨らむ「酒器」や「肴」とのギフトセットにも人気が寄せられました。


■「父の日」ギフトの人気ランキング

1 お酒類(ビール、焼酎、ウイスキーなど) 36.7%
2 衣服類(ジャケット、シャツ、靴下など) 30.5%
3 甘いもの(ケーキ、和菓子など) 13.8%
4 ファッション小物類(ネクタイ、ベルト、ハンカチなど) 12.2%
5 健康器具・健康食品(体脂肪計、歩数計、ウコンなど) 5.5%
6 手作りのもの(手料理、手作りの洋服など) 5.1%
7 花や植物 4.9%
8 財布・バッグ類 4.6%
9 趣味の道具(釣り、ゴルフ、カー用品など) 4.5%
10 手紙 3.4%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

着る物に無頓着なお父さんに向けて
「ポロ」「Tシャツ」など夏物衣類を半強制的に贈る!

人気の2位は「衣服類(ジャケット、シャツ、靴下など)」(30.5%)。「ゴルフが好きなのでポロシャツを贈ろうかと考えている」(女性40代)、「毎朝、早起きして脂肪燃焼のためサイクリングしている。自転車はかっこいいのに…。なので、スポーツ用の服上下を買って頑張っている父にプレゼントしようかな」(女性30代)など、これからの夏のカジュアルスタイルに欠かせないポロやTシャツ、スポーツウエアを贈るという声が目立ちました。同様4位にも「ファッション小物類(ネクタイ、ベルト、ハンカチなど)」(12.2%)が挙げられ、日ごろ着る物に無頓着なお父さんが少なくないせいか、「父の日ギフト」は半ば強制的に衣類・ファッション関連アイテムをコーディネートしているという人もいました。


そのほか、「父はかなりの甘党。焼酎をのみながらショートケーキをつまみにしている。今年は生クリームたっぷりのロールケーキ」(女性30代)など、3位に「甘いもの(ケーキ、和菓子など)」(13.8%)。5位に「健康器具・健康食品(体脂肪計、歩数計、ウコンなど)」(5.5%)、6位に「手作りのもの(手料理、手作りの洋服など)」(5.1%)、7位に「花や植物」(4.9%)が続きました。

父親の仕事、生き方に対する「真面目さ」に尊敬の念を抱く子供たち

■お父さんの好きなところは?

1 真面目 23.9%
2 イザという時に頼りになる 23.1%
3 家族想いで優しい 21.4%
4 仕事をバリバリしている 19.8%
5 曲がったことが嫌い 15.8%
6 頭が良い・知識が豊富 15.2%
7 寡黙である 10.9%
8 ユーモアがある 10.1%
9 包容力がある 9.3%
10 家族から尊敬される 8.3%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

ここまで今年の「父の日ギフト」について聞いてきましたが、後半はお父さんの好きなところ、嫌いなところを含め、家族・子供たちから見た「お父さんのイメージ」について見ていきましょう。まず、皆さんのお父さんの良いところや魅力は一体どんなところにあるのでしょうか。最も回答が多かったのは「真面目」(23.9%)でした。「真面目で仕事に対して人一倍一所懸命なところ。その姿勢は尊敬に値する」(女性20代)、「曲がったものが嫌いというのは私にも遺伝しているようで、そんな父に育てられて幸せだなと今になって思う」(女性30代)など、仕事、生き方に対して愚直なまでに真っ直ぐな父の姿に尊敬の念を抱く子供たちが目立ちました。同様4位に「仕事をバリバリしている」(19.8%)、5位にも「曲がったことが嫌い」(15.8%)が挙げられました。

家族が困っている時に助け舟を出してくれる「父=頼りになる存在」

続いて、2位は「イザという時に頼りになる」(23.1%)。「気持ちを敏感に察し、さりげなく助け船を出してくれる」(女性20代)など、何かに困った時、悩んでいる時に「良き相談者」として頼れる存在という声が多数寄せられました。同様3位に「家族想いで優しい」(21.4%)、9位にも「包容力がある」(9.3%)が挙げられ、家族をあたたかく見守る父親の度量の大きさに魅力を感じている人が大変多いことがうかがえます。そのほか、6位に「頭が良い・知識が豊富」(15.2%)、7位に「寡黙である」(10.9%)、8位に「ユーモアがある」(10.1%)が続きました。


性別ではいかがでしょうか。男性回答で特に目立ったのは「仕事をバリバリしている」(男性=20.4%、女性=19.2%)。さらに「曲がったことが嫌い」(男性=16.1%、女性=15.6%)、「寡黙である」(男性=13.1%、女性=9.0%)が挙げられ、余計な言い訳はせず、家族のために真面目一筋で仕事をしてきた父の姿に憧れる息子が目立ちました。その一方、女性回答に多かったのは「イザという時に頼りになる」(男性=20.6%、女性=25.2%)、「家族想いで優しい」(男性=15.6%、女性=26.4%)。さらに「ユーモアがある」(男性6.7%=、女性=13.0%)、「包容力がある」(男性=7.2%、女性=11.2%)が挙げられ、男性が「仕事」「真面目」「寡黙」など父のハードさを挙げたのに対し、女性は「優しい」「包容力」「ユーモア」など父のソフトな一面に魅力を感じていることがうかがえます。

お父さんの好きなところは?

MA(複数回答)/n(有効回答数)

父親の嫌いなところは「頑固さ」
家族の忠告を無視し独走するお父さんに手を焼くという声

■お父さんの嫌いなところは?

1 頑固で言い出したら譲らない 31.9%
2 考えが古い 16.5%
3 飲酒(飲むとだらしない) 11.7%
4 喫煙 11.4%
5 真面目すぎる 10.8%
6 すぐに説教する(説教が長い) 9.5%
7 何しろ厳しい・恐い(すぐ怒る) 8.7%
8 家事を一切手伝わない 8.0%
9 趣味や遊びがない 6.8%
10 寡黙・あまり話さない 6.4%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

「父の魅力」の反面、皆さんが日ごろ感じるお父さんの嫌なところ、直してほしい点はどこでしょうか。最も回答が多かったのは「頑固で言い出したら譲らない」(31.9%)でした。「『男はこうあるべきだ』などといった固定観念が少し強すぎるので、もうちょっと柔軟になってくれたらいいのに…」(女性30代)、「間違っていても自分の考えや意見を変えない」(男性40代)など、決意や信念を曲げないという「力強さ」の表れである一方、家族の忠告や意見を無視して独走する「父の頑固さ」に手を焼いているご家庭が意外に多いようです。同様2位に「考えが古い」(16.5%)、5位にも「真面目すぎる」(10.8%)が挙げられました。父の良い点として「真面目」「曲がったことが嫌い」が目立ったことから、長所と短所は表裏一体であることがうかがえます。


続いて、3位は「飲酒(飲むとだらしない)」(11.7%)。「飲むとグダグダ否定的な話を繰り返す…」(男性50代)など、少々酒が過ぎて家族に面倒をかけているという声。「一日2箱タバコを吸う。もう少し健康に気を遣ってほしい」(女性30代)など、同様4位にも「喫煙」(11.4%)が挙げられ、お父さんの嫌いな点というよりも、飲酒や喫煙の量を気遣う家族の声が目立ちました。そのほか、6位に「すぐに説教する(説教が長い)」(9.5%)、7位に「何しろ厳しい・恐い(すぐ怒る)」(8.7%)が続きました。

同性である息子は柔軟性に欠ける「真面目さ」、
異性である娘は何かと口うるさい「頑固さ」「説教癖」を煙たがる

性別ではいかがでしょうか。まず、男性回答で目立ったのは「真面目すぎる」(男性=11.4%、女性=10.2%)。さらに「寡黙・あまり話さない」(男性=7.0%、女性=5.8%)が続き、男性が感じる「父親の良い点」とほぼ重なります。「良い点も悪い点も真面目であること。公務員として愚直に生きてきたが、多少の弾力性も欲しい」(男性60代)など、同じ男性として「もう少し柔軟に生きた方が楽なのでは?」という不器用な父親に向けた声が寄せられました。一方、女性回答で多かったのは「頑固で言い出したら譲らない」(男性=30.4%、女性=33.3%)。さらに「すぐに説教する(説教が長い)」(男性=7.9%、女性=10.8%)、「何しろ厳しい・怖い(すぐ怒る)」(男性=7.5%、女性=9.7%)が目立ち、異性であるがゆえの心配からか、娘に対して何かと口うるさく接してしまいがちの父親の過保護な姿が垣間見られました。

お父さんの嫌いなところは?

MA(複数回答)/n(有効回答数)

全体の7割以上が「父親が好き」と回答、平均点は「72.6点」と高評価

お父さんは好き?それとも嫌い?

SA(単回答)

お父さんの長所、短所を踏まえたとき、果たして皆さんは自分のお父さんのことが好きなのでしょうか、それとも嫌いなのでしょうか。「お父さんは家事も手伝ってくれて、優しいし、話も聞いてくれるので大好き!!」(女性20代)など、「大好き」と回答した人は25.6%。さらに「まあまあ好き」という声も48.2%を数え、全体の7割以上の人びとが「父親好きっ子」であることが明らかとなりました。自由回答の中には「亡くなった私の父は、家族の太陽みたいな存在でした。お人よしで豪快で多趣味でいつも家族の真ん中にいました。また会えるかな」(女性40代)など、大好きだった亡き父を思い起こす声も寄せられました。




お父さんの点数は?(家族採点)

SA(単回答)

では、もしお父さんを100点満点で採点するなら、皆さんは一体何点を付けるのでしょうか。点数の合計を回答人数で割った平均点は「72.6点」。「85点。子供の時はいくら忙しくても行事やイベントには必ず参加してくれた。今になって思うと大変なことだったと感謝している。でも、もう少しオシャレに気をつかってくれたら…」(女性20代)など、最も回答が多かったのは「80〜89点」(23.3%)。さらに「90点以上」(31.7%)という高得点も約3割を占め、母親に比べて子どもとの関係が希薄と思われがちの父親ですが、家族・子どもから高い評価を得ていることがうかがえます。中には「100点。とにかく働き者で会社から帰ると畑の手入れ、犬の散歩。町内の役員をこなし、最近は祖母の介護を頑張っていた。人の悪口を言っているのを聞いたことがないし、家族、他人にも文句は言わない。自慢のお父さん」(女性30代)など、非の打ち所がない「満点(100点)」(12.6%)という声も全体の1割を占めました。

お父さんの自己採点は平均「62.4点」
「仕事に偏りすぎて…」など、仕事と家族のバランスが父の課題!?

お父さんの点数は?(自己採点)

SA(単回答)

その一方、お父さんご自身の自己採点はいかがでしょうか。点数の合計を回答人数で割った平均の自己採点は「62.4点」で、家族・子どもの採点より10点以上も下回る結果となりました。「70点。様々なことに口を出し過ぎたかな。自分では父親として精一杯の愛情を注ぎ、息子の今と将来のことを考えて行動したつもりだが、息子にとっては、うるさい存在なのかも」(男性50代)など、最も回答が多かったのは「70〜79点」(22.5%)。さらに「60点未満」という声は、家族・子どもの評価では28.5%と低調であったものの、お父さんの自己採点では約25%以上高い54.8%に達し、及第点ではあるものの、やや控えめな点を付けたお父さんが多いことがうかがえます。中には「25点。収入が低すぎて最低の生活しかさせてあげられないので…」(男性40代)など、昨今の景気も影響してか、「50点未満」の渋い点を付けるお父さんが全体の13.3%。その反面、「100点。子どもにとって、ベストな生き方をしていたいと思うから…」(男性40代)、「90点。3人の子供がいるが、皆、素直でしっかり仕事をしているので」(男性60代)など、理想の父親を地で行く「90点以上」の高得点を付けた人も8.8%を占めました。


今回はあと数週間余りに迫った「父の日」を控え、今年の「父の日ギフト」および、皆さんのお父さんの好きなところ嫌いなところについてお話を聞いてきました。「(父の日に)プレゼントを贈る予定」(40.5%)、「一緒に食事をする予定」(8.9%)という声は全体の半数を占め、「母の日」に比べて影の薄いとされる「父の日」ですが、思った以上に多くのご家庭で何らかのお祝いをする計画があることが明らかとなりました。また「母の日」の定番ギフトが「カーネーション」であるのに対し、「父の日」の一番人気に「お酒」が挙げられ、日ごろの仕事の疲れやストレスを「美酒」で癒して欲しいと望む家族や子供たちが大変多いことがうかがえます。しばしば「姉妹」「恋人」に例えられる母と子との近しい関係に比べて、日ごろ仕事で忙しく接する機会の少ない父と子の関係は、どこか理性的でお互いに一定の距離を保っているところがあるようにも感じます。今回のアンケート調査でもお父さんのイメージは良くも悪くも「真面目」「頑固」「仕事バリバリ」など堅いものばかりが先行しがちで、また当のお父さんたちも「仕事一途で家族をほったらかしにしている」(男性50代)など、仕事優先の生活に負い目を感じているところが見受けられました。そこで今年の「父の日」にはお父さんの晩酌に付き合って、または近くの居酒屋に誘って一緒にお酒を飲み交わしてみてはいかがでしょうか。腹を割ってじっくりと話をしてみたら、日ごろは言葉少なお父さんの意外な一面や本音を垣間見ることが出来るかもしれませんよ。