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青山ハッピー研究所 ハピ研

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旅行先を選ぶとき

夏の最大の楽しみといえば、「レジャー」「旅行」ですね。とはいえ、お盆時期に一斉に夏休みに突入する日本では、交通渋滞や旅行客の集中から、直前に予約をしようと思ってもなかなか難しいもの。そこで今回は、皆さんに今夏の旅行計画、旅先の見つけ方や重視する旅目的などを聞きました。

全体の4割近くが「泊まりがけの旅に出かける」と回答

今夏、旅行(泊まりがけ)をする予定がある?

SA(単回答)

まず、今夏の皆さんの旅行(泊まりがけ)の計画はいかがでしょうか。「8月20日頃、大学時代の友人数人と与論島に3泊4日で旅行する!マリンスポーツを満喫したい」(女性20代)など、「国内旅行へ出かける予定(既に出かけた)」と回答した人は35.6%。さらに「9月に夫とイタリアのアルバへ、白トリュフとワインを堪能しに行く」(女性40代)など、「海外旅行へ出かける予定(既に出かけた)」という声も3.1%を数え、全体の4割近くの人が国内外を含めて「1泊以上」の旅行を予定、または既に出かけたことが明らかとなりました。

「温泉」「テーマパーク」「キャンプ」など、夏の家族計画も様々

では、皆さんは具体的にどんな旅行の計画を立てているのでしょうか。「8月18〜19日熱海の温泉に行く。楽しみは露天風呂…」(女性30代)、「何年かぶりに家族3人で一泊旅行。社会人になる息子と一緒に温泉に入ることが楽しみ」(男性50代)など、温泉を中心とした旅行を計画しているという声。「家族と母と志麻スペイン村へ。テーマパークは子どもが喜ぶので…」(女性30代)、「子どものため東京ディズニーランドを予定」(男性30代)など、家族サービス優先でテーマパークやアミューズメントパークへ出かけるという声。さらに「バンガローを借りて3世代でキャンプを予定」(男性40代)など自然の中でアウトドアを満喫する声や、「妻の実家の山形県東根市へ帰省。美味しいスイカや蕎麦等を食べる」(男性50代)など帰省を兼ねてグルメ三昧の休暇を過ごすという声まで、各ご家庭で様々な夏休みの計画が見受けられました。


その一方、「(今夏)泊まりがけの旅行をする予定はない」と回答した人は61.3%を占めました。主な理由は「人混みも嫌いなので旅行シーズンに出かけようと思わない…」(男性30代)、「GWやお盆など料金の高い時期は絶対に旅行しない。比較的安い時期4月や10月に有給を使って行く」(女性30代)など、旅行客が集中する夏休みはあえて避けるという声。「仕事が忙しく長期休暇を取れないため」(女性30代)など、忙しくて時間調整が出来ないという声。さらに「収入に対して赤字状態で旅行に行ける状態でないから」(女性40代)など家計が厳しいというご家庭や、「ペットがいるので家を空けにくい」(女性40代)という声も寄せられました。

全体の7割近くが「年1回以上」の頻度で旅行に出かける
タイミングは家族の休みを合わせやすい「GW・盆・正月」が目立つ

1年に何回旅行に行く?

SA(単回答)

ハイシーズンの旅行をあえて避けるという声も目立ちましたが、皆さんのご家庭では1年間に一体どの位の頻度で国内・海外含めて旅行をしているのでしょうか。「年に1回程度、子どもの春休みなど長期休暇に合わせて」(男性30代)、「我が家は年1〜2回程度。タイミングは温泉が恋しくなる冬や、子どもとプールで遊べる夏!」(女性20代)など、少なくとも「年1回以上」(68.2%)という声は全体の約7割。そのうち、最も回答が多かったのは「2〜3回」(34.0%)、次に「1回」(22.7%)が続き、年間の旅行頻度は「年3回以内」というご家庭が大変多いことがうかがえます。中には「毎月(どこかへ)出かけている」(男性50代)など、「(年)10回以上」(1.4%)という旅行好きもいました。旅行のタイミングは「GWは実家の両親と一緒に旅行。夏休みは家族と旅行に行く」(女性30代)など、家族の休みが合わせやすい「GW・盆・正月」に集中。その一方、「1年間に海外へ1回と、国内1回のペースで旅行している。気候的に動きやすい3〜5月、9〜11月」(女性60代)など、暑くなく寒くない「春」「秋」を狙って計画を立てているという声。また「平日休みを利用して格安ツアーを探す」(男性50代)など、旅費が嵩み、混み合う繁忙期や休祭日を避けるという人も少なくありませんでした。


世代別ではいかがでしょうか。「『(年)1回以上』の頻度で旅行をする」という声を見てみると、20代では78.9%と数値が高かったものの、30代で65.7%と一気に急落し、働き盛りの40代、50代も60%台を推移。一方、60代では75.3%と一転して急増、さらに70代以上ではピークの87.1%に達し、20代の若者層と60代、70代以上のシニア層に「旅行意欲」の高さが見受けられました。こうした背景には「子ども達が部活だ、バイトだ…とそれぞれ忙しいので、日程が合わないため」(女性40代)など、仕事や子育てに忙しい30〜50代では、泊まりがけの旅行が思うように計画出来ていない状況がうかがえます。

世代別:1年に何回旅行に行く?

SA(単回答)

旅行探しは情報収集から予約まで「インターネット」が主流に

「年1回以上」の旅行をする人が7割以上を占めましたが、では皆さんは「旅行先」をどうやって探しているのでしょうか。最も回答が多かったのは「インターネットで探す」(48.5%)でした。「ネットでの口コミや個人ブログを拝見させてもらうと数々の穴場に出くわす」(女性30代)、「インターネットで格安航空券や格安で泊まれるホテルを探す」(男性40代)など、観光の情報収集から宿の予約に至るまで「インターネット」をフル活用しているという声が多数寄せられました。IT革命と言われた2000年から10年を迎え、この間に旅行の下準備に「ネット」の利用が欠かせないものになりつつあることがうかがえます。中には「インターネットで各会社が出しているプランを見て、直接宿泊先にTELで相談、予約している」(男性30代)など、ネットでリサーチした上で、宿の雰囲気や接客態度を知る意味で直接連絡をとるという人もいました。

■「旅行先」をどうやって探す?

1 インターネットで探す 48.5%
2 旅行会社のパンフレットを大量に集めて探す 24.0%
2 旅行雑誌やガイドブックを購入して探す 24.0%
4 テレビの紀行番組を参考にして探す 16.5%
5 口コミ、友から聞いて探す 13.6%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

「パンフレット」「ガイドブック」を比較しながら旅行先を絞り込み

2位は「旅行会社のパンフレットを大量に集めて探す」(24.0%)、「旅行雑誌やガイドブックを購入して探す」(24.0%)。「パンフレットをいろんな会社からもらってきて、金額や設備などを比べてベストなものを予約する」(女性20代)など、各旅行会社のパンフレットやガイドブックを片っ端から収集し、価格、プランや日程などを比較しながら旅行先を絞り込んでいくという声。自由回答の中には「時間とお金がないので、旅行会社のパンフレットを見て行った気分になっている」(女性30代)など、観光地の写真を見て満足するという人もいました。続いて4位は「テレビの紀行番組を参考にして探す」(16.5%)。「大体がテレビの旅行番組などをみて、ネット検索し、オリジナルの計画を立てることが多い」(女性30代)など、テレビ番組をヒントにネット検索で詳細を調べてプランを練るという声が目立ち、メディアを複合的に利用する人も少なくありませんでした。

全体の3割以上が「1〜2ヶ月前」に予約申し込み
中には「あてもなく列車で出かける」など、行き当たりばったりの旅行を楽しむ人も

休暇が一極集中化する日本では「ツアー」や「宿」の予約も早い者勝ちの傾向が強いように感じますが、さて皆さんはどの位前から「旅行予約」を入れているのでしょうか。最も回答が多かったのは「主人の休みが取れる日程で行くようにしていて、1ヶ月前くらいに予約を入れる感じ」(女性30代)など、「約1ヶ月前」(20.9%)。次に「約2ヶ月前」(15.4%)、「約3〜4ヶ月前」(13.2%)が続き、数ヶ月間前から下準備を始めるという人が大変多いようです。さらに「海外旅行は半年前ぐらいから、いくつかの旅行代理店に行き、パンフレットを集めて探す」(女性30代)など、海外の場合は国内旅行よりも、もっと早い時期から情報収集を開始するという人が多いことがうかがえます。

どのくらい前から「旅行予約」する?

SA(単回答)


また数ヶ月前から入念な旅行計画を立てている人が目立った一方、「数日前」(2.5%)、「予約は入れずに思い立ったその日に出かける」(2.7%)とギリギリで旅行を決定する人もいました。中には「年に1〜2回、思い立った時にかみさんと二人であてもなく、列車で出かける。新幹線は面白くないので、在来線の特級であそこがいい、ここがいい、と、言い合いながら、未知の日本を探す」(男性50代)など、思い立ったら吉日、行き当たりばったりの無計画の旅行をむしろ楽しむという声も寄せられました。

旅行探しの第一優先は「宿(ホテル・旅館)」、次に「味覚」「温泉」「旧跡」が続く

では、料金以外で「旅行先」を選ぶ時に重視するポイントとは一体何でしょうか。堂々の人気ナンバーワンは「宿(ホテル・旅館)」(55.8%)でした。「最大の目的は宿に泊まること。それぞれの宿が持つ雰囲気や時間の流れを楽しみたい」(男性40代)、「のんびりしたいので静かで部屋数の少ない、周りに人が集まる施設のないところを選ぶ」(女性40代)など、旅先の景色や観光地以上に「宿」を重視するという声が多数寄せられ、旅の良し悪しは「部屋」や「宿の雰囲気」が決め手となっているようです。自由回答の中には「子どもに優しい宿かどうか。子どもがまだ小学校にはいる前は赤ちゃんプランのある旅館に年1回は宿泊していました。キッズルームやご飯、アメニティグッズなどがちゃんとあって子どもがいても気兼ねなく泊まれたのがすごく良かった」(女性30代)など、家族構成によっても宿に望む条件が異なることがうかがえます。

■料金以外で「旅行先」を選ぶのに重視するのは?

1 宿(ホテル・旅館) 55.8%
2 味覚・本場料理、地酒 43.6%
3 天然温泉 36.2%
4 名所・旧跡(世界遺産等) 35.6%
5 動物・大自然 15.6%
6 テーマパーク(ディズニーランド、USJ等) 14.9%
7 ショッピング 8.3%
8 お祭り・イベント(花火等) 8.1%
9 美術館・博物館 5.9%
10 アウトドア(ハイキング、キャンプ等) 5.3%

MA(複数回答)/n(有効回答数)


2位は「味覚・本場料理、地酒」(43.6%)。「絶対外せないのは現地ならではの料理と地酒。せっかく行くので地元名産品は必ず食す」(男性40代)、「ご当地スーパーでのご当地食材探し。伊予味噌、おから寿司、じゃこてん、じゃこちくわ、削りかまぼこ…」(男性30代)など、その土地ならではの名物料理に期待する声が目立ち、旬の味覚を求めて旅先を決める人も少なくありませんでした。中には「宿泊先の朝食設定を外し、(その土地の)たくさんのものを食べる」(女性30代)など、ローカルフードを探し歩くという人もいました。次に3位は「天然温泉」(36.2%)。「第一に温泉。出来ればかけ流しで、大きい露天風呂があること…」(男性50代)など、何はなくとも「温泉」は外せない、欲をいえば「露天風呂」という声が目立ちました。そのほか、「世界遺産や城巡りが好き。スケジュールもキツメに組むので昼飯抜きで巡ることもしばしば…」(女性30代)など、4位に「名所・旧跡(世界遺産等)」(35.6%)、5位に「動物・大自然」(15.6%)、6位に「テーマパーク(ディズニーランド、USJ等)」(14.9%)が続きました。

「道の駅」「有名じゃない観光地」「犬同伴可の宿」など、旅行の優先順位も様々

そのほか、自由回答の中には様々な「旅行探し」のポイントが挙げられました。「海でのシュノーケルやホテルのプールの規模などを重視する」(女性40代)、「軽井沢へゴルフの観戦を兼ねて避暑に行く」(女性60代)など、「ビーチリゾート」や「避暑地」など夏休みの旅行ならではのポイントを重視する声。「国内を車で行く場合は『道の駅』をネットで調べて予定に組み込む」(女性50代)など、ドライブ旅行では「道の駅」の立ち寄りを楽しみにしているという声。さらに「有名観光地には飽きましたので、有名じゃない観光地に行く。静かでのんびりできるし駐車場代や入場料はかからないし、いい事尽くめなので」(女性40代)など、在り来りな旅先では物足りないという声や、「犬同伴可能な宿泊施設、観光ポイント、夏なので犬に負担のかからない涼しいところへ行く」(女性40代)など、すべてペット主役で計画を立てるという声まで、旅行に求める優先順位は各ご家庭で様々でした。


今回はお盆休みを控え、皆さんのご家庭の夏の旅行計画や旅先探しのポイントについて聞きました。今夏に「国内旅行へ出かける予定(既に出かけた)」(35.6%)、「海外旅行へ出かける予定(既に出かけた)」(3.1%)という声は全体の4割近くを占め、「財布の紐が堅い」と言われる昨今とはいえ、久々の長期休暇を楽しむために「泊まりがけの旅行」を計画する人が思った以上に多いことが明らかとなりました。また旅先に求めるポイントは「景色」「旧跡」などの観光目的よりも、「宿」「味覚」「温泉」など宿泊施設やサービスを重視する声が多数寄せられました。こうした背景には「観光もするけど、のんびりするのが旅行の目的」(女性30代)という声からもうかがえるように、アクティブな旅よりも、「上げ膳下げ膳」で何もせずに日ごろの疲れを雰囲気の良い宿で癒したい、と考えている人が結構多いようです。特に国内旅行の場合は「どこへ行くか?」よりも、「誰と行くか?何をするか?」を優先する声が目立ちました。日ごろ忙しい家族が揃う夏、「家族水入らずでワイワイできれば、どこへ行っても楽しい」――そう考える人がきっと多いのではないでしょうか。