1. トップページ
    2. 企業情報
    3. 研究活動
    4. ハピ研
    5. 毎週アンケート
    6. 【第349回】アンケート結果

青山ハッピー研究所 ハピ研

「人がしあわせを感じるモノやコトって、何だろう?」衣・食・住・美など生活に密着したテーマでその答えを考える“しあわせ探しの情報サイト”

ハピ研について

毎週アンケート | 生活の中のちょっとした事や、旬な話題をタイムリーに調査

あなたにとっての『くつろぎの時間』とは?

「ホッ」と一息を入れるくつろぎの時間って、皆さんにとっていつですか?たとえば、主婦はご主人を送り出した「午前中」にくつろぎを感じるかもしれません。一方、サラリーマンは家族が寝静まった「深夜」に、こっそり一杯やることに至福の瞬間を感じているのかもしれません。そこで今回は、精神的な落ち着きを求めたくなる秋を控え、皆さんの「くつろぎの時間」について聞きました。

くつろぎを感じる時間帯は「夜・深夜」、世代と共に「夜型」から「朝・昼型」へ

さて、ストレスの多い日々の生活の中で、皆さんが一番落ち着く「くつろぎの時間」はいつでしょうか。「仕事から帰宅し一息つく夜。一気に肩の力が抜けてくつろげる」(男性30代)など、「夜」と回答した人が最も多く56.9%。続いて「子どもたちも眠り、ひとり静かにカクテルを飲みながら深夜番組を見ているとき」(女性40代)など、「深夜」という声も22.1%を数え、全体の8割近くの人びとが1日の締めくくりである「夜・深夜帯」にくつろぎの瞬間を感じていることが明らかとなりました。また性別で見てみると、男性は「夜」(男性=60.1%、女性=53.2%)が圧倒的。一方、女性は「家事も一通り済んで、夕飯の準備前の一時ボ〜っとしたり、おやつを食べたりできるので…」(女性40代)など、「昼(午後)」(男性5.5%、女性=12.9%)という声も目立ち、家事の合間で家族不在の一人の時間を満喫している主婦が意外に多いことがうかがえます。

一番落ち着く「くつろぎの時間」はいつ?

SA(単回答)


世代別ではいかがでしょうか。各世代ともに「夜」はダントツのトップ。若い20代では「深夜」(20代=39.0%)という声が目立ったものの、30代で24.6%、40代で22.2%と徐々に減少。さらに60代で5.7%、70代以上では僅か3.6%に留まり、世代と共に「深夜」を敬遠する傾向が見受けられました。その一方、60代、70代以上のシニア層に支持が高かったのは「朝」(70代以上=17.9%)、「昼(午後)」(70代以上=17.9%)。「朝、パソコンに向かってニュースを見ることが癒し…」(男性60代)など、第一線から身を退いた定年退職者が増える世代でもあるせいか、「夜型」から「朝型」へ生活のリズムが大きくシフトしていることがうかがえます。

世代別:一番落ち着く「くつろぎの時間」はいつ?

SA(単回答)

男性のくつろぎ曜日は「土曜日」「金曜日」、女性は曜日よりも「家族不在の時間」

では、「くつろぎを感じる曜日」とは一体いつでしょうか?最も回答が多かったのは「土曜日」(42.7%)でした。「1週間が終わってゆっくりした土曜日、翌日ももう1日休めるというので、心に余裕が生まれるから…」(男性50代)など、「土曜日」は仕事がオフのため、平日の緊張感から解き放たれるという声が多数寄せられました。さらに「金曜日」という声も26.6%を数え、次の日を気にしなくて良い「休前日」にくつろぎを実感している人が大変多いことがうかがえます。また意外だったのは「特に曜日によらない」(36.0%)という回答でした。「片付けが終わった時間が静寂な時だから、曜日はあまり関係ない」(女性50代)、「特に曜日は感じません。割と早起きなので朝刊をじっくり読めるから」(男性50代)など、曜日はあまり重要でないという声が目立ち、「曜日」よりも「時間帯」でくつろぎを実感する人が予想以上に多いこと明らかとなりました。

くつろぎを感じる曜日は?

MA(複数回答)/n(有効回答数)


また性別で見てみると、男性は「土曜日」(男性=49.3%、女性=35.4%)に回答が集中。一方、女性は「特に曜日によらない」(男性=30.6%、女性=42.0%)がトップ。さらに「火曜日は幼稚園の体操クラブがある日で、夕方まで子どもが帰って来ないので…」(女性40代)など、休前日・休日以外の「月〜木曜日」(男性=6.3%、女性=22.0%)を挙げる声も目立ち、女性のくつろぎ時間は「家族不在の時間」と言えるかもしれません。

家族(子ども)や仕事を重視する30、40代は「土曜日」、
自分や夫婦を重視する20代、60代以上は「特に曜日によらない」

世代別ではいかがでしょうか。まず20代では「特に曜日によらない」(20代=43.8%)という声が圧倒的であったものの、30代で34.4%、40代で31.6%と徐々に減少。代わって働き盛りの30代、40代では「土曜日」(40代=46.3%)を支持する声が急増し、仕事が休みの「土曜日」の到来を待ち焦がれている様子がうかがえます。ところが60代になると「土曜日」という声は一気に22.6%まで急減、代わって「特に曜日によらない」(60代=57.5%)という回答が急増し、20代同様の推移が判明。大きな傾向として「家族(子ども)や仕事を重視する30、40代=土曜日」、「自分や夫婦を重視する20代、60代以上=特に曜日によらない」という世代による特徴が見受けられました。

世代別:くつろぎを感じる曜日は?

MA(複数回答)/n(有効回答数)

「くつろぎ」「リラックス」を誘引するには「視覚(目)」「味覚(舌)」を重視する!

次に「くつろぎ」や「リラックス」を得るときに、皆さんは五感のどの部分を重視しているのでしょうか。最も回答が多かったのは「視覚(間接照明、映画、テレビなど)」(34.4%)でした。「休日前夜、自宅で照明を落とし、ゆっくり好きなことをして穏やかなくつろぎを得る」(女性40代)など、夜・深夜帯に目から入ってくる情報を軽減させることで、脳や精神の高ぶりを抑え、リラックス効果を得るという声が多数寄せられました。続いて回答が多かったのは「味覚(食事、デザートなど)」(25.2%)。「美味しいものを食べる時が一番のくつろぎ」(女性60代)など、食という字は「人」を「良くする」と書きますが、まさに美味しさを味わい、食欲を満たすことは私たち人間の心に潤いを与える重要な要素となっていることがうかがえます。そのほか、「クッションを脇の下において横向きで好きな古典など読書する」(女性40代)など、3位に「触覚(クッション、ふとんなど)」(19.4%)、4位に「聴覚(BGM、カラオケなど)」(12.9%)、5位に「嗅覚(アロマ、お香など)」(5.3%)が続きました。

■「リラックス」や「くつろぎ」はどの五感で得る?

1 視覚(間接照明、映画、テレビなど) 34.4%
2 味覚(食事、デザートなど) 25.2%
3 触覚(クッション、ふとんなど) 19.4%
4 聴覚(BGM、カラオケ)など 12.9%
5 嗅覚(アロマ、お香など) 5.3%

SA(単回答)

「韓国ドラマを観る」など、一番のくつろぎは「テレビ・DVD鑑賞」

「視覚」「味覚」などを中心に五感からくつろぎを得ている人が大変多いことが明らかとなりました。では皆さんは「くつろぎの時間」に一体どんなことをして過ごしているのでしょうか。堂々の人気ナンバーワンは「テレビを観る」(49.6%)でした。「クーラーを入れて、ごろ寝でテレビを観る」(男性50代)、「夫婦で韓国ドラマをじっくり観る」(女性30代)など、余計なことは考えず、好きなテレビ番組をぼーっと観ている時に心地良さを感じるという声。同様9位にも「ビデオ・DVD・ブルーレイで映画を観る」(12.4%)が挙げられ、「視覚」からくつろぎを得るという声が目立ったように、ドラマ、お笑い、スポーツなどの「映像コンテンツ」の鑑賞で安らぎや幸せを感じている人が大変多いようです。

■「くつろぎの時間」にすることは?

1 テレビを観る 49.6%
2 お酒を飲む 42.0%
3 インターネットやメールをする 30.4%
4 ぼーっと一人の世界に浸る 21.9%
5 音楽を聴く 20.2%
6 読書をする 17.3%
7 風呂に入る 15.1%
8 デザート・お菓子など甘い物を食べる 13.7%
9 ビデオ・DVD・ブルーレイで映画を観る 12.4%
10 食事をする 12.0%

MA(複数回答)


2位は「お酒を飲む」(42.0%)。「毎日の晩酌。大好きなビール、焼酎を楽しんでいる」(女性40代)、「妻の作った料理でお酒を飲みながら、子どものことや孫のことを話して1時間位かけて食事をすること」(男性60代)など、適度なアルコールで心身の緊張がほぐし、日ごろのストレスを発散するという声。同様8位に「デザート・お菓子など甘い物を食べる」(13.7%)、10位にも「食事をする」(12.0%)が挙げられ、晩酌や食事など味覚が「くつろぎの時間」を誘う鍵となっていることがうかがえます。自由回答の中には「甘いデザートと一緒にお酒を飲んで過ごす」(女性30代)など、「デザート&お酒」の組み合わせで贅沢で優雅な時間を過ごす、という人もいました。

食事、入浴同様、「メール・ブログ」もくつろぎタイムに欠かせない日課!

続いて3位は「インターネットやメールをする」(30.4%)。「ネットサーフィンをして友人のブログを読んだりして楽しむ」(女性40代)など、メールチェック、ネットサーフィン、ブログ等々、「食事」や「入浴」同様に「インターネット」を日課としている人が大変多く、ここ10年間で新しく加わったくつろぎの新習慣と言えそうです。また見逃せないのは4位の「ぼーっと一人の世界に浸る」(21.9%)です。「何も考えずにゆったりとリラックスできる時間が一番好き」(男性60代)、「部屋で一人、何も考えない」(女性30代)など、何をするでもなく、ただ一人で何も考えずにぼんやりとするという声が意外に目立ち、頭に負担を掛けないことが「くつろぎ」にはとても重要なポイントとなっていることがうかがえます。そのほか、「好きな音楽をヘッドホンで聴きながら、趣味の数独・漢字パズルをする」(女性40代)など、5位に「音楽を聴く」(20.2%)、6位に「読書をする」(17.3%)、7位に「風呂に入る」(15.1%)が続きました。

男性は「お酒」「風呂」、女性は「デザート・お菓子」「メール」「家族団らん」

性別ではいかがでしょうか。男性回答で最も多かったのは「お酒を飲む」(49.6%)。「スポーツをTVで観ながら、美味しいお酒をチビチビやる」(男性40代)など、日ごろ忙しいサラリーマン男性にとって、1日を締めくくる一杯は仕事とプライベートを切り分ける重要な役割を担っているようです。そのほか、男性回答で目立ったのは「風呂に入る」(男性=16.6%、女性=13.6%)。「家に帰って風呂が終わった段階で、ビールを飲みながらテレビを観る」(男性50代)など、仕事や外出先から帰宅した後の「風呂→飲酒&食事→テレビ」は、「くつろぎ」の体勢を整えるのに欠かせない一連の流れと言えそうです。


その一方、女性ならではの回答として目立ったのは「デザート・お菓子など甘い物を食べる」(男性=4.6%、女性=23.8%)でした。「コーヒーとスイーツを食べながら、ゆっくりとテレビや雑誌を観るなどして過ごす」(女性30代)、「夜デザート付きの食事をして…」(女性20代)など、男性が「飲酒」で緊張を緩和する一方、女性は「デザート・甘いお菓子」からリラックス効果を得るという声が多数寄せられました。さらに「日ごろ連絡出来ない友達にメールする」(女性30代)など、「インターネットやメールをする」(男性=27.9%、女性=33.2%)、「家族団らん(親子、夫婦の会話など)を楽しむ」(男性=9.7%、女性=11.4%)という声も目立ち、友人・家族との会話やコミュニケーションから「ストレス解消」や「くつろぎ」を感じている女性が案外多いことがうかがえます。

男性のくつろぎのお供に欠かせない「ビール類」、
次に「ウイスキー」「焼酎」などチビチビ楽しめる蒸留酒が続く

■男性:くつろぎタイムに飲むお酒は?

1 ビール類 53.7%
2 焼酎 24.2%
3 ウイスキー 21.2%
4 ワイン 16.4%
5 チューハイ・カクテル 16.1%

MA(複数回答)

「くつろぎタイム」の過ごし方の上位に「お酒を飲む」が挙げられましたが、では皆さんはどんな種類のお酒を飲んでいるのでしょうか。次に性別で見ていきましょう。まず男性回答の人気ナンバーワンは「ビール類」(男性=53.7%、女性=35.9%)でした。「お風呂上りのビールが最高」(男性60代)、「喉がスカッとしてストレスを洗い流してくれる」(男性30代)など、1日の疲れやストレスをビール類がすべて一掃してくれるという声が多数寄せられました。中には「キューっと冷たいビールで暑さをとる」(男性40代)など、今夏の猛暑でいつも以上にビールの量が進んだという男性も目立ちました。


次に人気の2位は「焼酎」(男性=24.2%、女性=7.6%)。「芋焼酎のロックでゆったりとお酒を楽しむ」(男性40代)など、焼酎をチビチビと味わいながら一人の時間を過ごすという声。さらに「ジャズを聴きながらウイスキーを飲む」(男性50代)など、3位にも「ウイスキー」(男性=21.2%、女性=3.6%)が挙げられ、「くつろぎタイム」には「チビチビ」と時間を掛けて楽しめる蒸留酒にも人気が寄せられました。

女性は「チューハイ」「ワイン」「梅酒」など、フルーティーなお酒に人気集中!

■女性:くつろぎタイムに飲むお酒は?

1 ビール類 35.9%
2 チューハイ・カクテル 27.4%
3 ワイン 26.6%
4 梅酒 14.5%
5 焼酎 7.6%

MA(複数回答)

その一方、女性回答のトップも「ビール類」(男性=53.7%、女性=35.9%)でした。「子どもの寝顔を見ながら、ゆったりとしてまずはビール…」(女性30代)など、育児、家事を終えた後の「グビグビ」は達成感や自分へのご褒美、さらに幸福感が混在する瞬間と言えるかもしれません。続いて女性ならではの回答として目立ったのは、2位の「チューハイ・カクテル」(男性=16.1%、女性=27.4%)。「チューハイやカクテルの甘さが好き」(女性40代)など、デザート感覚でチューハイやカクテルを楽しむという声が多数寄せられ、「甘さ=くつろぎ・幸せ」を実感する女性が大変多いようです。さらに3位は「ワイン」(男性=16.4%、女性=26.6%)。「くつろぎというと赤ワイン。なんとなく優雅な気持ちになれるのと、アントシアニンやポリフェノールなど体に良いものが含まれていて英気が養えるような気がするので」(女性40代)など、男性の「ウイスキー」同様にリッチな気分で味わうお酒として、「ワイン」を好むという声が目立ちました。ゆっくりと飲むことでグラスの中で酸化が進み、くつろぎの時間の経過と共に味や香りの変化が楽しめるのも、ワインの持つ魅力の一つと言えるかもしれません。同様4位にも「梅酒」(男性=4.0%、女性=14.5%)が挙げられ、チューハイ・カクテルやワインなど、フルーティーな香りと味わい深いお酒を求める傾向が見受けられました。香水、アロマと同じく、女性はお酒を「臭覚」で感じる部分が男性以上に長けているのかもしれません。


そのほか、「スポーツだとビールで、ドラマや映画だとチューハイを飲んでいる」(男性30代)など、テレビ番組のジャンルで酒類を飲み分けているという声。「普段はビールですが、特別な時間はシャンパンで少し高級感を味わいながら飲むのがいい」(男性30代)など、くつろぎ度、贅沢度を増すためにシャンパンを開けるという声や、さらに「平日はチューハイを飲みながらインターネット。土日はビールを飲みながら競馬の予想。家族揃っての外食はウイスキーを飲みながら会話を楽しむ」(男性50代)という声まで、同じ「くつろぎタイム」とはいえ、シーンや曜日、一人か誰かと一緒かなど、様々な要因で「くつろぎ時間」を共にするお酒のチョイスにも変化が生まれていることがうかがえます。


今回は「夏疲れ」が出始める初秋を迎え、皆さんの「くつろぎの時間」についてアンケート調査を行ってきました。皆さんが「くつろぎ」を感じる時間帯で最も多かったのは「夜」(56.9%)、次に「深夜」(22.1%)が続き、全体の8割以上の人びとが仕事や家事が終わった1日の最後を「くつろぎの時間」と感じていることが明らかとなりました。いわば、「あとは寝るだけ」の無防備な状態こそが、精神的にも肉体的にも最もリラックスした瞬間と言えるのかもしれません。そのくつろぎタイムの主な過ごし方は「テレビを観る」「お酒を飲む」「ネットをする」という声が目立ち、決して特別なことではなく、日中や平日に忙しくてなかなか出来ないことを「この時間」にゆっくりとしたいと考える人が案外多いようです。いわば、くつろぎタイムとは「自分のやりたい事ができる自由な時間」と言い換えることも出来るかもしれません。今夏は「熱帯夜」続きで、かえってストレスを溜め込んだ分、もうすぐやってくる「秋の夜長」を待ち遠しく感じている人もきっと多いのではないでしょうか。


最後に秋の「くつろぎタイム」の過ごし方を一つオススメ。テレビやネットで過ごすのも悪くはありませんが、たまには部屋の明かりをすべて消し、グラスに注いだビールを静かに飲みながら、「月見酒」と洒落てみてはいかがでしょう。肌に感じる風、耳に届く虫の音、鼻から抜けるお酒の香り…、きっと心地の良い、くつろぎの時間を過ごせるはずですよ。