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青山ハッピー研究所 ハピ研

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あなたにとって『健康』って何ですか?

「健康」という言葉を辞書で調べてみると、「体や心がすこやかで、悪いところのない。肉体的、精神的、社会的に調和のとれた良い状態にあること…」と記載。要するに「健康」とは、単に病気があるないだけに留まらない広義な解釈が可能な言葉です。そこで今回は、皆さんにとっての「健康」とは一体どんなことなのかについて聞きました。

全体の7割近くが「健康である」と回答、世代と共に元気を取り戻す傾向

あなたは「健康」?

SA(単回答)

さて現在、皆さんは自分のことを「健康」だと感じているのでしょうか。「何十年も風邪すらひかない」(男性50代)など、「とても健康である」と回答した人は6.9%。さらに「健康診断での結果でコレステロールは少し高めだが、その他は異常が無いため…」(女性40代)など、特に大病もなく「まあまあ健康である」という声も59.4%を数え、全体の7割近くの人びとが元気で「健康的な生活」を送っていることが明らかとなりました。自由回答の中には「中学や高校は皆勤賞、社会人になってからも風邪や熱で会社を休んだことは1度もない」(男性40代)など、子どもの頃から病気知らずの超健康体という声も寄せられました。


次に世代別で「とても健康である」「まあまあ健康である」という声を見てみると、20代〜40代では65%前後を推移していたものの、50代を境に徐々に増加。60代ではピークの74.5%を占め、意外にも一般的に体力が落ちるシニア層ほど、元気を取り戻り傾向が見受けられました。その一方、「頭痛やふらつきがある。胃腸の調子が悪い。眠れない」(男性30代)など、働き盛りの30、40代に慢性疲労、体調不良を訴える人が目立ちました。

世代別:あなたは「健康」?

SA(単回答)

健康のバロメーターは「無病」「快眠」「食欲」

では、皆さんにとって「健康」とは一体どんな状態を指しているのでしょうか。最も回答が多かったのは「病気がないこと」(78.3%)でした。「薬や病院に頼らない状態が健康」(男性60代)、「身体が健康であれば何でも出来るはず」(男性40代)など、「健康=病気がないこと」という声が多数寄せられました。いわば、病院に行く頻度で健康か否かを見極めている人が大変多いようです。

■あなたにとって「健康」とは?

1 病気がないこと 78.3%
2 ぐっすりと眠れる(寝起きが良い) 39.3%
3 何を食べても美味しいと感じる食欲 38.8%
4 心が平和で穏やかな気持ちで過ごせる 34.8%
5 不満やストレスがないこと 31.3%
6 体が軽くて軽快に動ける(行動力がある) 29.2%
7 エネルギーが満ち溢れていること 21.4%
8 少々の不安があっても跳ね除ける精神力がある 19.0%
9 毎日が楽しく喜びに溢れている 18.8%
10 お酒が美味しいと感じる 18.6%

MA(複数回答)/n(有効回答数)


2位は「ぐっすり眠れる(寝起きが良い)」(39.3%)。「疲れていると、眠くて眠くて起きられません」(女性30代)など、十分な睡眠時間、質の高い快眠こそが「健康のバロメーター」という声が目立ちました。続いて3位は「何を食べても美味しいと感じる食欲」(38.8%)。「三度、三度の食事がうまい」(男性50代)、「自分が美味しいと思って作らなければ、家族に良い『食事』を出せない」(女性50代)など、食欲や味覚が体調に大きく左右するという声。同様10位にも「お酒が美味しいと感じる」(18.6%)が挙げられ、「睡眠欲」「食欲」など人間の基本的欲求を満たすことが健康維持に欠かせないものとなっているようです。

「ストレスがない」「喜びに溢れている」など、安定した精神状態も健康の秘訣

また見逃せないのは、4位の「心が平和で穏やかな気持ちで過ごせる」(34.8%)。「身近な人やペットに優しくいられるか。ちょっとのことでイライラしたり、我慢できなくなってはいないか。心にゆとりがあれば、体は軽く感じられ、何事も前向きになれる」(女性30代)など、直接、肉体に疲労や負担がかからなくても、精神的な緊張やイライラ、不安が重なった状態を「不健康」と感じているという声。同様5位に「不満やストレスがないこと」(31.3%)、8位に「少々の不安があっても跳ね除ける精神力がある」(19.0%)、9位にも「毎日が楽しく喜びに溢れている」(18.8%)が挙げられ、健康とは健全な「肉体」ばかりではなく、安定した「精神」状態をキープし続けることも大変重要であることがうかがえます。


そのほか、皆さんから寄せられたユニークな「健康のバロメーター」をいくつかご紹介します。「体脂肪率が10%以下、体重が58〜59.5kgがベスト。ストレスが多いと体重が増減する」(男性40代)、「健康のバロメーターは肌の状態。不則な生活や食事のバランスがくずれると、すぐに肌の調子が悪くなる」(女性40代)など、体調不良がすぐに体重や肌など目に見える部分に現れるという声。「トイレの大、小の色によって判断する」(男性60代)、「ほぼ毎月、成分献血に行く。献血ができることが健康のバロメーター」(女性40代)など、排便や血液等々、体の内面をまめにチェックしているという声。さらに「家から駅までの通勤時にどれだけ汗をかくか。不健康時は大汗をかき、平均15分かかる道のりがひたすら遠い(と感じる)」(男性40代)、「駅の階段をかけあがれる元気があること」(女性30代)など体力のちょっとした変化を見逃さないという声まで、人ぞれぞれ様々な判断基準を持っていることがうかがえます。

心身は表裏一体、「肉体的な健康」と「精神的な健康」は半々

「肉体的な健康」と「精神的な健康」の比重は?

SA(単回答)

ここまで皆さんの「健康観」について聞いてきましたが、大きくは「肉体的な健康」と「精神的な健康」の2つに分かれていることがうかがえます。さて皆さんは、「肉体」と「精神」のどちらの健康をより重視しているのでしょうか。次にその比重について見ていきましょう。「この2〜3年間、入退院を繰り返しているので『肉体的な健康』を最優先にしている。その経験からやっぱり病気をしていないのが健康の基準」(男性40代)など、「どちらかといえば『肉体的な健康』」という回答は34.8%、その一方、「少し嫌なことが続いて気落ちすると、普段以上に疲れを感じたり頭痛を併発したりする。私の場合は『病は気から』」(女性30代)など、「どちらかといえば『精神的な健康』」という声は18.8%に留まり、「肉体」か「精神」かという2択では、外的な症状が明確な「肉体的な健康」に重きを置く人が多いことが明らかとなりました。


さらに「あくまでも『肉体』と『精神』は半々」(46.4%)という声は最も多く、全体の半数近くを占めました。「いくら肉体的には健康であっても、精神的な悩みを抱えていれば憂鬱で決して健康であると言えない。肉体と精神の両方があいまって健やかに居られる」(女性60代)、「何事にも気力、体力が必要。バランスが崩れることは不健康…」(女性40代)など、心身は表裏一体、2つが揃ってこそ「健康的な生活」が過ごせるという声が目立ち、俗に「健全な精神は健全な肉体に宿る」と言われますが、その逆もまた然りと言えそうです。

「バランスの良い食事」と「家庭円満」が健康維持の決め手!

では「健康」を維持するため、皆さんが必要と考えていることは一体何でしょうか。最も回答が多かったのは「バランスの良い食生活」(46.1%)でした。「野菜や魚中心の食生活をしている」(女性40代)、「一日のカロリー摂取量を把握して食事している」(男性30代)など、カロリーや野菜摂取を配慮した食事を心がけているという声が目立ち、食生活の改善こそが健康の第一歩と考えている人が大変多いようです。中には「栄養素のバランスを心がけているが(妻担当)、それでも欠けるものはあると思うので、毎日いくつかのサプリメントを食べている」(男性40代)など、日常生活で不足しがちな栄養をサプリメントで補っている人もいました。

■健康維持に必要なことは?

1 バランスの良い食生活 46.1%
2 家庭円満(夫婦円満) 38.0%
3 十分な睡眠 34.8%
4 適度な運動・スポーツ 27.4%
5 余暇(遊び)・趣味の充実 24.7%

MA(複数回答)/n(有効回答数)


続いて、回答が目立ったのは「家庭円満(夫婦円満)」(38.0%)。「夫婦で多くの会話時間を持ち同じ様な考え方を持てるよう、お互いの考えや思いを理解し合えるよう努力する」(女性40代)、「月1回家族でテニスをする」(女性30代)など、家庭円満は一見、健康とは無縁のようですが、一番身近な存在である家族との密なコミュニケーションが「ストレスのない生活」に一役買っているようです。同様6位に「良好な友人・人間関係」(13.9%)、8位にも「子育ての充実・良好な親子関係」(11.0%)が挙げられ、人間関係が「精神的な健康」の維持に欠かせないことがうかがえます。そのほか、「眠ると疲労はある程度回復するので、週に最低でも1回はしっかり寝る日を作っている」(女性40代)など、3位に「十分な睡眠」(34.8%)、4位に「適度な運動・スポーツ」(27.4%)、5位に「余暇(遊び)・趣味の充実」(24.7%)が続きました。

子育て世代の40代は「家庭円満」、
体力低下が気になるシニア層は「食生活」「適度な運動」

世代別ではいかがでしょうか。20、30代で最も多かったのは「バランスの良い食生活」(20代=50.0%)であったものの、40代では「バランスの良い食生活」が減少し、代わって「家庭円満(夫婦円満)」(40代=39.1%)が急増。「子供とよく遊び、よく話す」(男性40代)など、子育て世代である40代では「食生活」と共に「家族」を重視し、親子や家族の良好な関係がこの世代の健康を維持していることがうかがえます。また子どもたちが独立し始める60代では「家庭円満(夫婦円満)」(60代=39.8%)を「バランスの良い食生活」(60代=51.0%)が大きく上回り、さらに70代以上では「家庭円満(夫婦円満)」(70代=60.0%)、「バランスの良い食生活」(70代以上=63.3%)の両方を重視する傾向が見受けられました。そのほか、「十分な睡眠」(30代=42.5%)は30代、「余暇(遊び)・趣味の充実」(20代=31.4%)は20代の若者層に目立った一方、「適度な運動・スポーツ」(70代=33.3%)は体力低下が気になるシニア層ほど高まり、家族構成や世代間で「健康づくり」に大きな違いが垣間見られました。

世代別:健康維持に必要なことは?

MA(複数回答)/n(有効回答数)


今回は「夏疲れ」を感じる季節を迎え、「健康」の本質についてアンケート調査を行ってきました。現在の健康状態を聞いてみたところ、「とても健康である」「まあまあ健康である」という声は全体の7割近くを数え、思った以上に多くの人びとが「健康的な生活」を送っていることが明らかとなりました。こうした背景には医療の進歩はもちろんのこと、テレビや雑誌などメディアを通じ、以前よりも健康に関する基礎知識を持つ人びとが増えていることが挙げられます。いわば、現代人は「健康上手」と言えるかもしれません。また健康維持の秘訣として20、30代は「バランスの良い食生活」、40代は「家庭円満」、60代以上は「バランスの良い食生活」「適度な運動」を重視し、若者層、シニア層が「肉体的な健康」を強く求める一方、その中間である40代は「精神的な健康」に重きを置く傾向が見受けられ、世代間で「肉体」と「精神」の比重が異なる点もユニークでした。今回のアンケート結果を参考にしながら、ご自分の「健康のバロメーター」をいま一度見直してみてはいかがでしょうか。