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青山ハッピー研究所 ハピ研

「人がしあわせを感じるモノやコトって、何だろう?」衣・食・住・美など生活に密着したテーマでその答えを考える“しあわせ探しの情報サイト”

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昔の仲間や同級生と会っていますか?

聞けば、ここ最近は同窓会ブームなんだとか。こうした背景には同窓会サイトやSNSなどのウェブサイトをきっかけに、たまたま母校のコミュニティにたどり着く人が増えているのだそう。10、20年と会っていないはずが、顔を合わせればすぐに当時の関係に戻れる…、そんな心地の良さが同級生との間にはあるもの。そこで今回は、子どものころ、学生時代の友だちや同級生との付き合い、さらに最近の同窓会の開催状況について聞きました。

2人に1人が少なくとも「年1回以上」の頻度で「学生時代の友だちに会う」と回答

学生時代の友だちに会う?

SA(単回答)

さて皆さんは、学生時代(小・中・高校生、専門、大学生など)の同級生や友だちと、どの位の頻度で会っているのでしょうか。「数ヶ月に一度、ランチに行ったり飲みに行ったり、時には一品持ち寄ってお宅にお邪魔したりしている」(女性40代)など、「半年間に2回以上」と回答した人が最も多く31.5%。さらに「年1回程度」という声も22.9%を数え、全体の半数以上の人びとが最低でも「年1回以上」の頻度で、学生時代の友人と会う機会を設けていることが明らかとなりました。自由回答の中には「再就職した施設で同級生と22年ぶりに逢い、お互いの変わりように驚きながら毎日楽しく働いている」(男性70代)、「中学校、高校時代の友だちがたまたま娘の中学校の担任になったので、毎日のように会っている」(男性50代)など、同級生との劇的な再会をきっかけに会う頻度が増したという人もいました。

40、50代は友だちよりも「仕事」「家庭」、
一方、60代以上は「学生時代の友情」が復活

世代別ではいかがでしょうか。「年1回以上」という声を見てみると、まだ学生時代からそう歳月を経ていない20代では73.5%と非常に高い数字であったものの、30代で63.4%、40代で47.5%、50代で47.2%と一気に急落。こうした背景には「仕事が忙しく、帰省もトンボ帰り状態なので会う機会はない」(男性40代)など、仕事や育児などに忙しい世代であるせいか、同級生や友人と過ごす時間が極端に減少している人が大変多いようです。その一方、「途中30年近くのブランクがあったが、メンバーがリタイアしたのを機会に再会。以来雪見、花見、紅葉狩り、忘年会、新年会等々理由をつけては集まりワイワイと楽しんでいる」(男性60代)など、人生に余裕が見え始めた60代で51.9%、さらに70代以上では61.9%と上昇傾向を示し、シニア層になって学生時代の縁や友情が復活する人も案外多いことがうかがえます。

世代別:学生時代の友だちに会う?

SA(単回答)

親友は「中・高校時代の思春期に出会った友だち」という声が目立つ

今でも仲良くしている同級生や友だちとは、いつ頃出会ったのでしょうか。最も回答が多かったのは「高校時代」(46.6%)でした。「高校はクラス替えがなく3年間、同じ40人のメンバーと過ごしました」(女性40代)、「高校3年間はインターハイを目指し苦しい事が多く、それが共通の話題として損得なしで語り合える」(男性40代)など、クラスや部活で10代の青春時代を濃密に過ごしたという声。同様2位にも「中学生時代」(31.0%)が続き、中・高校時代の思春期の多感な時期に、一生涯付き合える友人と出会っている人が意外に多いようです。続いて3位は「専門・短大・大学生時代」(30.7%)。「大学研究室の仲間。近況報告とそれぞれが就いている業界の情報交換をする」(男性50代)、「大学時代の友だちは、お互い考え方が似ている」(男性40代)など、同じゼミや研究室、サークルでの友だちは趣味や価値観、職種が近いせいか、卒業後も良き相談者として居心地の良い人間関係を築いている人がとても多いようです。以下、「小学生時代」(19.8%)、「幼なじみ(幼稚園など)」(8.1%)が続きました。

今でも仲良くしている同級生や友だちとの出会いは?

MA(複数回答)/n(有効回答数)

学生時代の友だちとは、本音をぶつけ合え「素っぴんでも付き合える仲」

学生時代の友だちと、社会人以降に出会った友だちとは、果たしてどんな点が異なるのでしょうか。「青春を共にした吹奏楽部、大きな地区大会へ出たり、アンサンブルで全国大会へ出たり。今でもアンサンブルを通じて楽しく趣味としてやっている」(男性40代)、「一生懸命テニスに打ち込んでいたときの仲間は、心を開いて気兼ねなく付き合える」(女性50代)など、「同じ釜の飯を食う」という慣用句のように、同じ目標に向かって同じ苦労や、喜びを一緒に体験した学生時代の友だちとの絆はとても深いとの声。「小学3年生で同じクラスになった3人は60余年仲良し。今でも喧嘩は時々ありますが、あくる日は何事も無かったように話が出来る」(男性70代)、「学生時代の友だちとは、何を話しても『恨みっこなし!』のスタンス。社会人になるとそれなりに『プライド』を自分で作り高めてしまい疲れるのが現実…」(女性20代)など、本音、本心でぶつかり合えるという声。さらに「家庭環境や、育った過程を知っているので」(男性30代)、「学生時代の友だちとは素っぴんでも会える」(女性30代)など、お互いの良いところも、悪いところもすべて受け入れられるのが「学生時代の友だち」という声が目立ち、プライベートにあまり深く介入しない「社会人以降の友だち」とは一線を画す状況が強く見受けられました。

6割以上が「同窓会に参加したことがある」と回答、
特にシニア層に参加経験が目立つ

同窓会・クラス会に参加したことがある?

SA(単回答)

では皆さんは、今までに同窓会・クラス会に参加した経験があるのでしょうか。「高校同窓会に出席。先生たちを囲んでお酒を飲み、先生の『今だから言える私たち(生徒)への悩み』を打ち明けてくれて、大いに盛り上がった」(女性30代)など、「参加したことがある」と回答した人は63.5%。さらに「参加してみたいが、今までに参加したことがない」という声も21.3%を数え、全体の8割以上の人びとが「同窓会」参加に高い関心・興味を持っていることが明らかとなりました。その一方、「今はまだ同級生に会いたくない。仕事などで優越感を持ったり、劣等感を持ちたくないので」(女性30代)など、「参加してみたいと思わないし、今までにも参加したことがない」という声も全体の15.3%を占めました。


世代別で「参加したことがある」という声を見てみると、20代、30代では50%台前半に留まったものの、40代で63.5%、50代で73.1%と徐々に上昇。さらに70代以上ではピークの81.0%を占め、世代とともに「同窓会」参加が増加する傾向が見受けられました。中には「1週間前に52年前の高校の同じ寮で3年間暮らした仲間たちと一泊の会合に参加。52年ぶりに見た人もいて、最初全然解らなかった」(女性70代)など、半世紀ぶりに催された同窓会に興奮したという声も寄せられました。

世代別:同窓会・クラス会に参加したことがある?

SA(単回答)

同窓会開催には計画を引っ張る「幹事役」の存在が重要!

「(同窓会に)参加してみたいが、今までに参加したことがない」という声は全体の約2割を占めましたが、ではなぜ、今まで参加出来なかったのでしょうか。理由として最も回答が多かったのは「今までに同窓会やクラス会が開催されたことがない」(30.0%)でした。「引っ張る人がいなくて計画がない。計画があったら参加すると思うけど、待つ人間ばかり」(女性30代)など、同窓会を主催する幹事がおらず、「待てど暮らせど同窓会の案内が来ない」と残念がる声が多数寄せられました。同窓会開催には、世話役である幹事の存在がキーとなっていることがうかがえます。

■「同窓会に参加してみたいが、今まで不参加」だった理由は?

1 同窓会やクラス会が開催されたことがない 30.0%
2 仕事などでスケジュールが合わない 26.4%
3 引越しや転勤などで、連絡が途絶えてしまった 14.9%
4 開催場所が遠いので出席出来ない 12.9%
5 会うのが怖くて(恥ずかしくて)、参加を躊躇してしまう 8.8%

SA(単回答、n=814人)


次に回答が多かったのは「仕事などでスケジュールが合わない」(26.4%)。「仕事と家庭を持つと自分の時間すらもてない」(男性30代)など、仕事や育児で忙しくて都合が合わないという声。さらに「自分は関東、田舎は北海道なので簡単に行き来できない」(男性40代)など、「案内はもらうものの、開催場所が遠いので出席出来ない」(12.9%)という回答も寄せられ、時間ばかりではなく、地理的な要因も参加を妨げる大きな理由の一つとなっていました。そのほか、「仕事の都合で転勤と引越しが何度も続いたので…」(男性70代)など、「引越しや転勤などで、学生時代の友だちとの連絡が途絶えてしまった」(14.9%)、「ちょっと会うのが怖くて(恥ずかしくて)、参加を躊躇してしまう」(8.8%)が続きました。

「手紙」「電話」など、実家のお父さん、お母さんが連絡の仲介役として活躍!

一方、今までに「(同窓会に)参加したことがある」と回答した人は、その案内やお知らせをどんな方法で知ったのでしょうか。最も回答が多かったのは「手紙で案内状が届いた」(53.9%)でした。「実家に手紙が来ていたので参加した」(女性30代)など、実家の住所に招待状が届いたという声。さらに「まず実家に(電話)連絡がいき、その後、(親から)連絡先を聞いた幹事から自宅に電話がかかってきました」(女性40代)など、同様5位にも「実家に連絡があった」(11.6%)が挙げられ、「実家」のお父さん、お母さんが連絡の仲介役として重要な役割を演じていることがうかがえます。そのほか、「メル友である友人から誘われて、ミクシィを通じてやり取りがあった」(男性40代)、「ネットの書き込み」(女性40代)など、ここ最近では「メール」やミクシィなど「SNS」も同窓会開催をサポートする強力なツールとなりつつあるようです。

■同窓会・クラス会の案内やお知らせは?

1 手紙で案内状が届いた 53.9%
2 直接連絡があった 41.6%
3 現在でも交友が続く友だちから誘いがあった 16.5%
4 メールでお知らせがあった 16.1%
5 実家に連絡があった 11.6%

MA(複数回答)/n(有効回答数、n=2425人)

同窓会は同級生や友人同士の安否、近況を知らせ合う「情報交換の場」

実際に同窓会・クラス会に参加して良かった点とは一体何でしょうか。堂々のトップは「自分や同級生・友だちの近況を知らせ合うことが出来た」(69.0%)でした。「仲間の近況報告にはビックリすることあり、今まで同じように一生懸命生きてきたんだな、と共感することもあった」(女性60代)など、卒業後の進路や仕事、家族等々、お互いの安否や状況を知らせ合うことが出来る貴重な機会となったという声。同様8位にも「出世した(立派になった)友だちの姿を見て関心した、驚いた」(6.7%)が挙げられ、同級生や友人の活躍ぶりに関心や感動を覚えたという声が目立ちました。いわば、同窓会は関係が途絶えていた同級生や友人同士の「情報交換の場」となっていることがうかがえます。

■同窓会・クラス会に参加して良かった点は?

1 自分や同級生・友だちの近況を知らせ合うことが出来た 69.0%
2 懐かしい思い出話をすることが出来た 65.0%
3 現在の友だちの変わった、変わっていない姿(容姿)を見て面白かった 35.0%
4 お世話になった恩師に会えた 18.4%
5 卒業後、途切れていた友だちとの関係や縁が復活した 17.6%
6 自分が忘れていた記憶や過去を思い出した 16.1%
7 昔の恋人(片想いだった人、憧れていた人)と会うことが出来た 9.9%
8 出世した(立派になった)友だちの姿を見て関心した、驚いた 6.7%
9 学生時代は仲良くなかったが、同窓会をきっかけに親交を持つようになった 5.5%
10 学生時代の誤解や不仲が解消された 1.4%

MA(複数回答)/n(有効回答数、n=2425人)


次に回答が目立ったのは「懐かしい思い出話をすることが出来た」(65.0%)。「昔の仲間と青春時代の思い出を語り合うのは良い。忘れていた記憶がよみがえり、無限の可能性があると信じていた頃のパワーが復活する」(男性60代)、「何年もブランクがあっても、小学校や中学校時代の友人たちとは、不思議とタイムラグを感じない。見た目の変化はあるけれど、話すうちにあの頃へ戻っている」(女性30代)など、何年ぶりかに再会した友だちとでも違和感や時差なく、学生時代の思い出話に花が咲くという声。同様6位にも「自分が忘れていた記憶や過去を思い出した」(16.1%)が挙げられ、同窓会は心を一気に当時へ戻してくれる、いわばタイムマシーンのような存在と言えるかもしれません。

恩師や昔の恋人、片想いの相手との再会も楽しみの一つ

続いて3位は「現在の友だちの変わった、変わっていない姿(容姿)を見て面白かった」(35.0%)。「顔や体型が変わって分からない子も何人か・・・。皆でこそこそ『誰?』と相談したりして、本人に『もしかして○○?』と聞いて当てるのも楽しかった」(女性30代)など、気持ちは当時のままでも、容姿の変化に月日の流れを実感するという声。「学年主任の先生が健在だったのが嬉しかった」(男性40代)など、同様4位に「お世話になった恩師に会えた」(18.4%)、7位にも「昔の恋人(片想いだった人、憧れていた人)と会うことが出来た」(9.9%)が挙げられ、「今、あの人はどうしているだろう?」と日ごろ漠然と考えていた恩師や旧友の懐かしい顔ぶれを見て、素直に嬉しかったという声が目立ちました。自由回答の中には「最初は誰だかわからなかったが、昔、大恋愛をした彼女との久しぶりの再会。『ワ・タ・シ』と言われて初めて気がついたあの瞬間! 『あー、同窓会なんて来るんじゃなかった。俺の青春を返せ!』と…」(男性60代)など、昔の恋人や片想いの相手との再会に一喜一憂した人もいました。


そのほか、「あまり好きではなかった人と大人になって話をしたら昔のイメージがなくなり楽しく話せた」(女性50代)、「当時は交流の無かった人たちと情報交換をし、その場で東京支部を設立し、それがずっと継続している」(女性40代)など、同窓会以来、学生時代は仲が良くなかった、または親交のなかった人と新しい交流が生まれたという声も寄せられました。


今回は、学生時代の友だちとの付き合いや同窓会の参加について、皆さんのご意見を聞いてきました。同窓会に「(過去に)参加したことがある」と回答した人は6割以上。さらに「参加してみたいが、今までに参加したことがない」という声も2割を占め、全体の8割以上が「同窓会」参加に高い意欲を持っていることが明らかとなりました。いわば、しばらく会っていない旧友との再会や、卒業以来、途絶えている親交の復活に期待を寄せる人が大変多いようです。またどこか遠慮がある社会人以降の友だちに対し、学生時代の友だちとは「本音をぶつけ合える仲」という声が目立ち、人生において学生時代の人間関係がとても大きな意味を持っていることがうかがえます。とはいえ、同窓会の誘いを心待ちにする人が多い一方で、その世話役である「幹事」を買って出る人がおらず、なかなか実際の開催に至っていないという現状も少なくありませんでした。昨今ではSNSの同窓会コミュニティや、幹事業を代行するホテルや企画会社も増えているそうですので、「同窓会したいな〜」と思ったら、まずはこうしたサイトやサービスを上手に利用してみてはいかがでしょうか。