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青山ハッピー研究所 ハピ研

「人がしあわせを感じるモノやコトって、何だろう?」衣・食・住・美など生活に密着したテーマでその答えを考える“しあわせ探しの情報サイト”

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あなたが秋を感じる時は?

「観測史上最多」「記録更新」などの見出しが連日踊った今夏の暑さ。今年ほど、気候的に過ごしやすい秋の到来を待ち遠しく感じたことはなかったのではないでしょうか。そこで今回は待ちに待った秋本番を迎え、ここ最近、皆さんが「秋をしみじみと感じた瞬間」について聞きました。

「朝晩の寒さ」「風邪気味」「長袖」など、「肌」から秋を実感するという声

さてここ最近、皆さんが「秋を感じた瞬間」とは一体どんなときだったのでしょうか。最も回答が多かったのは「いつの間にか朝晩に寒さを感じ始めて」(75.3%)でした。「朝晩の寒さですね。もう窓を開けるのも掃除の時だけ」(女性50代)、「毛布がないと、夜中に起きてしまうくらい寒くなったことに気づいたとき」(男性30代)など、記録的な暑さとなった今夏がまるで夢や幻であったかのように、朝方の冷え込みから目を覚ますという声が多数寄せられました。自由回答の中には「一気に寒くなったせいで、周りの人や家族が風邪気味だったりすると、とうとう秋が来たかと思う」(女性20代)など、急激な寒暖の差で、体調を崩す人を見て季節の変化を実感する人もいました。同様5位にも「外出時に長袖や上着を着る機会が増えてくると」(23.7%)が挙げられ、季節を「肌」で敏感に感じ取っている人が大変多いことがうかがえます。

■「しみじみと秋を感じた瞬間」は?

1 いつの間にか朝晩に寒さを感じ始めて 75.3%
2 日が短くなると 45.8%
3 夜、虫の音を聞くと 32.3%
4 熱いお風呂に浸かりたいと感じて 27.9%
5 外出時に長袖や上着を着る機会が増えてくると 23.7%
6 空気に爽やかさを感じた時に 22.6%
7 八百屋やスーパーに秋野菜や食材(サンマなど)が並ぶと 22.3%
8 鍋物が恋しくなると 17.9%
9 空高い秋雲を見ると 17.5%
10 秋桜、キンモクセイやすすきなど、秋らしい植物を見ると 15.5%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

「湯船」「鍋料理」など、体を内面から温めたいと感じたとき

また気温の低下と同時に増えたのは4位の「熱いお風呂に浸かりたいと感じて」(27.9%)。「(夏場は)風呂はシャワーで済ませられていたのに、湯船に入らないと底冷えするようになったとき」(女性50代)、「お湯に浸かりたくなり入浴剤を買うなど、いろいろ変化が出てきたので」(女性30代)など、汚れと汗を流すだけだった夏の「シャワー」から、体の芯を温める「湯船」へ入浴方法が変わったという声。さらに「あんなに暑かったのに…、今シーズンの最初の鍋は『トマト鍋』でした」(女性30代)など、8位にも「鍋物が恋しくなると」(17.9%)が挙げられ、体を内面から温めようとする「自己防衛本能」が自ずと働いたのを感じ、秋の訪れを実感したという声が多数寄せられました。中には「湯船を通り越して、温泉に行きたくなった」(女性30代)など、秋は温泉が恋しく感じる季節と言えるかもしれません。

「日の短さ」「虫の音」など、自然界では冬支度が着々と進む
一方、私たち人間の心には、なぜか「郷愁感」「せつなさ」が漂う

そのほか、自然界の変化で目立ったのは、2位の「日が短くなると」(45.8%)。「会社から帰る頃はもう薄暗く、洗濯物も冷たくなっているので、日の短さと洗濯物から秋を感じる」(女性40代)、「暑いときは日が落ち始める時間まで食材の買い出しには行けなかったのですが、同じ時間に出ようとするともう真っ暗…」(女性30代)など、「日の入り」時刻が早まり、夏時間とは異なる「生活リズム」の修正を迫られるという声。また「蝉に代わって、コオロギ、アオマツが鳴き出すと」(女性50代)など、3位に「夜、虫の音を聞くと」(32.3%)、9位に「空高い秋雲を見ると」(17.5%)、10位にも「秋桜、キンモクセイやすすきなど、秋らしい植物を見ると」(15.5%)が挙げられ、動植物、気候や空模様など、いつの間にか自然界の冬支度が着々と進んでいることを思い知らされたという声が目立ちました。自由回答の中には「空をみていると、なんだかココロ寂しくなる…」(女性30代)など、隆盛であった夏が終わり、すべてが終息へ向かう季節を迎え、なぜか心に「郷愁感」や「せつない気持ち」が漂うという人も少なくないようです。

男性は「プロ野球優勝の行方」「ドラフト」、女性は「店頭の秋野菜や食材」

性別ではいかがでしょうか。まず男性回答で目立ったのは「プロ野球のペナントレースが大詰めを迎えると」(男性=14.2%、女性=5.6%)でした。「一番感じるのは寒暖に関係なく、プロ野球が大詰めを迎えるともう秋なんだなぁと思う」(男性60代)、「優勝のビールかけも寒そうにやっている」(男性40代)など、セ、パ両リーグとも最後の最後まで熾烈なリーグ優勝争いを繰り広げた今シーズンですが、男性陣にとって「リーグ優勝」や「日本シリーズ」の行方は秋の風物詩の一つとなっていることがうかがえます。また中には「広島の高橋健投手が引退を表明。入団当時のビデオが流れていたが、今年もまたドラフトで金の卵が見つかるだろう…」(男性60代)など、今季限りで引退する選手やドラフトの目玉選手の発表も、この時期ならではの興味の尽きぬ話題と言えそうです。


一方、女性回答に目立ったのは「八百屋やスーパーマーケットに秋野菜や食材(サンマなど)が並ぶと」(男性=16.7%、女性=28.2%)でした。「買い物に行って八百屋の店先に松茸やなし、りんごなどを見ると」(女性50代)など、初もの野菜や果物から「実りの秋」を感じる声が目立ち、意外にもスーパーマーケットや八百屋の店頭で「今秋」を第一発見した女性が多かったようです。中には「(既に)栗やさつまいもやかぼちゃを使ったパンや栗やりんごのスイーツを食べた」(女性20代)など、秋限定スイーツやお菓子で「秋」を味わったという人もいました。

既に食べた秋の味覚のナンバーワンは「梨」、
瑞々しさ、甘み酸味のバランスが最高!

■既に食べた「秋の味覚」は?

1 67.7%
2 秋刀魚(さんま) 56.5%
3 ぶどう 51.8%
4 35.3%
5 新米 33.1%
6 さつまいも 28.9%
7 りんご 25.5%
8 秋茄子 22.7%
9 じゃがいも 20.9%
9 かぼちゃ 20.9%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

「秋を感じた瞬間」として「八百屋やスーパーマーケットに秋野菜や食材(サンマなど)が並ぶと」「鍋物が恋しくなると」など、「秋の味覚」を挙げる声が目立ちました。その一方で、今夏の猛暑の影響で、野菜や果物の収穫や漁獲量にも大きく影響を及ぼしていると言われています。そこで今シーズン、皆さんが既に食べた秋の食材とは一体何でしょうか。堂々の人気ナンバーワンは「梨」(67.7%)でした。「主人が知人からもらってきてくれた20世紀梨を食べました。水分たっぷりで甘くておいしかった」(女性20代)など、涼しくなったとはいえ、まだ日中に暑さの残るこの時期、甘みと酸味のバランスの良い瑞々しい「梨」は枯渇した喉を潤す果物として最適という声が目立ち、「今秋の味覚」の中で最も人気の高い食材に選ばれました。さらに「暑かったおかげで、今年は甘いぶどうになったそうで美味しかった。1歳の子どもも、手が止まらないくらいパクついていた」(女性30代)など、同様3位に「ぶどう(巨峰、マスカットなど)」(51.8%)、7位にも「りんご」(25.5%)が挙げられ、長引いた猛暑から例年に比べ出荷量が少ないと言われる「旬の果物」ですが、早くも初ものを堪能したご家庭が意外に少なくありませんでした。また自由回答の中には「梨狩りに行き、その場で食べました」(女性40代)など、秋ならではの行楽として「フルーツ狩り」を楽しんだという人もいました。

不漁から値段が高騰し、出端を挫かれた「秋刀魚」
――徐々に「庶民の味」復調の兆し

人気の2位は「秋刀魚(さんま) 」(56.5%)。「釧路の知り合いに秋刀魚を送ってもらい、炭火で焼いて食べました。脂が乗っていてうまかった!!」(男性20代)など、「秋刀魚」という文字からもうかがえるように、秋を告げる代表的な魚として、この時期の食卓に欠かせない食材となっていました。とはいえ、今シーズンは「今年は秋刀魚が高騰しているとき、我慢しようと思うと余計に食べたくなり1匹500円もする頃に食べてしまった」(男性30代)など、サンマ漁の不漁から値段が高騰して、本来は庶民の味方のはずが「高級魚」と化し、例年と比べて食卓に上る回数が極端に減ったという声が目立ちました。9月後半くらいからは水揚げ高も徐々に安定し、ここへ来てようやく1匹100〜150円程度まで値段も下がり、遅ればせながら「庶民の味」復調の兆しが見え始めているようです。そのほか、魚介類では11位に「秋鮭」(17.7%)、18位に「いか(するめいか、アオリイカ、ヤリイカなど)」(8.7%)、20位に「戻り鰹」(6.9%)、「牡蠣(かき)」(6.9%)が続きました。

20、30代では「さつまいも」「かぼちゃ」、50代を境にして「新米」「栗」に人気集中

世代別ではいかがでしょうか。「さつまいもはレンジでチンしてからオーブントースターで焼き、焼き芋にした」(女性30代)など、20、30代では「栗」(20代=39.2%)、「さつまいも」(20代=32.9%)、「かぼちゃ」(20代=27.8%)などホクホクの甘みのある農作物に人気が集中したものの、40代で急落。代わって、40代を境に「新米」(50代=40.7%)が増加し、70代以上では実に59.1%に達しました。「新米もたくさんの種類が出てきて、さっそく購入しました」(女性60代)など、果物同様に「新米」の甘みや瑞々しさを楽しみにしているシニア層が多いことがうかがえます。さらに40代で一旦減少傾向であった「栗」「さつまいも」も50代以降では復調し、新米と組み合わせて「栗ご飯」「さつまいもご飯」を味わうご家庭が案外多いのかもしれません。

世代別:今秋、既に食べた「秋の味覚」は?

MA(複数回答)/n(有効回答数)

「癒しの秋」「禁煙の秋」など、
夏の反動から今秋は静かに過ごしたいという声が目立つ

さて、「芸術の秋」「スポーツの秋」「食欲の秋」など、一般的に秋には様々な代名詞が上げられますが、では今年(2010年)の秋に何か「○○○の秋」などとキャッチフレーズを付けるとすれば、どんなフレーズが似合うでしょうか。「『やっと来た秋』、今年は猛暑で、秋が待ち遠しかったので」(男性40代)、「『猛暑追憶の秋』、今までクーラーを殆どつけた事が無かったが、さすがに今年はクーラーが稼動しました。思い出の夏になりそう」(男性60代)など、長引いた猛暑から、ようやく過ごしやすい秋を迎えた喜びに満ちた声。さらに「『癒しの秋』、暑さで疲れた体を温泉で回復したり、美味しい食べ物でエネルギー補給して寒い冬に備える季節かなあと思う」(女性30代)、「『夏バテが残る秋』、夏バテを引きずっている」(男性60代)など、「暑さ疲れ」や「体調不調」に陥った身体を静かに休めたいという声が寄せられるなど、今夏が残した後遺症が思った以上に大きいことがうかがえます。そのほか、「『禁煙の秋』、タバコが値上がりするから」(男性40代)という声から、「『不安の秋』、気候的にも、国内外の政治、経済でも不安だらけの秋。一気に冬、冬の時代に突入するかもと不安だらけの秋」(男性60代)という声に至るまで、様々な我慢を強いられそうな暗雲立ちこめる「憂鬱な秋」をイメージする人も少なくありませんでした。


今回は待ちに待った秋本番を迎え、最近、皆さんが「秋をしみじみと感じた瞬間」についてアンケート調査を行ってきました。「秋を感じた瞬間」のトップは「朝晩に寒さを感じ始めて」、さらに「長袖を着る機会が増えて」が上位に挙げられ、「暑い、暑い…」と念仏の如く唱えていたはずの猛暑が一転し、気分は一気に秋冬モードに。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」と言われますが、これだけ涼しさが増すと今夏の「猛暑」すら、既に遠い昔のように忘れ始めているのでは…。と同時に血気盛んで、少々やんちゃ過ぎた夏が過ぎ、張っていた気が抜けて体調を崩したり、急に風邪を引いてしまった人もきっと多いのではないでしょうか。今秋のキャッチフレーズにも多く見られたように、夏バテをしっかりと解消し、冬に備えてしっかりとエネルギーを蓄える「癒しの秋」にしたいものです。初秋は秋野菜、秋刀魚などの高騰が目立ったものの、9月後半から徐々に価格も安定し始めています。また新米は農家の皆さんには申し訳ないですが、今年は豊作で価格もお安いそうです。食欲の秋、モリモリと食べてまずは元気を取り戻しましょう!


最後に皆さんから寄せられた「今秋のキャッチフレーズ」をいくつかご紹介します。


今秋のキャッチフレーズ

節約な秋
  • 「今年は猛暑で電気代がハンパじゃなく、ウン万円というケタが出たので、この秋は電気代を節約しようと決めました!」(女性20代)
青春プレイバックの秋
  • 「10月から童謡や青春時代に歌声喫茶で歌った曲を歌う会に入りました」(女性60代)
修理・出費の秋
  • 「家電と自転車が次々と壊れたので、修理をしたり買い替えをしたりしたから」(女性30代)
息子達応援の秋
  • 「息子達は、高校生活最後の部活動(ラグビー部)、就職、進学のため、頑張っている。あと少し・・・、『悔いを残さないよう頑張れ!』と応援する秋」(男性50代)
名古屋歓喜の秋
  • 「ドラゴンズ優勝! グランパス優勝!」(男性40代)
映画の秋
  • 「韓国大好きな人間で、3ヶ月に1回は平均して渡韓している。映画も大好きで、この秋は韓国映画を中心に多くの映画を見てみたいと思っている」(女性20代)
海外旅行の秋
  • 「近頃、米ドルやユーロなどが円高な事に加え、秋は夏よりも海外旅行がシーズンオフなので比較的安く行ける。気候も夏より過ごしやすくなるので、良いタイミング」(女性30代)
お祭りの秋
  • 「私の住んでいる北栃木では、夏祭りも多いですが、秋のお祭りが盛大。産直野菜や様々な出店も出るし、巻き狩り鍋が振舞われたりで、行くだけで楽しい」(女性40代)
手作りの秋
  • 「保存食、手編み、洋裁としたいことがいっぱい」(女性60代)
3Dの秋
  • 「3D映画や3Dゲーム、3Dカメラなど3Dシリーズがどんどん出てきて、日本を賑やかにさせているから」(男性20代)
練習不足を
取り戻すぞ!!の秋
  • 「ランニングが趣味ですが、今年の夏は暑すぎて、まともに練習ができませんでした。涼しくなってきたこれからは、本格的に走りこみができそう」(女性30代)