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青山ハッピー研究所 ハピ研

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あなたのテレビ視聴のスタイルは?

東京では建設中の「東京スカイツリー」が大きな話題を集めています。そもそもスカイツリーとは何かといえば、都市部の高層ビルの増加に伴う電波障害軽減のために、東京タワーに代わって建てられる電波塔。従って、来年7月に完全移行される「地上デジタル放送」の関東広域圏の電波もここから送信されるわけです。地デジやインターネット、HDDの登場など、考えてみれば、ここ最近の私たちとテレビとの付き合い方は大きく変わりつつあります。そこで今回は、皆さんの生活の中でテレビがどんな役割を担っているのか、最近のテレビ視聴スタイルを聞きました。

全体の7割以上が既に「地デジ対応テレビ」の準備が完了

「地デジ放送対応テレビ」に替えた?

SA(単回答)

さて、「デジタルテレビ放送」の完全移行までに一年を切りましたが、既に「地上デジタル放送対応テレビ」に買い替えたご家庭はどのくらいあるのでしょうか。「37インチにするか迷ったが、大は小を兼ねるということで42インチを買った」(男性40代)など、「既にデジタル放送対応テレビに買い替えた」と回答した人は70.5%。さらに「『テレビ購入貯金』がようやく貯まったので、今月中に買う予定♪」(女性30代)など、「これからデジタル放送対応テレビに買い替える予定」という声も18.3%を数え、全体の9割近くの人びとが「地デジ完全移行」までに対応テレビの準備を済ませる予定であることが明らかとなりました。自由回答の中には「(テレビが)3台ある内の1台はプラズマテレビに買い替えましたが、後2台はまだ検討中…」(女性40代)など、複数台所有のご家庭では出費が嵩むため、徐々に買い替えを進めている様子がうかがえます。


そのほか、「パソコンを買うときに地デジ対応のパソコンを選びました。もともとテレビはあまり見ないし、省スペースになるので満足している」(女性30代)など、「ワンセグ対応のケータイやPCで視聴する」(1.0%)という声。さらに「デジタル放送開始とともにテレビ視聴はやめる」という人も1.6%を占めました。

「地デジ対応テレビ」の買い替え率は70代以上がトップ
50代では「視聴チューナーの取り付け」で延命処置という声も目立つ

世代別ではいかがでしょうか。「既にデジタル放送対応テレビに買い替えた」という声を見てみると、20〜50代では70%前後を推移。また50代では「買い替え」と共に「既存テレビに視聴チューナーを取り付ける予定」(50代=12.8%)という声が上昇し、既存テレビの延命処置で対応するご家庭も意外に目立ちました。さらに70代以上では「買い替えた」という声がすべての世代の中で最も高い85.7%を数え、シニア層ほど「地デジ」所有が進んでいる現状が明らかとなりました。

世代別:「地デジ放送対応テレビ」に替えた?

SA(単回答)

全体の9割以上が「地デジ買い替えに満足」と回答
一方、買い替えが早すぎて「価格」「機能」「エコポイント」で損したという声も

デジタルテレビの映りや機能に満足している?

SA(単回答、すでに買い替えた人のみ)

全体の7割以上が既に「地デジ生活」を開始していることが明らかとなりましたが、ではデジタル放送を実際にご覧になって、その映りや機能にどの位の人が満足しているのでしょうか。「画像の美しさが段違い!大画面にしたので映画などは迫力が違うし、テレビを観る楽しみが一段とUPした」(女性40代)、「鮮明さが全然違う。こんなことなら早く地デジにすれば良かったと思った」(男性40代)など、「大満足」と回答した人が33.3%。さらに「まあまあ満足」という声も59.8%を数え、全体の9割以上の人びとが「地デジ」に高い評価を与えていることがうかがえます。自由回答の中には「番組放送中でも天気予想や交通情報を観られる機能や、地域のイベントを教えてくれる機能」(女性20代)、「番組表機能があるので、観たい番組を逃すことが少なくなった」(男性30代)という声も寄せられ、映りの良さや鮮明さばかりではなく、地デジならではの「データ放送」の利便性に感動した人も多かったようです。


その一方で「エコポイントなど全くない数年前に46型を約34万で買った。今では半額、しかもエコポイントまでつくとなるとなんだか、複雑な気持ち…」(女性30代)、「次回は3Dを買いたい」(女性40代)など、早く買いすぎて、なんとなく損した気分になっているという人もいました。

1日のテレビ視聴は「2〜5時間未満」がトップ
在宅時間の長い女性ほど、視聴時間も比例して長くなる傾向

ここからは日ごろの皆さんの「テレビ視聴方法」について見ていきたいと思います。まず、皆さんは1日(平日)に一体どのくらいテレビを視聴しているのでしょうか。最も回答が多かったのは「3〜5時間未満」(27.9%)、次に「2〜3時間未満」(26.3%)が続き、全体の半数以上の人びとが「1日2〜5時間未満」をテレビ視聴に費やしていることが明らかとなりました。主な視聴スタイルとしては「会社から帰った18時以降から寝る頃23時まで、家事をしながらテレビをつけている」(女性20代)など、出社するまでの「朝帯」、帰宅後の「夜帯」にテレビ視聴が集中しているようです。次に性別で見てみると、男性は「2〜3時間未満」(男性=26.3%、女=26.2%)、「1〜2時間未満」(男性=20.9%、女性=14.7%)が多かった一方、専業主婦も多い女性回答では「3〜5時間未満」(男性=25.0%、女性=31.4%)、「5〜7時間未満」(男性=8.7%、女性=12.0%)が目立ち、自宅に居る時間に比例して「テレビ視聴時間」が長くなる傾向がうかがえます。

1日のテレビの視聴時間は?

SA(単回答)


世代別ではいかがでしょうか。20、30代では「2時間未満」(20代=32.3%)という声が目立ったものの、40〜60代では「2〜3時間未満」(60代=31.6%)と視聴時間が上昇。さらに70代以上では「3〜5時間未満」という声が39.3%を占め、世代と共にテレビとの付き合いが密になっていました。一方、「朝、出勤前にニュースを少し観るだけ、仕事が不規則で観たい番組が観られない」(男性30代)など、仕事盛りの世代では在宅時間が短く、どうしてもテレビとの距離が遠ざかる傾向がうかがえます。

世代別:1日のテレビの視聴時間は?

SA(単回答)

録画機能は進化しているものの、「リアルタイム視聴派」が依然目立つ!

「リアルタイム視聴派」VS
 「録画視聴派」

SA(単回答)

現代人の生活スタイルの多様化と共に、大容量のHDDレコーダー、録画機能内蔵のテレビなどのテレビ録画機能も進化を遂げています。では日ごろ、皆さんは「リアルタイム」でテレビを視聴しているのでしょうか、それとも「録画」してテレビを視聴することが多いのでしょうか。「空いた時間にゆっくり観られる録画派。テレビの放送時間を気にすることなく生活が出来て、すごく良い」(女性30代)など、「ほとんど『録画視聴派』」と回答した人は11.3%。主な理由は「韓流ドラマにはまっているが、放送が深夜だったり昼間だったりするので」(女性40代)、「子供が小さくて邪魔されるので、空いた時間に観られるよう番組は必ず録画している」(女性40代)など、仕事や育児で忙しく、番組録画なしではテレビが観られないという声が目立ちました。


その一方、「朝のニュース、夕方から7時のニュースなど、ニュースはリアルタイムでなければ意味がないので」(男性60代)など、「ほとんど『リアルタイム視聴派』」という声は49.9%を数え、「録画視聴派」と「リアルタイム視聴派」の勝負は「リアルタイム視聴派」に軍配が上がりました。主な理由は「録画しても観る時間がない」(男性30代)など、時間的な制約からあえて録画を避けているという声。さらに「情報番組を時計代わりにしているので」(女性40代)など、生放送ならではの情報性を重視している人が意外に多いことがうかがえます。また「『リアルタイム視聴』と『録画視聴』はおおよそ半々」という融合派も全体の34.0%を占めました。主な使い分けは「朝はリアルタイムで1時間半位、夜のスポーツはリアルタイム、ドラマやバラエティ等は録画」(男性20代)など、視聴時間や番組ジャンルで「リアルタイム視聴」と「録画視聴」を決めるという声。さらに「プロ野球中継などは一人でリアルタイムで観るが、旅番組や教養番組はじっくり見るために録画して妻と一緒に観る」(男性70代)など、「一人」で観るか、「家族」と一緒に観る番組かで見極めるという人もいました。

シニア層は「リアルタイム視聴派」が圧倒的
一方、20代では「リアルタイム&録画視聴が半々」が4割以上を占める

世代別ではいかがでしょうか。「ほとんど『リアルタイム視聴派』」という声は20代では43.8%に留まったものの、40代で46.4%、50代で57.8%と徐々に増加。さらに70代以上では85.7%にも達し、世代と共に「リアルタイム視聴」が定番化していることがうかがえます。一方、「『リアルタイム視聴』と『録画視聴』はおおよそ半々」という声は70代以上では僅か14.3%と低調でしたが、30〜60代で30%台を推移。さらに20代では43.8%を占め、若い世代ほど「テレビ録画」の利用が増す傾向が見受けられました。

世代別:「リアルタイム視聴派」VS
 「録画視聴派」

SA(単回答)

「ニュース・報道番組」が一番人気!――ニュース番組はドラマよりも奇なり

次に皆さんがよく観る「人気の高いTV番組」のジャンルをランキング形式で見ていきましょう。堂々の人気ナンバーワンは「ニュースワイド・報道番組」(64.5%)でした。「新聞以外で、その日の出来事や最近の情勢や情報をニュース・報道番組から収集している」(男性50代)など、国際情勢、景気や国内政治のゴタゴタが続く昨今、世間の波に取り残されないために最新情報をテレビで入手するという声が多数寄せられました。中には「ニュースは不謹慎かもしれませんが、どんなドラマよりも感動したり落胆したりする」(女性30代)など、「現実は小説よりも奇なり」という言葉がありますが、「ニュース番組はドラマよりも奇なり」と言えるかもしれません。同様9位にも「ワイドショー・情報番組」(14.7%)が挙げられ、「テレビ=効率的な情報収集のツール」と捉えている人が大変多いようです。

■よく観るTV番組のジャンルは?

1 ニュースワイド・報道番組 64.5%
2 バラエティ・お笑い 42.5%
3 ドラマ 38.5%
4 スポーツ中継・スポーツニュース 26.1%
5 映画 24.6%
6 ドキュメンタリー 19.7%
7 旅・グルメ番組 18.8%
8 クイズ番組 18.3%
9 ワイドショー・情報番組 14.7%
10 音楽・歌番組 14.5%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

「バラエティ・お笑い」番組で、仕事・家事の疲労やストレスを発散する!?

次に人気の2位は「バラエティ・お笑い」(42.5%)。「バラエティとかコントなどのお笑い系は、くさくさした気分が紛れるような気がする」(女性30代)、「不景気な世の中ですから、家にいる時くらい、家族で笑ってまったり過ごしたい」(女性40代)など、トップの「ニュース」とは打って変わって、仕事や家事で抱えた疲労やストレスを「笑って」発散したいという声が目立ち、私たちがテレビに求めるものは「情報収集」のほか、「ストレス解消・リラックス効果」にも大きな期待を寄せていることがうかがえます。「2時間もののドラマは、2時間で決着がつくので好き。一通り出演者が出てきたところで犯人を当てるのも楽しみで、理不尽なことが多い(ご時世な)のでテレビぐらい、すっきり正義が勝つのがいい」(女性40代)など、同様3位に「ドラマ」(38.5%)、5位にも「映画」(24.6%)が挙げられ、「バラエティ・お笑い」同様に暗いニュースが多い中で、ドラマや映画ぐらいは明るく楽しいハッピーエンドを望む声が目立ちました。


そのほか、見逃せないのは4位の「スポーツ中継・スポーツニュース(野球、サッカーなど)」(26.1%)です。「野球、バスケ、柔道、ゴルフ、マラソン、相撲と色々。がんばっている姿には刺激され、熱くなれる」(男性40代)など、嘘偽りのない真剣勝負の「スポーツ番組」に感動を覚えるという声が多数寄せられました。「工場見学、社長さんのトークなど、企業ものドキュメントが面白い」(女性60代)など、同様6位にも「ドキュメンタリー」(19.7%)が挙げられ、映画、ドラマといったフィクションよりも、ニュース、スポーツ同様にノンフィクションを好む人が多いことがうかがえます。以下、7位に「旅・グルメ番組」(18.8%)、8位に「クイズ番組」(18.3%)、10位に音楽・歌番組」(14.5%)が続きました。

「食事」「お酒」「デザート」など、テレビのベストパートナーは「飲食」!

在宅時に必ずテレビを付けているという声が目立ち、「テレビ=BGM」としている人も少なくないようです。そこで次にテレビを観ながら、皆さんが同時に何をしているのかを見ていきましょう。最も回答が多かったのは「食事(朝食・昼食・夕食)を食べながら」(59.3%)でした。「毎日、テレビを観ながら夫婦で夕食を食べる」(女性40代)、「朝は情報番組やニュースを観ながら、化粧や食事をしている」(女性30代)など、食事しながらのテレビ視聴という声が多数寄せられ、目と口を同時に使っている人が目立ちました。「夜、ニュースを観ながらビールを飲んでのんびりしている」(女性30代)など、3位に「お酒を飲みながら」(32.9%)、4位にも「甘いもの・お菓子(アイスクリーム、スナック…)を食べながら」(23.0%)が挙げられ、テレビ視聴に「飲食」が欠かせない存在となっていることがうかがえます。

■テレビを観ながら何かしている?

1 食事(朝食・昼食・夕食)を食べながら 59.3%
2 パソコン(インターネット)をしながら 36.3%
3 お酒を飲みながら 32.9%
4 甘いもの・お菓子を食べながら 23.0%
5 テレビ視聴に集中しているので、他は何もしない 22.5%
6 家族とおしゃべりをしながら 19.3%
7 家事(料理、掃除…)をしながら 19.0%
8 身支度しながら(着替え、化粧など) 13.0%
9 新聞を読みながら 9.8%
10 本、雑誌、マンガを読みながら 6.6%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

テレビが主役か、それともパソコンか?2つの画面を並べて視聴する人も

続いて2位は「パソコン(インターネット)をしながら」(36.3%)。「インターネットをしながら、バラエティ番組を観ていることが多い」(男性30代)など、テレビとパソコンの2つの画面を器用に観分けているという声が目立ちました。自由回答の中には「テレビで気になる事柄はネットで即調べることが多い」(男性50代)など、テレビを補完するツールとして「ネット」を活用している人もいました。「雑誌・新聞等を読みながらテレビの音声だけなんとなく聞いている」(女性30代)など、同様9位に「新聞を読みながら」(9.8%)、10位にも「本、雑誌、マンガを読みながら」(6.6%)が挙げられ、同じ観るという動作でありながら、テレビと同時に別のメディアを観たり、読んだりしている人が意外に多いようです。


また見逃せないのが4位の「テレビ視聴に集中しているので、他は何もしない」(22.5%)でした。「クイズ番組やお笑いを観ているときは、みんなで答えたりなど話しながら観ていることが多い。でもドラマを観ているときはほとんど話をせず、ひたすらテレビに集中している」(女性30代)など、ストーリーを追わなければならないドラマや映画は「何かをしながらの視聴」は難しいという声が寄せられ、番組ジャンルによって「集中視聴」と「ながら視聴」を使い分けている人も少なくありませんでした。そのほか、6位に「家族とおしゃべりをしながら」(19.3%)、7位に「家事(料理、掃除…)をしながら」(19.0%)が続きました。


今回は「地上デジタル放送」の完全移行を来年に控え、ここ最近の皆さんのテレビ視聴のスタイルについて聞いてきました。「既にデジタル放送対応テレビに買い替えた」(70.5%)という声は全体の7割以上を占め、大多数のご家庭で「地デジ完全移行」に向けて着々と準備を済ませている様子が明らかとなりました。さらに地デジ対応テレビの映りや機能に対する満足度を聞いてみたところ、「大満足」(33.3%)、「まあまあ満足」(59.8%)という声は全体の9割以上を数え、「買い替えて正解だった」と一定の評価を与えている人が大変多いことがうかがえます。今後、買い替えを検討している人にとっては、喜ばしい知らせと言えるかもしれません。またインターネット、ケータイやiPadなど様々な電子メディアが登場し、以前に比べてテレビを視聴する時間が削られているとはいえ、1日の視聴時間は「3〜5時間未満」(27.9%)がピーク。さらに「食事をしながら」「パソコンをしながら」「新聞を読みながら」「身支度しながら」など、何かをしながら同時並行でテレビ視聴をする人が大変多く、かつてのようにお茶の間に家族全員が集まり、テレビだけを楽しんでいた時代とはスタイルは異なるものの、テレビの存在意義は依然として変わっていないことが明らかとなりました。さらに「大画面」「3D化」「ネット化」など、来年に向けてテレビの進化がますます加速化していきそうな気配します。