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ワインの秋到来! 最近、ワインを飲んでいますか?

実りの秋―― 豊穣を味わうに相応しいお酒といえば、まずはワイン。今夏は猛暑続きで枯渇した喉を「ゴクゴク」とお酒で潤した人がきっと多かったと思いますが、これからのシーズンは美味しい秋の味覚と共に「チビチビ」とお酒を楽しみたいものです。そこで今回は「ワイン」をテーマに、日ごろ皆さんがどのようにワインと付き合っているのかを聞きました。

全体の8割近くが「ワイン好き」と回答、特にシニア層にワインファンが目立つ

ズバリ、ワインは好き?

SA(単回答)

さてワイン好きはどの位いるのでしょうか。「白ワインは口の中がさっぱりする感じが好き」(女性40代)、「ワインを飲むと気分が落ち着くので大好き」(女性30代)など、「好き」と回答した人は33.0%。さらに「まあまあ好き」という声も45.1%を数え、全体の8割近くの人びとが「ワイン好き」であることが明らかとなりました。世代別で「大好き」「まあまあ好き」という声を見てみると、20代では63.4%でしたが、30代で75.9%、40代で78.7%と徐々に増加。さらに70代以上では93.5%に達し、世代と共にワインファンが増える傾向が見受けられました。自由回答の中には「ポリフェノールが入っているので、毎日少し晩酌で飲んでいる」(男性50代)など、「ワイン=ヘルシーなお酒」というイメージが広く浸透していることがうかがえ、健康を気にするシニア層から高い支持が寄せられました。

「月1回以上」、ワインを楽しむが半数以上

ワインの飲用頻度は?

SA(単回答)

ワインを飲む頻度はいかがでしょうか。「ワインを飲む頻度は月2〜3回程度。時間に余裕のある休日の夕食時でワインを飲むことが多い」(男性50代)など、「月2回以上」と回答した人は34.2%。さらに「月1回程度」という声も17.1%を数え、全体の2人に1人は少なくとも「月1回以上」の頻度でワインを愛飲していることが判ります。中には「家にワインのストックは2〜3本くらいはあり、休日の食事にメニューに合わせて飲みます」(女性40代)など、「週1回以上」(21.6%)という高頻度でワインを楽しんでいるご家庭も少なくありませんでした。

誕生日、結婚記念日など「ハレの日」のお祝いにワインが欠かせない

では皆さんは、どんなシーンでワインを飲用しているのでしょうか。最も回答が多かったのは「記念日など特別な日に」(39.0%)でした。「普段より食事を豪華にする家族の誕生日や結婚記念日のときは、他の酒よりワインの方がオシャレだし美味しさが倍増する」(女性60代)など、誕生日、結婚記念日、クリスマス等々、「ハレの日」のお祝いに「ワイン」が欠かせないという声。同様2位に「パーティやイベントで」(30.0%)、6位にも「友だちや家族とホームパーティをする時に」(18.2%)が挙げられ、非日常的な雰囲気を演出し、パーティに華を添える「特別なお酒=ワイン」と捉えている人が大変多いようです。

■どんなときにワインを飲む?

1 記念日など特別な日に 39.0%
2 パーティやイベントで 30.0%
3 晩酌として 29.1%
4 ワインに合う食材・つまみが手に入った時に 27.0%
5 フレンチ・イタリアンを食べる時に 21.0%
6 友だちや家族とホームパーティをする時に 18.2%
7 ゆっくりとお酒を楽しみたい時に 15.6%
8 友だちや夫婦(恋人)といっしょの時に 12.1%
9 お洒落に飲みたい時に 8.6%
10 テレビやビデオ・DVDを観ながらのリラックスタイムに 7.1%

MA(複数回答)/n=956人

家族団らん、寛ぎタイムなど「リラックスを誘うお酒」という声も

その一方、3位は「晩酌として」(29.1%)。「夕食時に家内と一緒に飲む」(男性30代)、「夫の仕事休みの前日に食後に飲んだり、夕食が軽めの日にプレーンクラッカーとチーズなどでゆっくり飲んだりする」(女性40代)など、「特別な日」ばかりではなく、毎日の夕食時にワインを楽しむという声。同様7位に「ゆっくりとお酒を楽しみたい時に」(15.6%)、8位に「友だちや夫婦(恋人)といっしょの時に」(12.1%)、10位にも「テレビやビデオ・DVDを観ながらのリラックスタイムに」(7.1%)が挙げられ、家族や夫婦一緒の家族団らんや、就寝前の寛ぎタイムにのんびりとグラスを傾ける人が多いようです。いわば、ワインは「非日常的なお酒」であると同時に、「リラックスを誘うお酒」でもあることがうかがえます。


そのほか、見逃せないのは4位の「ワインに合う食材・つまみが手に入った時に」(27.0%)でした。「美味しい魚が手に入ったとき」(男性50代)、「美味しいチーズを見つけた時は、チーズに合うワインを探して購入する」(女性40代)など、食材やつまみに合わせてワインを選ぶという声。さらに「家でピザとかイタリアンを食べるときに…」(女性20代)、「洋食、特に肉料理やチーズの料理の時に飲む」(男性50代)など、同様5位にも「フレンチ・イタリアンを食べる時に」(21.0%)が挙げられ、ワインと食事の相性を重視する声が多数寄せられました。

ワイン選びの第一優先は「お手頃な価格」――「1500円前後」など上限決めて

収穫、味覚の秋、ワインの出番が加速するシーズンを迎えています。とはいえ、ワインの銘柄は様々で失敗のないワイン選びに苦労をしている人もきっと多いのではないでしょうか。そこで次にワインを店頭で購入する際、皆さんがどんなポイントで選んでいるのかを聞いてみました。最も回答が多かったのは「お手ごろ(安い)価格のものを選ぶ」(44.7%)でした。「家で飲むワインは、高い金額のものを購入して失敗すると嫌なのでお手頃価格なものに…」(女性30代)、「1500円前後のものを選ぶ」(男性60代)など、ピンからキリまで価格帯にバラつきのあるワイン選びはなかなか難しいものですが、まず第一条件として「1000円以内」「1500円前後」と価格上限を決めているという声が多数寄せられました。自由回答の中には「普段飲みは 安いもの 記念日は高級ワインで乾杯」(女性40代)など、シーンによって価格帯を使い分けている人もいました。

■ワインを選ぶポイントは?

1 お手ごろ(安い)価格のものを選ぶ 44.7%
2 酸味や渋味、甘口や辛口など、味の表記を見て選ぶ 38.7%
3 料理によって赤、白、ロゼなどを買い分ける 32.7%
4 生産国・生産地区で選ぶ 26.2%
5 ブドウの品種で選ぶ 17.4%
6 有機ワイン、無添加など体に良さそうなものを選ぶ 12.9%
7 国産ワインを選ぶ 12.2%
8 店舗で「お薦め」POPがついているものを選ぶ 11.7%
9 よく売られているメジャーなワインを選ぶ 8.2%
10 店主・スタッフやソムリエにオススメを聞いて選ぶ 7.0%

MA(複数回答)/n=956人


2位は「酸味や渋味、甘口や辛口など、味の表記を見て選ぶ」(38.7%)。「甘口で渋みのある物よりも、酸味のある物を選ぶ」(女性40代)など、各ワインの持っている味の特徴と、自分の好みを照らし合わせて銘柄を選ぶという声。さらに「白なら辛口、赤はミディアムボディかフルボディが好きなのでまずはその辺りから」(女性40代)、「食事が肉か、魚かによって、赤か白かを決めて選ぶ」(男性80代)など、同様3位に「料理によって赤、白、ロゼなどを買い分ける」(32.7%)、5位にも「ブドウの品種で選ぶ(カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シャルドネなど)」(17.4%)が挙げられ、「味(酸味・渋味・甘味・辛味)」「赤or白」「ブドウ品種」のラベル表記を購買の決め手にしている人が大変多いようです。

「国産」「有機・無添加」などのワインも人気急増

続いて4位は「生産国(イタリア、フランス、アメリカなど)・生産地区(ボルドー、ブルゴーニュなど)で選ぶ」(26.2%)。「チリやカルフォルニアのワインをよく買う」(男性50代)、「ブルゴーニュをメインに」(女性50代)など、今までの成功経験から自分の好きな「生産国」「産地」を覚えておき、銘柄を絞り込むという声。また「国産ワインに限定して選んでいる。それはこだわっている」(男性50代)など、同様7位にも「国産ワインを選ぶ」(12.2%)が挙げられ、ひと昔前まではフランス、イタリアなどの諸外国に比べワイン後進国のイメージの強かった「国産」ですが、昨今では世界と対等に肩を並べる品質のものも増え、国産ワインの人気が急増していることがうかがえます。さらに最近の傾向として「酸化防止剤無添加のワインを選ぶ」(男性50代)、「産地や無農薬かどうかを確認する」(女性40代)など、6位の「有機ワイン、無添加など体に良さそうなものを選ぶ」(12.9%)という回答も目立ちました。そのほか、8位の「店舗で『お薦め』POPがついているものを選ぶ」(11.7%)、10位の「店主・スタッフやソムリエにオススメを聞いて選ぶ」(7.0%)など、ショップや販売者のリコメンドが購買を後押しする要因となっていることがうかがえます。

今秋、2人に1人がボージョレ・ヌーヴォの飲用意向を持つ

今秋、ボージョレー・ヌーヴォを飲む?

SA(単回答、n=956人)

さて来月には、いよいよボージョレ・ヌーヴォの解禁が迫ってきました。今秋、皆さんはボージョレ・ヌーヴォを飲む予定があるのでしょうか。「毎年のことですが、家内と自宅で美味しい料理と楽しむつもり」(男性50代)など、「必ず飲む」と回答した人は11.7%。「飲みたい」という声も38.0%を数え、全体の半数近くの人びとがボージョレ・ヌーヴォの解禁を心待ちにしていることが明らかとなりました。性別で「必ず飲む」「飲みたい」という声を見てみると、男性は45.5%であったものの、女性はそれよりも約10%意向が高い54.0%。一般的にお酒の飲用意向は男性に目立ちますが、ボージョレ・ヌーヴォに関しては女性人気の高さがうかがえます。

ヌーヴォは「外飲み」よりも、家族一緒に「家飲み」が浸透!

全体の2人に1人がボージョレ・ヌーヴォの飲用意向を持っていることが明らかとなりましたが、では皆さんはどこでヌーヴォを飲む予定なのでしょうか。ダントツのトップは「自宅」(82.5%)でした。「我が家では、毎年恒例の鍋でヌーヴォ」(女性30代)、「解禁後の週末に近くのスーパーで買って、家族で夕食に飲む」(男性50代)など、自宅で家族と楽しむという声。さらに「ホームパーティにてみんなとワイワイ飲みたい」(男性30代)など、同様3位にも「ホームパーティを開いて」(12.6%)が挙げられ、一見、華やかなイメージが付きまとうヌーヴォですが、「外飲み」よりも、むしろ家庭内での「家飲み」が浸透していることがうかがえます。

■ボージョレ・ヌーヴォをどこで飲む?

1 自宅で 82.5%
2 レストランで 13.3%
3 ホームパーティを開いて 12.6%
4 居酒屋で 8.0%
5 ボージョレ・ヌーヴォ解禁イベントで 4.0%

MA(複数回答)/n=475人(「必ず飲む」「飲みたい」と回答した人のみ)


その一方、2位には「レストランで」(13.3%)。「レストランで友人と話題作りに飲む」(女性20代)、「解禁日以降に友達同士の集まりがあるので、その時に飲みたい」(女性50代)など、外食時に今秋の葡萄の出来を確かめるという声。同様4位にも「居酒屋で」(8.0%)が挙げられ、解禁日が「11月の第3木曜日」と平日であることから、会社帰りに同僚や友人たちとレストランや居酒屋で軽く一杯という声も寄せられました。以下、5位に「ボージョレ・ヌーヴォ解禁イベントで」(4.0%)、6位に「ワインバーで」(2.9%)が続きました。

平均購入本数は一人当たり「1.65本」――自家消費用とギフト用という声も

ボージョレ・ヌーヴォの購入本数は?

SA(単回答、n=371人
ボトル購入予定者のみ)

全体の半数以上が「自宅」でボ―ジョレ・ヌーヴォを飲用することが判明しましたが、では一人当たりで一体何本くらいボトルを購入する予定なのでしょうか。最も回答が多かったのは「1本」(66.3%)。「1本買って、楽しく飲んで明日の英気にする」(男性60代)、「1本試しに購入する」(女性30代)など、「旬・季節の味」として1本は試しに飲みたいという声が多数寄せられました。さらに「2種類買って美味しかったらまた買う」(女性30代)など、「2本」が19.4%、「3本」が10.0%、「4本以上」という声も4.3%を数え、全体の3割の人びとで「2本以上」の複数本のボトルを購入する予定があることが明らかとなりました。また購入本数の合計を総回答人数で割った平均購入本数は「1.65本」であることから、一家庭当たり約1〜2本のヌーヴォを消費する計算になることがうかがえます。自由回答の中には「1本は自宅で主人とじっくりと、もう1本は実家へプレゼントする」(女性20代)、「ちょうど誕生日に近いので」(女性40代)など、ギフト用に買い求めるという人もいました。


今回は「秋の味覚」と共に飲用機会の増える「ワイン」をテーマに、皆さんのご意見を聞いてきました。「(ワインが)好き」(33.0%)、「まあまあ好き」(45.1%)と回答した人は8割近く。さらに飲用頻度は「月1回以上」という声が51.3%を数え、ワインを愛飲する習慣が定着している様子が明らかとなりました。特に飲用シーンのトップに「記念日など特別な日に」が挙げられたことからもうかがえるように、「ビール・チューハイ=日常酒」であるのに対し、ワインは特別な日を祝う「非日常酒」となっているご家庭が多いことがうかがえます。いわば、ワインは存在そのものに「リッチ感」や「リラックス感」を備え、夏の疲れを癒し、豊穣の秋をじっくりと味わうにはぴったりの「旬のお酒」と言えるかもしれません。いよいよ来月には、ボージョレ・ヌーヴォが解禁されます。秋刀魚やきのこ類と同じく、秋の風物詩の一つとして2010年のヌーヴォの出来を確かめてみてはいかがでしょうか。