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青山ハッピー研究所 ハピ研

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友だちって、何だろう?

SNS、ブログなど、インターネットにおけるコミュニケーションが深化し、今まで縁のなかった人びととの交流が生まれる時代。その反面、近所・地域社会との関わりや、学校、会社における人との付き合いが希薄になっているとも言われています。そこで今回は「友だち」をテーマとして、日ごろ皆さんが友だちとどのように過ごしているのかを聞きました。

友だちの人数は平均11.6人、中には「50人以上」という声も

友だちの人数は?

SA(単回答、n=762人)

さて皆さんは、トータルどのくらい友だちがいるのでしょうか。「同僚や元同僚と飲みに行ったり、麻雀をしたり、ツーリングに行ったりしている」(男性40代)など、最も回答が多かったのは「5〜6人」(23.1%)。さらに「9〜10人」(19.6%)が続き、全体の半数以上の人びとが「5〜10人」に集中。また友だちの合計を総回答人数で割った平均の友人数は「11.6人」であることから、一人当たり約11人前後の友だちと親しく付き合っていることが明らかとなりました。中には「50人以上」という声も3.7%を占めました。

「同性よりも、かしこまらず素でいられる」など、異性の友だちの人数は平均2.6人

異性の友だちの人数は?

SA(単回答、n=762人)

1人当たり平均11人前後の友だちがいることが明らかとなりましたが、そのうち異性の友だちはどの位いるのでしょうか。最も回答が多かったのは「1〜2人」(26.2%)。さらに「3〜4人」(9.6%)、「5〜6人」(6.6%)が続き、異性の友だちの人数は「6人以内」(42.4%)に集中。また異性の友だちの合計を総回答人数で割った平均の友人数は「2.6人」であることから、一人当たり2〜3人の異性の友だちと連絡をし続けていることが明らかとなりました。「異性の友達は高校時代によく一緒に遊んだ仲で、それぞれ結婚もしているがたまに飲みに行ったりしている」(女性40代)など、学生時代の同じサークルや同級生とは恋愛抜きで付き合えるという声。さらに「同性だと触れてはいけない話題というのが暗黙にあるが、異性だと無いような気がするから接しやすい」(女性30代)、「異性の友人は、かしこまらず素の自分を見せられる」(男性40代)など、むしろ同性よりも楽に付き合える間柄という声も目立ちました。


その一方、異性の友だちが「0人」という声は49.7%にも達しました。主な理由として「異性の友だちは関係を維持するのは困難、どうしても男女の感情が入ってくる」(男性60代)、「異性の友達は、こちらが友だちと思っても、相手はそう思わなかったりするので面倒なのでいりません」(男性40代)など、異性間の「友情」は「恋愛」と紙一重という声も多数寄せられ、友情を継続することがなかなか難しいことがうかがえます。特に「異性の友だちはお互い結婚してから会う回数が減った気がする…」(女性30代)など、結婚を境にお互いのパートナーに気が引けるせいか、疎遠になるケースが多いようです。

出会いは「高校」「小・中学校」など、
学生時代に出会った友だちは一生涯の大きな財産

では友だちとは、もともとどこで出会ったのでしょうか。最も回答が多かったのは「高校時代」(43.3%)。「高校の同級生とは、年に1度程度旅に出たり、月に1度程度食事に行ったりいる」(女性40代)など、多感な青春時代を共に過ごした友だちとは、その後の進路や仕事等が違えども、その間柄は高校時代と何ら変わらないという声。同様3位に「小・中学時代」(33.7%)、4位にも「大学・専門・短大時代」(33.3%)が続き、学生時代に出会った人とのコミュニケーションが一生涯に亘って、自分自身を支える大きな財産となっていることがうかがえます。

■友だちと出会ったのはいつ?

1 高校時代 43.3%
2 会社・職場 39.9%
3 小・中学時代 33.7%
4 大学・専門・短大時代 33.3%
5 おさななじみ 22.1%
6 サークル・習い事 12.7%
7 ママ友など子どもを通じて 11.1%
8 仕事(得意先など)を通じて 10.7%
9 家のご近所さん 9.2%
10 家族や知友の紹介 7.2%

MA(複数回答)/n(有効回答数)


次にトップに追随して回答が多かったのは「会社・職場」(39.9%)でした。「友だちは全て勤めていた会社の同期。苦楽を共にした仲間ですね、年に2回必ず集まるようにしている」(女性30代)、「女性の多い職場で働いていたので学生時代の男友達よりも、元職場の女性友だちと会う機会が多い」(男性30代)など、同じ仕事の悩みや相談を共有出来る同期、先輩・後輩と親しく付き合っているという声が目立ち、職場で友情が芽生えるケースが大変多いことがうかがえます。以下、「おさななじみが一番数多く、家族ぐるみで付き合えて気心も知れている」(女性40代)など、5位に「おさななじみ」(22.1%)、6位に「サークル・習い事」(12.7%)が続きました。

女性は「ママ友」「ご近所さん」など、男性とは異なるコミュニティを形成

また男性に「仕事(得意先など)を通じて」(男性=11.4%、女性=9.9%)という回答が多かった一方、女性回答には「ママ友など子どもを通じて」(男性=2.7%、女性=19.5%)が目立ちました。「子どもが産まれてからママ友が増えました」(女性20代)など、男性が仕事・学生時代を中心にした人間関係がメインであるのに対し、女性は子どもを持つお母さん同士の「友だちの輪」を作っているという声が多数寄せられました。さらに「近所に大親友が3人いる。差し入れや子どもの衣服を提供している」(女性60代)など、「家のご近所さん」(男性=5.5%、女性=12.9%)という声も女性ならではのもので、男性とは異なるコミュニティを形成していることがうかがえます。

友だちの年齢層に合わせて「恋愛話」から「介護」まで話題を変えるという人も

友だちの年齢の幅はいかがでしょうか。「同級生や会社の同期なので同い年のひとばかり」(女性30代)、「大学時代の友人関係がそのまま継続されている」(女性40代)など、同級生や同期入社の友だちが多いという声が中心。その一方、「年齢も年下から20歳ほど上まで幅広く、付き合い方にほとんど違いはありません。飲みながら政治経済の話など…」(女性40代)、「阪神ファン仲間なので、男女の別もありません」(女性50代)など、特に年下年上関係なく、幅広くお付き合いをしているという声。さらに自由回答の中には「7歳下が最年少、上は30歳(自分の親より上)。年下や同年代とは恋愛話、結婚、子育ての話がメイン。年上の人からは、これからの話(親の介護、マイホーム、子供の反抗期や受験・結婚、孫の事)」(女性20代)など、友だちの年齢層に合わせて付き合い方や、話題を変えているという人もいました。

良好な友情関係の構築には「お酒」「食事」が欠かせない!

友だちと会うときのシーンはいかがでしょうか。最も回答が多かったのは「お酒を飲みに行く(食事もする)」(57.9%)でした。「お酒飲んで楽しく本音ぶちまける。でも暗黙の了解で、根掘り葉掘りは聞かない」(女性20代)、「居酒屋で飲み食いして、カラオケBOXに行くパターンが多い」(女性40代)など、お酒を酌み交わしながら語り合うという声。同様2位に「ランチを食べる」(38.7%)、3位に「喫茶店やカフェなどでお茶をする」(28.6%)、5位にも「夕飯を食べる(お酒なし)」(21.4%)が挙げられ、友だちとの親交に「飲食」が欠かせない存在となっているようです。親しい間柄のことを「同じ釜の飯を食う」という慣用句で表現したり、また「人」を「良くする」と書いて「食」という漢字が成り立っていることからも、古くから良好な人間関係の構築に「飲食」が重要視されていたことがうかがえます。

■日ごろ、友だち会うときは何をする?

1 お酒を飲みに行く(食事もする) 57.9%
2 ランチを食べる 38.7%
3 喫茶店やカフェなどでお茶をする 28.6%
4 お互いの家に出かける 23.5%
5 一緒に旅行に出かける 21.4%
5 夕飯を食べる(お酒なし) 21.4%
7 映画・音楽・アートなど観賞に出かける 15.2%
8 ショッピングに出かける 14.6%
8 共通の趣味を楽しむ(釣り、陶芸など) 14.6%
10 スポーツをする(ウォーキング、ゴルフ、テニスなど) 14.3%

MA(複数回答)/n(有効回答数)


また外ばかりではなく、4位には「お互いの家に出かける」(23.5%)。「1人暮らしの友だちの家で、つまみをつくって飲む」(女性20代)、「結婚してからも家族ぐるみで付き合っている」(女性40代)など、「親しい友だち」とはお互いの家を行き来するという声。さらに「高校の同級生とは年に1度旅に出かける」(女性40代)など、同様5位にも「一緒に旅行に出かける」(21.4%)が挙げられ、「自宅」「旅行」などプライベートな時間を共に過ごせる仲は、友だち以上の「親友」と呼べる間柄と言えるかもしれません。以下、7位に「映画・音楽・アートなど観賞に出かける」(15.2%)、8位に「共通の趣味を楽しむ(釣り、陶芸など)」(14.6%)、10位にも「スポーツをする(ウォーキング、ゴルフ、テニスなど)」(14.3%)が挙げられ、共通で楽しめる趣味やスポーツを通じて交友関係が広がっていることがうかがえます。

1人当たりの親友の人数は平均2.2人

親友の人数は?

SA(単回答、n=762人)

ここまで「友だち」との付き合いについてお話を聞いてきましたが、「友だち」と「親友」とはどこが違うのでしょうか。まず、皆さんの親友の人数を聞いてみたところ、最も回答が多かったのは「1〜2人」(46.5%)。次に「3〜4人」(19.6%)が続き、全体の6割以上の人びとが「4人以内」に集中。また親友の合計を総回答数で割った平均の親友の人数は「2.2人」であったことから、一人当たり約2人前後の「親友」を持っていることが明らかとなりました。

「腹を割って」「恥ずかしいところ」など、親友とは裸で付き合える仲

では皆さんにとっての親友の定義とは一体何でしょうか。最も回答が多かったのは「腹を割って隠し事なしで本音を話せる」(55.8%)でした。「親友だからこそ何でも話せるし素の自分でいられる」(女性40代)、「何でも腹を割って相談できる人」(男性60代)など、プライベートなことでも飾りけなく、本心を語り合える仲という声。同様7位に「自分の弱いところ、恥ずかしいところをさらけ出すことが出来る」(15.6%)、8位にも「まず一番に相談相手になってくれる」(15.2%)が挙げられ、良いところも悪いところも何でも話せて、裸で付き合える間柄こそが「親友」と言えるのかもしれません。自由回答の中には「3〜4年、高校時代の友人が40歳を目前にうつになり、『死にたい。自分は生きていく価値があるか、死んだら誰か泣いてくれる人がいるのか』と相談。その時はお互いが大切な存在だということを確認し合い、2人で号泣しました。今も2週間に一度は家族などの悩みをお互い聞いてもらっている」(女性40代)など、心を支え合う関係を大事にしている人もいました。

■友だちとは?

1 腹を割って隠し事なしで本音を話せる 55.8%
2 余計な気を遣わない(一緒にいて疲れない) 48.5%
3 しばらく合わなくても時間差なく、打ち解け合える 36.1%
4 価値観や考え方が合う 19.0%
5 家族同然で付き合える 17.5%
6 困っているときに助けてくれる(支えてくれる) 16.0%
7 自分の弱いところ、恥ずかしいところをさらけ出すことが出来る 15.6%
8 まず一番に相談相手になってくれる 15.2%
9 時には苦言や厳しい助言もしてくれる 12.3%
10 親しい仲でも礼儀を忘れない 8.9%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

遠慮なく本音でぶつかり合えるというのが「親友」という声の反面、
「親しき仲にも礼儀あり」、親しさに任せた不躾な言動は慎むべきという声も

次に回答が多かったのは「余計な気を遣わない(一緒にいて疲れない)」(48.5%)。「一緒にいて何も話さなくても、楽な存在」(女性20代)、「ズバッと間違っているところや悪いところを注意してくれる。またこちらも言う」(女性40代)など、自然体で付き合えると同時に、我慢や遠慮なく物事を言える仲であるという声。さらに「むかつくことを言われたりするが、根底に『相手のためを想って』ということがあるので、すぐに仲直りする」(女性30代)など、同様9位に「時には苦言や厳しい助言もしてくれる」(12.3%)、11位にも「喧嘩が出来る(すぐに仲直りが出来る)」(7.5%)が挙げられ、本音でぶつかり合っても、関係がこじれないのが「親友」という声が目立ちました。


とはいえ、その一方で10位に「親しい仲でも礼儀を忘れない」(8.9%)。「親友とはいろいろな相談をし合いますが、互いに深く立ち入り過ぎないようにしている。一度相談されたことでも、その後、その話題に触れられたくない雰囲気を感じたら、結局どうなったか気になっても、相手が言ってこない限り、詮索しないようにしている」(女性40代)など、親しさに任せた不躾な言動は慎むべきという声も寄せられ、通常の友だち以上に注意を払っている人もいました。どこまで立ち入っても良いか、悪いかの境目はなかなか判断が難しいものですが、きっとお互いのパーソナリティを知り尽くした親友間であれば、自然と見極められるものなのかもしれません。

「ネット友だち」「文通相手」とは面識がないからこそ、胸の内を明かせる

また心を支える友だちは、必ずしも面識のある人ばかりではないようです。次に文通やインターネットを通じて知り合った「友だち」との関係について見ていきましょう。「ネット友達は顔も年齢も分らないのがいい。普段の生活にはあまり影響ないので、リラックスして会話ができる」(男性30代)、「面識のない友だちとの文通が続いている。彼氏ができた、結婚した、子供が生まれた…と、文通が長くなればなるほど会ったこともない知らない人なのに自分のことのように嬉しい」(女性30代)など、リアルな友だちよりも、むしろ面識のない人だからこそ、自分の素をさらけ出せるという声が寄せられました。いわば、「ネット・文通の友だち」と「親友」は対極でありながらも、自分の胸の内を正直に明かせる「心の友」という意味では、どこか近しいものを感じさせます。

友だちにするなら「タモリさん」「所ジョージさん」など、
悩みをすべて笑いで解消してくれそう…

最後に、もし著名人(タレント、アーティスト、文化人、スポーツ選手、政治家など)とお友だちになれるなら、皆さんは誰と友だちになりたいのでしょうか。次に自由回答の中からいくつかご紹介します。まず人気が高かったのは「所ジョージさん」。「深刻な重い話も、話しているうちに軽くなりそう。多趣味であることも、興味をそそる」(男性50代)、「飾り気無く生きている印象を受ける」(男性60代)など、多趣味の所ジョージさんから遊びを学びたいという声。さらに「(明石家さんまさんは)一緒にバカ騒ぎなどして遊べそう」(女性30代)など、「明石家さんまさん」「タモリさん」「ビートたけしさん」など悩みをすべて笑いで解消してくれそうな期待感からか、お笑いタレントを挙げる声が目立ちました。


また女性では「(ベッキーさんは)明るくて、元気いっぱい。一緒に遊んだり、旅行に行っても楽しそう」(女性30代)、「(はるな愛さんは)見た目はチャラチャラしてそうだけど根はしっかりしている。苦難を乗り越えてきたから、しっかり受け止めてくれそう」(男性50代)など、一緒にいるだけで元気がもらえそうなタレントや、「(天海祐希さんは)優しくて頼りになるし元気になれそう」(女性40代)など、頼りになる姉御タイプの女優さんが挙げられました。そのほか、大河ドラマ「龍馬伝」で活躍中の福山雅治さん、歯に衣着せぬ物言いで今年大ブレークしたマツコ・デラックスさんなどが目立ちました。


今回は「友だち」をテーマに皆さんのご意見を聞いてきました。アンケートの結果、友だちの平均人数は「11.6人」、そのうち親友と呼べる友だちは「2.6人」に留まり、より親密な人間関係の構築がそう容易くないことがうかがえます。損得勘定なしの子ども時代とは異なり、大人になってからは他人と付き合うことに少々疑心暗鬼になってしまい、なかなか気を許せる間柄までに発展しないという人も案外多いように感じます。と同時に「親友」というベッタリな人間関係よりも、むしろSNSなどの「ネット友だち」の方が、面識、余計なしがらみがない分、自分の本音や素をさらけ出しやすくて楽と感じている人も少なくないようです。いずれにしても、どこかで自分の本心をすべて吐き出したい、というのはいかにも人間らしいところ。特にストレスの多い現代人はその欲求がとても強いように感じます。今回のアンケートの中でも、友だちと会うときのシーンとして「お酒を飲みに行く」が挙げられましたが、ある意味、お酒を酌み交わしながら、日ごろの溜まったストレスをお互い吐き出し合っているのではないでしょうか。「疲れたな」「ストレスが溜まったな」と感じたら、友だちを誘って気晴らしに一杯! 悪くはありませんね。