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好きな鍋料理はなんですか?

冬の定番料理といえば「鍋」を外すわけにはいきません。特に今冬は寒さが厳しく、暖を求めて鍋料理の回数が例年に比べて多いのでは?最近では「カレー鍋」「ラー油鍋」など変わり種が続々と登場し、ひと昔前と比べて鍋のバリエーションはかなり広がっているように感じます。そこで今回は、この冬の鍋料理の食べる頻度から、最近皆さんがハマっている鍋料理に至まで、鍋に関するこだわりを聞きました。

この冬、全体の8割以上が「月2回以上」の頻度で「鍋料理を食べる」と回答

この冬、皆さんはどの位の頻度で「鍋料理」を食べているのでしょうか。「週に1度ぐらいは食べている。鍋は色々な種類があり、毎回違った味を楽しめるので飽きません」(女性20代)、「週1回程度」と回答した人は56.1%。さらに「月2〜3回程度」という声も26.7%を数え、全体の8割以上のご家庭で少なくとも「月2回以上」の高頻度で「鍋料理」が食卓に上っていることが明らかとなりました。また世代別で「月2回以上」という声を見てみると、20代で82.1%、30代で82.3%と各世代とともに80%前後を推移し、性別、年齢を問わずに食されていることがうかがえます。いわば、「鍋料理」は日本の冬を支える「常食」と言っても過言ではないかもしれません。中には「12月から2月の終わりまで毎日食べている。仕事へ出勤する時に元気が出て仕事も楽しく出来る」(男性20代)など、「ほぼ毎日(食べる)」(1.5%)という大の鍋好きもいました。

今冬の「鍋料理」の頻度は?

SA(単回答)

一方、「ほとんど食べない」という声も5.2%を占めました。「一人暮らしなので、鍋料理の具材を買うと量が多くなりすぎるので」(女性30代)など、一人暮らしのため敬遠してしまうという声。「子どもが小さく、火などの危険があるため作れない」(女性30代)など、乳幼児を抱え、落ち着いて食べられないという声。さらに「人と同じ鍋を突っつくのが嫌、汚い」(女性30代)など、潔癖症から人と鍋を囲めないという声まで、その理由も様々でした。

「ポカポカ」「野菜たっぷり」など、冬の健康食としての魅力!

大変多くのご家庭で「鍋料理」が愛されていることが明らかとなりましたが、では「鍋料理」の魅力とは一体どんな点にあるのでしょうか。最も回答が多かったのは「野菜がたっぷりと摂れる」(74.1%)でした。「野菜や魚などバランスよくたっぷり摂れるところが良い所だと思う」(女性60代)など、冬場に不足しがちなビタミンや栄養素をバランスよく摂取できるという声。さらに「冷え性の改善にもなりそう」(女性30代)など、同様2位に「カラダが温まる」(72.3%)、10位にも「肉などの脂が落ちてヘルシー&ダイエットに効果的なので」(6.9%)が挙げられ、全国的に厳しい寒さが続く中で、冷えた体をポカポカにすると共にビタミン摂取やダイエット効果を期待する声も目立ち、「鍋料理=冬の健康食」となっていることがうかがえます。

■鍋料理の良い点は?

1 野菜がたっぷりと摂れる 74.1%
2 カラダが温まる 72.3%
3 料理するのが簡単なので 54.0%
4 家族団らんに良い 23.6%
5 お酒が美味しく飲めるので 16.3%
6 味のバリエーションが色々楽しめる 16.0%
7 冷蔵庫の残り物を片づけるのに助かる 15.5%
8 食欲が増進する 11.7%
9 洗いもの、片づけがラクチンなので 11.5%
10 ヘルシー&ダイエットに効果的なので 6.9%

MA(複数回答)/「月1回以上」食べている人のみ回答(N=1074)

主婦にも大人気!お鍋は家事負担を軽減させる「時短・楽チン料理」

次に3位は「料理するのが簡単なので」(54.0%)。「手間がかからないのが一番。手抜きの私は、週1のペースで鍋を食べている」(女性40代)など、食材を切るだけで「下ごしらえ」が完了する手軽さが良いという声。さらに「何を入れてもOKで残り物の整理にもなる」(女性20代)など、7位に「冷蔵庫の残り物を片づけるのに助かる」(15.5%)、9位にも「洗いもの、片づけがラクチンなので」(11.5%)が挙げられ、一石二鳥、三鳥の主婦の家事負担を軽減させる「時短・楽チン料理」といえそうです。そのほか、「週末の土日の夕食時に家族が揃うと必ず鍋にする」(女性40代)など、4位に「家族団らんに良い」(23.6%)、5位に「お酒が美味しく飲めるので」(16.3%)、8位にも「食欲が増進する」(11.7%)が続き、「健康効果」や「時短料理」としての利点のほか、家族団らんを育み、お酒や食事が美味しく感じさせるなど「鍋料理」は精神的な面にも大きなプラス効果をもたらせていることがうかがえます。

「寄せ鍋」「水炊き」「湯豆腐」など、あっさり系定番鍋に人気集中

■よく食べる「鍋料理」は?

1 寄せ鍋 47.3%
2 水炊き 46.8%
3 キムチ鍋(チゲ) 39.5%
4 湯豆腐 30.1%
5 しゃぶしゃぶ 26.1%
6 ちゃんこ鍋 17.4%
7 もつ鍋 15.3%
8 うどんすき 13,7%
9 カレー鍋 12.0%
10 牡蠣鍋 11.1%

MA(複数回答)/「月1回以上」
食べている人のみ回答(N=1074)

では最近、皆さんが好んで食べている「鍋料理」とは何でしょうか。堂々の人気ナンバーワンは「寄せ鍋」(47.3%)でした。「寄せ鍋はオーソドックスで飽きがこないし、どんな野菜を入れても美味しく食べられる」(女性40代)など、魚介類、野菜の素材の味をそのまま味わえる「シンプルさ」が魅力という声。さらに「鶏肉、豚肉、鶏団子と肉を色々変えれば飽きません。特にポン酢が大好きなので、水炊きが一番」(女性30代)など、同様2位にも「水炊き」(46.8%)、4位に「湯豆腐」(30.1%)、5位にも「しゃぶしゃぶ」(26.1%)が挙げられ、味のバリエーションが広がる鍋料理の中で、古くから愛されているあっさり系の定番鍋に人気が集中しました。

「キムチ鍋」は日本の食文化にすっかりと定着化
さらに「カレー鍋」「餃子鍋」「トマト鍋」など、変わり鍋も続々

次に人気の3位は「キムチ鍋(チゲ)」(39.5%)。「キムチ鍋は辛いので汗をかきながら美味しく食べる」(女性30代)、「キムチ鍋をよく食べる。味噌を少し加えてなかなかの絶品」(女性40代)など、韓国を代表する大衆的な料理の一つである「キムチ鍋(チゲ)」は、この数十年の間に日本の食文化にすっかりと定着していることがうかがえます。そのほか、「今年初めてカレー鍋を食べました。目新しく、チーズを入れると最高に美味しい」(女性30代)など、9位に「カレー鍋」(12.0%)、「最近のヒットは豆乳鍋にもやしを入れたこと。歯ごたえもよく、ハマりました」(女性30代)など、11位に「豆乳鍋」(10.1%)、12位に「餃子鍋」(9.3%)、15位にも「トマト鍋」(6.7%)が続き、ニューフェイスのユニークな「変わり鍋」にも支持が寄せられ、従来の常識を覆すような味のバリエーションが多岐にわたっていることがうかがえます。

20代はスタミナ系の「キムチ鍋」「もつ鍋」、
世代と共にあっさり系の「水炊き」「寄せ鍋」へ

世代別で鍋料理の好みを見てみましょう。まず20代では「キムチ鍋」(20代=50.0%)支持が目立ったものの、30代で41.1%、50代で36.2%と徐々に減少。さらに70代以上では17.2%まで落ち込み、味のしっかりとした「キムチ鍋」が若い世代を中心に高い人気を集めていることが明らかとなりました。一方、30代を境に「キムチ鍋」に代わって「寄せ鍋」「水炊き」の人気が徐々に増し、「寄せ鍋」は50代でピークの53.8%、「水炊き」は70代以上でピークの69.0%に達しました。世代と共に「スタミナ系」から「あっさり系」の定番鍋に好みが移行していることがうかがえます。そのほか、ニラやニンニクたっぷりでスタミナ系の「もつ鍋」(20代=30.8%)は若い20代中心、その反面、「水炊き」「寄せ鍋」同様にあっさり系の代表格である「湯豆腐」(70代以上=55.2%)、「しゃぶしゃぶ」(70代以上=37.9%)はシニア層で高い人気を誇っており、世代間で鍋の好みに大きな違いが垣間見られました。

世代別:最近よく食べる「鍋料理」は?

MA(複数回答)/「月1回以上」食べている人のみ回答(N=1074)

「キムチ鍋」は必須!?全体の7割以上が「鍋スープの素を利用する」と回答

市販の「スープの素」を使う?

SA(単回答、「月1回以上」
食べている人のみ回答 N=1074)

定番鍋のほか、「キムチ鍋」を筆頭役に「ちゃんこ鍋」「カレー鍋」「豆乳鍋」など、新しい鍋が次々に登場していますが、さて皆さんのご家庭ではどのように鍋料理を作っているのでしょうか。「だしを一から作るのは大変だし、味が調わないと困るので」(男性40代)、「具さえ入れて煮込めば、すぐお鍋を作ることができるので便利」(女性30代)など、「(鍋スープの素を)必ず利用する」と回答した人は19.3%。さらに「鍋の種類によって利用する」という声も51.6%を数え、全体の7割以上の人びとが頻繁に「鍋スープの素」を利用していることが判明しました。自由回答の中には「カレー、トマト、豆乳鍋は市販の素を使っている」(女性20代)、「キムチ鍋の時だけ市販のスープを使い、その他の時は昆布でだしを取り醤油ベースで・・・」(女性50代)など、シンプルな定番鍋は「自家製だし」で、一方、キムチ鍋をはじめ最近の変わり鍋はスーパーなどで目にする機会の増えた「鍋スープの素」を利用するという声が目立ちました。いわば、鍋料理はメニューによって「自家製だし」と「鍋スープの素」を上手に使い分けているご家庭が多く、ひと昔前に比べて一般家庭で楽しめる鍋料理の選択肢が広がっていることがうかがえます。

「雑炊」「餅(もち)」「リゾット」など、同じ「ご飯」でも締めのバリエーションは豊かに

ここまで鍋料理の利点や味について見てきましたが、加えて鍋料理の魅力といえば、鍋を食べ終わった後の「締め」ではないでしょうか。そこで最後に皆さんが日ごろ、鍋の締めをどうようにして楽しんでいるのかを見ていきましょう。最も回答が多かったのは「ご飯と卵でおじや・雑炊にする」(56.0%)でした。「寄せ鍋、ちゃんこ鍋、ふぐ鍋はご飯と卵で雑炊にする。ここで大事な事はご飯のぬめりをお湯で洗うこと。そうする事により味にまろやかさが出る」(男性60代)など、お腹いっぱい鍋を食べた後でも、雑炊やおじやならスルスルと入るという声。さらに「汁だけ残しておいて、ごはんと小さく切ったお餅を一緒に入れて雑炊にする」(女性30代)など、4位に「お餅を入れる」(8.7%)、5位にも「ご飯とチーズでリゾットにする」(7.4%)が続き、同じ「ご飯」といえ、ひと工夫を凝らした締めを楽しんでいるご家庭が大変多いようです。

■鍋料理の締めは?

1 ご飯と卵でおじや・雑炊にする 56.0%
2 うどんを入れる 55.9%
3 ラーメンを入れる 19.6%
4 お餅を入れる 8.7%
5 ご飯とチーズでリゾットにする 7.4%

SA(単回答、「月1回以上」食べている人のみ回答
N=1074)


一方、人気の2位には「うどんを入れる」(55.9%)でした。「カレー鍋をすることが多いので最後にうどんを入れてカレーうどん風に。子供たちも喜んで食べている」(女性30代)、「寄せ鍋にはうどんが良く合う」(男性60代)など、だしの味がしみ込んだ「うどん」が最高という声。さらに「残りのスープにごはんやラーメンをいれて卵とネギを加えていただく」(女性30代)など、同様3位に「ラーメンを入れる」(19.6%)、7位にも「ちゃんぽん麺を入れる」(4.3%)が挙げられ、「ご飯」同様に「麺類」人気の高さもうかがえます。

「トマト鍋」にパスタ、「カレー鍋」に納豆など、新しい締めのスタイルも

そのほか、「カレー鍋にはうどん、キムチ鍋にはちゃんぽん麺、あんこう鍋やカニ鍋には、ご飯と卵でおじや・雑炊にする」(女性50代)、「寄せ鍋はうどん、トマト鍋はリゾットかパスタ。モツ鍋には、ちゃんぽん麺」(女性40代)など、鍋の種類に合わせて締めの具材にも変化を加えているという声。さらに「キムチ鍋の締めにはインスタントラーメンを入れて食べ、その後にご飯を入れておじやにする」(女性40代)など、「麺」と「ご飯」の両方をダブルで楽しむという欲張りな声。また中には「キムチ鍋やカレー鍋の時は、最後に納豆を加えると美味しい」(男性60代)など、麺でもご飯でもない、ユニークな締めのスタイルも寄せられました。


今回は、寒い冬を乗り切るには欠かせない「鍋料理」について皆さんのご意見を聞いてきました。鍋料理を食べる頻度は「週1回以上」(56.1%)、「月2〜3回程度」(26.7%)という声が全体の8割以上を占め、日本の冬の食卓を代表する「家庭料理」といえそうです。特にここ最近では「水炊き」「寄せ鍋」「湯豆腐」といった定番鍋に加え、「ちゃんこ鍋」「もつ鍋」「キムチ鍋」など、ひと昔前までは専門店へ足を運ばなければ、決して食べられなかった本格的な鍋料理も一般家庭で食す機会が増えています。こうした背景には「市販のスープをいつも利用している。最近は名店がスープを出しているので、自宅で気軽に名店の味を楽しめるのがいい」(女性40代)など、市販の「鍋スープの素」を利用するご家庭が増えたこと。さらにその味のバリエーションが「定番鍋」から「変わり鍋」まで広がっていることも、家庭内で鍋料理を食べる頻度が多い理由と考えられます。節約志向を反映した「内食化」が目立つ中で、家族団らんを育む「鍋料理」は家計・カラダ・心にも優しい最高のメニューと言えるのではないでしょうか。