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今年の連休はどう過ごしましたか?

今年のゴールデンウィーク(GW)、皆さんはどのようにお過ごしになったのでしょうか。レジャー中心の「アクティブなGW」、それとも休養中心の「のんびりなGW」。旅行業界では予約キャンセルが目立ったというニュースも聞きますが、果たして皆さんの大型連休はいかがでしたでしょうか?

全体の約2割が「10日以上」のロングバケーション

さて、今年の連休(ゴールデンウィーク、土日含め)はトータル何日ぐらい休めたのでしょうか。「連休日数は11日。春は過ごしやすい季節という事もあり、我が家では年に1度の日本大移動旅行で夫婦それぞれの実家に帰省しました」(女性40代)など、「10日間以上」と回答した人が最も多く18.6%。さらに「6日」(12.1%)、「7日」(14.1%)が続き、大きな傾向として「6〜7日間」と「10日間以上」に集中していました。特に今年は暦の並びが良かったせいか、5月2日(月)、6日(金)に有給休暇を取って、久々のロングバケーションを実現したという方も多かったようです。

今年のGWの休みは何日?

その一方、「休日なし」という声も全体の10.9%を占めました。主な理由は「普通の人が休む土日や祭日に働いて、平日にデータを渡す仕事をしているので…」(女性30代)、「サービス業でかき入れ時のため」(男性50代)など、仕事に追われて休みなしという声が目立ちました。

全体の4割以上が「休養派」−「家でのんびり」など連休後に備える声も

連休中の「レジャー」と「休養」のバランスは?

「10日間以上」の長期休暇となった人が多かった今回のGW。ではこの長い休みを皆さんは一体どのように過ごしたのでしょうか。次に「レジャー」と「休養」のバランスを見ていきましょう。「人ごみが苦手なので連休中は家でのんびりしていました」(女性40代)など、「連休中はすべてのんびりと『休養』をとった」という声は44.3%を数え、大型連休とはいえ、大半の皆さんが家や近所で静かに過ごしていたことがうかがえます。自由回答の中には「連休直前に腕を骨折してしまい、休養するしかありませんでした」(男性50代)など、「休養」というよりも「療養」で終わってしまったという人もいました。


さらに「前半は自然あふれる施設で、後半は主に家で掃除や家事をこなした」(女性30代)など、「連休前半はアクティブに『レジャー』、後半はのんびりと『休養』をとった」と回答した人は17.9%。「連休前半はのんびりと『休養』、後半はアクティブに『レジャー』を楽しんだ」という声も9.9%を数え、全体の約4人に一人は「遊び」と「休息」をバランス良く半々。中には「後半の休養は仕事前に疲れをとるため・・・」(男性30代)など、連休後の仕事始めに体力を温存する人もいました。

「疲れたがとても充実」など、全体の約1割が「アクティブ派」

「休養派」がとても目立った反面、「連休中はすべてアクティブに『レジャー』を楽しんだ」という声も9.1%を占めました。「とにかくすべて人と会う予定が入って、疲れたが、とても充実した毎日だった」(女性30代)、「前半は山登り、後半は友人の観光案内をしました」(男性30代)など、過密スケジュールで多忙な休日を過ごしたという声。自由回答の中には「独身最後の連休だったので、できるだけ予定を入れました」(男性30代)など、結婚を控え自由に羽を伸ばしたという人もいました。

トップは「掃除・洗濯」−上半期の汚れを一掃し、夏に向けて衣替えも

では、皆さんは今年のGWに具体的に何をしたのでしょうか。堂々のトップは「家の片づけ・掃除・洗濯」(43.5%)でした。「大掃除をしました。暖かくなってきて水が冷たくないので、年末にするよりも楽にできるから」(男性40代)など、年末の大掃除から約半年を経て、溜まった上半期の汚れを連休中に落とすというご家庭が大変多かったようです。中には「この夏のエアコンの使用を減らすため、家族全員で1つの部屋で寝るために模様替えをした」(女性40代)など、夏に向けての衣替えや、部屋の模様替えをこの機会に済ませたという声も寄せられました。


次に2位は「とにかく寝る(睡眠)・ゴロゴロした」(27.9%)。「何もしないでボーっと自宅で寛いだ」(男性50代)など、仕事や家事で疲労困憊した身体のリフレッシュやケアに努めたという声。さらに「レンタルで借りてきたDVDを鑑賞した」(男性50代)など、4位に「TV・ビデオ(DVD)鑑賞」(23.2%)、7位にも「読書」(13.7%)が続き、どこかに出かけるわけでもなく、ほとんど自宅で過ごしたという「巣ごもり派」が目立ちました。

■あなたは今年の連休に何をしましたか?

1 家の片づけ・掃除・洗濯 43.9%
2 とにかく寝る(睡眠)・ゴロゴロした 27.9%
3 ショッピング 24.8%
4 TV・ビデオ(DVD)鑑賞 23.2%
5 家族団らん・子供と遊んだ 17.4%
6 読書 13.7%
7 ドライブ 13.5%
8 家庭菜園・ガーデニング 12.0%
8 里帰り・帰省・墓参り 11.8%
10 街散策・食べ歩き 9.7%

MA(複数回答)

「ショッピング」「ホームパーティ」など、「GW=家族団らん」の絶好のタイミング

続いて3位は「ショッピング」(24.8%)。「近場のショッピング・モールに出かけた」(女性20代)など、家族と一緒にショッピングに出かけたという声が多く、ショッピングを身近なレジャーとして捉えている人も少なくありませんでした。中には「母の日のプレゼントを買いに行った」(女性30代)など、連休最終日が「母の日」にあたったため、連休中にプレゼントを買い求めたという声が目立ちました。さらに「久し振りに家族が集まり、毎晩ホームパーティでした」(女性40代)など、同様5位にも「家族団らん・子どもと遊んだ」(17.4%)が挙げられ、GWは家族を中心としたイベントを催すご家庭が大変多かったことがうかがえます。

全国的に好天にも恵まれ、国内レジャー、観光地を中心にまずまずの賑わい
中には「被災地でボランティア」など、GWを利用して支援活動に参加した人も

その一方、「お出かけ派」で多かったのは7位の「ドライブ」(13.5%)。「高速道路料金1,000円を活用して味噌煮込み食べに行った」(男性50代)、「大阪までドライブし、友人と再会し食事した」(男性60代)など、ETC休日特別割引を上手に使ってレジャーを楽しんだという声。さらに「四国の実家に帰省しました」(女性30代)など、9位に「里帰り・帰省・墓参り」(11.8%)、10位に「街散策・食べ歩き」(9.7%)、「国内旅行(宿泊あり)」(9.7%)、11位にも「日帰り旅行(温泉、観光地巡り)」(9.3%)が挙げられ、当初、大震災の影響からレジャー自粛を懸念する声もありましたが、全国的に好天にも恵まれ、国内レジャー、観光地を中心にまずまずの賑わいを見せたことがうかがえます。


また自由回答の中には「東日本大震災のボランティアへ行きました。私自身も阪神・淡路大震災の被災者でした。向かいの仲間と鯉のぼりを集めて避難地の小学校で揚げて、絵本や図書の読み聞かせをしました」(男性50代)、「風評被害の観光地を選んで3泊の旅行をした」(女性60代)など、今年のGWは例年とは異なり、甚大な被害を受けた東北地方を支援するため、ボランティアやチャリティ活動に積極的に取り組んだ人も少なくなかったようです。

全体の7割以上が「震災の影響なかった」と回答−高速道路1,000円も後押し

震災がGWの計画に影響した?

今年のGWを終え、果たして皆さんは満足のゆく休日を過ごせたのでしょうか。特に震災の影響から、連休中の計画に何らかの影響はなかったのでしょうか。「もともとキャンプの予定をしていましたが、特に気にせずいつもと変わらずに出かけた」(男性60代)など、「全く影響はなかった」と回答した人は44.3%。「あまり影響はなかった」という声も29.4%を数え、回答をいただいた方の7割以上が例年通りのGWを過ごしたことが明らかとなりました。主な回答としては「こういう時期なので『自粛』も考えたのですが、日本経済が落ち込んでは復旧、復興もはかどらないと思い、『日本を元気に』という意味でもいつも通り過ごす事にしました」(女性40代)、「お金を使わなきゃ!」(女性20代)など、「自粛ムードが復興を妨げる」という考えから、レジャーや消費活動に貢献できるように心がけたという声。さらに大きな要因として「休日割引がなくなるせいかどうか分かりませんが、渋滞が例年のGWよりひどかった気がする」(男性50代)など、「1000円乗り放題」の特別割引の終了を間近に控え、連休に駆け込み利用者が増えたこともレジャーを後押ししたことがうかがえます。


その一方、「海外旅行をやめました」(女性30代)など、「かなり影響した」(11.4%)、「まあまあ影響した」(14.9%)という声は約4分の一以上。主な回答としては「なんとなく遠くまで出かける気分じゃなくなりました」(男性50代)など、泊まりがけを避けて、なるべく近場レジャーで済ませたという声。さらに「毎日ニュースで震災のことばかりで気が滅入った」(女性60代)、「自分たちだけ楽しんで良いものかという意識があった」(男性60代)など、素直に楽しめる雰囲気ではなかったという声も寄せられ、レジャーの自粛や計画変更などを余儀なくされたという人もいました。


今回は久々のロングバケーションとなったGWを終え、皆さんのご家庭の連休を振り返っていただきました。震災直後から「自粛ムード」が漂い、今年のGWの消費の落ち込みを懸念する声が目立ったものの、実際に蓋を開けてみれば、例年同様の連休を過ごしたというご家庭が意外に多かったことがうかがえます。こうした背景には「日本を元気にしたい」という意識の高まりから、被災地以外の日本人がいつもと変わらない生活を続けよう、と徐々に考えが変わってきたことが大きな理由の一つと考えられます。また幸い天気に恵まれたこと、さらに高速道路のETC特別割引の利用なども国内レジャーの需要回復に追い風となったことが明らかとなりました。大震災から2ヶ月間、GWをきっかけに着々と復旧・復興に向けて経済活動が動き始めたことがうかがえます。