1. トップページ
    2. 企業情報
    3. 研究活動
    4. ハピ研
    5. 毎週アンケート
    6. 【第376回】アンケート結果

青山ハッピー研究所 ハピ研

「人がしあわせを感じるモノやコトって、何だろう?」衣・食・住・美など生活に密着したテーマでその答えを考える"しあわせ探しの情報サイト"

PR&Informations

出版物のご案内

ラウンドエッジRound-Edge

現代の高感度消費者は「バランスのいいオタク」。
今の時代の気分やリアルコンシューマーを読み取る一冊。

Symbol of Happiness 〜しあわせのシンボル〜

あなたのしあわせのシンボルは何ですか?ぬいぐるみ?あんこのつまったたいやき?現代の日本人が考えるしあわせの姿を形にした必読の一冊。

毎週アンケート 生活の中のちょっとしたことや、旬な話題をタイムリーに調査!

朝食を食べていますか?

「朝食は一日の健康のバロメーター」と言われますが、朝・昼・夕の3食の中で朝食を重視している人はどの位いるのでしょうか。中には時間がなくて「朝食抜き」という人も少なくはないのでは?そこで今回は、一日の始まりである「朝食」をテーマに皆さんのご意見を聞きました。

8割以上が「毎日食べている」と回答、働き盛りの40代で「朝食抜き」の傾向

朝食を食べている?

SA(単回答)

まず毎日、欠かさず「朝食」を召し上がっている人はどの位いるのでしょうか。「朝食を食べないと一日の活力が出ない」(男性80代)、「朝食抜きは考えられない。頭も働かないので・・・」(女性40代)など、「ほぼ毎日食べている」(84.0%)と回答した人8割以上。さらに「ときどき食べる」という声も5.6%を数え、思った以上に「朝食」をしっかり食べている人が大変多いことが明らかとなりました。中には「10年ほど前までは『朝食』を食べていなかった。その時は、よく風邪を引いていたが、『朝食』を食べるようになってから、風邪をひかなくなった」(男性40代)など、朝食が健康維持や増進に一役買っているという声も寄せられました。


世代別で「ほぼ毎日食べている」という声を見てみると、20代(80.5%)、30代(81.8%)、50代(89.1%)で8割以上。さらに60代で91.3%、70代以上で96.2%を占め、シニア層では「朝食」を重視する傾向が際立ちました。その一方、働き盛りの40代で78.3%と数値を落とし、他の世代に比べて「朝食」に対する意識がやや軽視されている傾向がうかがえます。

「食べる時間がない」など、「食欲」よりも「睡眠欲」!?
「疲れている」「満員電車に揺られるので」など、現代人ならでは悩みも

「(朝食を)ほとんど食べていない」「朝食は食べていない」という声は全体の約1割を占めました。次にその理由を具体的に見ていきましょう。最も回答が多かったのは「時間がない(食べている余裕がない)(34.8%)」でした。「家事をしているとすぐに昼になってしまう」(女性50代)など、通勤支度や家事で忙しいという声。さらに「ゆっくり寝ていたい」(男性50代)など、同様4位にも「ギリギリまで寝ているので」(21.2%)が挙げられ、「食欲」よりも「睡眠欲」を優先する人が目立ちました。

■朝食を食べない理由は?

1 時間がない(食べている余裕がない) 34.8%
1 お腹が空いていない 34.8%
3 朝は気分が悪い(食べられない) 27.3%
4 ギリギリまで寝ているので 21.2%
4 1日2食で十分健康 21.2%
4 もともと食べる習慣がない 21.2%

MA(複数回答)/朝食を食べない人(n=66人)


さらに同率トップに「お腹が空いていない」(34.8%)。「食欲がないので食べていません」(女性30代)など、朝は空腹感を特に感じないという声。「疲れていて食べる気がしない」(女性30代)、「満員電車に揺られるので」(男性50代)など、同様3位にも「朝は気分が悪い(食べられない)」(27.3%)が挙げられ、身体が食事を受け付けないという人が意外に多いことがうかがえます。また中には「食べなくても健康になれると考えている」(男性30代)、「1日2食の方が調子が良い」(女性40代)など、4位に「1日2食で十分健康」(21.2%)という人もいました。

朝食は「頭」と「胃」に刺激を与え、「体のリズムを正常化」する役割を担う

朝食を重視している人が大変多いことが明らかとなりましたが、では朝食の支度や食事の際、皆さんはどんな点にこだわっているのでしょうか。トップは「とにかく腹に何か入れること」(31.9%)でした。「朝食は必ず食べるようにしている。食べたくない時はフルーツだけやヨーグルトだけでも。1日の活力になるし、頭の回転に影響してくるから」(女性30代)、「とにかく何かお腹に入れないと落ち着かない」(男性60代)など、朝食は「味」よりも「空腹を満たすこと」に重きを置いているという声。さらに「一日の体のリズムが狂ってしまいそうで、朝食を抜くということが信じられません」(女性30代)など、4位に「習慣化することで体のリズムをつくる」(25.1%)、8位にも「胃腸を働かせること」(11.4%)が挙げられ、一日のスタートである朝食は寝ぼけた「胃」と「頭」に刺激を与え、「体のリズムを正常化」する作用を担っています。特に咀嚼(そしゃく)は食べ物を砕いて消化を促進するだけではなく、脳を活性化する働きがあり、朝食の役割が単にエネルギー補給だけでないことがうかがえます。

■朝食で重視していることは?

1 とにかく腹に何か入れること 31.9%
2 栄養バランス 26.0%
3 時間を掛けずに食べられるもの 25.8%
4 習慣化することで体のリズムをつくる 25.1%
5 支度・調理に時間の掛からないもの 24.2%
6 十分なカロリー&エネルギーの確保 18.9%
7 水分の補給を心がける 15.4%
8 胃腸を働かせること 11.4%
9 食べ過ぎないこと 10.9%
10 眠気を覚ますこと 6.1%

MA(複数回答)/朝食を食べる人(n=570人)

慌ただしい朝食に求めるのは「栄養バランス」&「スピード」

続いて、回答が目立ったのは「栄養バランス」(26.0%)。「栄養を取ることはとても大切だと思い、ご飯と魚、ヨーグルト、バナナ、牛乳を必ず摂るようにしている」(男性30代)など、複数のおかずをバランス良く食しているという声。さらに「夕食と比べ、カロリーを気にせずに食べることが出来る」(女性40代)など、6位にも「十分なカロリー&エネルギーの確保」(18.9%)が挙げられ、栄養や健康を意識した朝食メニューの摂取を心がけている人が大変多いことがうかがえます。いわば、朝食は「1日の活動(仕事、家事など)を支えるパワーや元気の源」といえそうです。そのほか、「時間をかけずに準備でき、手早く食べられること」(男性80代)など、3位に「時間を掛けずに食べられるもの」(25.8%)、5位にも「支度・調理に時間の掛からないもの」(24.2%)が挙げられ、通勤などの支度に追われ、忙しい時間帯だけに「スピード」を第一優先にされていることがうかがえます。

全体の半数以上は「パン派」−「準備に時間がかからず、洗い物も少ないので」など

朝食は「ご飯派」?「パン派」?

SA(単回答、朝食を食べる人 n=570人)

「朝食」は3食の中でも、特に「口(味覚)」よりも「胃」や「頭」の働きを重視する傾向が強く見受けられました。では「一日の元気の源」となる朝食メニューで多いのは「ご飯」でしょうか、それとも「パン」でしょうか。「ご飯、卵、海苔など、和食中心。油っぽくなくさっぱりとしたものを食べている」(男性40代)など、「完全なご飯派」と回答した人は20.2%。「どちらかといえば『ご飯派』」という声も17.9%を数え、全体の3割以上の人びとが「ご飯」を主食とした「和朝食」を支持。主な回答として「パンよりご飯のほうが経験上、腹持ちもするので」(女性30代)、「パンは食べた気がしないので・・・」(男性40代)など、腹持ちや食べ応えという面から「ご飯」を歓迎する声が目立ちました。


その一方、「その日の気分で、トーストした食パンに餡子やハチミツを塗ったり、ピザトーストにしたり」(男性50代)など、「完全な『パン派』」と回答した人は20.7%。「どちらかといえば、『パン派』」という声も24.9%を数え、全体の半数近くの人びとが「パン派」を支持し、「ご飯派」を大きく上回りました。主な理由は「パンは準備に時間がかからず、洗い物も少ないので」(女性30代)、「短時間で食べられる菓子パンが多い」(男性30代)など、パンとドリンクのみで一食分になるため、ご飯食よりも支度に時間が掛からないという声が目立ち、慌ただしい朝の時間帯に最適なメニューとして食卓に上る頻度が多いようです。そのほか、「私の家庭では昔から『ご飯』『パン』が交互に出る。このため、朝ごはんに飽きることはありません」(女性20代)など、「『ご飯』と『パン』はほぼ半々」という声は9.1%。さらに自由回答の中には「朝はシリアルに牛乳をかける」(男性40代)など、「『ご飯』『パン』以外のメニュー」(5.1%)を挙げる人もいました。

ご飯派の2大定番メニューは、大豆発酵食品である「味噌汁」&「納豆」

では「ご飯」「パン」以外で、皆さんが朝食メニューとして「よく食べているもの」は何でしょうか。まず、「ご飯派」に最も回答が多かったのは「味噌汁」(72.4%)でした。「具沢山の味噌汁が絶対必要」(男性60代)、「ごはんに味噌汁と、お新香が大体ある」(男性30代)など、温かく、香り豊かな味噌汁がないと一日が始まらないという声が多数寄せられ、和朝食に「ご飯&味噌汁」セットが定番となっていることがうかがえます。次に2位は「納豆」(53.0%)。「納豆が毎朝の献立。刻み葱、鰹節刻みのりを入れミックスして百回ぐらいかき混ぜ、とろんとしたところでご飯にかけていただく」(男性80代)など、「納豆があれば、特別なおかずは必要ない」という声が目立ち、味噌汁と共に白いご飯のベストパートナーとして高い支持を集めました。また「味噌汁」と「納豆」は大豆を原料とする発酵食品で、栄養価が高く、消化吸収が良いのが特徴。最近では生活習慣病の予防や改善に対する効用にも注目が寄せられるなど、「納豆」は健康メニューの一つとしても見逃せません。

■「ご飯派」:よく食べる朝食メニュー

1 味噌汁 72.4%
2 納豆 53.0%
3 卵料理(目玉焼き、玉子焼き、スクランブルエッグなど) 49.8%
4 お茶(緑茶・ウーロン茶など) 41.0%
5 海苔 36.4%
6 ソーセージ・ウインナー 28.1%
7 コーヒー 27.2%
8 ヨーグルト 24.4%
8 魚料理(焼き魚など) 24.4%
10 梅干し 22.1%

MA(複数回答)/n=217人


3位は「卵料理(目玉焼き、玉子焼き、スクランブルエッグなど)」(49.8%)。「玉子焼きはたいてい食べる」(男性40代)など、効率良くエネルギーに変えてくれる、良質の動物性タンパク質である「卵料理」を必ずメニューの1つに加えるという声。自由回答の中には「週1回は卵かけご飯」(男性50代)など、新鮮であれば、余計な調理をせずに「生のまま食べる」という声も少なくありませんでした。そのほか、5位に「海苔」(36.4%)、6位に「ソーセージ・ウインナー」(28.1%)、が続きました。中には「うな重やカツ丼、カレーライスなどカロリーを気にせずに食べ、午前中はエネルギッシュに活動する」(女性40代)など、3食の中で「朝食」の比重を最も高く置いている人もいました。

淹れたての「コーヒー」で目覚めの良い朝を迎えるパン派

その一方、「パン派」で最も多かったのはフードではなく、「コーヒー」(56.9%)でした。「妻の作るバターロールとコーヒーが一番」(男性20代)など、「ご飯&味噌汁」の関係同様に「パン」のベストパートナーは「コーヒー」と言っても過言ではなさそうです。また自由回答の中には「コーヒーを飲みたいのでパン派」(男性50代)など、「パン」よりも「コーヒー」が主役という声も寄せられました。カフェインによる目覚まし効果と共に、淹れたてのコーヒーの香りに心癒され、清々しい朝を迎えているご家庭も少なくないようです。

■「パン派」:よく食べる朝食メニュー

1 コーヒー 56.9%
2 ヨーグルト 48.5%
3 牛乳・豆乳 41.2%
3 フルーツ(バナナなど) 41.2%
5 卵料理(目玉焼き、玉子焼き、スクランブルエッグなど) 34.2%
6 ソーセージ・ウインナー 28.5%
7 サラダ(生野菜、温野菜) 25.0%
8 チーズ 23.1%
9 スープ(コーンポタージュなど) 16.2%
10 野菜ジュース(トマトジュース含む) 15.4%

MA(複数回答)/n=260人

ご飯派は「大豆発酵食品」、パン派は胃腸の働きを高める「ヨーグルト」

次に2位は「ヨーグルト」(48.5%)。「ヨーグルト、電気ヨーグルト機で夜の間に作っている」(女性50代)など、「ご飯派」に「味噌」「納豆」人気が高かった一方、パン派には同じく発酵食品である「ヨーグルト」を支持する声が目立ちました。ご飯派、パン派ともに胃腸の働きを高めるべく、「発酵食品」が朝食メニューとして上手に取り入れられていることがうかがえます。さらに「朝は牛乳たっぷりのココア飲料を飲む」(男性50代)など、同様3位にも「牛乳・豆乳」(41.2%)が挙げられ、パン派に「乳製品」人気の高さがうかがえます。そのほか、「バナナヨーグルトをはじめてからは、便秘知らず」(男性60代)など、同率3位の「フルーツ」(41.2%)をヨーグルトに和えて食している人もいました。


また見逃せないのは、「ご飯派」「パン派」ともに人気の高かった「卵料理(目玉焼き、玉子焼き、スクランブルエッグなど)」(ご飯派=49.8%、パン派=34.2%)です。「ご飯には味噌汁と卵焼き、パンにはコーヒーと目玉焼き」(女性40代)など、卵は料理のバリエーションに富み、和朝食の「ご飯派」にも、洋朝食の「パン派」にも合う食材として大変重宝されていることがうかがえます。


今回は朝・昼・夕の3食の中で、特に時間に追われながら支度、食事をせざるを得ない「朝食」をテーマに皆さんのご意見を聞いてきました。「(朝食を)ほぼ毎日食べている」(84.0%)、「ときどき食べる」(5.6%)という声は全体の9割近くを数え、思った以上に「朝食」をしっかりと食べている人が多いことが明らかとなりました。とかく若者の「朝食離れ」が問題視されますが、今回のアンケート結果では親元で生活する人も多い20代よりも、むしろ働き盛りの40代にその傾向が見受けられました。こうした背景には「疲れている」「満員電車に揺られる」など、慢性的なストレスや疲労を抱える現代人ならではの悩みも少なからず影響を及ぼしているのかもしれません。また昼食、夕食で「ご飯」を食べる機会が多いせいか、朝食に「パン派」が目立った点も注目です。特にパンは「(ご飯よりも)支度や食事に時間が掛からない」という理由から、ファーストフード感覚の食事として朝向きと捉えている人が案外多いようです。そう考えると、目覚めた頃に焼きたてパンが出来上がっているという、ここ最近のホームベーカリー人気も確かに頷けますね。いわば、朝食は「胃・脳の活性化」「栄養バランス」、そして「スピード」など、3食の中でも特に「味覚」よりも「合理性」が求められる食事と言えるのではないでしょうか。元気の源になる朝食を合理的にしっかりと摂って、今日も1日、パワフルに過ごしましょう!