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あなたのこだわり料理教えて!

景気の動向や健康志向などの高まりから、外食より内食が増加していると言われる昨今。お腹を満たすだけの食事に留まらず、食材、調理料、道具などにこだわっている人や、一方で時間や手間をかけず、低予算で美味しい料理を作る「時短ワザ」「節約ワザ」を心得た料理達人も増えていると言います。そこで今回は「こだわり料理」をテーマに皆さんのアイデアとレシピを聞きました。

全体の4割以上が「ほぼ毎日(料理する)」と回答、女性は7割以上

料理の頻度は?

SA(単回答)

まず、皆さんはどの位の頻度で「料理」を作っているのでしょうか。「外食の頻度は月に1回あるかないか、ほとんど毎日内食」(女性20代)など、「ほぼ毎日」と回答した人は最も多く40.8%。さらに「平日は仕事なので料理をする時間がありませんが、週末は料理する」(男性20代)など、「週4〜5日」(7.6%)、「週2〜3日」(9.9%)、「週1日程度」(9.2%)が続きました。また性別で「ほぼ毎日」という声を見てみると、男性は僅か10.0%。その反面、女性は家族の胃袋を支える主婦が多いせいか、男性よりも60%以上も高い74.1%に達しました。

「男子厨房に入らず」は時代遅れ!?男性の半数以上が「料理好き」と回答

「料理すること」は好き?

SA(単回答)

少なくとも「週1日以上」の頻度で料理する人が多いことが判明しましたが、では皆さんは「料理すること」が好きなのでしょうか。「外食するよりは手作りのほうが美味しい」(女性20代)など、「大好き」と回答した人は12.2%。「まあまあ好き」という声も51.3%を数え、全体6割以上の人びとが「料理好き」であることが明らかとなりました。自由回答の中には「家族が美味しく食べる姿を見るのが好き」(男性50代)など、家族の反応が料理を作るモチベーションとなっている人もいました。また性別で「大好き」「まあまあ好き」という声を見てみると、女性は71.0%。男性も半数以上の56.6%に達し、日ごろ料理を作る頻度がそう多くないにも関わらず、料理好きの男性が意外にも多いことがうかがえます。さらに「趣味は料理と言ってもいいぐらい好き」(男性50代)など、かつては「男子厨房に入らず」と言われたものの、時代と共に女性以上に台所を占有する男性が増えているようです。

「献立づくり」「下ごしらえ」「後片付け」にウンザリという声も

「料理好き」が目立った一方、「あまり好きではない」(25.7%)、「嫌い」(7.3%)、「大嫌い」(3.5%)という声は全体の約4割を占めました。主な理由は「味付けが気に入らないことが多い」(女性40代)、「料理の知識も技術も持っていないから」(男性80代)など、料理下手なのでという声。さらに「作ること自体は嫌ではないが、片づけが嫌い」(女性50代)、「下ごしらえが面倒なので」(女性40代)など、手間のかかる下ごしらえ、後片付けにウンザリという声や、「独身の頃は好きでしたが、毎日作るとなると献立を考えるのが苦痛」(女性40代)など、料理下手に限らず、献立づくり、下ごしらえ・後片付けに苦慮する人もいました。

「こだわり料理」は「時間のかかった料理」?それとも「時間をかけない料理」?

では今回の本題である「こだわりの料理」とは、皆さんにとってどんな料理なのでしょうか。最も回答が多かったのは「手間ひまや時間のかかった料理」(29.3%)でした。「時間がある時に圧力鍋を使って料理を作る。たとえば、煮豚、角煮、スジコンニャク等」(女性40代)、「玉ねぎをしっかり炒めてじっくり煮込んだカレーライス」(女性20代)など、「こだわり=時間をかける」という声が目立ち、食材が芯まで柔らかくなり、味がしみこむまでじっくりと待つ「圧力鍋料理」や「煮物」に人気が集中しました。

■あなたにとって「こだわりの料理」とは?

1 手間ひまや時間のかかった料理 29.3%
2 時間をかけずに作れる料理 19.4%
3 素材にこだわった料理 17.0%
4 もてなす相手の好みにこだわった料理 10.3%
5 レシピにこだわった料理 4.3%

SA(単回答)


その一方、2位は「時間をかけずに作れる料理」(19.4%)でした。「安くて簡単に、しかも美味しくできる方法なら何でも使っちゃう。例えば昆布茶。炊き込みご飯や煮物、だし汁などにはわざわざ昆布を使わなくても十分美味しく出来上がる」(女性40代)、「さつまいもピザ。さつまいもを1センチくらいに輪切りにして、ケチャップ・ツナ・とろけるチーズを乗せオーブントースターで焼く」(女性30代)など、アイデアと工夫を凝らし、時間と手間を省いた「時短料理」に闘志を燃やすという声が多数寄せられました。トップの「時間のかかった料理」に対し、「時間をかけずに作る料理」もこだわりの一つと考える人が意外に多く、こだわり料理のポイントは「時間」がキーとなっていることがうかがえます。そのほか、「卵だけは少々値段が高くても質の良いものを選ぶ。オムライスや卵かけご飯(1番大好き)厚焼き玉子など、素材の味が生きているので」(女性40代)など、3位に「素材にこだわった料理」(17.0%)、4位に「もてなす相手の好みにこだわった料理」(10.3%)、5位に「レシピにこだわった料理」(4.3%)が続きました。

仕事やストレスから解放された「休日・休前日」は、こだわり料理を作る絶好のタイミング!

では、「こだわり料理」をどんなタイミングで作っているのでしょうか。最も回答が多かったのは「仕事のない休日」(31.3%)でした。「仕事のない、しかも予定もない休日はもっぱら料理をする」(女性20代)など、忙しない平日に作っている調理と、余裕のある休日に作る料理では「こだわりの度合い」に違いがあるという声。さらに「翌日の朝食を考え、金曜の夜からじっくり煮込み料理を作る」(女性40代)など、8位にも「休前日の夜」(8.8%)が挙げられ、仕事やストレスから解放され、次の日のことを考えなくても良い「休前日・休日」は絶好のこだわり料理デーといえそうです。


■「こだわり料理」を作るタイミングは?

1 仕事のない休日 31.3%
2 特にタイミングはなく、気分が乗ったとき 26.1%
3 イベントや年中行事のとき 22.6%
4 新鮮または良い食材(肉・魚など)が手に入ったとき 17.2%
5 美味しそうな(食べてみたい)レシピに出会ったとき 16.0%
6 家族が揃うとき 15.1%
7 友だち、お客さんが遊びに来るとき 15.0%
8 休前日の夜 8.8%
9 良いお酒(高級ワイン、稀少性の高い焼酎など)が手に入ったとき 7.9%
10 ストレス・疲労が溜まっているときに気分転換として 4.7%

MA(複数回答)/n(有効回答数)


次に2位は「特にタイミングはなく、気分が乗ったとき」(26.1%)。「気分が乗った時、食器から盛り付け色合いなど考えて作る」(女性60代)、「気分がいいとき、食べてみたいレシピを見つけたときに作る」(女性30代)など、楽しいとき、体調の良いとき、気分が乗っているときに「美味しいものが食べたくなる」という声が目立ちました。食という漢字は「人」を「良くする」と書きますが、まさに「食」と「こころ」は強く結びついていることがうかがえます。続いて「誕生日・桃の節句・子供の日・ハロウィン・クリスマスなどの年中行事がメイン。こだわりは『ハロウィン』。種とワタをくり抜いたカボチャを丸ごと蒸し、茹で野菜(コーン・人参・ブロッコリーなど)とクリームスープを入れて『カボチャスープ』にする」(女性40代)など、3位は「イベントや年中行事のとき」(22.6%)。さらに同様6位に「家族が揃うとき」(15.1%)、7位に「友だち、お客さんが遊びに来るとき」(15.0%)が挙げられ、家族・友人たちが多数集まるホームパーティや晴れの日では、腕によりをかけたご馳走を振る舞うというご家庭も少なくありませんでした。

「美味しいワインを入手したとき」など、お酒との相性を考えながら「こだわりメニュー」創作

また見逃せないのが9位の「良いお酒(高級ワイン、稀少性の高い焼酎など)が手に入ったとき」(7.9%)です。「美味しそうなワインを買ったりすると、それに合うこだわり料理を作りたくなる」(女性30代)、「お酒のおつまみ代わりに料理を作る」(女性40代)など、お酒との相性を考えながら、こだわりのつまみ料理を作るという声が寄せられ、お酒が「食」へのこだわりを増進させる要因となっていることがうかがえます。そのほか、4位に「新鮮または良い食材(肉・魚など)が手に入ったとき」(17.2%)、5位に「美味しそうな(食べてみたい)レシピに出会ったとき」(16.0%)、10位に「ストレス・疲労が溜まっているときに気分転換として」(4.7%)が続きました。

料理誌、ネット、料理番組など、メディアから家庭料理のレパートリーを広げる

さて、こうした「こだわり料理」のレシピを皆さんはどこで入手、または覚えたのでしょうか。最も回答が多かったのは「料理本(レシピ本)」(28.7%)でした。「雑誌などで美味しそうなレシピをみたとき」(女性40代)など、料理雑誌やレシピ本を手本に作るという声。さらに「ネットで美味しそうなレシピや作れそうなものを見つけると、やる気になる」(女性30代)など、2位「インターネット(レシピサイトやブログ)」(28.6%)、3位にも「テレビ料理番組」(26.5%)が挙げられ、メディアが家庭料理のレパートリーの幅を大きく広げていることがうかがえます。

■「こだわり料理」のレシピはどこから?

1 料理本(レシピ本) 28.7%
2 インターネット(レシピサイトやブログ) 28.6%
3 テレビ料理番組 26.5%
4 祖母、母など家族から教わった 18.0%
5 完全なオリジナル料理 15.2%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

また意外に多かったのは5位の「完全なオリジナル料理」(15.2%)でした。「あり合わせのもので、自分の舌で味付けしたり、色んな調味料を混ぜてみたり、オリジナル作りにハマっている」(女性50代)、「『豆腐ぐちゃぐちゃご飯』(私の勝手な命名)はフライパンに豚肉と玉ねぎを炒めて、さらに豆腐をぐちゃぐちゃ崩しながら入れ、塩こしょう・コンソメのスープの素を入れて〜完成。それをご飯の上にのせ食べると、はまる」(女性30代)など、自分の感性を信じて思うがまま料理をするという声。さらに「お菓子の本3冊のいいとこどりで、自分のレシピを作りました」(女性40代)など、料理レシピを基本としながらも、自分流のアレンジを加えるという人も少なくなく、新しい料理の発見を楽しんでいる様子がうかがえます。

サイドメニューの定番は、子どもにも安心して食べさせられる「手作りお菓子」

■こだわりの「手作りの一品」は?

1 お菓子 17.2%
2 漬物 15.2%
3 漬け込み果実酒 11.0%
4 梅干し 6.7%
5 らっきょう 4.4%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

ここまで「こだわりの料理」についてお話を聞いてきましたが、メインディッシュほか、サイドメニューなどでこだわっている「手作りの一品」とは一体何でしょうか。最も回答が多かったのは「お菓子(ケーキやクッキー、和菓子など)」(17.2%)でした。「炊飯器でホットケーキミックスを使った簡単なケーキ作りにハマっている。入れるものは紅茶の葉、りんご、バナナなんでも合う」(女性20代)、「夫はチョコ、ナッツ類、子どもは生クリームがダメなので、探すより作った方が安いし早い。私は和菓子が大好きなため、アンコを大量に煮たら意外に簡単でいつの間にかレパートリーとなった」(女性40代)など、無添加でカロリーコントロールができ、子どもにも安心して食べさせられるおやつとして「手作りお菓子」を定番としているご家庭が目立ちました。

青梅の旬を迎える梅雨時は、家庭での「梅酒」「梅干し」づくりも盛んに

次に回答が目立ったのは「漬物(糠漬けや麹漬け、塩漬けなど)」(15.2%)でした。「自分の畑で野菜がたくさんとれるので、よく漬け物にしている」(女性50代)など、食卓の箸休めに「自家製漬け物」が欠かせないという声が多数寄せられました。さらに「酢と砂糖と食紅を入れて酢漬けを作る。家庭料理は毎回味が違うからいい」(女性30代)など、その都度、出来の良し悪しが違うのも「家庭の味」ならではの魅力と言えそうです。続いて3位は「漬け込み果実酒(梅酒、あんず酒)」(11.0%)。「梅の木がたくさんあるので、この時期、梅酒は毎年10リットル以上漬けている。でも、ほんの数か月でなくなってしまう」(女性40代)、「実家から分けてもらったウコンでウコン酒を作った。食前酒として休日の夜には欠かせません」(女性30代)など、食前酒として自家製果実酒が食卓に並ぶという声。「梅干は母直伝の物が美味しい。添加物も入ってないし」(女性40代)など、同様4位にも「梅干し」(6.7%)が挙げられ、青梅の最盛期を迎えるこの時期、「梅酒」「梅干し」づくりに精を出すご家庭も少なくないようです。


今回は「内食」に注目が高まる中で、自宅で食事を作る「こだわりの料理」をテーマに皆さんのご意見を聞いてきました。「(料理が)大好き」(12.2%)、「まあまあ好き」(51.3%)という声は全体の6割以上を占め、嫌々というよりも、むしろ料理を趣味や特技として楽しんでいる人が大変多いようです。さらに一般的に料理とは無縁と思われがちである男性陣の「料理好き」も全体の半数以上を数え、休日に台所に立つ男性の姿が決して珍しくなくなったことがうかがえます。また今回のアンケート結果から、「こだわり料理」に関するポイントは大きく2つに分かれていることが明らかとなりました。一つはたまの休日に「じっくりと時間をかけて作る料理」、もう一つは忙しい生活の中で「時間をかけずに作る料理」でした。一見相反する料理のようにも感じられますが、忙しく、常にストレスを抱える現代人にとっては、コトコトと煮物をする心の余裕も、アイデアと工夫で素早く調理をこなす効率の良さも必要であることがうかがえます。いわば、「こだわり料理」とは、決して贅沢な食事というわけではなく、私たち現代人が上手にこの世の中を生き抜くための「術」のようなものと言えそうです。心に余裕のないときこそ、家族や友だちを誘ってホームパーティを催すなど「食」を楽しむことがとても大切なのかもしれません。


最後に皆さんから寄せられた「こだわりのレシピ」の中から、いくつかをピックアップしてご紹介します。


■我が家のこだわりレシピ

殻付きエビの炒め物
  • 「殻付きの大きめのエビをにんにく、バジル、料理酒、市販のキムチ鍋の素で炒める。中華のようなイタリアンのような味わいで、ピリッと辛く、ビールに良く合う」(女性40代)
鶏肉の山椒煮
  • 「定番は『鶏肉の山椒煮』。もも肉の表裏を焼いて脂を落としてから、多めの梅酒か白ワインと少量の醤油、冷凍常備してある生山椒の実を入れて煮切ったもの。これは酒の肴にもなるし、ご飯のおかずにも美味しくて、気が向いたときに大鍋でたくさん作って冷凍している。自然解凍してスライスしてそのままでも美味しいし、温めてご飯の上に盛り付けても美味」(女性50代)
ラム肉のリエット
  • 「ラムをローリエとともに一晩赤ワインに漬ける。鍋に入れ、塩・胡椒とともに汁気がほとんどなくなるまで煮る。荒熱が取れたら、フードプロセッサーにかけ、冷蔵庫で冷やす。バゲットにつけて食べる」(女性30代)
烏賊飯
  • 「するめ烏賊を使った烏賊飯。もち米にイカ墨や調味料を加えたもの、もち米をピラフ仕立てにしたものを2種類作って烏賊に詰めて蒸す」(男性50代)
カリカリ枝豆
  • 「居酒屋にあるような、カリカリ枝豆を自分なりに作っている。まず娘に枝豆の皮を取ってもらい、焼売の皮の中に入れて油で揚げるだけ。簡単で子供たちも喜んで食べた。余った皮でチーズを、これも定番」(女性30代)
鶏肉の中国風紅茶煮
  • 「鶏肉とゆで卵を醤油と砂糖で味付けし、鶏ガラスープに紅茶と八角を入れて煮るだけ。好みでネギや蒟蒻などを追加する事も。醤油を多めに入れるのが我が家流でご飯にもお酒にも合う。残った煮汁で翌日にジャガイモなどの根菜を煮しめることも」(男性40代)
さくさくスコーン
  • 「私の得意レシピは、さくさくのスコーン。バターと、小麦粉と、砂糖とベーキングパウダー、牛乳だけでつくるのですが、自分でもびっくりするくらい美味しくて、家族にも、友人たちにも、主人の会社の同僚にも、とっても好評!」(女性30代)
柚子酒
  • 「昨年、柚子を沢山もらって柚子酒をつけた。結構手間はかかりましたが、蜂蜜と砂糖を半々で漬けてみたら、今まで飲んだ中で一番自分の好きな味になった。本当に美味しかった」(女性60代)
泉州の水茄子
  • 「泉州の水茄子の一品を。ナスをピーラーで全部皮を剥き、たて半分に切って蒸し器で10〜12分位蒸し、冷蔵庫で冷やす。別の容器に溶き辛子、酢、砂糖、醤油少しそれを冷やした茄子にかけて食べる。スフレみたいに茄子が美味しい!」(女性50代)
塩鮭の珍味
  • 「塩鮭のアラやハラスを一口大に切り、酢、砂糖、わさびで漬け込む。数日後から食べられ、1週間から10日くらいになったときが美味」(女性30代)