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家飲みしていますか?

先日、毎アンでは「こだわりの料理」をテーマに、皆さんのアイデアやレシピを見てきました。このように家での食事を楽しもうという傾向が見受けられる昨今、自宅でのお酒を飲む「家飲み」にも注目が集まっています。そこで今回は、ここ最近の飲酒スタイルの変化や、自宅におけるお酒の楽しみ方について聞きました。さて「家飲み」ならではの魅力とは一体どんな点にあるのでしょう。

半数以上が「週4回以上」の頻度で家飲み

「家飲み」の頻度は?

SA(単回答)

まず、「家飲み」の頻度はどのくらいでしょうか。「結婚して以来35年間、毎晩晩酌を欠かしたことはありません」(男性60代)など、「ほぼ毎日」と回答した人が最も多く39.1%。さらに「水曜日と日曜日は休肝日、それ以外は毎日家で飲む」(男性40代)など、「週4〜5回」という声も15.8%を数え、全体の54.9%の人が少なくとも「週4回以上」の頻度で「家飲み」をしている様子が明らかとなりました。性別で「ほぼ毎日」「週4〜5回」という声を見てみると男性は61.8%。一方、女性も半数近い47.2%を占め、かつて晩酌といえば男性のイメージが一見強いものの、昨今では女性の「家飲み派」が多いことがうかがえます。


世代別ではいかがでしょうか。「ほぼ毎日」「週4〜5回」という声は20代で30.6%と低調であったものの、30代で45.0%、40代で53.8%と徐々に増加。さらに60代以上ではピークの71.4%に達し、世代とともに「家飲み」の頻度が高まる傾向が見受けられました。

家飲みは「ひとり酒」、さらに夫婦・親・子どもなど「家族」中心

■「家飲み」は誰とする?

1 一人で 51.5%
2 夫婦で 50.3%
3 親と 9.7%
4 子どもと 6.8%
5 友だちと 5.4%

MA(複数回答)/「飲まない」と
答えた人を除く(n=4763人)

8割以上の人びとが少なくとも「週1回以上」の頻度で「家飲み」をしていることが判明しましたが、では皆さんは誰と一緒にお酒を酌み交わしているのでしょうか。最も回答が多かったのは「一人で」(51.5%)でした。「家族は飲まないので夕食時に一人でおかずを肴にチビチビやっている」(男性40代)など、「家飲み=ひとり酒」という声が目立ち、人とのコミュニケーションを重視する「外飲み」とは飲酒スタイルが異なっているようです。


2位は「夫婦で」(50.3%)。「家内と二人で晩酌を楽しんでいる。家内がお酒に合った料理を作るので楽しい」(男性70代)、「主人が帰って来て子どもが寝た後、二人でビールを飲む」(女性30代)など、夫婦水いらずの晩酌を楽しむという声。「父がほぼ毎日飲むので、私も付き合っている」(女性40代)など、同様3位に「親と」(9.7%)、4位にも「子どもと」(6.8%)が挙げられ、「家飲み」が家族円満に一役買っていることがうかがえます。自由回答の中には「平日は一人で、土日祝は実家で親父と家飲みしている」(男性40代)など、平日、休日でメンバーが変わるという声も寄せられました。

6割近くが「月5,000円未満」で家飲み代をやりくり

では1ヶ月間の「家飲み代」はだいたい幾らぐらいでしょうか。「350mlのビール、または発泡酒を1日1本〜2本程度。週3回ほど飲むので1週間で5本位、1ヶ月で20本位飲む。よって月間の飲み代は4,000〜5,000円位」(女性40代)など、最も回答が多かったのは「4,000〜5,000円未満」(18.0%)。次に「スーパーで安売りしている時もあるので1,000〜3,000円ぐらい」(女性30代)など、「2,000〜3,000円未満」(15.6%)、「1,000〜2,000円未満」(12.8%)、「1,000円未満」(12.2%)が続き、全体の6割近くが「5,000円未満」に集中。「主婦で家計を預かっているからお酒代はうまく捻出している」(女性40代)など、景気等の影響から財布の紐が堅くなる中で、「家飲み代」を上手にやりくりする各ご家庭の姿が垣間見られました。その一方、「週に4〜5回、ワイン中心に楽しんでいる。お酒代はワインの値段によりバラがありますが、20,000〜50,000円位」(女性30代)など、「20,000円以上」(3.4%)の酒代を出費する人もいました。

1ヶ月の「家飲み代」は?

MA(複数回答)/「飲まない」と答えた人を除く(n=4763人)

家では「缶アルコール飲料」が主流− 手をかけず、そのまま飲めるので

次に「家飲み」でよく飲むお酒の種類を見ていきましょう。堂々の人気ナンバーワンは「缶ビール」(65.0%)でした。「家では缶ビール、外では生ビール」(男性60代)、「毎週1週間分をまとめ買い。発泡酒と新ジャンルを1箱ずつ」(女性30代)など、冷えた缶ビールを冷蔵庫に常備しているという声。さらに「新ジャンルが主流でビールの後に缶チューハイ・・・」(男性40代)など、同様2位に「缶の発泡酒・新ジャンル」(59.6%)、3位にも「缶チューハイ・サワー」(40.5%)が挙げられ、「家飲み」は何も手をかけることなくそのまま飲める「缶アルコール飲料」が主流となっていることがうかがえます。中には「『外飲み』と『家飲み』ともに飲むお酒の種類に変化は無く、最初は瓶ビール、その後は焼酎の水割り・・・」(女性40代)など、どこであってもお酒の好みは曲げないというこだわり派もいました。

■「家飲み」でよく飲むお酒

1 缶ビール 65.0%
2 缶の発泡酒 ・新ジャンル 59.6%
3 缶チューハイ ・サワー 40.5%
4 ワイン 35.8%
5 焼酎 35.0%
6 日本酒 20.3%
7 ウイスキー 14.5%
8 ハイボール 13.1%
9 手作りチューハイ・サワー 11.5%
10 自家製果実酒(梅酒など) 9.6%

MA(複数回答)/「飲まない」と
答えた人を除く(n=4763人)

特別感、非日常性を演出するときには「家ワイン」

続いて回答が多かったのは「ワイン」(35.8%)。「ワインのときはピザにしたり、カナッペも美味しい」(女性50代)など、洋食のときはワインを飲む機会が多いという声。さらに「ウイークデーはビールや発泡酒、週末はワインが多い」(女性40代)、「記念日の時はワインやシャンパンを飲む」(女性30代)など、特別感、非日常性を演出するお酒として「ワイン」を支持する人が目立ちました。


そのほか、「家飲み」ならではの回答として多かったのは8位の「ハイボール(ウイスキー+炭酸)」(13.1%)、9位の「手作りチューハイ・サワー(焼酎と割って)」(11.5%)でした。「ウイスキー+炭酸+レモン果汁のハイボールがメイン、何でも飲める」(男性50代)、「毎晩、焼酎をウーロン茶で割って飲んでいる」(男性40代)など、お酒を炭酸やジュース、お茶と割って自家製ハイやサワーを楽しんでいるという声。さらに「自家製梅酒をサイダー割りなどしている」(女性30代)など、10位にも「自家製果実酒(梅酒など)」(9.6%)が挙げられ、自分の好みに合わせて濃さや味を自由に調整できる「自家製ハイ・サワー」「自家製果実酒」は「家飲み」ならではの魅力の一つと言えそうです。

家飲みでは「つまみ=夕食のおかず」が基本!

日ごろ、どのようなシーンで「家飲み」をしているのでしょうか。最も回答が多かったのは「夕食のとき」(67.0%)でした。「妻が作る手料理をつっつきながら飲むと、安い酒でもとてもおいしい」(男性70代)など、「夕食のおかず」をつまみに一杯やるという声。さらに「旬の食材が手に入った時など、どういうものを作ったら美味しく頂けるのか。お料理とお酒との組み合わせやマリアージュを考えたりするのが楽しい」(女性40代)など、同様5位にも「おいしい食べもの、おつまみが手に入ったとき」(20.1%)が挙げられ、美味しい食事やつまみなど「食」が飲酒意欲をかき立てる要因となっていることがうかがえます。

■日ごろの「家飲み」シーンとして多いのは?

1 夕食のとき 67.0%
2 風呂あがりに 39.6%
3 家族、夫婦が一緒の団らんのとき 24.9%
4 次の日のことを考えなくて良い週末や休前日に 20.7%
5 おいしい食べもの、おつまみが手に入った時 20.1%
6 疲れたとき(ストレス解消したいとき) 13.8%
7 テレビやDVD(ビデオ)を観ながら 13.1%
8 帰宅後、真っ先に渇いた喉を潤したいとき 11.1%
9 睡眠を促進する寝酒に 9.7%
10 休日の昼間にゴロゴロしながら 5.5%

MA(複数回答)/「飲まない」と答えた人を除く(n=4763人)

「風呂上がり」「疲れたとき」など、家飲み=現代人のストレス解消法の一つ

2位は「風呂上がりに」(39.6%)。「風呂上がりに夫婦で縁側に座って、夕食前に飲むビールが一番美味しい」(男性50代)など、1日の汚れや、汗を洗い流した後の一杯が最高という声が目立ち、心身ともにリフレッシュされた至福の瞬間と言えそうです。「一週間の仕事、お疲れ様の気持ちを込めて金曜日に一人で飲む」(女性20代)など、同様4位に「次の日のことを考えなくて良い週末や休前日に」(20.7%)、10位にも「休日の昼間にゴロゴロしながら」(5.5%)が挙げられ、緊張から解き放たれた「寛ぎの時間」にほろ酔い気分を満喫するという声。さらに6位に「疲れたとき(ストレス解消したいとき)」(13.8%)、8位に「睡眠を促進する寝酒に」(9.7%)など、現代人のストレス解消法の一つとして「家飲み」が欠かせない存在となっていることがうかがえます。


そのほか、「やっぱり妻と娘と一緒に休日前の夕食時が楽しい」(男性50代)など、3位に「家族、夫婦が一緒の団らんのとき」(24.9%)、7位に「テレビやDVD(ビデオ)を観ながら」(13.1%)、8位に「帰宅後、真っ先に渇いた喉を潤したいとき」(11.1%)が挙げられました。

「パジャマ姿でも」など、周囲を気にせず、落ち着いて飲める心地良さ

ここまで「家飲み」の頻度やシーンなどを聞いてきましたが、では多くの人びとが支持する「家飲み」の魅力とはどのような点にあるのでしょうか。最も回答が多かったのは「リラックスできる、落ち着く」(42.3%)でした。「主人は家で飲むほうが落ち着くそう。仕事から帰りお風呂から上がると晩酌をはじめ、その日のおかずをつまみに時間を気にせず喋りながら飲み、食事を終えるのは最低でも3時間後ぐらい」(女性40代)など、周囲を気にせず、のんびりと飲める心地良さがあるという声。「人から強要されず自分のペースと量で飲める」(男性40代)など、同様3位に「自分のペースで飲める」(36.1%)、5位にも「服装や周りを気にする必要がない」(23.7%)が挙げられ、相手への遠慮や気遣い、人の目から「外飲み」ではリラックスできないと感じている人も意外に多いようです。中には「(家飲みなら)上半身裸でも、パジャマ姿でも飲める」(男性50代)という声も寄せられました。

■「家飲み」の魅力や利点は?

1 リラックスできる、落ち着く 42.3%
2 飲み代を気にせずに飲め、家計に優しい 37.5%
3 自分のペースで飲める 36.1%
4 夫婦や家族と一緒が楽しい(家族団らん) 35.5%
5 服装や周りを気にする必要がない 23.7%
6 帰りのことを考えずにダラダラ飲める 21.5%
7 好きなつまみや料理が食べられる 20.7%
8 外では1人は寂しいが、家なら1人が心地よい 19.8%
9 さほどお酒の量が飲めないので「家飲み」がちょうど良い 15.8%
10 酔っぱらってだらしなくなっても安心 15.4%

MA(複数回答)/「飲まない」と答えた人を除く(n=4763人)

家計に優しく、「家飲み」を通じて親子、夫婦のコミュニケーションを手軽にはぐくむ

続いて回答が目立ったのは「飲み代を気にせず飲め、家計に優しい」(37.5%)。「家飲みではシェイカーを振って自らカクテルを作る。小洒落た店で飲めば1杯1,000円以上取られそうなものでも、かなり安く作れてみんなで楽しめる」(女性20代)など、財布の中身を気にせずに飲めて安心という声。自由回答の中には「外飲みは飲み代の支払いのほか、代行やタクシー料金もかかる。家飲みなら、その分をおつまみやビール代に出来るので・・・」(女性40代)など、「家飲み」は「外飲み」よりもリッチにお酒を楽しめるという声も寄せられました。


また見逃せないのが、4位の「夫婦や家族と一緒が楽しい(家族団らん)」(35.5%)です。「息子夫婦が月2回来るので、家族団らんとして家飲みする」(男性60代)など、お酒を通じて親子、夫婦など家族間のコミュニケーションが促進されているようです。その反面、8位には「外では1人は寂しいが、家なら1人が心地良い」(19.8%)。「主人に帰りが遅いので、平日は1人でワインや梅酒を飲むことが多い」(女性50代)など、「外飲み」は同僚や友人との人付き合いが中心であるのに対し、「家飲み」は家族や自分を中心としたごくプライベートなものであることがうかがえます。そのほか、6位に「帰りのことを考えずにダラダラ飲める」(21.5%)、7位に「好きなつまみや料理が食べられる」(20.7%)が挙げられました。


今回は「家飲み」をテーマに皆さんのご意見を聞いてきました。「(家飲み頻度は)ほぼ毎日」「週4〜5回」という声が全体の半数以上を占め、「家飲み」が日常化しているご家庭が多いことが明らかとなりました。「外飲み=友だち、または同僚中心の場」であるのに対し、「家飲み=自分または家族中心の場」と言え、「外飲み」と「家飲み」ではその役割に大きな違いがあるように感じます。さて昨年同様に猛暑が予想される今夏は、暑気払いと称してお酒を楽しむ機会が例年以上に増えそうな気配を感じます。さらにリラックスした「家飲み」ではついつい量が進んでしまいがち。くれぐれも飲み過ぎにはご注意を。