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好きな色って?

猛暑のためファッションどころではなかった夏がようやく和らぎ、だんだんと彩り豊かな「秋のスタイル」を気にし始めている人もきっと多いのではないでしょうか。さて洋服に限らず、私たちの身近にはたくさんの色があります。その「色彩」の持つ力は時に私たちを癒したり、元気づけたり、はたまた嫌悪感を与えたりなど様々。そこで今回は「色彩」をテーマに皆さんのご意見を聞きました。

好きな色のナンバーワンは「青」−「空」「海」など「地球」をイメージ
さらに「水色」「紺」など、藍染めに象徴されるジャパンブルーに人気集中

■好きな色は?

1 14.9%
2 みどり 10.6%
3 オレンジ 10.2%
4 ピンク 9.5%
5 8.0%
6 7.7%
7 6.5%
8 水色 6.1%
9 5.5%
10 5.1%

SA(単回答)

まず、皆さんの「好きな色」とは一体何色でしょうか。最も回答が多かったのは「青」(14.9%)でした。「青は空と海の色だから」(男性20代)など、「空の色」「海の色」「空気の色」等々、青に「生命」「地球」をイメージするという声。さらに「青は新鮮なイメージ」(男性40代)、「爽やかな感じ」(女性50代)という声も目立ち、「透明感」「清涼感」のある心地良い色として高い人気を誇っていることがうかがえます。同様8位に「水色」(6.1%)、10位にも「紺」(5.1%)が挙げられ、人気ベスト10には「青系統の色」が多数寄せられました。かつて、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が日本人の藍染めの着物を見て「ブルーに満ちた国」と表現したと言われていますが、現代でも日本人に最も愛される色として根付いていることがうかがえます。

「みどり」「オレンジ」「ピンク」など、ストレスを解消する「ビタミンカラー」にも高い支持

次に人気の2位は「みどり」(10.6%)。「森の中にいるようで癒される」(男性40代)など、自然の象徴である「みどり」に安心する、癒されるという声。「明るい気持ちになれるので」(女性20代)など、同様3位に「オレンジ」(10.2%)、4位に「ピンク」(9.5%)、9位にも「黄」(5.5%)が挙げられ、気分が落ち込んだとき、イライラが募っているときなど、現代人のストレスを解消して自然とエネルギーが湧いてくる「ビタミンカラー」に高い支持が寄せられました。そのほか、「情熱の赤」(男性30代)など、5位に「赤」(8.0%)、6位に「黒」(7.7%)、7位に「白」(6.5%)が続きました。


性別ではいかがでしょうか。男性回答では総合トップ同様に「青」(男性=20.2%、女性=8.9%)、さらに2位に「みどり」(男性=13.3%、女性=7.5%)。「青い物を見たり、服を着たりするとリラックスできて落ち着く」(男性30代)など、男性は静寂を求める「寒色系」に人気が集中。反面、女性のトップは「ピンク」(男性=2.5%、女性=17.5%)、2位に「オレンジ」(男性=7.2%、女性=13.6%)が続きました。「女の子らしさを保てる色だと思う」(女性30代)など、「暖色系」は柔らかさや優しさをイメージさせ、「女性らしさ」を引き出す色として好まれていることがうかがえます。

■男性:好きな色

1 20.2%
2 みどり 13.3%
3 8.1%
4 7.9%
5 オレンジ 7.2%
5 7.2%

SA(単回答)/n=405

■女性:好きな色

1 ピンク 17.5%
2 オレンジ 13.6%
3 8.9%
4 7.8%
5 みどり 7.5%
5 7.5%

SA(単回答)/n=360

全体の半数近くの人びとが「嫌いな色はない」と回答

「嫌いな色」はある?

SA(単回答)

一方、皆さんは「嫌いな色」があるのでしょうか。「ある色が映える為には、全ての色が欠かせない。だから、どの色も好き」(男性40代)など、「嫌いな色はない」という声は全体の49.2%。「TPOや時と場合に応じた色合いがあるのでどの色も素敵だと思う」(女性20代)など、時と場所、服装やデザイン…等々、様々な要因でベストな色は違うため、取り立てて「嫌いな色はない」という声が多数寄せられました。いわば、「適材適所」ならぬ「適色適所」で、柔軟に色彩選びをしている人が多いことがうかがえます。

嫌いな色のトップは「むらさき」−「高貴さ」と「下品さ」の二面性を持つ難しい色

■嫌いな色は?

1 むらさき 17.5%
2 ゴールド(金) 12.9%
3 ピンク 9.3%
4 9.0%
4 9.0%
6 グレー 8.7%
7 きみどり 6.4%
8 みどり 6.2%
9 5.9%
10 4.6%

SA(単回答)/n=389
「嫌いな色がない」と回答した人は除く

では残りの半数の方は、一体どんな色を嫌っているのでしょうか。トップは「むらさき」(17.5%)でした。「むらさき単色だとお寺とかのイメージがあって、昔から好きではありません」(女性40代)、「ちょっとケバイ感じがする」(女性30代)など、むらさきは「暗さ」と「派手さ」、「高貴さ」と「下品さ」といった相反するイメージを持つ色として捉えている人が大変多いようです。中には「庶民に紫は似合わない」(男性50代)など、宮中儀式の装束など神社、仏閣内に使用されることも多く、高貴、気品のある色として認識されている反面、一般的には使用が難しく、敬遠されやすい色となっていることがうかがえます。「ゴールドは、品がない感じで苦手」(男性40代)など、同様2位にも「ゴールド(金)」(12.9%)が挙げられ、「むらさき」「ゴールド(金)」ともにその着こなしや使い方で良くも悪くもなる「難しい色」と感じている人が多いようです。


次に3位は「好きな色」の上位にも挙げられた「ピンク」(9.3%)。「ピンクは派手で好きじゃない」(男性20代)、「ちゃらちゃらした感じがする」(女性50代)など、「ピンク」は個人によってイメージや感じ方に差が大きい色であることがうかがえます。さらに「茶系は寂しく感じるので好きになれない」(女性60代)など、4位に「茶」(9.0%)、「黒」(9.0%)が挙げられ、控えめなダーク系カラーを嫌う人もいました。

かわいい色のトップは「ピンク」−赤ちゃん、女の子をイメージ
「ピンク」「水色」など、原色に「白」が混ざると「かわいらしさ」が増す!?

■かわいいと思う色は?

1 ピンク 61.8%
2 オレンジ 8.8%
3 水色 5.5%
4 3.5%
5 3.0%
6 きみどり 2.4%
7 1.7%
8 みどり 0.9%
9 0.5%
10 0.4%

SA(単回答)

「好きな色」「嫌いな色」について聞いてきましたが、次に色彩の持つイメージをより具体的に見ていきましょう。まず、皆さんにとって「かわいい色」とは何色でしょうか。最も回答が多かったのは「ピンク」(61.8%)でした。「ピンクは幼児に似合う色で、かわいい女の子にぴったり」(男性80代)、「キティちゃんのピンクが、かわいい」(女性50代)など、赤ちゃんの肌の色や幼児向けのキャラクターはもちろんのこと、「女性の色」としてピンクが使われることも多く、「ピンク=かわいい、女の子、女性」というイメージが日本人の色彩感覚として定着していました。さらに「オレンジや黄色系は、元気な子どもを思い浮かべ、かわいい色だと思う」(女性50代)、「黄色はひよこのイメージ」(女性40代)など、2位に「オレンジ」(8.8%)、4位に「赤」(3.5%)、5位にも「黄」(3.0%)が挙げられ、「ピンク」「オレンジ」「赤」「黄」などの柔らかな暖色系に「かわいらしさ」を感じる人が大変多いことがうかがえます。


3位は「水色」(5.5%)。「水色のランドセルがとても可愛く思えるから。今の子は色が選べていいなぁ」(女性40代)など、「赤」と「白」を混ぜて生まれる「ピンク」同様に、「青」と「白」の中間色である「水色」にも高い支持が寄せられ、原色に「白」が混ざることで「かわいらしさ」が増す傾向が見受けられました。そのほか、「きみどりはエコを連想させるので」(女性30代)など、6位「きみどり」(2.4%)、7位「白」(1.7%)、8位「みどり」(0.9%)が続きました。

かっこいい色のトップは「黒」−男性の「大人らしさ」「イケメン度」を倍増させる

■かっこいい色は?

1 29.3%
2 シルバー(銀) 10.7%
3 7.7%
4 ゴールド(金) 7.6%
5 7.1%
6 むらさき 6.5%
7 6.3%
8 グレー 3.4%
9 2.9%
10 オレンジ 1.7%

SA(単回答)

次に「かっこいい色」とは何色でしょうか。最も回答が多かったのは「黒」(29.3%)でした。「黒は大人のイメージ」(女性40代)、「高級そうに見えてかっこいい」(男性50代)など、黒は「嫌いな色」の5位にランクインし負のイメージが強い反面、「大人らしさ」「高級さ」「上品さ」「重厚さ」をイメージさせる「かっこいい色」として高い支持を集めました。中には「かっこいいビジネスマンが着こなすスーツの色」(女性30代)、「イケメンと呼ばれる人は、たいてい黒を着ている」(女性50代)など、ピンクが女性の「かわいらしさ」を引き出す色とすれば、黒は男性の「かっこよさ」を倍増させる色と言えるかもしれません。「むらさきを嫌味なく着こなしている人はクールでかっこいい」(女性30代)など、同様6位に「むらさき」(6.5%)、8位にも「グレー」(3.4%)が挙げられ、「かっこいい色」は「嫌われる色」と背中合わせであることがうかがえます。

「シルバー(銀)」「ゴールド(金)」は、華やかさを持つ「キラキラ系のかっこいい色」

「かっこいい色」の2位は「シルバー(銀)」(10.7%)。「PCや携帯などメタリック系は仕事ができそう」(女性30代)、「車はシルバーのメタリックがかっこよい」(女性60代)など、「シルバー(銀)」は「品の良さ」「シャープさ」「洗練」といった都会的スタイリッシュなイメージが強く、グレー系の「かっこよさ」と白い輝きの「華やか」を兼ね備えた色。さらに「ゴールドは小物でも引き立つし、身につけているとかっこよく見える」(女性20代)など、同様4位にも「ゴールド(金)」(7.6%)が挙げられ、「黒」「紺」などは「ダーク系のかっこいい色」であるのに対し、「シルバー(銀)」「ゴールド(金)」は「キラキラ系のかっこいい色」と言えそうです。

ベストマッチの組み合わせは「青−白」−空と砂浜、新幹線など爽やかイメージ

色は単体のほか、ファッションやインテリアなど色と色の組み合わせで印象が大きく異なります。さて、皆さんがベストマッチだと考える「色の組み合わせ」はどんなパターンでしょうか。最も回答が多かったのは「青−白」(6.3%)でした。「青い空と白い砂浜、海が好きだから」(女性40代)、「東海道・山陽新幹線の車両塗装など、この組み合わせがもっとも落ち着くし、速さを強調するにはベストな組み合わせ」(男性40代)など、決して派手さはないものの、「爽快感」「清潔感」「シンプルさ」を感じる心地の良い組み合わせとして一番人気。さらに「ジーンズにTシャツが、紺と白の組み合わせ。無難なところが良い」(男性50代)など、同様3位にも「紺−白」(5.8%)、7位にも「水色−白」(2.5%)挙げられ、「空」「海」「富士山」「藍染め」「日本代表ユニホーム(野球、サッカー)」など、「青系色(青、紺、藍、水色など)」と「白」の組み合わせは今や日本人のDNAに深く刻まれたパターンと言えるかもしれません。

■ベストマッチな色の組み合わせは?

1 青−白 6.3%
1 黒−白 6.3%
3 紺−白 5.8%
4 黒−赤 5.1%
5 赤−白 3.3%
6 黒−グレー 3.1%
7 水色−白 2.5%
7 黒−シルバー(銀) 2.5%
9 オレンジ−みどり 2.0%
9 ピンク−白 2.0%

SA(単回答)

「黒−白」「赤−白」など、原色+「白」の組み合わせで鮮やかさ倍増

「青―白」と同じくトップは「黒−白」(6.3%)。「対象的な色ですが、この組み合わせの服装なら間違いはない。どちらの色も引き立たせてくれる」(女性20代)、「スタイルもよく見えてかっこいい。飽きがこないところも魅力」(女性60代)など、「黒一色」でも「白一色」でも難しいものの、黒に白をアクセントに加えたり、白に黒を取り入れることで落ち着きとバランスが取れるという声。さらに「運動会・紅白歌合戦を感じたので」(男性40代)、「(日本の)国旗の色だから」(男性50代)など、5位に「赤―白」(3.3%)が挙げられ、ランキング上位には原色と「白」との組み合わせが目立ちました。「白」はキャンバスのようにどんな色でも合いますが、決して引き立て役ではなく、組み合わせた色とともに鮮やかさをより増幅させる存在と言えそうです。

「黒−赤」など、正反対の色の組み合わせは大胆かつ個性派

その一方、4位には「黒−赤」(5.1%)が挙げられ、「白」同様に「黒」の存在も見逃せません。「シックでありながら、主張があるメリハリのきいたコントラストが好き」(男性30代)、「赤いセーターに黒のタイトスカート、ウエストを白のバンドで引き締めればさまになる」(女性60代)など、「派手さと落ち着き」「静寂と喧噪」「興奮と冷静」等々、「赤」の持つアクティブなイメージを正反対の「黒」がしっかりと受け止め、一見難しい関係のように見えて、意外にバランスが取れた相性の良さを感じさせます。「赤−白」と「黒―赤」では同じ赤でありながらも、その印象は大きく異なり、無彩色である「黒」「白」の影響を強く受けていることがうかがえます。さらに「黒の中にほんの少し赤が入っていると心を掻き立てられる」(女性40代)など、どちらの色がどの程度占有するかという比率も大事な要素と言えそうです。


そのほか、「『きみどり』と『みどり』、ブラジルカラーっぽくて、ベストマッチだと思う」(男性50代)、「『オレンジ』と『青』、アルビレックス新潟のチームカラーだから」(男性30代)など、国旗やスポーツチームのユニホームの色の組み合わせを挙げる声。さらに「『黒』と『みどり』、茶道での楽茶碗と抹茶の色の組み合わせ、とても素敵だと思う」(女性40代)、「『青』と「黄」、ライトブルーの空に向かって伸びる黄色いひまわり」(男性50代)など、日ごろの生活の中でふと目にした絶妙な配色にドキッとしたり、感動したという声も寄せられました。

最も幸せを感じる色は「ピンク」−薔薇やハートをイメージする人も

■幸せを感じる色は?

1 ピンク 19.5%
2 オレンジ 17.9%
3 10.1%
4 みどり 9.3%
5 水色 7.5%
6 6.0%
7 4.2%
8 ゴールド(金) 4.1%
9 きみどり 3.3%
10 3.1%

SA(単回答)

最後に「幸せを感じる色」とは何色でしょうか。堂々のナンバーワンは「ピンク」(19.5%)でした。「私の考える幸せは家族全員が健康で仲が良いこと。そういうほんわりしたムードには『薄いピンク』の柔らかいイメージが浮かぶ」(女性40代)、「幸せのイメージは常に薔薇が咲いていられるような環境」(女性50代)など、ショッキングピンクというよりも、ベビーピンク、ローズピンクと言われる「薄いピンク」に温かで柔らかな幸せを感じるという声。中には「ラブラブや幸せな時にハートのピンク」(女性30代)など、「幸せのかたち=ピンクのハート」を想起する人も少なくありませんでした。


2位は「オレンジ」(17.9%)。「太陽の色。朝、東から太陽が昇る時のオレンジ」(男性60代)、「地中海のリゾートを思い浮かぶ。健康的で明るく、オレンジのように弾けそう」(女性40代)など、ピンクが疲れやストレスを癒す「安らぎの色」であるならば、オレンジはエネルギーや元気が溢れる「力強さを感じる色」と言えるかもしれません。さらに「幸せの黄色いハンカチにちなんで」(男性60代)など、同様3位に「黄」(10.1%)、10位にも「赤」(3.1%)が挙げられ、「ピンク」「オレンジ」「黄」「赤」など、温度を感じる「暖色系」に幸せを思い描く人が大変多いことがうかがえます。

自然、平和のシンボリックである「みどり」に幸せ感をイメージ

次に5位は「みどり」(9.3%)。「畑仕事をしていると、みどりを見るだけで落ち着く」(男性50代)、「緑色は春というか明るさをイメージする」(女性50代)など、「自然」「草原」「新緑」「エコ」をイメージするという声。「青春時代に繋がる春の若葉の色」(男性50代)など、同様9位にも「きみどり」(3.3%)が挙げられ、平和や自然を意識させるシンボリックな色として広く浸透していることがうかがえます。以下、5位に「水色」(7.5%)、6位に「白」(6.0%)、7位に「青」(4.2%)が続きました。


今回は「芸術の秋」「ファッションの秋」にちなみ、「色彩」をテーマに皆さんのご意見を聞いてきました。まず、「かわいいと感じる色」を聞いてみたところ、「ピンク」(61.8%)、「オレンジ」(8.8%)など暖色系が上位を占めましたが、このイメージは「幸せを感じる色」ともほぼ重なります。つまり、色彩イメージから考えれば、「かわいい=幸せ」と捉えることもできます。昨今、若い女性たちが「かわいい」という言葉をよく使いますが、これは「小さな幸せ」を感じた瞬間に自然と口から飛び出す表現と言えるかもしれません。また「嫌いな色」では「むらさき」「ゴールド(金)」「黒」が上位に挙げられましたが、その一方で「かっこいいと感じる色」として「黒」「むらさき」「ゴールド(金)」を支持する声も目立ち、「かっこいい」と「嫌い」は意外にも背中合わせの近しいイメージであることが明らかとなりました。こうした色に対するイメージは、国、地域性、民族性、文化、教育など様々な環境や要因によって、私たちの心理に働きかけてくるものは大きく異なるように感じます。今回の調査で一番好きな色として挙げられた「青」も海に囲まれた日本の地理的な要因や、日本伝統の「藍染め」などが強く影響を与えているものと考えられます。いわば、色彩嗜好や色彩感覚は環境(国)が育んだ個性であり、自分が帰属するアイデンティティーの表れなのかもしれません。グローバル化が加速する中で、色彩嗜好や色彩感覚がどのように変化をしていくのかは分かりませんが、今後も、毎アンで継続的に考えていきたいと思います。