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毎週アンケート 生活の中のちょっとしたことや、旬な話題をタイムリーに調査!

あたりまえに、暮らしていこう。

2011年がスタートして早くも半分以上が過ぎました。上半期には、東日本大震災の発生という、歴史の中でも大きな局面に直面し、これからの日本をどうしていかなければならないのか、私たちは真剣に考えなければならない時期に来ています。そこで今回は、2011年1月〜6月分までの「毎週アンケート」を振り返り、見えてきた日本人の価値観やキーワードを改めて考えてみたいと思います。

ウサギのように飛躍するか!?今後の日本を占う大事な年


2011年を漢字一文字で表すと「迷」の年!?−政局は五里霧中が続く

■「2011年の日本」を
漢字一文字で占うと?

1 6.8%
2 4.7%
3 4.6%
4 4.4%
4 4.4%
6 4.2%
7 2.3%
8 2.2%
9 1.9%
10 1.5%
10 1.5%
10 1.5%

SA(単回答)/n=909

まず、年始めに実施したアンケートテーマ「2011年、今年の日本を漢字一文字で表すと?」(1月5日〜1月11日)では、今年を占う漢字のトップとして「迷」(6.8%)が挙げられました。「国内の政治や経済の進展がとても望めそうもない」(男性40代)など、国民の期待が高かった民主党新政権が誕生して一年を経たものの、いざ蓋を開けてみれば、良くなるはずが以前にも増して状況は深刻化するばかりという厳しい声。特に基地移設を巡るアメリカとの交渉、国家財政の建て直しなど結論が先送りにされた問題が多々山積し、2011年の日本は「迷走」「混迷」に陥るのではないかという予想が大方を占めました。一方、2位に「昇」(4.7%)、6位に「跳」(4.2%)、7位にも「動」(2.3%)、13位に「飛」(1.4%)が続き、景気の「底打ち」から、「上昇」「飛翔」などプラス方向への反転に期待する声も目立ちました。その後、東日本大震災が発生、さらに福島第一原発事故。景気回復対策、雇用問題、子育て支援、年金対策どころか、政局の混乱で遅々として進まない復興対策に苛立ちを覚える人が増えているように感じます。まさに年始に皆さんが予想した「迷」の字の通り、現在の日本の状況は五里霧中と言えそうです。果たして卯年の今年、最後の最後にウサギのごとく高く飛び上がることは出来るのでしょうか。


「不況」「健康志向」「内食化」で広がる、
健康な暮らし&小さな幸せ


低迷する社会環境で男性は「仕事」、女性は「料理」に目覚める!

不況、就職難と言われる厳しい社会環境が続く中で、心機一転、気持ちを入れ替えて「今年中に何か始めたい」という人も少なくないようです。アンケートテーマ「今年、始めた事、始めたい事」(2011年1月12日〜1月18日)によれば、男性回答で3位に「パソコン・インターネット関連」(男性=12.0%)、5位に「簿記・宅建など、ビジネススクール」(男性=6.2%)が挙げられ、景気低迷が影響しているせいか、仕事のスキルアップを目指して資格取得や技術習得を目指す男性が増えていることがうかがえます。一方、女性回答のトップは「料理・お菓子・パンづくり・蕎麦打ちなど」(女性=21.1%)でした。「手のかかるもてなし料理、本格的なパン作りなどを勉強したい」(女性40代)など、料理下手の克服から、本格料理を一から学びたいという声。中には「外食はお金がかかるのでホームパーティをしたい」(女性30代)など、財布の紐の引き締めに伴う内食需要や食の安全性に対する興味を理由に、家庭料理のレベルアップを「料理教室」で目指す女性が目立ちました。

■男性:今年始めたい事

1 スポーツジム・水泳 15.9%
2 英語 13.6%
3 パソコン・
インターネット関連
12.0%
4 テニス・ゴルフ 6.9%
5 簿記・宅建など、
ビジネススクール
6.2%

MA(複数回答)/n=1652

■女性:今年始めたい事

1 料理・お菓子・
パンづくり・
蕎麦打ちなど
21.1%
2 ヨガ・ピラティス 19.5%
3 スポーツジム・水泳 17.1%
4 英語 15.9%
5 書道・ペン字 11.2%

MA(複数回答)/n=1874


朝食に求めるのは「味」よりも、栄養&スピードなどの「合理性」

「料理教室」人気からも明らかなように、「食」に対する関心が広がりをみせています。まず、「一日の健康のバロメーター」と言われる「朝食」についてみていきましょう。アンケートテーマ「朝食を食べていますか?」(2011年5月18日〜5月24日)によれば、「(朝食を)ほぼ毎日食べている」と回答した人は84.0%。さらに「ときどき食べる」という声も5.6%を数え、思った以上に「朝食」をしっかり食べている人が多いことが明らかとなりました。中には「『朝食』を食べるようになってから、風邪をひかなくなった」(男性40代)など、朝食が健康維持や増進に一役買っているという声も寄せられました。朝食で重視する点は「とにかく腹に何か入れること」(31.9%)。「1日の活力になるし、頭の回転に影響してくるから」(女性30代)など、朝食は「味」よりも「空腹を満たすこと」に重きを置いているという声。さらに4位に「習慣化することで体のリズムをつくる」(25.1%)、8位にも「胃腸を働かせること」(11.4%)が挙げられ、一日のスタートである朝食は「胃」と「頭」に刺激を与え、「体のリズムを正常化」する作用を担っていることがうかがえます。3食の中でも特に「合理性」が求められる食事といえそうです。

■朝食で重視していることは?

1 とにかく腹に何か入れること 31.9%
2 栄養バランス 26.0%
3 時間を掛けずに食べられるもの 25.8%
4 習慣化することで体のリズムをつくる 25.1%
5 支度・調理に時間の掛からないもの 24.2%
6 十分なカロリー&エネルギーの確保 18.9%
7 水分の補給を心がける 15.4%
8 胃腸を働かせること 11.4%
9 食べ過ぎないこと 10.9%
10 眠気を覚ますこと 6.1%

MA(複数回答)/n=570

ストレス解消を兼ねて、休前日・休日に「こだわり料理」を作る

その一方、景気の動向や健康志向などの高まりから「内食化」が進み、単にお腹を満たすだけの食事に留まらず、食材、調味料、調理道具を選び、時間や手間を惜しまずに「こだわり料理」を作るご家庭も増えているといいます。では皆さんが「こだわり料理」を作るのは、一体どんなタイミングなのでしょうか。アンケートテーマ「あなたのこだわり料理教えて?」(2011年6月8日〜6月14日)によれば、最も回答が多かったのは「仕事のない休日」(31.3%)でした。「仕事のない、しかも予定もない休日はもっぱら料理をする」(女性20代)など、忙しない平日に作っている調理と、余裕のある休日に作る料理では「こだわりの度合い」に違いがあるという声。さらに8位にも「休前日の夜」(8.8%)が挙げられ、仕事やストレスから解放され、次の日のことを考えなくても良い「休前日・休日」は絶好の料理デーとなっていることがうかがえます。

■「こだわり料理」を作るタイミングは?

1 仕事のない休日 31.3%
2 特にタイミングはなく、気分が乗ったとき 26.1%
3 イベントや年中行事のとき 22.6%
4 新鮮または良い食材(肉・魚など)が手に入ったとき 17.2%
5 美味しそうな(食べてみたい)レシピに出会ったとき 16.0%
6 家族が揃うとき 15.1%
7 友だち、お客さんが遊びに来るとき 15.0%
8 休前日の夜 8.8%
9 良いお酒(高級ワイン、稀少性の高い焼酎など)が手に入ったとき 7.9%
10 ストレス・疲労が溜まっているときに気分転換として 4.7%

MA(複数回答)/n=748

相手への遠慮や気遣いなく飲める「家飲み」は、「外飲み」とは違う魅力

「こだわりの料理」とともに、お酒を自宅で「ほぼ毎日(飲む)」と回答した人は39.1%。続いて「週4〜5回」という声も15.8%を数え、全体の2人に一人が「週4回以上」の頻度で「家飲み」を楽しんでいることが明らかとなりました。アンケートテーマ「家飲みしていますか?」(2011年6月22日〜6月28日)によれば、「家飲み」の一番の魅力は「リラックスできる、落ち着く」(42.3%)。「主人は仕事から帰りお風呂から上がると晩酌をはじめ、おかずをつまみに時間を気にせず喋りながら飲む」(女性40代)など、周囲を気にせず、のんびりと飲める心地良さがあるという声。同様3位に「自分のペースで飲める」(36.1%)、5位にも「服装や周りを気にする必要がない」(23.7%)が挙げられ、相手への遠慮や気遣いの必要ない「家飲み」は、人とのコミュニケーションを重視する「外飲み」とはその役割に大きな違いがあることがうかがえます。

■「家飲み」の魅力や利点は?

1 リラックスできる、落ち着く 42.3%
2 飲み代を気にせずに飲め、家計に優しい 37.5%
3 自分のペースで飲める 36.1%
4 夫婦や家族と一緒が楽しい(家族団らん) 35.5%
5 服装や周りを気にする必要がない 23.7%
6 帰りのことを考えずにダラダラ飲める 21.5%
7 好きなつまみや料理が食べられる 20.7%
8 外では1人は寂しいが、家なら1人が心地よい 19.8%
9 さほどお酒の量が飲めないので「家飲み」がちょうど良い 15.8%
10 酔っぱらってだらしなくなっても安心 15.4%

MA(複数回答)/n=4763

「甘いもの」「晩酌」など、口から実感する「小さな幸せ」

一日の疲れやストレスを「家飲み」で解消する人が増えていますが、同様に日常生活の中で「小さな幸せを実感する瞬間」とは一体どんな時でしょうか。アンケートテーマ「あなたにとっての『小さな幸せ』」(2011年2月16日〜2月22日)によれば、最も回答が多かったのは「美味しいもの、甘いものなどを食べたとき」(54.9%)でした。「夫が仕事の帰りにコンビニスイーツを買ってきてくれる。それを寝る前に食べるのが私の癒し」(女性20代)など、「美味しいもの・甘いもの」で疲れやストレスが吹っ飛ぶという声。さらに「就寝前に夫婦でビールを飲むひととき」(男性50代)など、同様5位にも「晩酌をしているとき」(28.5%)が挙げられ、1日の終わりの一口、一杯が明日への活力へ結びついていることが明らかとなりました。

■日ごろの生活の中で「小さな幸せ(ささやかな幸せ)」を感じる瞬間

1 美味しいもの、甘いものなどを食べたとき 54.9%
2 お風呂にゆっくりと浸かったとき 36.7%
3 家族団らんを過ごしているとき 35.7%
4 布団に入って寝る瞬間に感じる 32.2%
5 晩酌をしているとき 28.5%
6 旅行やレジャーなどに出かけたとき 24.7%
7 家族や人から「ありがとう」「美味しかった」など
言葉をかけてもらったとき
19.1%
8 夫婦・恋人と会話をしているとき 16.7%
9 子ども(孫)と遊んでいるとき 15.4%
10 テレビやDVDなどを観ているとき 12.4%

MA(複数回答)/n=1090

家族レジャーの代名詞は「お花見」−今春は「浮かれ気分を自粛する」風潮も

さらに「小さな幸せ」を感じる瞬間として、3位に「家族団らんを過ごしているとき」(35.7%)、6位にも「旅行やレジャーなどに出かけたとき」(24.7%)が挙げられ、家族イベントを大事にするご家庭が多いことがうかがえます。なかでも春の訪れを愛でる「お花見」は、日本人にとっては、ひときわ思い入れの強い年中行事の一つと言えるのではないでしょうか。今春に実施したアンケートテーマ「この春、お花見へ行きますか?」(2011年2月23日〜3月1日)によれば、お花見スタイルで最も回答が多かったのは「今年は娘にお花見を初めてさせる。家族3人で散歩しながらゆっくりと楽しみたい」(女性30代)など、「歩きながら桜を鑑賞する『散歩派』」(57.6%)。さらに2位にも「昼間にお弁当持参の『ピクニック派』」(41.8%)が挙げられ、ポカポカ陽気の暖かな春の日差しを受けながら、お弁当を囲んで健康的に家族と過ごすという声が多数寄せられました。残念ながら、このアンケート調査を実施した僅か数日後に東日本大震災の大惨事に見舞われました。本来なら例年同様に全国各地で大きな賑わいを見せるところでしたが、「浮かれ気分を自粛する」風潮が広がり、今年の花見を見合わせたご家族がきっと多かったのではないでしょうか。

■あなたのお花見のタイプは?

1 歩きながら桜を観賞する「散歩派」 57.6%
2 昼間にお弁当持参の「ピクニック派」 41.8%
3 お酒を飲みながらの「宴会派」 27.5%
4 混雑を避けて楽しむ「穴場スポット派」 18.1%
5 ライトアップで艶やかな「夜桜派」 17.5%

MA(複数回答)/n=3394

「節約」も前向きモード シンプルを楽しもう


「(節約は)むしろ楽しい」など、生活を賢く仕分け楽しく節約

この夏は電力不足から「節電」が求められていますが、さて震災前、私たちの節約・節電に対する意識はどのようなものだったのでしょうか。今年初めに実施したアンケートテーマ「日ごろの生活の中で『節約』を意識していますか?」(2011年1月19日〜1月25日)によれば、「収入が減っているので、目の色を変えて節約している」(女性40代)など、「(節約を)強く意識している」(30.2%)、「まあまあ意識している」(61.0%)という声は全体の9割以上を占めました。とはいえ、この2年間で「強く意識している」という声を比較してみると、リーマンショック直後の2009年1月時に39.1%であった数値が、翌年2010年1月には37.5%、今年2011年1月には30.2%と徐々に意識が薄れ始めている状況がうかがえました。こうした背景には一時期の最悪な状況を脱し、徐々に企業が生産・販売、雇用面における立ち直りを感じ始めていることや、不況が長引くなかで「節約」生活が定着してきた事。さらには、「(節約は)大変苦しい」「まあまあ苦しい」が32.2%であったのに対し、「苦しいと思ったことがない」「むしろ楽しい」という声が43.1%を数えるなど、生活を賢く見直し、節約すらも楽しんで行っているご家庭が意外に多いことも判明しました。

「節約意識」の推移と「節約について」の感じ方

SA(単回答)/n=994

震災後に「節電」に対する意識は一昨年よりも約20%アップ

一方で、震災後に実施したアンケートテーマ「エコライフを教えて?」(2011年5月25日〜5月31日)によれば、普段の暮らしの中で皆さんが重視しているエコ対策の断然トップは「節電」(69.4%)。2010年に実施した調査データと比較してみたところ、「節電」に対する意識は昨年が51.5%であったものの、今回の震災後の調査では一気に69.4%まで急増し、「節電」意識が−昨年よりも約20%もアップしていることが明らかとなりました。こうした背景には震災後の原発事故に伴い、「電力不足が心配され、札幌に住んでいても無関心ではいられない」(男性50代)など、私たちが真剣に日本のエネルギー事情や問題を深く考え始めたことが挙げられます。

過去調査との比較-エコで重視していることは?

MA(複数回答)/n=1699


その結果、家庭料理一つでも「安くて簡単に、しかも美味しくできる方法なら何でも使っちゃう。例えば昆布茶。炊き込みご飯や煮物、だし汁などにはわざわざ昆布を使わなくても十分美味しくできる」(女性40代)など、光熱費や時間、手間を省いた「時短料理」に闘志を燃やす主婦もいました。現在、大幅な「節電対策」が企業や私たち個人に求められていますが、皮肉にもここ数年続いた不況の影響で「節約」に対する免疫力を養われてきたせいか、アイデアと工夫を凝らして「節電」を楽しみながら前向きに取り組む人びとの姿がうかがえます。


大切にしたいもの−それは「家族」、
そして自分を取り巻く小さなつながり


「バレンタインデー」「夏のご挨拶」は、「家族行事」として定着化

■女性:バレンタインデーは
誰と過ごす?

1 家族で 40.4%
2 夫婦・恋人と二人で 29.6%
3 一人で 4.2%
4 異性の友人も含めて
大勢で
2.0%
5 同性の友人と 1.3%

SA(単回答)/n=2082

今まで当たり前だと思っていた日常が、これほど幸せで愛おしいものだったと改めて実感することはありませんか。アンケートテーマ「どうする?今年のバレンタイン」(2011年1月26日〜2月1日)によれば、バレンタインデーに過ごす相手で最も多かったのは「家族(子どもを含め)で」(40.4%)。「娘と手作りチョコを作って息子とパパに渡す」(女性30代)など、娘から父親、母親から息子への親子間でプレゼントを贈るご家庭が大変多いようでした。いわば、バレンタインデーは恋人同士のイベントというよりも、むしろ子どもを含めた「家族行事」の一つとして定着していることがうかがえます。


■「夏のご挨拶」を誰に贈る?

1 両親 51.2%
2 兄弟・姉妹 30.5%
3 親戚 30.3%
4 友人 24.3%
5 上司 13.9%

MA(複数回答)/n=416

こうした傾向はバレンタインデーに限らず、お中元などのギフト市場でも同様です。アンケートテーマ「夏のご挨拶していますか?」(2011年6月15日〜6月21日)によれば、お中元を含めた夏のギフト件数はトータルで「2〜3件」に集中。贈り先のトップは「自分(義理)の両親」(51.2%)、2位に「自分(義理)の兄弟・姉妹」(30.5%)、3位にも「親戚」(30.3%)が挙げられ、ひと昔前までは「夏ギフト」といえば、仕事関連の付き合いがメインというイメージが強かったのですが、昨今では家族、親族間の季節の挨拶や、感謝の気持ちとして贈り合うものへと変化しているようです。バレンタインやお中元など、年数回ある年中行事を上手に利用し、家族の絆やコミュニケーションを育む機会としているご家庭が多いことがうかがえます。


「今、大切なもの=生きる糧」−震災経験で顕在化した「家族の絆」

震災後に実施したアンケートテーマ「今あなたが大切にしたいものはなんですか?」(2011年5月4日〜5月10日)によれば、大切にしたいもののトップに「家族(夫・子ども・妻)、家族の絆」(62.7%)。次に「命・健康・体力」(10.5%)、「人とのコミュニケーション」(9.2%)、「平凡な生活」(5.0%)が続き、「財産」「高額 商品」以上に「家族・友人」との繋がりや「健康な暮らし」など、日ごろ当たり前だと思っていた「何でもない日常」に改めて幸せを噛みしめている人が大変多いことが明らかとなりました。「今、大切なもの」とは、いわば「生きる糧」のような存在と言い換えることも出来るかもしれません。

■今、あなたが大切にしたいものとは?

1 家族(夫・子ども・妻)、家族の絆 62.7%
2 命・健康・体力 10.5%
3 恋人・友人・知人など、人とのコミュニケーション 9.2%
4 平凡な生活 5.0%
5 自由な時間・くつろぎ・趣味 4.9%

MA(複数回答)/n=3387



今回は上半期の「毎週アンケート」を振り返り、そこから見えてきた私たちの考え方や、キーワードのようなものを探ってきました。不況からの脱出を課題とされていた年始め、その後、東日本大震災と福島第一原発事故が発生。国内では景気対策どころか、復興対策さえ先がみえない状況が続いています。こうした厳しい社会環境が続く中で、上半期に実施したアンケートを振り返ると、人々が「あたりまえに、暮らしていくこと」を改めてかみしめている様子がうかがえました。つまり、家族や地域とのつながりを重視し、無駄を減らし、ささやかでも楽しく暮らしていく生活術を見出そうとしています。奇しくも年初の「今年一年を表す漢字」は「迷」が一位でしたが、今、私たちが悩み迷いながらも、あたりまえの暮らしを見直し積み上げていくことで、新しいステップが見つかっていくのかもしれません。卯年らしくピョンと幸せの方向へジャンプしたいものです。