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SNSに参加していますか?

総務省が発表した「平成23年度版 情報通信白書」によれば、インターネットの利用率は78.2%。自宅から外出先に至るまで、私たちの生活の中でインターネットは重要なツールとして欠かせないものになりつつあります。中でも友人、知人、あるいは共通の趣味や話題、出身地、出身学校など様々な共通点で、人と人との繋がりを構築する場として急速に利用者が拡大するSNSは、従来の人付き合いとは異なる、新しいコミュニケーションのカタチとして高い注目を集めています。そこで今回は「SNS」をテーマとし、利用しているSNSサービスや利用頻度、さらにはその魅力について皆さんのご意見を聞きました。

全体の3割が「SNSを利用している」と回答
「震災後に家族の安否確認のため、登録した」という声も

SNSに参加している?

SA(単回答)

まず現在、パソコンや携帯電話、スマートフォンなどを通じ、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を利用している人はどの位いるのでしょうか。「ママ友や地元友とのやりとりを中心に利用している」(女性30代)など、「現在、1つのSNSに利用している」と回答した人は13.0%。さらに「ミクシィは日本語、フェイスブックは英語、ツイッターは困った時の情報集めに使用している」(女性40代)など、「現在、複数のSNSに登録し利用している」という声も17.0%を数え、全体の3割の人びとが「SNS」を利用していることが明らかとなりました。中には「地震のとき連絡し合うことができなくて、今度、起こったらツイッターで安否確認しようと夫に勧められて始めた」(女性30代)など、東日本大震災時の教訓を生かしてSNSをスタートしたという人もいました。

「仕組み分からない」など、世代とともにSNSとの接点は希薄に…

その一方、「以前、登録していたが、現在は利用していない」(5.5%)、「存在は知っているが、登録はしていない」(57.4%)という声は全体の6割以上を占めました。主な理由は「テレビやネットで楽しいことよりも悪い話題のほうがよく取り上げられていて…」(女性30代)など、悪い噂が多く、漠然とした不安を感じているという声。「一度ミクシィに登録してみたが、どう進めていいかよく分からず一日も立たないうちに登録を取り消した」(女性40代)、「仕組みがよく分からないから」(女性30代)など、使い方がよく分からないという声も目立ち、今一歩、利用に踏み切れないていない人が意外に多いことがうかがえます。世代別で「以前、登録していたが、現在は利用していない」「存在は知っているが、登録はしていない」という声を見てみると、20代では半数以下であったものの、40代で64.7%、50代70.4%と徐々に増加。さらに60代ではピークの76.3%まで達し、世代とともにSNSとの接点が希薄になる傾向が見受けられました。

世代別:SNSに参加している?

SA(単回答)

人気ナンバーワンは「mixi(ミクシィ)」、海外版SNS「Facebook(フェイスブック)」が追随

全体の3割の人びとがSNSを利用していることが明らかとなりましたが、では、実際に皆さんはどんなSNSに参加しているのでしょうか。最も回答が多かったのは「mixi(ミクシィ)」(57.4%)でした。「ミクシィのコミュニティで、趣味の情報などを集めたくて参加。他の利用者とメッセージのやりとりをしている」(女性20代)、「自分からコメント発信することは少ないですが、時間を忘れるくらい見入っている」(女性30代)など、友人や共通の趣味を持つ人びとの間の「情報交換ツール」として活用しているという声が目立ち、ユーザー数2,000万人を超える日本最大のSNS「ミクシィ」に圧倒的な支持が寄せられました。

■現在、会員登録をして参加しているSNSは?

1 mixi(ミクシィ) 57.4%
2 Twitter(ツイッター) 48.6%
3 Facebook(フェイスブック) 31.5%
4 動画投稿型(YouTube、ニコニコ動画、Ustreamなど) 12.9%
5 アメーバブログ 11.3%
6 GREE(グリー) 10.6%
7 モバゲー 10.1%
8 口コミ投稿型(食べログ、価格.comなど) 8.3%
9 アメーバピグ 8.1%
10 ハンゲーム 4.4%

MA(複数回答)/n=867(現在SNSを利用している人のみ)


日本発のミクシィに対して、3位には世界最大のSNS「Facebook(フェイスブック)」(31.5%)が挙げられました。「海外の友人たちとコンタクトを取りたくて、フェイスブックを始めた」(女性20代)など、世界中に8億人のユーザーがいると言われているフェイスブックは、国内外問わずに繋がっている感覚が楽しいという声。中には「フェイスブックでは主人や子どもとつながり、毎日の行動や付き合いが分かって面白い」(女性30代)など、世界のほか、家族間のコミュニケーション促進に役立っているという声も寄せられました。

取っつきやすさでは「ツイッター」−「140文字」の手軽さと「情報」のスピード感に支持!

次に2位は「Twitter(ツイッター)」(48.6%)。「最近はツイッターをメインに使っています。つぶやきたい時に何でもつぶやけるのが簡単で楽しい」(男性20代)など、「140字以内」に文字数が限られていることから、ブログ、日記を書くよりも取っつきやすく、継続しやすい。さらに「ツイッターの長所は欲しい情報がすぐ入る」(男性30代)など、タイムラインがリアルタイムに更新されるため、情報流通のスピード感に魅力を感じているという声も目立ちました。中には「利用頻度の高いのはツイッターで、ブログの更新や写真の投稿を通知するのに使っている」(男性20代)など、ブログや他のSNSとツイッターを連携して活用する人もいました。


そのほか、「動画サイトの閲覧が中心」(女性40代)など、4位に「動画投稿型(youtube、ニコニコ動画、Ustreamなど)」(12.9%)。さらに「育成型のゲームで少しずつでも成長していくのが楽しみ」(女性50代)など、6位に「GREE(グリー) 」(10.6%)、7位に「モバゲー」(10.1%)、10位にも「ハンゲーム」(4.4%)が挙げられ、ソーシャルゲームにも人気が集中。自由回答の中には「グーグル+は写真の整理用。フェイスブックは知り合い用。ツイッターは知らない人用に」(男性40代)など、いくつかのソーシャルメディアを用途に合わせて、上手に使い分けているという人もいました。

全体の半数近くが「ほぼ毎日(利用している)」と回答−日常的なコミュニケーションツールへ

SNSの利用頻度は?

SA(単回答、N=867
SNSを利用している人のみ)

では利用頻度はいかがでしょうか。「同じ趣味を持つ仲間と毎日あれこれ語り合っている」(女性40代)など、「ほぼ毎日」と回答した人が最も多く48.9%。さらに「ミクシィの日記の書き込みは週1回程度、閲覧やコメントの投稿は週2〜3回」(女性40代)など、「週4〜5回」が9.1%、「週2〜3回」が12.2%、「週1回程度」という声が9.8%を数え、全体の8割の人びとが少なくとも「週1回以上」の頻度でソーシャルメディアに触れていることが明らかとなりました。いわば、ユーザーにとってSNSは電話やEメール同様の「日常的なコミュニケーションツール」と化していることがうかがえます。一方、「以前は毎日、1日に数回利用していたが、今は働き出したのでほとんど利用していない」(女性30代)、「友人に勧められてミクシィに登録しているが、現在はほとんど利用していない」(女性20代)など、「月1回程度」(5.4%)、「数ヶ月に1回以下」 (6.5%)という声も寄せられました。

近況や思いつきなど、「日記・つぶやき」「掲示板」機能の活用が目立つ

「日常ツール」として利用するユーザーが目立ちましたが、では具体的にどのような機能を主に活用しているのでしょうか。最も回答が多かったのは「日記・つぶやき投稿及びコメント」(66.6%)でした。「その時考えたことや思い出を書き残すと友達からコメントがあって楽しい」(女性30代)、「つぶやきをよく利用する。共感してもらうと良い気分になる」(女性20代)など、近況や思いつき等々を書き込んでいるという声。さらに「育児をしているので、他の親御さんの意見や考えを聞きたいと思って…」(女性20代)など、同様2位にも「掲示板」(24.0%)が挙げられ、自らの情報発信や意見交換の場としてソーシャルメディアを活用しているという声が多数寄せられました。

■よく利用している機能は?

1 日記・つぶやき投稿及びコメント 66.6%
2 掲示板 24.0%
2 ユーザー間でのメッセージ送受信 24.0%
4 オンラインゲーム 20.0%
5 写真投稿(アルバム) 19.5%

MA(複数回答)/n=867(現在SNSを利用している人のみ)

カメラ付きケータイ、スマホの普及で「写真投稿」の利便性がアップ!

またテキスト同様に利用が増えているのは、5位の「写真投稿(アルバム)(19.5%)です。「旅行の写真交換をしている」(女性70代)、「写真を載せたり、コメントしたり…」(女性40代)など、「日記・つぶやき」による情報発信とともに「写真投稿」を楽しむ姿が多数見受けられました。特にカメラ付き携帯電話やスマートフォンの普及に伴い、パソコンを介さずともリアルタイムで写真投稿が可能となったことも、SNSの魅力をより一層高めている要因と言えそうです。そのほか、「フェイスブックやミクシィはメールの代わりにメッセージでコミュニケーションしている」(女性40代)など、「ユーザー間でのメッセージ送受信」(24.0%)、「オンラインゲーム」(20.0%)が続きました。

「新しい出会い」が一番の魅力−「オフ会」「温泉」で交友を深める人も

国内利用者が急速に増えるSNSですが、ではその長所とは一体どんな点にあるのでしょうか。堂々のトップは「ネット上で趣味や感性の合う人びとと出会える(コミュニティに参加できる)」(35.5%)でした。「音楽の情報交換ができるのがいい。趣味を通じて知り合いができることも」(女性20代)、「みんカラ(自動車好きのSNS)、自動車を通じて交友関係を増やしている」(男性50代)など、共通の話題を持つ人びととの情報交換や、新しい関係を構築できる点に魅力を感じるという声。さらに中には「オフ会も開いている」(女性40代)、「見ず知らずだった人たちと友達になり、温泉に一緒に行くほどの親友になった」(女性50代)など、ネットコミュニティで知り合った仲間たちとリアルに交友を深めているという人もいました。

■SNSの面白さや魅力とは?

1 ネット上で趣味や感性の合う人々と出会える
(コミュニティに参加できる)
35.5%
2 暇つぶしにちょうど良い 30.1%
3 日記やつぶやきから、お互いの近況を知らせ合うことができる 27.6%
4 連絡が途絶えていた友人や知人と再会できるチャンスが広がった 25.7%
5 自分の興味や関心を友人や知人と共有することができる 24.0%
6 ニュースや情報を効率良く収集できる 23.0%
7 「いいね!」など、
自分の考えや興味に対する共感や反応が実感できる
19.8%
8 ブログなどと異なり、情報公開が制限される 17.8%
9 有名人・著名人のつぶやき、日記を垣間見て親近感を感じる 17.6%
10 自分の考えや思いが整理できたり、備忘録として残せる 14.3%

MA(複数回答)/n=867(現在SNSを利用している人のみ)

「SNS=絆再生ツール」−友人や同級生との縁を再構築し、コミュニケーションを育む

「電車の移動などの暇つぶしに」(女性20代)など、2位は「暇つぶしにちょうど良い」(30.1%)。続いて3位は「日記やつぶやきから、お互いの近況を知らせ合うことができる」(27.6%)でした。「年賀状だけの付き合いになりがちな友達だちと、ミクシィを通して近況報告ができるようになった」(女性30代)など、季節の挨拶のみで済ませていた友だち、離れて暮らす家族との距離感を一気に縮めてくれるという声。さらに「連絡が途絶えた同級性と再会できた」(女性20代)など、4位に「連絡が途絶えていた友人や知人と再会できるチャンスが広がった」 (25.7%)、5位にも「自分の興味や関心を友人や知人と共有することができる」(24.0%)が挙げられ、SNSは新しい出会いばかりではなく、既存の友人や疎遠になっていた同級生などの縁を再構築し、より親密なコミュニケーションを育む「絆再生ツール」としても大きな役割を演じていることがうかがえます。

ニュースの情報収集、メモ、備忘録など、個人の趣味や仕事に役立てる人も

また見逃せないのは6位の「ニュースや情報を効率良く収集できる」(23.0%)です。「新聞やニュースをフォローすると効率よく情報収集できる。自分の住んでいる場所を登録したら、同じ市の知らない人がフォローしてくれて、地元情報も得られた」(女性30代)など、テレビ、新聞等のメディア以上に迅速で、かつ自分の興味に合わせたピンポイントな情報が得られるという声。同様10位にも「自分の考えや思いが整理できたり、備忘録として残せる」(14.3%)が挙げられ、情報収集やメモ代わりにソーシャルメディアを効率的に活用しているという声も多く、コミュニケーションツールとしての側面だけではなく、個人の趣味や仕事に役立てている人も目立ちました。そのほか、7位に「『いいね!』など、自分の考えや興味に対する共感や反応が実感できる」(19.8%)、8位に「ブログなどと異なり、情報公開が制限される」 (17.8%)、9位に「有名人・著名人のつぶやき、日記を垣間見て親近感を感じる」(17.6%)が続きました。

一番の心配は「個人情報の流出」−「実名登録」「顔写真」など公開・非公開の線引きに悩む

ここまでSNSの魅力について見てきましたが、ではサービスを実際に利用する中で、マイナス要因は一切ないのでしょうか。最後に皆さんの感じている心配や不安について見ていきましょう。最も回答が多かったのは「個人情報(実名登録、居住地域、会社名など)の流出が怖い」(59.2%)でした。「フェイスブックなど実名登録は個人情報の流出が心配。小さな町に住んでいると 個人を特定出来てしまうので」(女性30代)、「顔写真は載せられない」(女性30代)など、ある程度、個人情報を公開することにより、同級生や疎遠になっていた友だちとSNSを通じて再開できるチャンスが得られる反面、不特定多数の人びとに自分のプロフィールが晒される不安を抱えている人も少なくないようです。

■一方、心配、不安な面(または実際に経験した問題)は?

1 個人情報(実名登録、居住地域、会社名など)の流出が怖い 59.2%
2 迷惑メール、スパムが多い(増えそう) 29.2%
3 面倒臭くて継続できない(疲れる) 20.3%
4 中毒性、依存性が高くなり、長い時間をSNSに費やしてしまう 13.3%
5 友だち、知人などの反応ばかりが気になってしまう
(反応がないと不安になる)
9.3%

MA(複数回答)/n=867(現在SNSを利用している人のみ)


同様2位に「迷惑メール、スパムが多い(増えそう)」(29.2%)、6位にも「ストーカーなどの被害が怖い」(9.0%)が挙げられ、どこまで公開し、どこを非公開にするかなど、その線引きに悩むユーザーの姿が見受けられます。自由回答の中には「過去にミクシィのマイミクになった人から、毎日毎日何通もメッセージがきて恐怖症に…」(女性40代)など、実際にストーカー的な嫌がらせや行為を受けたという人もいました。

「SNS疲れ」「SNS中毒」など、かえってストレスが増えたという人も

続いて「的外れなコメントをしたらどうしよう…、とか考えているうちにだんだん面倒になってきてしまった」(女性30代)など、3位は「面倒臭くて継続できない(疲れる)」(20.3%)。その一方、「投稿に対するコメントが待ち遠しくて1日何回もサイトにアクセスしたり、時間を忘れて家事に影響が出たりしたので、最近は1日1時間までと時間を決めるようにしている」(女性30代)など、4位に「中毒性、依存性が高くなり、長い時間をSNSに費やしてしまう」(13.3%)、5位にも「友だち、知人などの反応ばかりが気になってしまう(反応がないと不安になる)」(9.3%)が挙げられ、「SNS疲れ」を起こしているユーザーがいる反面、「SNS中毒」に悩まされているユーザーも少なくないことがうかがえます。


今回は国内利用者が加速する「SNS」をテーマに、皆さんのご意見を聞いてきました。「現在、1つのSNSに利用している」「現在、複数のSNSに登録し利用している」という声は全体の3割。特に3.11の震災時に電話がつながりにくい状態にあった中で、ツイッターをはじめとするSNSで安否確認を行ったという声も目立ち、震災以降、家族や友人同士で緊急連絡用に登録した人が多かったことがうかがえます。またインターネットの世界はとかく、「バーチャル」「虚構」など非現実的な世界の話のような印象を受けますが、今回のアンケートの結果を見ると、意外に私たちの日常生活における「人と人とのつながり」をサポートしていることが明らかとなりました。例えば、「フェイスブックをはじめてから、その日の写真や友だちの話など、主人と会話が弾むようになった」(女性30代)、「今まではあまり話したこともない職場の人と、フェイスブックを通じて仲良くなった」(男性30代)など、親しい間柄や近しい存在でありながら、今まで知らなかった相手の交友関係や人柄、趣味等々をソーシャルメディアを介して理解したり、共感する場面が増えたという人も少なくありませんでした。いわば、SNSとは私たちのリアル(日常生活)をより充実させるための、「絆ツール」と言えるのではないでしょうか。


もちろん「個人情報」「人間関係」「依存症」など様々な問題も抱えていることも事実ですので、「まだ参加していないから」と焦ることはなく、しっかりと仕組みを理解した上で取り組まれることをオススメします。