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世界のお酒の楽しみ方は?

フレンチやイタリアン、中華、韓国、エスニック等々、日本全国どこででも世界中の食べ物が楽しめます。と同時に、料理とともに「世界のお酒」を口にする機会もきっと増えているのではないでしょうか。世界へ行き来する機会も増え、日本人の舌もグローバル化する中で、皆さんが持つ「外国のお酒」に対するイメージや好みはどう変わっているのでしょうか。そこで今回は「世界のお酒の楽しみ方」をテーマに、皆さんのご意見を聞きました。

お酒好きのイメージ第一位は「ビール大国=ドイツ」
−ソーセージ片手にビールが似合う

■お酒を多く飲むイメージの国は?

1 ドイツ 29.3%
2 ロシア 29.0%
3 アメリカ合衆国 9.0%
4 中国 5.8%
5 フランス 5.5%
6 ベルギー 3.3%
6 イタリア 3.3%
8 メキシコ 2.6%
9 日本 1.9%
10 チェコ 1.7%

SA(単回答)

まず、世界で一番お酒を飲む(一人当たりのアルコール消費量が多い)国は一体どこでしょうか。皆さんが思うイメージを聞いてみたところ、最も回答が多かったのは「ドイツ」(29.3%)。「ビール大国でみんなガンガン飲んでいそうなので…」(男性40代)など、サッカーを観戦しながら、ソーセージをつまみにビールで盛り上がるドイツ人をイメージする声。中には「つい先日、大阪内で開催されていたドイツビールの祭典に行ったとき、お昼頃でしたが、すでに開催側のドイツの方々がビール片手に休憩をしている様子を見たので…」(女性30代)など、ドイツ人のビール好きを目の当たりにしたという人もいました。さらに「フランス人はワインがジュースと同じという噂を聞いたことが…(笑)」(女性30代)など、5位に「フランス」(5.5%)、6位に「ベルギー」(3.3%)、「イタリア」(3.3%)、10位にも「チェコ」(1.7%)が挙げられ、ビール、ワインの産地が多い「ヨーロッパ各国」でのアルコール消費量が多いのではないか、という予測を立てる声が目立ちました。

「ロシア」「アメリカ」「中国」など、大国ほど酒豪イメージが強い!?

次に2位は「ロシア」(29.0%)でした。「極寒の地が多いので、度数の高いお酒を始終飲んでいるイメージ」(女性40代)、「ウオッカを水代わりに飲んでいるイメージ」(男性50代)など、寒さを凌ぐため、度数の高いウオッカなどのお酒を常飲しているイメージが強いという声。中には「ロシアではチェイサーが水ではなく、ビールと聞いたので…」(女性40代)など、ロシア人のお酒にまつわる豪快なエピソードも寄せられました。そのほか、「全てがビッグサイズなので」(女性20代)など、3位に「アメリカ合衆国」(9.0%)、またアジア勢では4位に「中国」(5.8%)、9位に「日本」(1.9%)が続きました。


■一人当たりのアルコール消費量

1 モルドバ 18.22
2 チェコ 16.45
3 ハンガリー 16.27
4 ロシア 15.76
5 ウクライナ 15.60
6 エストニア 15.57
7 アンドラ 15.48
8 ルーマニア 15.30
9 スロベニア 15.19
10 ベラルーシ 15.13

参照資料:世界保健機構2011年2月発表
(調査対象:15歳以上/2005年
 単位:リットル)

では実際のアルコール消費量が多い国はどこでしょうか。2011年2月に世界保健機構から発表された「国別アルコール消費量(調査対象:15歳以上/2005年)」によれば、一人当たりのアルコール消費量が世界一多い国はウクライナと国境を接する「モルドバ」(18.22リットル/年間)でした。さらに2位に「チェコ」(16.45リットル)、3位に「ハンガリー」(16.27リットル)、4位に「ロシア」(15.76リットル)、5位に「ウクライナ」(15.6リットル)、6位に「エストニア」(15.57リットル)が続き、ランキング上位には「旧ソ連・東欧諸国」が集中。皆さんから寄せられたイメージと照らし合わせて見ると、「ロシア」のイメージはほぼ実数に近いものの、以下2位の「ドイツ」は実際には23位、3位「アメリカ合衆国」は56位、5位「フランス」は16位など、イメージと消費量は意外にかけ離れていることが明らかとなりました。ちなみに日本人の消費量ランキングは調査対象188カ国中69位(8.03リットル)でした。

外国産のお酒の一番人気は「ワイン」−食事との相性、口当たりの良さで

次に国産(日本)以外で、皆さんがよく飲むお酒は何でしょうか。堂々の人気ナンバーワンは「ワイン」(58.0%)でした。「ワインの魅力は国や産地によっていろんな味を楽しめるところ」(女性40代)、「脂っこい料理に赤ワインがピッタリ合う」(男性40代)など、食事との相性の良さや種類の豊富さから日本人の食文化にも定着し、日常的にワインを飲用する機会が高まっていることがうかがえます。中には「ワインのポリフェノールが体にいいと聞いてから」(男性60代)など、ワインの健康効果を期待して飲み始めたという人も目立ちました。さらに「ホームパーティーの時はスパークリングを開ける」(女性30代)など、同様4位にも「シャンパン(スパークリングワイン)」(12.7%)が挙げられ、口当たりの良い葡萄を原材料とするお酒に高い支持が寄せられました。

■国産(日本)以外でよく飲むものは?

1 ワイン 58.0%
2 ビール 32.5%
3 スコッチウイスキー 17.3%
4 シャンパン(スパークリングワイン) 12.7%
5 バーボンウイスキー 10.5%
6 マッコリ 9.0%
7 ジン 7.9%
8 ブランデー(コニャック) 6.4%
9 ウォッカ 5.3%
9 紹興酒 5.3%

SA(単回答)

「癒し」「くつろぎ」を求め、芳醇な香りと味わいを持つ「スコッチ」「バーボン」を支持する声も

2位は「ビール」(32.5%)。「中国に旅行に行ってから、青島ビールを中華屋でよく飲むようになった」(女性20代)、「ドイツのビールが美味しかった」(男性50代)など、普段は国産ビールに慣れ親しんでいる中で、「外国産ビール」にも違和感なくトライしているようです。また見逃せないのが3位の「スコッチウイスキー」(17.3%)です。「スコッチはアイラ産のシングルモルトが好き。ピートの香りが独特で他では味わえないから…」(女性40代)など、芳醇な香りと深い味わいが最高という声。同様5位にもアメリカ・ケンタッキー州を中心に生産される「バーボンウイスキー」(10.5%)が挙げられ、「喉ごし」や「食事との相性」とは違う次元で「癒し」「くつろぎ」を求め、度数40度前後のハードリカーをチビチビと楽しむ姿が見受けられました。そのほか、「最近は韓国ブームでマッコリ♪」(女性30代)など、6位に「マッコリ」(9.0%)、7位に「ジン」(7.9%)、8位に「ブランデー(コニャック)」(6.4%)が続きました。


世代別ではいかがでしょうか。「ワイン」は各世代ともにトップ。続いて20〜50代では「ビール」(30代=36.4%)に人気が集中したものの、60代以上では「ビール」(60代以上=23.9%)が急減。代わって「スコッチウイスキー」(60代以上=26.1%)に高い支持が寄せられました。また60代以上には圧倒的に「スコッチ派」が目立ったものの、同じくウイスキー派が目立った40代では「スコッチ派」(40代=17.9%)、「バーボン派」(40代=15.6%)に嗜好が二分化。そのほか、20〜40代では「シャンパン(スパークリングワイン)」(30代=16.4%)、30代では「マッコリ」(30代=17.0%)など、世代間でお酒の好みに少なからず違いが見受けられました。

世代別:国産(日本)以外でよく飲むものは?

MA(複数回答)/n(有効回答数)

こだわりは「産地に合わせた料理」−ワインならイタリアン、マッコリなら韓国料理など

では、外国産のお酒を飲むときに皆さんがこだわっていることとは一体何でしょうか。最も回答が多かったのは「一緒に食べる料理やつまみにこだわる」(45.1%)でした。「ジャーキーをつまみにロックで飲む」(男性30代)、「赤ワインのときにちょっぴり豪華な生ハムやチーズを食べる」(女性20代)など、「このお酒のときは、このつまみ」という定番の組み合わせが決まっているという声。自由回答の中には「ワインならイタリア料理、マッコリなら韓国料理と一緒に飲む」(男性50代)、「アメリカンビールなら、肉料理などその国の特徴ある料理を食べる」(女性30代)など、お酒の産地に合わせた料理を準備、再現する人が多いようです。

■外国のお酒を飲むときのこだわりは?

1 一緒に食べる料理やつまみにこだわる 45.1%
2 グラスや酒器、コースターなどにこだわる 14.8%
3 自宅ではなく、必ずバー、レストランなど外で飲む 8.9%
4 ミネラルウォーターや炭酸など、割る物にこだわる 8.7%
5 ひとりで飲まず、人を集めてパーティーのようにする 7.3%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

洒落たグラス、食器など、「外国産のお酒」を飲むときは「非日常的な雰囲気」を演出

次に2位は「グラスや酒器、コースターなどにこだわる」(14.8%)。「自宅でウイスキーを楽しむ時はリーデルのソムリエグラスに注ぎ、クラッカーの上にクリームチーズとジャムを乗せたつまみを食べながらくつろぐのが最高」(男性20代)、「懸賞でグラスを数種頂いたので、飲むときには『今日はこの気分だな』と選ぶのが楽しい…」(女性40代)など、いつもよりも洒落たグラスや酒器にお酒を注ぐという声。同様6位に「お酒に関連した道具・器具(ワインオープナー、栓抜き、マドラー、サーバー等)にこだわる」(2.8%)、8位にも「(グラス、酒器以外の)食器類などテーブルセッティングにもこだわる」(2.4%)が挙げられ、こだわりの料理からグラス、食器、道具に至るまで、「外国産のお酒」はいつもの晩酌を一変させ、非日常的な雰囲気を演出する力を備えていることがうかがえます。またベルギービールのように、ビールの香りに合わせたグラスで楽しむという文化もあり、気分を上げることに加え、より美味しくお酒を飲むためにも効果的といえます。


そのほか、「行きつけのバーで色々な外国のお酒を飲んでいる」(男性50代)など、3位に「自宅ではなく、必ずバー、レストランなど外で飲む」(8.9%)、5位にも「ひとりで飲まず、人を集めてパーティーのようにする」(7.3%)が挙げられ、外国のお酒は「ひとりで家飲み」というよりも、「外飲みでお洒落に」または「パーティーで楽しく」飲みたいという声が目立ちました。

全体の7割以上が「旅先でその土地のお酒を飲む」と回答
一方で、「旅に集中したい」などの理由から飲酒を控える声も

その土地ならではのお酒を飲む?

SA(単回答)

ここまで「外国のお酒」との付き合いについて聞いてきましたが、では海外、国内問わずに旅行に出かけたとき、皆さんはその土地ならではの地酒やお酒を飲んでいるのでしょうか。「ベルギーに旅行中は地ビールの種類が多くて、食事ごとにいろんなビールを飲みました」(女性70代)など、「土地ならではのお酒を必ず飲む」と回答した人は22.7%。さらに「なるべく飲むようにしている」という声も48.5%を数え、全体の7割以上の人びとが旅行の楽しみの一つとして「その土地のお酒」に挑戦していることがうかがえます。自由回答の中には「毎回、(地酒を)買いすぎて、帰りの荷物の量がすごいことに…」(女性50代)など、旅行の主目的が「お酒」という人もいました。


その一方、「旅先では飲まない」という声は11.5%を占めました。主な理由は「せっかくの思い出を、お酒で記憶を失いたくない」(男性40代)、「お酒が強くないので、旅に集中できるように飲まない」(男性30代)など、悪酔いで旅を台無しにしたくないという声。「車で行くことが多いので、旅先では飲まない」(女性50代)、「小さい子どもがいるので…」(女性30代)など、自動車移動や家族同伴の旅行では飲酒を控えるという声。さらに「旅先では飲むことより、その土地の食べ物を楽しむため」(女性20代)という声も寄せられました。

全体の半数近くが「ヌーヴォ」に飲用意向を持つ−特に女性の期待度の高さが目立つ

今秋、ボージョレ・ヌーヴォを飲む?

SA(単回答)

さて、外国産のお酒といえば、来月にはいよいよ「ボージョレ・ヌーヴォの解禁」の季節がやってきます。前述の通り、日本人に最も愛される外国のお酒として「ワイン」が挙げられましたが、では今年のボージョレ・ヌーヴォの飲用意向はいかがでしょうか。「主人がホテルのレストランに勤めているので、そこから毎年買ってくる。解禁日の夜中に家で主人と開けて飲むのが恒例。今年もとても楽しみ」(女性30代)など、「必ず飲む」と回答した人は11.3%。さらに「飲みたい」という声も39.8%を数え、全体の半数近くの人びとが、今年のボージョレ・ヌーヴォの解禁に高い関心を寄せていることが明らかとなりました。また性別で「必ず飲む」「飲みたい」という声を見てみると、男性は46.0%であったのに対し、女性はそれよりも10%以上も高い57.1%を占めました。一般的にお酒といえば男性が主役になりがちですが、「ボージョレ・ヌーヴォ解禁」に関しては女性の期待度の高さが目立ちました。


さらに同時期に行った過去の調査を振り返ってみると、一時期のヌーヴォ・ブームは過ぎ去ったものの、ここ最近の飲用意向は50%前後を推移。「ヌーヴォの試し飲み」や「ヌーヴォを囲むホームパーティー」など、ほぼ半数近くのご家庭で季節の風物詩、恒例行事の一つとして定着しつつあることがうかがえます。中には「(今年は)地元の友人数人で集まって、鍋パーティーをしながら楽しく飲む予定」(男性20代)など、解禁を心待ちにする人もいました。


今回は「世界のお酒」をテーマに、皆さんの好きな外国産のお酒や頻度、飲用時のこだわりについてご意見を聞いてきました。国内・海外へ旅行をしたときに「その土地のお酒を必ず飲む」「なるべく飲むようにしている」という声は全体の7割以上を数え、「観光」「グルメ」などと並び「地酒」を目的とする人が意外に多いことがうかがえます。世界にはビールの銘柄だけでも数千、ワインに至っては数十万種類にも及ぶと言われ、私たちが生涯に味わうことの出来る銘柄はそのうちのごく僅か。「スペインの定食屋さんでドン!とテーブルに置かれる、ラベルもついてないワインがめちゃくちゃ美味しかった。20年ほぼ前ですが、定食込みで500円くらい」(女性40代)など、旅先での地酒との出会いは「一期一会」ならぬ「一酒一会」の縁として、旅の思い出とともに深く記憶に刻まれている人も案外多いのかもしれません。中には「外国のお酒」に敷居の高さを感じてしまう方もいるかもしれませんが、晩酌は国産オンリーという方も、たまには気分と雰囲気を変えて外国産のお酒にチャレンジしてみるのも良いのではないでしょうか。来月の11月17日(木)には、いよいよボージョレ・ヌーヴォの解禁を迎えます。ぜひ、ワインを囲んだホームパーティーを家族や友人と一緒に計画してみては…。


最後に皆さんから寄せられた「旅とお酒」にまつわるエピソードや思い出の中から、いくつかピックアップしてご紹介します。


■旅とお酒にまつわるエピソード・思い出

バリで飲むから美味しい
  • 「インドネシアのバリで飲んだビール。バリの料理によく合い、毎日水代わりに飲んでいました。帰国後、懐かしくなって飲んでみたら…、その土地の気候や料理と合わせて飲むから美味しいんだなって思った」(女性30代)
ドイツで朝からワイン
  • 「20年以上前、旅行したドイツでは水よりもワイン(アップルワイン)の方が安かった。当時は炭酸水が苦手だったので、朝からワインをたしなんだ」(女性40代)
釜山のマッコリにノックアウト
  • 「釜山で買った『生マッコリ』がとっても美味しくて女子4人で一本すぐ飲んでしまった。味とお値段(ペットボトル700mlぐらいで150円程)にノックアウト!!」(女性30代)
金沢で刺身と大吟醸
  • 「金沢でお刺身と大吟醸をいただき、すごく美味しかった。やはり地のものには地のお酒が合う」(女性20代)
社員旅行の試飲タイムで
  • 「主人の社員旅行に家族で同行して山梨へ。ブドウ畑やワイン工場を巡り、お待ちかねの試飲タイム。ほろ酔い加減の先輩が『これが一番うまい!!』と大絶賛したのが実はジュースで、一同大爆笑でした」(女性40代)
新潟で地酒飲み比べ
  • 「新潟県上越市に行った時に宿泊施設の周りで地酒祭りみたいなものがあって、1,000円で好きな日本酒5杯飲み比べ出来ました。全種類飲んでやろう、と張り切った結果、2時間後には友人と宿泊先で…」(男性20代)
新婚旅行の思い出をつまみに
  • 「新婚旅行でニュージーランドに行った時に数カ所のワイナリーに行きました。自然がいっぱいの景色がきれいで、ワインもより美味しく感じました。最近はインターネットで訪れたワイナリーのワインを見つけては買い、思い出話をつまみに夫婦で楽しんでいる」(女性30代)
長野で食べた自家製漬け物
  • 「数年前の夏、長野県の山間に行ったとき、とても暑かったのでビールを頂いたのですが、そのときお通しで出てきたその土地の自家製漬物がとてもビールに合っていて美味しかった」(女性40代)
ハズレるのも一興
  • 「軽井沢に遊びに行った時に飲んだ地ビールが美味しくて買って帰ってきた。ハズレも多いけど、ハズレるのも一興」(女性30代)