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ネットショッピングしている?

ちょっと前まではネットショッピングといえば、「産直品」「掘り出しもの」など、近所では手に入らないものをネットで購入というスタイルが主流でした。でも、ここ最近では「食料品」から「日用品」まで生活必需品も「ネットスーパー」で済ませている方もきっと少なくはないのでは?仕事を持つ人、年配者に限らず、コスト、時間を効率的に活用できる「ネットショッピング」のニーズはますます高まっているようです。そこで今回は、皆さんのご家庭のネットショッピング利用術について聞きました。

6割近くが「月1回以上」の頻度でネットショッピングを利用−30、40代が中心

まず、「ネットショッピング」を一度以上経験したことがある人は、一体どのくらいいるのでしょうか。「本屋さんが近くにないので、ネットショッピングをよく利用する」(女性50代)など、「(過去に1回以上)ネットショッピングの経験がある」と回答した人は全体の93.1%。そのうち、購入頻度は「月2回ほど、映画のチケットを購入する」(女性40代)など、「月2回以上」が30.8%、「月1回程度」という声も28.9%を数え、全体の6割近くの人びとが少なくとも「月1回以上」の頻度でネットショッピングを利用していることが明らかとなりました。さらに「コスメ、お菓子、お米、サプリなど、週2度は利用する」(女性30代)など、「週1回以上」(10.0%)の高い頻度でネットショップを活用する人も少なくありませんでした。

ネットショッピングの利用経験および利用頻度は?

SA(単回答),購入頻度:n=2717(利用経験者のみ)


世代別で「(購入頻度が)月1回以上」という声を見てみると、60代以上では47.7%と半数を切っていたものの、50代で58.7%、40代で60.9%と徐々に増加傾向。さらに30代ではピークの65.4%に達し、30〜40代を中心にネットショッピングに対する消費意欲の高さがうかがえます。

世代別:購入頻度は?

SA(単回答)


私たちの生活にインターネットが浸透する一方、「今までに購入した経験がない」という声も6.9%を占めました。主な理由は「洋服や食品などは、やはり見て買う方が安心。購入後に後悔しそうなので」(女性40代)、「商品の良し悪しがよくわからない」(女性50代)など、直に見て触らないと信用出来ないという声。「操作を誤って高額請求されたりしないか…」(女性50代)、「情報漏洩が怖い」(男性40代)など、カード支払いや個人情報の漏洩に不安を感じるという声も寄せられました。

楽天、アマゾンなど「大手ショッピングモール」がダントツ!
−大手ならではの安心感!?

全体の9割以上の人びとが「ネットショッピング」の利用経験を持つことが明らかとなりましたが、皆さんはどんなショップで商品を購入しているのでしょうか。最も回答が多かったのは「大手ショッピングモール系サイト」(81.2%)でした。「家族の介護用品を月2〜3回楽天やYahoo!で購入する」(女性40代)、「アマゾンで中古CDや書籍を購入」(男性50代)など、楽天、アマゾン、Yahoo!ショッピングをはじめ、書籍から家電、食品に至るまで品揃え豊富な「大手ショッピングモール」に高い支持が集中。自由回答の中には「基本的に信頼できる大手サイトしか使わない」(女性40代)など、大手ならではの安心感も人気の理由と言えそうです。

■どこで購入している?

1 大手ショッピングモール系サイト
(楽天、アマゾン、Yahoo!ショッピングなど)
81.2%
2 メーカー、専門店のショッピングサイト 34.3%
3

大手通販会社系サイト

(ニッセン、ディノス、千趣会など)

27.1%
4 スーパー、コンビニのショッピングサイト
(イオン、ヨーカ堂、西友など)
10.8%
5 百貨店のショッピングサイト
(高島屋、三越など)
6.4%

MA(複数回答)/n=2717(利用経験者)

お気に入りの商品は「メーカー」「専門店」にダイレクト注文

次に回答が多かったのは「メーカー、専門店のショッピングサイト」(34.3%)。「化粧品は決まったメーカーのネット通販で」(女性40代)など、お気に入りの商品は「メーカー」や「専門店」サイトで定期購入するという声。中には「一番良く利用するのは専門店のカニやエビ等の魚介類が多い。新鮮な商品が購入できるので」(男性60代)など、中間流通を通さず、ダイレクトにメーカー、販売元から商品を入手出来る点に魅力を感じている人もいました。


そのほか、「普段着や部屋着は千趣会サイトで購入する」(女性40代)など、3位に「大手通販会社系サイト(ニッセン、ディノス、千趣会など)」(27.1%)、4位に「スーパー、コンビニのショッピングサイト(イオン、ヨーカ堂、西友など)」(10.8%)、5位に「百貨店のショッピングサイト(高島屋、三越など)」(6.4%)が続きました。自由回答の中には「生協は毎週一回。その他、楽天市場、ベルメゾン、セシール、ニッセン、アマノフーズ、DHC、LUSH、ブルックスコーヒーなど…」(女性50代)など、複数のネットショップをアイテムに合わせて上手に使い分けている人もいました。

男性キーワードは「メカもの」「エンタメもの」
−「家電・PC関連」「本・DVD」など

では、皆さんは具体的にどんな商品をネット購入しているのでしょうか。男性回答のトップは「家電・AV機器」(48.4%)でした。「IHジャー、掃除機を購入」(男性40代)、「テレビ等の家電は送料無料だし 届けてくれるので便利」(男性50代)など、大型電化製品をネットで購入したという声。さらに「パソコンプリンターのインクカートリッジを購入」(男性40代)など、2位にも「パソコン・関連機器・ソフト」(44.4%)が挙げられ、スペックや価格比較などの詳しい情報がネットに充実しているせいか、電気街や量販店などリアル店舗同様に「家電・PC関連商品」をネットショップで買い求める男性が目立ちました。中には「生産終了品の家電やAV、PC機器などで店頭より安い品」(男性50代)など、見切り品、型落ち品といった「格安なわけあり商品」を探すという声も寄せられました。

■男性:ネットショッピングで買ったものは?

1 家電・AV機器 48.4%
2 パソコン・関連機器・ソフト 44.4%
3 雑誌・書籍 41.8%
4 CD・DVD、音楽・映画ダウンロード 40.9%
5 ファッション(衣類・靴など) 40.2%
6 食品(生鮮食品・米・油など) 38.6%
7 ホテル・旅行予約 37.7%
8 酒類(ビール・焼酎・ワインなど) 31.4%
9 各種チケット(航空券・コンサート・イベントなど) 30.7%
10 日用品・生活雑貨 24.8%

MA(複数回答)/n=1274(利用経験者)


次に3位は「雑誌・書籍」(41.8%)。「書店で入手困難な書籍」(男性60代)など、本屋で探す手間が省けて便利という声。さらに「CDやDVDがほとんど。発売前に予約すると安くなるので…」(男性40代)など、4位にも「CD・DVD、音楽・映画ダウンロード」(40.9%)が挙げられ、店頭でもネットでも品質、内容に違いのない「書籍・CD・DVD」などのホビー、エンターテインメント商品は、躊躇することなく気軽に買えるアイテムと言えそうです。そのほか、「地方限定の焼酎を買う」(男性20代)など、8位の「酒類(ビール・焼酎・ワインなど)」(31.4%)も男性回答に目立ちました。

女性のキーワードは「オシャレ・美容もの」
−「ファッション(衣類・靴)」「化粧品」など

その一方、女性回答のトップは「ファッション(衣類・靴など)」(65.8%)でした。「近くでは手に入らないブランドの衣類、バッグが簡単に手に入ることが魅力。月1回、ZOZOタウンで購入する」(女性40代)、「太ってしまい、店頭で合うサイズを探すのが大変。人目も気になるので、ネットで大きいサイズの洋服を買っている」(女性30代)など、衣類はサイズやデザインも気になるところですが、意外にも試着をせずに購買を決める女性が大変多いようです。中には「返品交換が無料のサイトもあるため、そういうところを利用する」(女性40代)など、リスクを回避できる「サイト選び」に注意を払う人もいました。

■女性:ネットショッピングで買ったものは?

1 ファッション(衣類・靴など) 65.8%
2 食品(生鮮食品・米・油など) 49.9%
3 化粧品・スキンケア用品 47.1%
4 スイーツ・お菓子 45.0%
5 雑誌・書籍 44.9%
6 ホテル・旅行予約 41.4%
7 日用品・生活雑貨 36.7%
8 CD・DVD、音楽・映画ダウンロード 36.0%
9 各種チケット(航空券・コンサート・イベントなど) 35.9%
10 家電・AV機器 32.4%

MA(複数回答)/n=1443(利用経験者)


「ファッション」同様、「美」に関する回答として目立ったのは3位の「化粧品・スキンケア用品」(47.1%)。「近くに売っている店舗がないので」(女性40代)、「シャンプー、トリートメントなどは、美容室に商品を卸している会社から購入」(女性30代)など、自分の肌に合うもの、お気に入りの「化粧品」は直接取り寄せるという声が多数寄せられ、相性の良いもの、趣味性の高いものは「リアルショップ」よりも「ネットショップ」に重きを置く傾向が見受けられました。また男性回答では「家電・PC関連」など「メカもの」に人気が集中していたのに対し、女性は「ファッション・化粧品」など「オシャレ・美容もの」に強い好奇心を抱いていることが「ネットショッピング」の購買動向からもうかがえます。

女性の購買意欲をそそる「食品・スイーツ類」−水、冷凍食品、ケーキなど

次に女性2位は「食品(生鮮食品・米・油など)」(49.9%)。「生協で週1回、生鮮食品を注文する」(女性40代)、「水などのほか、冷凍食品、アイスもネットで買うようにしている。夏場でも解ける心配がないので…」(女性30代)など、決して限定品や特別な食材ばかりではなく、毎日の食卓に欠かせない生鮮食品や冷凍食品、調味料もネット注文で済ませるという声。さらに「洋菓子専門店独自のネットショップにて注文。バウムクーヘンやケーキ(冷凍発送)は人気ランキング上位にある有名なモノを中心に、遠方に住む友だちの誕生日などに贈る」(女性30代)など、4位にも「スイーツ・お菓子」(45.0%)が挙げられ、「オシャレ・美容もの」と同じく「食品・スイーツ類」に購買意欲をかき立てられる女性が大変多いことがうかがえます。以下、女性5位に「雑誌・書籍」(44.9%)、6位に「ホテル・旅行予約」(41.4%)、7位に「CD・DVD、音楽・映画ダウンロード」(36.0%)が続きました。

一番の魅力は「時間」と「労力」の節約−足を運ばずとも注文可

ひと昔前に比べて、ネットショッピングに対する不安感は消え去り、リアル店舗と同じような感覚でショッピングを楽しむ人びとが増えているに感じます。では、皆さんが実感するネットショッピングの魅力、長所とは一体どんな点にあるのでしょうか。一番の魅力は「実際に足を運ぶ手間や時間が省ける」(66.2%)でした。「妊娠中や育児で出かけられないとき、家で買い物ができるのでとっても便利」(女性20代)、「天気や体調の悪い日はネットスーパーを使う」(女性30代)など、育児や家事に忙しいとき、たとえ病気で動けないときであっても、「時間」と「労力」を節約出来るという声。さらに「仕事が朝早く、夜遅いので、リアルショップに出向くことが不可能。ネットなら24時間いつでも検索、購入ができる」(男性40代)など、同様5位にも「早朝でも深夜でも好きなときに買い物が出来る」(38.7%)が挙げられ、「ネットショッピング=忙しい現代人の生活を快適にサポート」する役割を担っていることがうかがえます。

■ネットショッピングの魅力とは?

1 実際に足を運ぶ手間や時間が省ける 66.2%
2 重たい荷物を自宅まで運んでもらえる 46.2%
3 近所にショップのない商品でも手に入る 41.4%
4 同じ商品や競合商品を比較検討しやすい 40.7%
5 早朝でも深夜でも好きなときに買い物が出来る 38.7%
6 珍しい商品や掘り出しものを見つけられる 31.7%
7 リアルショップよりも価格が安い 29.8%
8 買い物ポイントが貯められ、お得感が高い 28.8%
9 探している商品、欲しい商品が簡単に見つかる 27.7%
10 注文から届くまでのスピードが早い 25.1%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

米、ミネラルウォーターなど「重いもの」も玄関まで配送−シルバー世代にも好評

次に回答が目立ったのは「重たい荷物を自宅まで運んでもらえる」(46.2%)、「一人暮らしの年老いた母に季節の果物や、運ぶのが大変なお米などを(ネットショッピングで)送るのですが、『玄関まで運んでくれるから助かるわ』と好評」(女性40代)など、お米やミネラルウォーター、お酒をはじめ、重いもの、かさ張るものは玄関まで運んでもらえるのが良いという声。さらに「誕生日のお祝いに利用している。ラッピングから配送まで全て請け負ってくれて、注文翌日に届くサービスはうれしい」(女性30代)など、10位にも「注文から届くまでのスピードが早い」(25.1%)が挙げられ、配送の利便性の高さもネットショッピングの長所の一つと言えそうです。


そのほか、「交通費のかかる場所への買い物に行かなくて済むようになった」(女性30代)など、3位に「近所にショップのない商品でも手に入る」(41.4%)。さらに「限定品とか特選品など、そこでしか買えないものが手に入る」(男性50代)など、6位に「珍しい商品や掘り出しものを見つけられる」(31.7%)、9位にも「探している商品、欲しい商品が簡単に見つかる」(27.7%)が挙げられ、自宅に居ながら、遠方で販売されている「限定品」や「希少品」に巡り合えるチャンスが増えた、と感じている人が多いようです。

トップは晩酌需要の高い「ビール」−備蓄を切らさないためにネットで「箱買い」

■ネットショッピングで
買ったことのあるお酒は?

1 ビール類 51.5%
2 ワイン 49.6%
3 日本酒 34.3%
4 焼酎 32.2%
5 シャンパン 14.5%

MA(複数回答)/
n=2717(利用経験者)

最後に「お酒」のネットショッピングについて見ていきたいと思います。ネット上で「酒類を買った経験がある」と回答した人は全体の約3割近くを数えましたが、では今までにネットで注文したことのある「お酒の種類」とは一体何でしょうか。最も回答が多かったのは「ビール」(51.5%)でした。「ビールは重いのでネットで『箱買い』して配達してもらう」(女性30代)など、晩酌需要が高く、備蓄を切らさないため定期的に「箱買い」をしているという声。さらに「一般のスーパーで売っていない地ビールを購入する」(男性40代)など、定番の銘柄のほか、特定地域で限定生産する「地ビール」のオーダーも目立ち、個性派ビールで「家飲み」に変化を付けて楽しむ人もいました。また由回答の中には「中元や、歳暮もビールを贈っている」(男性50代)など、ネット注文では「自家消費」ばかりではなく、親族や友人などに贈る「中元・歳暮=ビールギフト」のニーズも寄せられました。

ネット上でワイナリー、蔵元巡って「掘り出しもの」を探し

人気の2位は「ワイン」(49.6%)。「ワインを買う時、どれが美味しいのか迷う。お店の場合、美味しいと思っても同じものがなかなか買えないので…」(女性60代)、「ネットだと商品の説明もしっかりしている」(男性60代)など、種類が豊富なワインは店頭で決めきれないという声が案外多く、十分な説明で「好みの一本」を選べるネットショッピングはワイン向きと言えるかもしれません。中には「地方のワイナリーでワインを注文しました。そこでしか買えないので」(男性50代)など、掘り出しものを求め、ネット上でワイナリー巡りを楽しむ人もいました。同様3位「日本酒」(34.3%)、4位「焼酎」(32.2%)でも似た傾向が見受けられました。「日本酒は各地の地酒が取り寄せ出来るのがうれしい」(男性60代)、「地元で売ってなくて、飲んでみたかった焼酎があった」(男性50代)など、地方のワイナリー、蔵元、酒店に直接ネット注文するケースも少なく、近所の酒店、コンビニ、スーパーとは購買目的にやや違いがあるように感じます。以下、5位に「シャンパン(スパークリングワイン含む)」(14.5%)、6位に「ウイスキー」(13.6%)が続きました。


今回は生活の一部として根付いた「ネットショッピング」をテーマに、ここ最近の皆さんの利用状況を聞いてきました。「(過去に1回以上)ネットショッピングの経験がある」と回答した人は全体の93.1%。 そのうち、「月1回以上」の頻度でネットショッピングを利用するという声は59.7%を数えました。昨年同時期の調査によれば、「ネットショッピングの経験がある」という声は91.8%、「月1回以上」の頻度で利用するという声は58.6%であったことから、この一年間で微増ながら利用頻度が増している状況がうかがえます。こうした背景には、大手スーパーが運営する「ネットスーパー」や、大手ショッピングモール内における「食品」「日用品」の販売強化も少なからず影響を与えているように感じます。少し前までは「限定品」「掘り出しもの」など、特別感のあるものをネットで探す傾向が強かったものの、最近では近所に売っているものであっても「時間」「労力」「コスト」などの節約意識から、その都度、「リアルとネット、どちらが得か?」を1つ1つ判断しながら購入先を決める人が増えています。つまり、ネットショッピングに期待するものが「商品」そのものから、一歩進んで「サービス」に重きが置かれ始めているように感じます。特に育児、シルバー世代にとっては、注文即日に玄関先まで荷物を運んでくれる「ネットスーパー」は大変心強い存在と言えます。今後、高齢化社会が加速する中で、ネットショッピングのニーズはますます高まっていくのではないでしょうか。