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2012年、今年の日本を漢字一文字で表すと?

昨年、京都・清水寺で発表された「2011年を象徴する漢字」では「絆」が選ばれました。東日本大震災など災害が相次いだ昨年は、家族や友だち、さらにボランティアを中心とした人と人との「絆」の大切さを強く実感させられる一年でした。新年1回目は、毎年恒例の企画となりましたが、皆さんに「2012年の日本」を漢字一文字で占っていただきました。果たして、皆さんはどんな漢字を選んだのでしょうか。

2012年の日本は「昇」−「昇り龍」のごとく天高く舞い昇ると期待を込めて

2012年を予想する漢字として、最も回答が多かったのは「昇」(6.2%)でした。「去年は震災があったり、景気も低迷したりと日本にとって辛い一年だったので、『上昇』して欲しい」(女性30代)、「昇り竜のように華麗に復活する!」(男性30代)など、干支にちなみ、「昇り龍」のごとく天高く舞い昇るという声。さらに「一歩一歩進むことが必要な年だと感じる」(女性40代)など、同様2位にも「進」(5.4%)が挙げられ、経済も気持ちも「上昇」「前進」を期待する声が多数寄せられました。

被災地の人びとに向け、「復興」「新生」「再生」の年であって欲しいという声も

■「2012年の日本」を
漢字一文字で表すと?

1 6.2%
2 5.4%
3 4.8%
4 3.5%
5 2.6%
5 2.6%
7 2.5%
8 2.4%
9 2.2%
10 2.1%

SA(単回答)

続いて3位は「復」(4.8%)。「震災からの復興や、日本経済の復活の年になると信じて」(女性30代)など、東日本大震災の影響に伴い、今なお不便な生活を強いられている被災地の人びとや、放射能の不安を抱える人びとが一日でも早く日常生活を取り戻し、「復興」「復活」に向けて歩み出して欲しいという声。「明るい希望を持って生活したい」(女性50代)など、同様4位にも「明」(3.5%)、「希」(2.5%)が挙げられ、ランキング上位には例年になく「ポジティブな漢字」が選ばれました。さらに「変化」「変革」など5位に「変」(2.6%)、「新生」「一新」など10位に「新」(2.1%)、「再生」「再建」など13位にも「再」(1.5%)が続き、古くから「災い転じて福となす」という言葉がありますが、昨年の不幸な出来事をバネにして「今年、日本が新しく生まれ変わる年にしたい」と前向きに考えている人が大変多いことがうかがえます。


その一方、5位に「迷」(2.6%)、8位に「乱」(2.4%)という漢字も挙げられました。「政界も経済界も『混乱』して国民生活が乱れると思う」(男性50代)、「いろいろな問題の解決の糸口が掴めず『迷走』しそうな気がする」(女性50代)など、「震災復興」「エネルギー政策」「消費税」「社会保障制度」等々、国内外を含めて様々な問題や課題が山積する中で、野田内閣に不安や不信感を抱いている人も少なくありませんでした。自由回答の中には「解散総選挙となり、大いに乱れるのではないかと思われる」(男性60代)など、国民に信を問うべく、年内の衆議院解散・総選挙は避けられないのではないかという見方をする人もいました。

ロンドン五輪へ期待を込めて「金」、「絆」を深めて「愛」へ…

そのほか、皆さんから寄せられた自由回答の中からユニークな漢字をいくつかご紹介します。「『金』 ロンドンオリンピックでたくさんの金メダルが期待できるから」(男性30代)など、今夏にロンドンオリンピックを控え、日本人選手の活躍を期待する声。中でも「『活』 なでしこJAPANが金メダルを獲得してほしい。それによって日本全体が元気になり、活力にあふれてほしいので」(女性30代)など、W杯に続き、ロンドン五輪でも「なでしこ旋風」を巻き起こし、日本全体に蔓延する停滞ムードを吹き飛ばして欲しいという声が目立ちました。


次に「『愛』 絆がいつまでも、どこまでも続いていくということは、人と人の愛があればこそ…」(女性70代)など、2011年を象徴する漢字に「絆」が選ばれましたが、「絆」を深めることで「愛」が芽生えるのではないかという声。さらに「『生』 どんな事があっても、何があっても生き抜く」(男性40代)、「『生』 出産ラッシュになりますようにとの願いを込めて」(女性30代)など、震災を通じて生死について深く考えたという声も多く、物質的なもの以上に人の愛情や気持ち、命の尊さといった形のないもの、精神的なものを大事にする傾向が高まっているようです。

男性トップは「健」、次に「進」「新」「勝」など現状打破に向けて熱い思い

■男性:2012年の抱負は?

1 6.2%
2 3.6%
3 3.1%
3 3.1%
5 2.8%
6 2.3%
7 2.2%
8 2.0%
9 1.9%
9 1.9%
9 1.9%
9 1.9%

SA(単回答)

ここまで「2012年の日本の予測」を漢字一文字にしたためて見てきましたが、では皆さんご自身の「今年の抱負」はいかがでしょうか。まず、男性回答のトップは「健」(男性=6.2%、女性=5.1%)でした。「去年から病気で、会社を休んでいるので、今年は健康になって仕事に復帰したい」(男性50代)、「昨年はしょっちゅう風邪をひいていたので、今年は元気で乗り切れるように」(男性40代)など、「健康は富に優る」「無病は一生の極楽」といいますが、健康は何事にも代え難い「幸せ」と言えそうです。特に震災以降、ストレスや疲労を抱えやすい状態が続いていると言われますが、「健康のありがたみ」を心底感じたという人が案外多いのではないでしょうか。


続いて2位に「新」(男性=3.6%、女性=4.2%)、3位に「進」(男性=3.1%、女性=3.8%)。「新しいこと、行動にチャレンジして現状の閉塞感を打破したい」(男性40代)、「現状維持に甘んじているのではなく、ボランティア等にも積極的に参加し、色々な事にチャレンジして前を向いて進んでいきたい」(男性60代)など、先は長く険しい道であるにせよ、決して臆することなく果敢に「挑戦」「前進」していきたいという力強い声。さらに「40歳になり、なにごとにも勝負をかけて臨む年になった」(男性40代)など、同様6位に「勝」(男性=2.3%、女性=0.9%)、7位に「昇」(男性=2.2%、女性=0.9%)、9位にも「動」(男性=1.9%、女性=3.0%)、「活」(男性=1.9%、女性=1.1%)が挙げられ、高い志とやる気を持ち、例年以上にアクティブに活動することを目標に掲げる男性が多いことがうかがえます。

女性は「笑」「優」−同じ人生なら、笑顔を心がけて穏やかに暮らしたい

■女性:2012年の抱負は?

1 5.1%
2 4.7%
3 4.2%
4 3.8%
5 3.1%
6 3.0%
7 2.2%
8 2.1%
9 2.0%
9 2.0%
9 2.0%

SA(単回答)

その反面、女性のトップは男性同様に「健」(男性=6.2%、女性=5.1%)でしたが、2位には女性ならではの回答として「笑」(男性=1.3%、女性=4.7%)が挙げられました。「苦しい世の中、どうせ何も変わらないだろうとあきらめの本心がありますが、笑顔をたやさないで暮らしていきたい」(女性30代)、「きつくても子どもの前では常に笑顔でいたいなと思う」(女性20代)など、「笑って暮らすも一生泣いて暮らすも一生」という言葉がありますが、同じ人生なら楽しく笑いながら過ごした方が良いという声。さらに「口角を上げて優しい表情を心がける」(女性40代)など、同様8位に「優」(男性=0.1%、女性=2.1%)、9位にも「穏」(男性=1.5%、女性=2.0%)が挙げられ、イライラを鎮めて常に平常心を保ち、笑顔と優しさを心がけて「穏やかに暮らしたい」という女性が目立ちました。自由回答の中には「今年こそ、旦那に優しくしたい」(女性60代)という声も寄せられました。

震災を通じ「平凡」「日常生活」にかけがえのない「幸せ」を思い知る

そのほか、女性ならではの回答として目立ったのは「幸」(男性=1.3%、女性=2.2%)でした。「小さな幸せでいいから、期待したい」(女性50代)、「今年こそ家族でいいことがあって幸せだねと言いたい」(女性30代)など、決して特別なものを欲しているわけではなく、家族が健康で平和に暮らせることこそが、何よりの「幸せ」と感じている女性が多いようです。中には「去年の震災で平凡でいられることが、どんなに幸せで大切なことかがよく分かった」(女性60代)など、震災後、「平凡」「日常生活」のかけがえのなさを思い知ったという声も寄せられました。


今回は皆さんに「2012年の日本」を漢字一文字で表現していただきました。例年、同調査ではランキング上位に「迷」「乱」「暗」「苦」などのネガティブな漢字が並ぶことが多く、一年の始まりにあえて厳しい見方、辛口の採点をして気を引き締める傾向があるように感じます。ところが今年に限っては「昇」「進」「復」「明」「希」など、例年になくポジティブな漢字が上位を占め、日本を鼓舞するようなメッセージ性の高い漢字一文字が目立っています。昨年の震災の体験から、今は「復興」「復活」に向けて、一歩ずつでも前に進んでいかなければならない大事な年である、と認識している人が多いということではないでしょうか。2012年の最後を、皆さんが笑って締めくくれる一年になりますように。


最後に皆さんから寄せられた「2012年の抱負」の自由回答の中からいくつかご紹介します。


■2012年の抱負・目標は?

穏
  • 「私も間もなく73歳、今まで自分の考えを変えなかったツッパリをこの辺で180度転換させる。孫娘たちの健やかな成長を見守り、最愛の女房と一緒に『穏やかな人生』を過ごす努力をする」(男性70代)
走
  • 「今年中にフルマラソン大会に出場する」(男性40代)
叶
  • 「去年結婚した娘が、今年出産する予定。初孫を抱きたいという夢が叶いそう」(女性50代)
金
  • 「子ども2人が私立理工系大学と私立女子高にW入学し、かなりのお金が必要になるため不安」(女性40代)
挙
  • 「資格試験に合格し、拳を高々と挙げてガッツポーズする予定なので…」(女性40代)
確
  • 「ゴルフでのミスを出来るだけ少なく、正確にやりたい」(男性70代)
脱
  • 「冬に蓄えた厚い脂肪のコートも、昨年から引き続いての震災後の重い気分も春の訪れとともに脱ぎ捨てたい」(女性40代)
読
  • 「読書が趣味なので、今年は200冊読破を目標にしている」(男性50代)
支
  • 「昨年、元気で体格もいい夫が突然意識をなくし、私の目の前で倒れました。幸い、何もなく良かったのですが、夜勤疲れと風邪のこじれが重なったのが原因だったようです。白目になり意識が遠のく夫を、ただ支えることしかできませんでした。体の弱い私を夫が今まで愛情深く支えてくれたので、今度は私が何かと支えになりたい」(女性40代)
捨
  • 「数年前から流行っている『断捨離』。不要な物を断ち、捨てることで物への執着から離れ、身軽で快適な生活・心を手に入れるというもの。今年は私も挑戦し、シンプルだけど心豊かな生活を手に入れようと思う」(女性40代)(女性20代)
勝
  • 「シニアソフトボール(60歳以上)チームに所属している。東京都大会を勝ち抜き、全国大会出場を目指したい」(男性70代)
耐
  • 「14年ぶりにパートですが、お仕事始めました。一日が24時間で足りません。何事もチャレンジしてみることはとても大事ですが、同時に忍耐も必要…」(女性30代)
新
  • 「今年は、仕事も含め新しい事を始める予定。まずは、学生時代の夢であった『映画製作』にチャレンジする」(男性50代)