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好きな鍋料理はなんですか?

冬グルメの代表といえば、体をポカポカにしてくれる「お鍋料理」は欠かせません。野菜をたっぷりと食べられるお鍋は「ヘルシー料理」としても注目を集めています。また最近では、「キムチ鍋」や「カレー鍋」「トマト鍋」などそのバリエーションも広がっています。そこで今回は冬の定番料理「お鍋」をテーマに、皆さんのご意見を聞きました。

半数以上のご家庭で「週1回以上」の頻度で「鍋料理」が食卓に登場

「鍋料理」を食べる頻度は?

SA(単回答)

いまの季節、皆さんはどの位の頻度で「鍋料理」を食べているのでしょうか。「日曜日の夕食は鍋。夫婦で鍋を食べながら色々話をするのが好き」(女性40代)など、「週1回以上」と回答した人が54.9%。さらに「月2〜3回程度」という声も26.3%を数え、全体の8割以上の人びとが少なくとも「月2回以上」の頻度で鍋料理を食していることが明らかとなりました。自由回答の中には「野菜や豆腐がたくさん食べられるので、週に2〜3回はお鍋」(女性30代)など、食卓登場回数が「週2〜3回程度」(21.6%)に上る「鍋好き」も少なくありませんでした。


その一方、「ほとんど食べない」という声も5.5%を占めました。主な理由は「猫舌なので食べません」(女性30代)など、熱いものが苦手という声。さらに「夕食は一人でとることが多いので、鍋料理はしません」(女性70代)や、「箸が鍋の中に入るのが苦手」(女性30代)という声まで、「鍋料理」に苦手意識を持つ人もいました。

週末は「鍋料理の日」−家族団らんで一週間の報告会を兼ねるという声も

■「お鍋」を食べるメンバーは?

1 家族、夫婦 88.8%
2 友人 10.6%
3 1人で 8.1%
4 会社の同僚 4.8%
5 恋人 3.2%

MA(複数回答)/「月1回以上」食べている人(N=744)

多くの皆さんが高頻度で「鍋料理」を食べていることが明らかとなりましたが、ではどんなメンバーで「お鍋」を囲んでいるのでしょうか。最も回答が多かったのは「家族(子どもを含め)・夫婦」(88.8%)でした。「家族で行きつけの創作料理店で、鍋を囲んで食べる食事がたまらなく楽しい」(男性50代)、「月3回ぐらい鍋料理をするが、家族みんなが喜んで食べている」(男性60代)など、いつもの夕食以上に家族の親近感、和気あいあい度が増すという声。さらに自由回答の中には「週末は家族で鍋料理。ゆっくりと食事をしながら、一週間の報告会」(女性40代)など、「鍋料理の日=家族が近況を語らうことのできる絶好の機会」という声も寄せられました。

意外に重宝される「一人鍋」!?食材を切って煮るだけのシンプルさに支持

また見逃せないのが3位の「1人で」(8.1%)です。「一人暮らしなので、家でビールを飲みながら一人鍋が多いかな」(男性40代)など、「一人鍋」というと、何となく寂しい雰囲気がイメージされやすいものですが、食材を切って煮るだけのシンプルな料理であることから、意外に「一人暮らし向き」の重宝な料理として捉えている人が多いようです。中には「一人鍋も好き。野菜がたっぷり食べられるし、(具材を)独り占めできるところもいい」(男性40代)など、独り占めできる贅沢感を楽しんでいる人もいました。そのほか、「週末は友人と一緒にこたつで鍋を囲んでいる」(男性20代)など、「友人」(10.6%)、「会社の同僚」(4.8%)、「恋人」(3.2%)が続きました。

冬場の健康対策に「お鍋」を食べる!
−「冷え症対策」「野菜摂取」「食欲増進」など

次に「鍋料理」が愛される理由を具体的に見ていきましょう。最も回答が多かったのは「カラダが温まる」(73.3%)でした。「体が温まって、ほっこりする。疲れも取れて良い」(女性50代)など、寒さが一段と厳しさを増すこの冬、カラダを芯から温める「鍋料理」で至福を感じるという声。中には「坦々鍋にニンニクとショウガ、唐辛子を入れて作ったら、体が温かくなって汗がたくさん出た。夫婦ではまっている」(女性30代)など、薬味、香辛料の効いた熱々のお鍋で、代謝アップを実感している人もいました。

■鍋料理の良い点は?

1 カラダが温まる 73.3%
2 野菜がたっぷりと摂れる 71.9%
3 料理するのが簡単 56.0%
4 家族団らんに良い 20.6%
5 お酒が美味しく飲める 18.5%
6 冷蔵庫の残り物を片づけるのに助かる 18.3%
7 味のバリエーションが色々楽しめる 15.9%
8 食欲が増進する 11.8%
9 洗いもの、片づけがラクチン 11.2%
10 ヘルシー&ダイエットに効果的 6.3%

MA(複数回答)/「月1回以上」食べている人(N=744)


続いて2位は「野菜がたっぷりと摂れる」(71.9%)。「不足がちな野菜を食べられるのがいい」(男性70代)、「野菜やたんぱく質がたくさん摂れるので風邪予防に良い」(女性40代)など、食物繊維やビタミンなどの栄養が豊富な野菜を簡単に摂取できるという声。さらに「食欲が湧き、いつもより食が進む」(男性60代)など、同様8位に「食欲が増進する」(11.8%)、10位にも「肉などの脂が落ちてヘルシー&ダイエットに効果的」(6.3%)が挙げられ、安心して食べられる「健康的でバランスの良い食事」として鍋料理が好意的に受け入れられていることがうかがえます。

お鍋は主婦にうれしい完璧な「時短料理」!?
−「簡単調理」「後片づけも楽チン」

健康面にもたらす効果のほか、3位に「料理するのが簡単」(56.0%)、6位に「冷蔵庫の残り物を片づけるのに助かる」(18.3%)が挙げられました。「冷蔵庫の常備品で簡単に作れ、無駄が無い」(女性40代)など、冷蔵庫に余っている食材を切って、火にかけるだけの手軽さが魅力という声。さらに「料理する時間がかからないし、後片付けも楽」(女性40代)など、9位にも「洗いもの、片づけがラクチン」(11.2%)が挙げられ、簡単で美味しく、土鍋一つで料理ができるため「食器洗い」の手間も省けるなど、主婦にとっては完璧な「時短料理」と言えそうです。その一方で「友人が集まった時には海鮮などちょっと豪華にする」(女性20代)など、具材をちょっと奮発すれば、ゴージャスなディナーに変身するのも「鍋料理」の魅力の一つかもしれません。そのほか、4位に「家族団らんに良い」(20.6%)、5位に「お酒が美味しく飲める」(18.5)が続きました。

食べ慣れた味!オーソドックスな「寄せ鍋」「水炊き」「湯豆腐」に人気集中

■最近よく食べる「鍋料理」は?

1 寄せ鍋 48.4%
2 水炊き 47.7%
3 キムチ鍋(チゲ) 35.1%
4 湯豆腐 27.7%
5 しゃぶしゃぶ 24.6%
6 ちゃんこ鍋 20.3%
7 うどんすき 17.5%
8 もつ鍋 13.6%
9 カレー鍋 10.6%
10 牡蠣鍋 9.5%

MA(複数回答)/
「月1回以上」食べている人(N=744)

では、皆さんがよく食べている「人気の鍋料理」をランキング形式で見ていきましょう。堂々の人気ナンバーワンは「寄せ鍋」(48.4%)でした。「寄せ鍋は飽きないので良く食べる」(女性40代)など、和風味の食べ慣れた味付けは魚介類や鶏肉、野菜などとの相性も良いという声。さらに「味付けで悩む必要がないので、水炊きが一番いい」(女性50代)など、2位に「水炊き」(47.7%)、4位にも「湯豆腐」(27.7%)が挙げられ、最近では「変わり鍋」が台頭してきているとはいえ、昔ながらのオーソドックスな「寄せ鍋」「水炊き」「湯豆腐」を支持する声が多数寄せられました。

「キムチ鍋」「カレー鍋」「餃子鍋」など、鍋料理もグローバル化!

次に3位は「キムチ鍋(チゲ)」(35.1%)。「辛いものが好き」(男性40代)、「キムチ鍋は体の芯まで温まるので寒いとき最高」(男性60代)など、唐辛子に含まれるカプサイシンが身体を温めて代謝を高めるという声が目立ち、寒さが厳しい日には持って来いの「鍋料理」と言えそうです。自由回答の中には「1日目は水炊き、2日目はキムチ鍋として飽きのこないように味に変化を付けている」(女性30代)など、「あっさり味」から「キムチ味」に味付けを変えて1回で2度楽しむという人もいました。そのほか、「しゃぶしゃぶは自分の好みの味にしていただけるので好き」(女性40代)など、5位に「しゃぶしゃぶ」(24.6%)、8位にも「もつ鍋 」(13.6%)が挙げられ、「お肉」が主役の鍋料理にも人気が寄せられました。


また、ここ数年で人気が急上昇したのが9位の「カレー鍋」(10.6%)です。「小学生のチビちゃんはカレー鍋がお気に入り」(男性40代)など、馴染み深いカレー味は「鍋料理」としては新参であるものの、そのスパイシーな味わいから食欲をそそるという声が目立ち、早くも市民権を得始めていることがうかがえます。さらに「豆乳鍋はミルキーな感じで、何よりも栄養面がバッチリ。今度はトマト&豆乳のミックス鍋に挑戦する予定」(男性20代)など、12位に「豆乳鍋」(8.5%)、13位に「餃子鍋」(8.2%)、16位にも「トマト鍋」(6.2%)が続き、オーソドックスなお鍋に加え、斬新な「変わり鍋」に果敢にチャレンジするご家庭も増えています。キムチ鍋、カレー鍋など、従来、水炊き、和風だしがメインだった「鍋調理」の味付けにもグローバル化が進んでいることがうかがえます。

7割近くが「市販鍋スープ」を利用すると回答−特に20、30代の利用率が目立つ

市販の「鍋スープ」を使う?

SA(単回答、「月1回以上」
食べている人 N=744)

この時期、スーパーの店頭には数多くの「鍋スープ」が陳列されていますが、では実際の利用状況はいかがでしょうか。「手軽なので、ほとんどの鍋の時に市販のスープを使用する」(女性40代)、「市販のだしを使ったほうが美味しい」(女性50代)など、「必ず利用する」と回答した人は16.0%。さらに「キムチ鍋は市販の鍋の素を使う。それ以外のものは自分でだしを取る」(男性60代)など、「鍋の種類によって利用する」という声は52.7%を数え、全体の7割近くの人びとがケースバイケースではあるものの、「市販のスープ」を利用していることが明らかとなりました。中には「初挑戦する味には必ず市販のスープを使う。それで本来の味を知ったうえで、次回からは自分で材料を買ってアレンジして作っている」(男性20代)など、本来の味、プロの味を研究するため「市販のスープ」を利用するという人もいました。


世代別ではいかがでしょうか。「鍋の種類によって利用する」という声は20、30代で7割以上を数えたものの、40代で66.2%、60代で61.1%と世代とともに減少。さらに70代以上では45.4%まで落ち込み、シニア層では「鍋スープ」の利用率が半数を下回りました。こうした背景には「味が濃そうなので市販のスープは使いません。あっさりした鍋が好きなので」(男性50代)、「(自家製の方が)経済的で、保存料の不安もないから」(女性50代)など、食べ慣れた「自家製だし」で十分満足しているシニア層が案外多いようです。

世代別:市販の「鍋スープ」を使う?

SA(単回答、「月1回以上」食べている人 N=744)

鍋料理のベストパートナーは、酸味香味の良い「おろしポン酢」が抜群!

ここまで人気の鍋料理について聞いてきましたが、お鍋を美味しく食べるためには「薬味」や「つけだれ」の工夫も必要です。ではお鍋に欠かせない「薬味」や「つけだれ」とは?最も回答が多かったのは「ポン酢」(74.6%)でした。「水炊きには、ポン酢にもみじおろしをたっぷり入れる」(女性30代)など、水炊き、湯豆腐、しゃぶしゃぶ等のあっさりとしたお鍋には、素材の味を引き立てる「ポン酢」で爽やかに食べるという声。「すだちやかぼすなど、柑橘類を搾ったポン酢は最高」(女性40代)など、8位「醤油」(9.8%)と9位「すだち」(8.2%)を合わせた「自家製」で味わうという声も寄せられ、鍋料理に酸味香味の良い「ポン酢だれ」が欠かせない存在となっていることがうかがえます。

■鍋料理に欠かせない薬味やたれは?

1 ポン酢 74.6%
2 ねぎ(青ねぎ、万能ねぎ、九条ねぎなど) 33.2%
3 ごまだれ 28.8%
4 大根おろし 25.4%
5 唐辛子 17.6%
5 柚子コショウ 17.6%
7 もみじおろし 17.1%
8 醤油 9.8%
9 すだち 8.2%
10 ごま(すりごま) 7.7%

MA(複数回答)/「月1回以上」食べている人(N=744)


トップ「ポン酢」との組み合わせで外せないのが、「すべてポン酢・ねぎ・大根おろしは用意する」(女性50代)など、2位の「ねぎ(青ねぎ、万能ねぎ、九条ねぎなど)」(33.2%)。さらに4位「大根おろし」(25.4%)、7位「もみじおろし」(17.1%)です。「ポン酢におろし大根と生姜をいれるのにはまっている」(男性20代)など、ポン酢の酸味と大根おろしのサッパリとした口当たりが抜群という声が目立ちました。中には「大根を丸ごと一本すり下ろして鍋に入れ、豚バラなどの具材を入れてポン酢でいただく鍋ですが、ウチの定番」(男性40代)など、大根おろしを鍋に入れて「みぞれ鍋」に仕立てるというご家庭もありました。


また「ポン酢だれ」と双璧なのが、3位の「ごまだれ」(28.8%)です。「しゃぶしゃぶ肉にはごまだれ」(男性40代)など、豚肉系のお鍋には「ごまだれ」を一押しにする声。中には「ポン酢とごまだれは必須」(女性20代)など、複数のつけだれを用意し、味のバリエーションを楽しんでいるという声も寄せられました。以下5位「唐辛子」(17.6%)、「柚子コショウ」(17.6%)など、好みでピリリとした辛味を加える人もいました。そのほか、「店で食べたしゃぶしゃぶを真似て麺つゆと柚子コショウ、ねぎで食べている。すごく美味しい」(女性30代)、「我が家ではコラーゲンパウダーを入れている。コラーゲンパウダーは無味無臭なので味の邪魔をしないし、何と言っても翌日お肌プルプル!!美と健康の一挙両得!」(女性40代)など、各ご家庭で様々な工夫を凝らしていることがうかがえます。


今回は体を芯まで温める「鍋料理」をテーマにアンケートを行いました。お鍋を食べる頻度は「週1回以上」(54.9%)、「月2〜3回程度」(26.3%)という声が全体の8割以上を占め、日本の冬を代表する家庭料理の定番メニューとして「鍋料理」が愛されていることが明らかとなりました。特にお鍋を囲むメンバーとして、全体の9割近くの人びとが「家族(子どもを含め)・夫婦」を挙げ、温かなお鍋を中心に家族が集まるほのぼのとした光景が目に浮かびます。自由回答の中にも「みんなでワイワイ鍋をつつきながら話が弾む」(男性50代)という声が目立ち、「鍋料理」は「冷え性対策」「ビタミン補給」など家族の健康を守るとともに、その絆を深める役割も担っていることを実感させられます。いわば、「お鍋=家族円満のバロメーター」と言っても過言ではないかもしれませんね。


さて、全国的な寒波襲来で一段と寒さが増すここ数日は、まさに「鍋日和」です。週末あたりに家族や友人たちに声をかけて「鍋パーティー」を催してみてはいかがでしょうか。