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今年の連休はどう過ごす?

例年に比べて梅や桜の開花が遅れた今春。4月に入り、だいぶ春らしい陽気が増えはじめ、気分も徐々に盛り上がってきました。あと数週間もすると、いよいよゴールデンウィーク(GW)がやってきます。家族そろっての旅行やレジャーの計画を立て始めている人もきっと多いのでは?そこで今回は春の大型連休を間近に控え、今年の連休の過ごし方やご予定を聞きました。

全体の42.8%が「1週間以上」の休暇となる見込み

今年の大型連休(ゴールデンウィーク、土日含め)、果たして皆さんはトータルで何日ぐらい休めるのでしょうか。「カレンダー通りの休みなので、例年通りの休暇日数」(女性40代)など、「7日間」と回答した人が最も多く17.2%。4月28日〜5月6日までのうち、1日(火)、2日(水)の平日を除く、暦通りの休暇日数が主流のようです。さらに「例年に比べて(休みが)多く、1、2日も休む」(男性60代)など、有給休暇などを上手く利用して「10日以上」の連休を取得するという声も10.8%を数え、全体の42.8%の人びとが「1週間以上」の連休となる見込みであることが明らかとなりました。


今年の連休は全部で何日?

SA(単回答)


その一方、「休日なし」という声も12.7%を占めました。主な理由は「全寮制学校で働いていて、生徒たちが活動しているので」(女性50代)、「自営業なので毎年、ゴールデンウィークとは無縁」(男性40代)など、サービス業、自営業を中心に「休日ならではの仕事であるためにGWは休みではない」という声が目立ちました。

「休養」>「レジャー」−連休中は日ごろの疲れを癒し静養に努める


「レジャー」と「休養」のバランスは?

SA(単回答、N=2518人)

では皆さんは、大型連休をどのように過ごすのでしょうか。「レジャー」と「休養」のバランスを聞いてみたところ、「『休養』重視型」という声が最も多く56.1%。「仕事で疲れているし、どこに行っても混んでいて疲れるから」(男性40代)、「近くの多摩川の土手を散歩したり、温泉施設に行きたい」(女性60代)など、日ごろの疲れを癒し、遠出をせずにのんびりと静養に努めたいと考えている人が大変多いようです。


その一方、「旅行、それと友だち家族とのバーベキューも楽しみ」(女性30代)、「小屋に泊まりがけで登山に出掛ける。大自然を満喫したい」(男性50代)など、「『レジャー』重視型」という声は僅か8.9%に留まり、久々の大型連休とはいえ、「レジャー」よりも「休養」に重きを置く人が意外に多いことがうかがえます。さらに「前半で旅行、後半は部屋の片付けと休養」(女性30代)など、「『レジャー』と『休養』は半々」(35.0%)という声も寄せられ、無理をせず、連休後に疲れを残さない工夫をする人が目立ちました。また過去3年間に実施した同調査によれば、2009年、2010年は「『レジャー』と『休養』は半々」が目立ちましたが、ここ最近では年を追うごとに「連休中はすべてのんびりと『休養』をとる」という声が増加する傾向が見られます。「連休=レジャー」という意識が徐々に薄れてきていることがうかがえます。


過去3年間推移:「レジャー」と「休養」のバランス

2009〜2012年調査はGW前に調査実施
2011年のみ、GW後に調査実施

レジャーの充実には「10日間以上」の長期休暇が必要!?

「休暇日数」と「過ごし方のタイプ」をクロス集計で見てみると、「『休養』重視型」は「3日間未満」「4〜6日間」と比較的に休暇日数が少ない人に目立ち、限られた休日を「静養」「疲労回復」にあてるケースが多いようです。次に「『レジャー』と『休養』は半々」タイプでは「3日間未満」が大幅に減少し、その一方で「4〜6日間」「7〜9日間」が増加傾向。さらに「『レジャー』重視型」では「10日間以上」の長期休暇派が急増し、レジャーの充実には「休暇日数」が大きく左右していることがうかがえます。またユニークなのは「『レジャー』と『休養』は半々」タイプよりも、「『レジャー』重視型」に「3日間未満」という短期休暇が目立った点です。自由回答の中には「限られた休みに家族でお出かけしたい」(男性40代)という声も寄せられ、短期連休の場合は「休養」もしくは「レジャー」のいずれかに絞る人が多いようです。


  クロス集計:「休暇日数」と「過ごし方のタイプ」

総予算は「例年並み」ないし「やや減少」傾向−遠出せずに「日帰り」中心


例年に比べて連休にかける予算は?

SA(単回答、N=2420人)

では、今年の連休にかける予算は例年に比べていかがでしょうか。「遠出はせず、外食を中心に例年通りの予算で」(男性60代)、「日帰り旅行、ショッピング費でだいたい50,000円くらい」(男性40代)など、「例年とあまり変わらない予算」と回答した人は60.5%。さらに「不景気の影響で収入激減、また暮れから今までお祝いのお金が出すぎて…」(男性40代)、「長男の高校進学でお金が掛かったので」(女性40代)など、「例年よりも出費を抑える予定」という声も33.7%を数え、GWの総予算は例年並み、ないしはやや減少傾向にあることが明らかとなりました。自由回答の中には「春休みに贅沢な旅行をしたので、ゴールデンウイークは切り詰める」(女性40代)など、混み合うGWを外し、すでに旅行を楽しんだという人もいました。


その一方、「例年よりリッチにお金を使う予定」という声は5.8%でした。主な回答として「パパが仕事を頑張っているから、お休みの日はストレスを解消させたい」(女性30代)など、日ごろのうっ憤を晴らすべく、ちょっと贅沢に過ごしたいという声。さらに「今年は子どもたちが帰省するので」(女性50代)など、久しぶりに家族が揃うため、予算を考えずに盛り上げたいというご家庭も少なくありませんでした。

2割近くが「国内外に旅行を計画している」と回答−昨年の震災も影響


連休中の旅行(1泊以上)の計画は?

SA(単回答、N=2427人)

財布の紐が固くなりそうな今年の連休ですが、「1泊以上」の旅行を計画している人はどの位いるのでしょうか。「両親を連れ、初めての沖縄に3泊4日で行く。トレッキング、シーカヤックをやる」(女性30代)など、「国内外に1泊以上の旅行へ出かける」(19.7%)という声は2割近くを数え、全体的に節約傾向にある中で、思った以上に多くの人びとが旅行を計画していることが判明。自由回答の中には「昨年は震災の後で、どこにも行けなかったので、今年は出かけるつもり」(女性50代)など、レジャーを控えた昨年の反動から、今年の連休に期待を寄せる人も少なくありませんでした。

海外派は1割、国内派は9割−「ハロン湾クルーズ」「中尊寺歴史遺産の見学」など


行き先は国内派、海外派?

SA(単回答、N=477人 旅行計画を持つ人)

では、1泊以上の旅行計画を立てている人は、国内、海外のどちらへお出かけになるのでしょうか。「4人家族でタヒチにダイビング、南十字星を見たり静養しに行く」(男性60代)など、「海外旅行を計画している」と回答した人は8.4%。主な回答として「アンコールワット(カンボジア)の朝景と夕景、それにハロン湾(ベトナム)のクルーズ」(女性60代)、「バリ島でエステざんまい」(女性50代)など、アジアやビーチリゾートを中心に渡航する人が多いようです。


続いて「(和歌山県)那智勝浦にホエールウオッチングに出掛けるのを楽しみにしている」(男性50代)など、「国内旅行を計画している」と回答した人は89.5%。主な回答として「石川県の和倉温泉に一泊、そこから岐阜県の飛騨高山へ」(女性40代)、「東北旅行(仙台・平泉)中尊寺他歴史遺産の見学と温泉、地元のおいしい食を楽しむ」(男性50代)など、「世界遺産」「温泉」「グルメ」を中心に観光旅行へ行くという声。さらに「結婚して26年、毎年、長野の白樺湖のホテルで過ごすのが恒例」(女性50代)など、毎年同じ場所へ赴くというご家庭もありました。中には「海外旅行と国内旅行の両方を計画している」(2.1%)というリッチな休日を過ごす人もいました。

連休中にしたいことは「家の片づけ・掃除」−年末以来の大掃除する

宿泊を伴う旅行以外で、皆さんが今年の連休にしたいことは一体何でしょうか。最も回答が多かったのは「家の片づけ・掃除・洗濯する」(48.4%)でした。「寒いと自分の部屋の掃除が億劫で、GWの頃には過ごしやすい気候になると思うので大掃除したい」(男性40代)、「庭の雑草掃除」(女性40代)など、年末の大掃除から5ヵ月間が過ぎ、連休を利用して上半期に溜まった汚れやほこりをしっかりと落としたいという声。さらに「寝具類の交換(冬物から夏物へ)と衣類の衣替え」(女性50代)など、夏物衣類への移行期として利用する人もいました。

■「宿泊をともなう旅行」以外で
今年の連休にしたいことは?

1 家の片づけ・掃除・洗濯する 48.4%
2 とにかく寝る(睡眠)・ゴロゴロする 31.2%
3 ショッピングに行く 26.6%
4 外食する(家族、恋人など) 22.1%
5 家族団らん・子供と遊ぶ 21.7%
6 TV・ビデオ(DVD)を鑑賞する 18.9%
7 日帰り旅行(温泉、観光地巡り) 15.7%
8 家庭菜園・ガーデニング 15.3%
8 街散策・食べ歩き 15.3%
10 読書する 15.0%

MA(複数回答)/N=2613人


2位は「とにかく寝る(睡眠)・ゴロゴロする」(31.2%)。「とりあえず、家から出ないで何もしないで寝る日を作る」(女性30代)など、この機会に日ごろの睡眠不足を補いたいという声。中には「体調が悪くてお出かけはできそうにありません。咳喘息と花粉症、ひざ・足腰の痛みに苦しんでいる」(女性40代)など、連休中は安静に努めるという人もいました。さらに「午後からビールを飲みながら撮りためたDVDを観て、まったりする」(女性40代)など、同様6位に「TV・ビデオ(DVD)を鑑賞する」(18.9%)、10位にも「読書する」(15.0%)が挙げられ、大型連休とはいえ、いつもの土・日同様に「自宅」でのんびり過ごす人が案外多いことがうかがえます。

「ショッピング、外食=家族レジャー」として捉えるご家庭が目立つ

「自宅派」が目立った一方、外出派で多かったのは3位の「ショッピングに行く」(26.6%)でした。「ドライブを兼ねて大型のショッピングセンターでの買い物や、各地で行われる催し物に出かける」(男性70代)、「近場のショッピングモールをハシゴしようと思う」(女性40代)など、GW中に行われるセールやイベントを狙って、大型ショッピングセンターやアウトレットモールへ繰り出すという声。さらに「家族においしいお寿司を奮発する」(女性60代)など、同様4位にも「外食する(家族、恋人など)」(21.7%)が挙げられ、「ショッピング」や「外食」を家族レジャーの一環として捉えて楽しむご家庭も少なくありませんでした。


そのほか、「日帰りで奈良や京都、比叡山などに行く」(女性40代)など、7位に「日帰り旅行(温泉、観光地巡り)」(15.7%)。同様8位に「街散策・食べ歩き」(15.3%)、11位にも「ドライブする」(13.2%)が挙げられ、「近場を中心」にアクティブに行楽を過ごしたいと考える人が多いようです。

「金融機関の休み」「生活リズムの崩れ」「旦那の昼食」など、連休ならではの不安も

楽しみの多い大型連休ですが、皆さんから寄せられた自由回答の中には、連休に伴い不安や素直に喜べないこともあるようです。例えば、「銀行や市役所の機能がストップすること」(男性40代)、「子どもが体調を崩した時、どこの救急病院に受診したらいいか少し心配」(女性20代)など、金融機関や病院等の休暇が困るという声。「どこでも駐車場の確保が大変」(男性70代)、「どこに出掛けても混雑していて予定通りにいかない」(男性30代)など、観光地の混雑ぶりにうんざりするという声。さらに「夜型になってしまい生活のリズムが壊れてしまうこと」(女性30代)や、「ガソリン価格の急騰」(男性50代)が気になるという人もいました。


そのほか、女性ならではの回答として「旦那がいると、昼食をちゃんと作らなくてはならないのが負担」(女性30代)、「旦那が昼まで寝ていることが多く、家が片付かないのでイラっとする」(女性20代)など、ご主人の休暇は主婦にとっては、意外に大きな負担となっていることがうかがえます。


今回は大型連休を控え、「今年の連休はどう過ごす?」をテーマに皆さんのレジャーの計画についてご意見を聞いてきました。「(連休に)国内外に1泊以上の旅行へ出かける」という声は全体の2割近くを数え、節約傾向にある中とはいえ、比較的に多くの人びとが旅行を計画していることが明らかとなりました。こうした背景には、「昨年の震災の反動」や、寒さの厳しかった「今冬を乗り切った喜び」も少なからず影響を与えているのかもしれません。「どこへ行っても混み合う」など、観光地に旅行客が集中するなどの問題も抱えてはいるものの、その一方、新年度が始まって約1ヵ月間を過ぎ、新しい職場や仕事、家事、育児等々、心身共に疲労やストレスが溜まり始めてくる頃だけに、連休は息抜きや気分転換の絶好のタイミングといえるのではないでしょうか。「レジャー」と「休養」のバランスを上手に取りながら、充実した連休を過ごしたいもの。あとは好天に恵まれることを祈るのみですね。