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あなたのストレス解消法を教えて?

6月に突入し、いよいよ「梅雨」シーズンが到来します。長雨は外出を億劫にさせるばかりではなく、高温多湿の日本特有の環境にイライラがつのったり、なんとなく気分が優れずに体調不調を訴える人も増える時期だそうです。そこで今回は梅雨入りを迎え、皆さんの現在のストレスの度合いや原因を探ると共に、その解消法を聞きました。

7割以上が「ストレスを感じている」と回答−家事、育児に悩まされる女性が目立つ

今、ストレスを感じている?

SA(単回答)

さて、いまストレスを感じているという人はどの位いるのでしょうか。「残業が多く帰宅時間が遅く、また義父の介護もしているので」(女性50代)など、「とてもストレスを感じている」と回答した人は23.8%。さらに「まあまあストレスを感じている」という声も51.3%を数え、全体の7割以上の人びとが何らかのストレスを抱えている現状が浮き彫りとなりました。性別で「とてもストレスを感じている」という声を見てみると、男性は21.2%であったのに対し、女性はそれよりも5.8%高い27.0%を占めました。自由回答の中には「4歳の息子のあり余る体力との戦い。毎日怒ってばかりで、自分にもストレスを感じている」(女性20代)、「更年期障害でストレスを感じている」(女性40代)など、家事や育児から健康面に至るまで、強いストレスに悩まされる女性たちが多いようです。

働き盛りの30代ではストレスが高く、シニア層では低くなる傾向

世代別ではいかがでしょうか。「とてもストレスを感じている」「まあまあストレスを感じている」という声を見てみると、20代で74.4%、40代で76.1%、50代で76.4%と75%前後を推移。さらに30代ではピークの85.4%に達し、ストレスを抱える20〜50代が目立ちました。こうした背景には「仕事と家庭のための時間が多く、好きなスポーツ、趣味にかける時間がない。また、それらにかけるほどの金銭的余裕がなく、不安を感じている」(男性20代)など、仕事や子育てに忙しいという同世代も多く、心身ともに余裕がない現状がうかがえます。

世代別:今、ストレスを感じている?

SA(単回答)


その一方、60代で58.8%、さらに70代以上では42.9%まで一気に減少。「自由気ままのため」(男性60代)、「毎日が楽しくて思い悩む事が何もないから」(女性60代)など、子どもの独立や定年退職等々、社会的な責任を果たしたシニア世代は、若者、中高年層ほどストレスをそう強く感じていないことがうかがえます。

ストレスの一番の原因は「仕事」−厳しい雇用情勢や労働環境を背景に

全体の7割以上の人びとが多かれ少なかれストレスを感じていることが明らかとなりましたが、では、「現代病」ともいわれるストレスの一番の原因とは一体何でしょうか。最も回答が多かったのは「仕事(労働環境、給与など)」(60.3%)でした。「朝が3時出社だったりするので、とても苦痛。ゴールデン番組、連続ドラマを観て…、という普通の生活を送ってみたい」(女性50代)、「求められる仕事の質が高い割に給料が安い」(男性30代)など、早朝出勤や残業、職場環境、給与等に関する不満を吐露する声。さらに「一番は失業でのストレス。年齢的になかなか仕事が見つからない苛立ちなど」(男性50代)など、同様5位にも「就職・退職・失業(自分、配偶者、子どもなど)」(15.1%)が挙げられ、長引く景気低迷などを背景に雇用情勢や労働環境の厳しさが増し、仕事や求職にストレスを感じている人が大変多いことがうかがえます。自由回答の中には「上司の考え方に納得がいかないことが多い」(女性40代)、「社内の同僚の無気力さ」(男性40代)など、労働環境のほか、職場における人間関係や雰囲気にイライラが止まらないという人もいました。

■ストレスの原因は?

1 仕事(労働環境、給与など) 60.3%
2 将来(自分、家族など) 29.6%
3 病気・体調不良(自分、家族など) 29.2%
4 政治・社会的な不安(年金、医療制度など) 16.1%
5 就職・退職・失業(自分、配偶者、子どもなど) 15.1%
6 親子・家族間トラブル 10.4%
6 家事 10.4%
8 対人・隣人トラブル 8.9%
9 自然災害(地震、竜巻、豪雨など) 8.3%
10 夫婦間トラブル 5.8%

MA(複数回答)/ストレスを感じている人(n=517人)

「病気」「社会不安」のほか、「災害」「電力危機」も新たなストレスの種に

「景気悪化で仕事や将来にストレスを感じる」(女性40代)など、2位は将来(自分、家族など)」(29.6%)。さらに「政治不信の中、年金の財源問題や増税による不安」(男性60代)など、同様4位にも「政治・社会的な不安(年金、医療制度など)」(16.1%)が挙げられ、経済の成熟化、少子高齢化など課題が山積する一方、画期的なアイデアや方策を見いだせない日本の行く末や、自分の将来に焦りを感じている人が目立ちました。続いて、3位は「病気・体調不良(自分、家族など)」(29.2%)。体が不自由で通院生活となっているから」(男性40代)など、病気や怪我で思うように働けない、家族に迷惑をかけているという声。中には「祖父母の認知症が周りに理解してもらえない」(男性40代)、「失業している上に親の介護が重なっている」(女性40代)など、家族の介護に精神的、身体的、経済的な負担を感じている人もいました。


また最近、新たに加わったストレスとして、「地震が多く発生したり、気象もいろいろ変化してきているので不安」(女性40代)など、9位に「自然災害(地震、竜巻、豪雨など)」(8.3%)。さらに「原発事故の後始末と使用済み燃料の処理方法がはっきりしない」(男性80代)など、同様11位にも「電力危機(節電、原発など)」(5.2%)が挙げられ、「仕事面」「健康面」などの従来の不安要因に加え、昨年からは「地震」「原発」も強いストレスを与えるストレッサ―になりつつあることがうかがえます。

男性のストレス解消法は「お酒」−晩酌で1日の疲れやストレスを癒す

では皆さんは、日々溜まるストレスをどのように解消しているのでしょうか。まず、男性回答は「晩酌、お酒を飲む」(45.7%)がダントツ。「ビールで晩酌が一番」(男性40代)、「自宅で家族と酒を楽しむ」(男性50代)など、1日の疲れやストレスを「晩酌」で癒すという声。自由回答の中には「週1回は、近くの居酒屋で酒を飲む」(男性60代)など「外飲み」で気晴らしをするという声も寄せられ、男性のストレス解消の特効薬として「お酒」が大きな役割を果たしていることがうかがえます。

■男性:ストレス解消法は?

1 晩酌、お酒を飲む 45.7%
2 好きなテレビ番組を観る 14.9%
3 何もしないでボーッとする 13.3%
3 音楽を聴く 13.3%
5 ゆっくりとお風呂に入る 13.0%
6 好きなものを買い、家で食べる 12.5%
7 スポーツ(スポーツクラブ、ジョギング、ゴルフなど)で汗を流す 11.4%
8 趣味(釣り、絵画、編み物など)に没頭する 11.1%
8 とにかくたくさん寝る(睡眠) 11.1%
10 お茶・コーヒー(緑茶、コーヒー、紅茶・ハーブティー)を飲む 10.3%

MA(複数回答)/ストレスを感じている人(n=368人)


2位は「好きなテレビ番組を観る」(14.9%)。「感動もののテレビ番組や明るい映画を観て、幸せな気持ちに頭を切り替える」(男性40代)など、難しいことは考えずに「バラエティー番組」に思わず笑ったり、「スポーツ番組」でひいきチームに大きな声援を送るなど、テレビ番組を通じて喜怒哀楽の感情表現を取り戻し「ストレスを発散する」という声。さらに「好きな音楽を大音量で聴く」(男性30代)など、同様3位に「音楽を聴く」(13.3%)が挙げられ、「テレビ=視覚」や「音楽=聴覚」など五感を刺激し緊張状態からリラックス状態に導くという声が目立ちました。自由回答の中には「スナックでお酒を飲みながらカラオケをうたう」(男性50代)など、「音楽+お酒」のW効果でストレスを一掃するという人もいました。

「イライラの時は走る」など、男性は「スポーツ」「趣味」でストレス発散

また男性回答で目立ったのは、7位の「スポーツ(スポーツクラブ、ジョギング、ゴルフなど)で汗を流す」(11.4%)。「イライラしている時は走る事が1番。少なくとも10km、多い時は30km」(男性20代)、「天気が良ければ自転車で遠出する」(男性40代)など、気持ちの良い汗を流すという声。さらに「渓流釣りが趣味なので、自然の中が一番リラックスできる」(男性20代)など、同様8位にも「趣味(釣り、絵画、編み物など)に没頭する」(11.1%)が挙げられ、「スポーツ」や「趣味」など夢中になれるものを見つけ、ストレスを発散する世の男性が多いことがうかがえます。

「甘いもので一息」など、女性は「飲食」でストレスを上手にコントロール

その反面、女性回答のトップは「デザート・菓子など甘いものを食べる」(30.1%)でした。「一人で、ちょっと高いチョコレートをこっそり食べる」(女性30代)、「とにかく甘いものを食べる。自分でフレンチトースト作ったりして…」(女性50代)など、疲れやストレスが溜まっているときに、甘いものでほっと一息つくという声。さらに「嫌な事があると好きな食べ物を買う」(女性30代)、「お酒やスイーツを食べる」(女性30代)など、同様2位に「好きなものを買い、家で食べる」(26.4%)、3位にも「晩酌、お酒を飲む」(23.4%)が挙げられ、多くの女性は「飲食」でストレスを上手にコントロールしていることがうかがえます。

■女性:ストレス解消法は?

1 デザート・菓子など甘いものを食べる 30.1%
2 好きなものを買い、家で食べる 26.4%
3 晩酌、お酒を飲む 23.4%
4 何もしないでボーッとする 19.4%
5 好きなテレビ番組を観る 17.7%
6 友人に会って、おしゃべりをする(話を聞いてもらう) 17.7%
7 お茶・コーヒー(緑茶、コーヒー、紅茶・ハーブティー)を飲む 13.7%
8 とにかくたくさん寝る(睡眠) 13.4%
9 ゆっくりとお風呂に入る 12.7%
9 外食に出かける 12.7%

MA(複数回答)/ストレスを感じている人(n=299人)


次に4位は「何もしないでボーッとする」(19.4%)。「家の中で何も考えない、何もしない時間を持つ」(女性50代)など、何もせず、何も考えず、体と脳をちょっと小休止させるという声。同様8位に「とにかくたくさん寝る(睡眠)」(13.4%)、9位にも「ゆっくり風呂に入る」(12.7%)が挙げられ、とにかく静かに過ごし、疲労やストレスを緩和するという解消法が目立ちました。その一方、「友だちとランチに行き、おしゃべりしながら食べるとストレスが少し改善されている」(女性30代)など、5位に「友人に会って、おしゃべりをする(話を聞いてもらう)」(17.7%)、9位に「外食に出かける」(12.7%)、13位にも「ショッピングに出かける」(9.7%)が挙げられ、アクティブにプライベートを過ごし、ストレスを吹き飛ばすという人もいました。

6割以上が「梅雨ストレス」を実感−「家事」「ヘアケア」など、女性泣かせの季節

「梅雨」にストレスを感じる?

SA(単回答)

これから本格的に梅雨シーズンを迎えますが、「雨」にストレスを感じる人はどの位いるのでしょうか。「孫と公園に行って遊べないし、いい事がない」(女性50代)、「満員電車やバスに乗るのも苦痛」(女性40代)など、「とてもストレスを感じる」と回答した人は15.2%。さらに「まあまあストレスを感じる」という声も48.3%を数え、全体の6割以上の人びとが「梅雨ストレス」を感じていることが明らかとなりました。自由回答の中には「梅雨になるとひざや腰がかなり痛む」(女性40代)、「気管支が弱く、気候の変動に体調を左右される」(男性40代)など、湿度や気圧の変化で体調不良に悩まされる人もいました。


性別で「とてもストレスを感じる」「まあまあストレスを感じる」という声を見ると、男性回答は57.5%。その一方、女性は10%以上も高い71.0%を占め、「梅雨入り」と共に憂鬱な気分に苛(さいな)まれている人が多いようです。こうした背景には「洗濯物が乾かない。部屋干しはなんか嫌な臭いがするので」(女性40代)、「雨だと自転車で買い物に行けないので」(女性30代)など、家事がスムーズに進まないという声。さらに「くせ毛なので湿気が多いと広がる」(女性30代)、「服や靴が濡れ不快感がある」(女性40代)など、ヘアケアやファッションに苦労するという声も寄せられ、梅雨は悩める女性が増える時期と言えそうです。

「韓国ドラマ」「半身浴で読書」「凝った料理」など、雨ならではの楽しみも

では、外出がままならずストレスを溜めやすい梅雨時を快適に過ごすため、皆さんはどんな解決策を持っているのでしょうか。自由回答として寄せられた中から、「雨の日」を楽しく過ごすユニークな方法をいくつかご紹介します。「雨の日は録りだめしてある韓国ドラマを観るに限る」(女性30代)、「神様がくれた『家事のお休み日』と思って、アロマオイルを焚き、のんびり半身浴で本を読みながら過ごす」(女性40代)など、無理して家事はせず、のんびりと家で過ごすという声。「ちょっと凝った料理を作ってみたり、新しいレシピに挑戦してみたりできるので、それなりに楽しい」(男性30代)、「落ち着いた気分になって趣味の手芸や編み物をする」(女性60代)など、かえって集中力が増し、趣味に没頭できるという声。さらに「屋根付き駐車場がある所にショッピングに行く」(男性20代)、「居酒屋へ行ってストレス解消をする」(男性60代)など、積極的に自宅を飛び出し、気分転換を図るという人もいました。


今回はストレスを抱えやすい梅雨シーズンを控え、皆さんの現在のストレス度と共に、その解消法についてご意見を聞いてきました。「とてもストレスを感じている」「まあまあストレスを感じている」という声は全体の7割以上。さらに「(梅雨に)とてもストレスを感じる」「まあまあストレスを感じる」という声も6割以上を占め、梅雨時は日ごろのストレスに加えて、一層、イライラのつのる時期であることがうかがえます。特に最近のストレスの原因は「仕事」「将来」「健康」のほか、「自然災害」「電力危機」が新たに加わり、緊張や不安のタネも多くなっています。適度なストレスはモチベーションアップに必要と言われている反面、過度なストレスは「万病のもと」にもなり兼ねず、注意が必要です。「読書」「DVD」「晩酌」「デザート」「趣味」「ショッピング」など、自分なりのストレス緩和術を見つけ、上手に「梅雨ストレス」を乗り切りたいものですね。