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屋外でお酒を飲むことは?

初夏の陽気に誘われ、アウトドアやレジャーにお出かけになる機会も増えているのではないでしょうか。青空の広がる野外で、家族や友人たちと一緒にワイワイとお酒を飲むのも楽しく、気持ちの良いものです。そこで今回は「屋外でお酒を飲むこと」をテーマに、屋外飲みならではの楽しみや魅力について聞きました。

全体の7割以上が「屋外飲みが好き」と回答− 休日は庭でBBQも

屋外でお酒飲むのは好き?

SA(単回答)

まず、「アウトドア(野外)、屋外でお酒を飲むことが好き」という人はどの位いるのでしょうか。「河原で仲間とワイワイ飲むのが好き」(男性30代)、「外で飲んだ方がおいしく感じる」(女性30代)など、「大好き」と回答した人27.8%。「まあまあ好き」という声も46.1%を数え、全体の7割以上の人びとが「屋外飲み」を歓迎していることが明らかとなりました。自由回答の中には「我が家は春から秋にかけて、休日は庭でバーベキューをしたり、普通のランチもベランダで食べている」(女性40代)など、日常的に屋外での飲食を満喫しているという人もいました。


その一方、「あまり好きではない」(24.0%)、「大嫌い」(2.1%)という声も全体の約3割近くを占めました。主な理由は「野外で飲むと蚊に刺されやすいので」(女性40代)、「野外は衛生的に問題がある」(男性80代)など、「虫」や「衛生面」で抵抗感を持つ声。さらに「ジメジメしたり暑すぎたり…、温度調整された室内でまったり飲みたい」(女性30代)や、「外で騒ぐこと自体嫌いなので。花見客などのマナーの悪さが嫌」(女性40代)という声まで、「屋外飲み」を敬遠する人も少なくありませんでした。

一番の魅力は「開放感」「非日常的な感覚」−屋外飲みに「自由」を実感する

全体の7割以上が「屋外でお酒を飲むのが好き」という回答でしたが、その魅力はどんな点にあるのでしょうか。最も回答が多かったのは「外ならではの開放感・心地良さ」(72.4%)でした。「開放的な気分になって、リラックスできる」(男性50代)、「人間も自然の一部なんだと思うとすごく気持ちが良い」(男性60代)など、どこまでも天い空の下、「心地良さ」を覚えるという声。さらに「日常と違うからテンションが上がる」(女性40代)など、同様5位にも「非日常的な感覚が味わえる」(22.0%)が挙げられ、現代人にとって「屋外飲み」は、忙しい日常生活を一時的に忘れ「自由」を実感できる場と言えるかもしれません。

■屋外でお酒を飲むことの魅力は?

1 外ならではの開放感・心地良さ 72.4%
2 風景(青空・夕景・夜景)を楽しめる 42.4%
3 お祭り気分(テンションが上がる) 23.4%
4 ちょっとしたアウトドアレジャー感覚が楽しめる 23.0%
5 非日常的な感覚が味わえる 22.0%
6 季節の訪れを体感できる(恒例行事) 20.0%
7 冷えたお酒(ビールなど)の美味しさを実感できる 19.7%
8 (夏の場合)納涼・暑気払い 19.6%
9 子どもや家族と一緒に過ごせる 8.6%
10 お店で飲むよりも経済的 7.3%

MA(複数回答)/N=791人

「青空」「夕日」など、野外では「自然のパノラマ」が最高のつまみ!

2位は「風景(青空・夕景・夜景)を楽しめる」(42.4%)。「海岸で夕日を見ながら飲むお酒は美味しい」(男性50代)、「花見をしながら飲むお酒は、いつもと違った感じがして好き」(女性40代)など、目の前に広がる「自然のパノラマ」が最高のつまみという声。さらに「春は花見、夏は花火、秋は秋祭りと、日本ならではの季節の移り変わりを楽しめるのがいい」(女性40代)など、同様6位にも「季節の訪れを体感できる(恒例行事)」(20.0%)が挙げられ、野外で飲むことを通じ、日ごろ見失っていた「自然」や「季節」を愛でる気持ちに気づいたという人も少なくありませんでした。そのほか、「ワクワクする」(男性40代)、「レジャー気分が楽しめる」(女性40代)など、3位に「お祭り気分(テンションが上がる)」(23.4%)、4位にも「ちょっとしたアウトドアレジャー感覚が楽しめる」(23.0%)が挙げられ、居酒屋や自宅での飲酒にはない、晴れやかな気分や感情の高ぶりも「屋外」ならではの魅力と言えそうです。


以下、「暑い中、キンキンに冷えたビールを飲むのが最高」(男性40代)など、7位に「冷えたお酒(ビールなど)の美味しさを実感できる」(19.7%)、8位に「(夏の場合)納涼・暑気払い」(19.6%)、9位に「子どもや家族と一緒に過ごせる」(8.6%)が続きました。

人気のナンバーワンは「お花見」−奈良時代から続く、元祖屋外飲み!?

では、皆さんが「屋外飲み」を楽しみにしている年中行事やシーンとは一体何でしょうか。人気ナンバーワンは「お花見」(48.2%)でした。「桜の花吹雪の中で飲むのが好き」(女性50代)、「満開の桜を見ると、日本人で良かったと思う」(男性50代)など、レジャーシーズン到来を告げる、春を代表する年中行事の一つとして「お花見」を支持する声が多数寄せられました。奈良時代の貴族の行事を起源とする「お花見」は、古くから日本人に愛され続けてきた「屋外飲み」の元祖イベントと言っても過言ではありません。

■「お酒を飲むこと」を楽しみにしている
アウトドア(野外)、屋外イベントやシーンは?

1 お花見 48.2%
2 BBQ(バーベキュー) 44.6%
3 ビアガーデン 34.1%
4 花火大会 31.2%
5 盆踊り・お祭り・縁日 20.3%
6 海・プール 14.9%
6 自宅のベランダ・庭・屋上など 14.9%
8 屋外のスポーツ観戦(野球場、サッカー場など) 13.7%
9 キャンプ・登山など 12.6%
10 公園散歩・ハイキング・休日の公園ランチなど 9.9%

MA(複数回答)/N=780人


2位は「BBQ(バーベキュー)」(44.6%)。「天気の良い日、自宅の庭でバーベキューをする」(男性60代)、「暑い中、バーベキューをしながら、ビールを流し込む」(男性30代)など、青空の下で汗を流しながら、熱々の肉とよく冷えたお酒の相性が最高という声。さらに「ビアガーデンで料理をちょこちょこつまみながら、お酒をじっくり楽しむ」(女性30代)など、同様3位にも「ビアガーデン」(34.1%)が挙げられ、お酒と共に「アウトドアグルメ」や「ビアガーデン料理」も野外で飲むことの楽しみの一つと言えそうです。


「BBQ」「ビアガーデン」に代表されるように、夏場は屋外飲みにベストシーズンといえます。特に夏ならではのイベントとして回答が多かったのは、「花火大会にゴザを敷いて、ビールを飲みながら雰囲気や気分を味わう。日本の最高の風情で贅沢」(男性40代)など、4位の「花火大会」(31.2%)。さらに「あの騒がしい雰囲気が楽しい。子どもを連れて屋台をまわるのが大好き」(女性50代)など、同様5位に「盆踊り・お祭り・縁日」(20.3%)、6位に「海・プール」(14.9%)、9位にも「キャンプ・登山など」(12.6%)が挙げられ、レジャーや野外イベントが目白押しの夏を、お酒片手に思う存分に楽しみたいという人が目立ちました。

男性は「スポーツ観戦」でアクティブに、
女性は「ベランダ」「公園」でのんびりと

性別ではいかがでしょうか。男性回答で目立ったのは、総合8位の「屋外のスポーツ観戦(野球場、サッカー場など)」(総合=13.7%、男性=16.1%、女性=11.3%)。「野球観戦などのときは生ビールを飲みながら、お決まりのメンバーと野球談義に花を咲かせながらワイワイ楽しんでいる」(男性40代)など、ほろ酔い気分で応援にも必然的に熱を帯びるというアクティブな声が寄せられました。


その一方、女性回答で多かったのは、総合6位の「自宅のベランダ・庭・屋上など」(総合=14.9%、男性=12.1%、女性=17.8%)。「自宅の家庭菜園や花壇の手入れをした後、その花や緑を眺めながら飲むのが一番落ち着く」(女性50代)など、野外とはいえ、特別にどこかへ出かけるわけではなく、自宅の庭やベランダで一杯という声が寄せられ、「家飲み」の延長として「屋外飲み」を楽しむ女性の姿がうかがえます。さらに「「公園に行ってレジャーシートを敷いてのんびり飲むのが好き」(女性20代)など、同様10位にも「公園散歩・ハイキング・休日の公園ランチなど」(総合=9.9%、男性=7.5%、女性=12.3%)が挙げられ、近場でのんびりと過ごすのが女性流と言えそうです。

開放的な屋外では、「苦味」や「炭酸」が心地よい「ビール」が一番!

■屋外で飲みたいお酒は?

1 生ビール 65.3%
2 缶ビール 50.5%
3 チューハイ 23.0%
4 発泡酒 15.4%
5 新ジャンル
(第3のビール)
10.6%
6 ワイン 8.9%
7 カクテル 6.9%
8 ノンアルコールビール 6.3%
9 焼酎 4.8%
10 日本酒 3.9%

MA(複数回答)/N=773人

次に皆さんが「屋外で飲みたい」と思う、一番人気のお酒とは一体何でしょうか。堂々の人気ナンバーワンは「生ビール」(65.3%)でした。「屋根なし球場での野球観戦で生ビールを飲むのが楽しみ」(男性50代)など、「家飲み」ではなかなか味わえない、「生ビール」を屋外で心置きなく飲みたいと切望する声。さらに野外ライブなどの暑いさなかに飲むビールの炭酸と苦みは心地よい」(女性50代)など、同様2位にも「缶ビール」(50.5%)が挙げられ、開放的な屋外では「苦味」や「炭酸」のある「ビール」に高い支持が寄せられました。


「いろんなテイストを味わえるチューハイやカクテルを飲む」(女性30代)、「冷えた缶チューハイをプシュッっと開けて、一口目が最高」(女性30代)など、3位は「チューハイ」(23.0%)。同様4位に「発泡酒」(15.4%)、5位にも「新ジャンル(第3のビール)」(10.6%)が挙げられ、ビール同様に「炭酸アルコール飲料」がランキング上位を独占。アクティブな屋外では、のどを通る時に感じるシュワシュワとした「炭酸の刺激」を求める傾向があるのかもしれません。

全体の7割近くが「ビアガーデンに行きたい」と回答

ビアガーデンに行く予定は?

SA(単回答)

ここまで「屋外飲み」の魅力について話を聞いてきましたが、特にこれからのシーズンで楽しみなのが「ビアガーデン」での宴です。今夏、皆さんはビアガーデンへ行く予定があるのでしょうか。「お盆過ぎ ランニングクラブのメンバーとビアガーデンで納涼大会をする」(男性50代)など、「ぜひ行きたい(既に行った)」と回答した人は23.9%。さらに「機会があれば行きたい」という声も45.3%を数え、全体の7割近くの人びとが「ビアガーデン」での屋外飲みを心待ちしていることが明らかとなりました。中には「家内と2回ぐらい、後はスポーツサークルの仲間と3〜4回」(男性50代)など、短いビアガーデンシーズンを余すところなく楽しむため、複数回は足を運びたいと計画している人もいました。

「会社の同僚」「学生時代の友人」など、男性は気の置けないメンバー中心

大変多くの人びとが「ビアガーデン」への行くことを楽しみにしていることが判明しましたが、では皆さんは誰と一緒に行こうと考えているのでしょうか。男性回答で最も多かったのは「会社の同僚・仕事関連の人」(47.1%)でした。「梅雨が明けたら会社の同僚8名で、すぐに行く」(男性50代)、「ビジネス街のビアガーデンは飲み食べ放題が多く足が向きやすい」(男性30代)など、会社帰りに同僚と一緒に立ち寄るという声が多数寄せられました。続いて「学生時代の友人と飲むのが楽しみ」(男性40代)など、2位には「学生時代の友だち・知人」(38.4%)が挙げられ、男性陣は「同僚」「学生時代の友人」など気の置けないメンバーが中心でした。

■男性:ビアガーデンは誰と行く?

1 会社の同僚・仕事関連の人 47.1%
2 学生時代の友だち・知人 38.4%
3 家族(子ども、夫婦、親族含め) 28.1%
4 夫婦 25.2%
5 サークル、習い事の仲間 15.2%

MA(複数回答)/
ビアガーデンに行く意向を持つ人(N=310人)

「家族」「夫婦」など、女性は身内中心−中には「女子会」でガールズトークも

その反面、女性回答で最も回答が多かったのは「家族(子ども、夫婦、親族含め)」(41.3%)でした。「お盆の頃、実家の父母を誘って行きたい」(女性40代)、「家族(親族)で、デパート屋外にて開催されるビアガーデンでお酒を楽しみながら、そこから花火大会を鑑賞したい」(女性30代)など、家族イベントの一環として、ビアガーデンで家族そろって盛り上がりたいという声。さらに「金曜日の仕事帰りの主人とビアガーデンに行きたい。翌日はお休みだから気兼ねなく飲めそう!」(女性30代)など、同様2位にも「夫婦」(36.3%)が挙げられ、「同僚」「学生時代の友人」中心の男性とは一転し、女性陣は「家族」「夫婦」など身内中心のメンバーで飲み会を予定していることがうかがえます。

■女性:ビアガーデンは誰と行く?

1 家族(子ども、夫婦、親族含め) 41.3%
2 夫婦 36.3%
3 学生時代の友だち・知人 32.9%
4 会社の同僚・仕事関連の人 21.7%
5 女子会メンバー(女性のみ回答) 18.8%

MA(複数回答)/
ビアガーデンに行く意向を持つ人(N=240人)


また女性ならではの回答では、5位の「女子会メンバー」(18.8%)。「8月ごろ、女子会メンバーと百貨店の屋上で日ごろのストレスを発散したい」(女性30代)など、仕事やプライベートの愚痴も含め、飲みながらガールズトークに花を咲かせたいという声。同様6位にも「ママ友」(11.7%)が挙げられ、「ビアガーデン=男性サラリーマン」のイメージが一見強く見えがちですが、女性同士でビアガーデンを利用する姿も見られました。


今回は本格的な夏を控え、「屋外でお酒を飲むこと」をテーマに皆さんのご意見を聞いてきました。「(屋外でお酒を飲むことが)大好き」(27.8%)、「まあまあ好き」(46.1%)という声は全体の7割以上を占め、大変多くの人びとが「屋外飲み」を支持していることが明らかとなりました。「屋外飲み」の一番の良さは「開放感・心地良さ」。さらに「非日常的な感覚が味わえる」など、心身ともに壁や天井のない「自由さ」を実感できる点に魅力を感じている人が多いようです。考えてみれば、古くから日本人は桜を見て「花見」を催し、満月を眺めて「月見」を楽しみ、降雪や雪景色を眺めて「雪見」を満喫するなど、四季の移り変わりの中に屋外でお酒を飲む文化や習慣を築いてきました。さらに屋形船や屋台、現在ではビアガーデンに至るまで、「屋外飲み」を思う存分楽しもうとする工夫は日本人らしい発想と言えるかもしれません。


さて、鬱陶しい梅雨が明けると、いよいよ本格的な夏が到来。と同時に「花火大会」「BBQ」「ビアガーデン」「盆踊り・お祭り・縁日」など、野外イベントが目白押しの時期を迎え、必然的に「屋外飲み」の機会も増えます。くれぐれも酒量と公衆マナーには注意を払いつつ、短い夏を心ゆくまで楽しみしたものですね。