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みなさんの家飲み事情教えて?

節電対策の一環として、終了時間を早めるサマータイムを導入する企業も多い今夏。お父さんたちの帰宅時間が早まって家での「晩酌タイム」が増えるかもしれません。周囲を気にせず、落ち着いて飲める心地良さは「外飲み」にはない利点の一つ。そこで今回は、皆さんの日ごろの「家飲み」シーンについて聞きました。

7割以上が「週2回以上は『家飲み』」と回答− 男性4割近くが「ほぼ毎日」

「家飲み」の頻度は?

SA(単回答)

さて、皆さんはどの位の頻度で「家飲み」をしているのでしょうか。「ほとんど毎日、寝る前にネットやDVDを見ながら飲んでいる」(女性30代)など、「ほぼ毎日」と回答した人が最も多く34.8%。さらに「週4〜5回」が16.5%、「週2〜3回」が24.0%と、全体の7割以上の人びとが「週2回以上」の高い頻度で「家飲み」を楽しんでいる様子が明らかとなりました。性別で「ほぼ毎日」という声を見てみると、女性回答は29.6%。その一方、男性回答では10%近く高い39.7%を占め、酒好きの男性が大変多いことがうかがえます。自由回答の中には「仕事が終わり、一日が終わったと実感できる一杯。至福の時」(男性50代)など、晩酌なくして1日が終わらないという人もいました。


年代別ではいかがでしょうか。「週2回以上」の頻度で自宅での飲用機会を持つという声は、20代で61.8%、30代で67.9%、40代で75.1%、50代で79.8%と徐々に増加。さらに70代以上ではピークの82.3%に達し、世代と共に「家飲み」機会が増す傾向が明らかとなりました。中には「サラリーマンの時は『外飲み』専門でしたが、今は『家飲み』だけ」(男性70代)など、第一線をリタイアしたシニア層では「外飲み」よりも「家飲み」が増す傾向にあることがうかがえます。

「仕事で帰りが遅い」など、男性は「一人で家飲み派」がトップ

■男性:「家飲み」は誰と?

1 一人で 64.3%
2 夫婦で 37.4%
3 親と 7.0%
4 子どもと 6.4%
5 友だちと 4.0%

MA(複数回答)/
「家飲み」をする人(N=1664人)

大変多くの人びとが「家飲み」を高い頻度で行っていることが判明しましたが、では皆さんは誰と一緒にお酒を酌み交わしているのでしょうか。まず、男性回答では「一人で」(64.3%)が圧倒的。「仕事で帰りが遅いので、いつも一人で家飲み」(男性30代)、「就寝前にメールチェックしたり、ラジオを聞いたり、一人の時間を楽しみながら飲むことが多い」(男性40代)など、仕事が終わった帰宅後から就寝までのひと時を「一人の世界に浸りながら飲む」という男性が大変多いようです。「妻と一緒に飲む。息子、娘は帰省したときに一緒に…」(男性60代)など、2位は「夫婦で」(37.4%)。さらに「親と」(7.0%)、「子どもと」(6.4%)が続き、家族そろってお酒を楽しむという声が寄せられました。自由回答の中には「平日は1人で、休日は夫婦で」(男性50代)など、平日と休日で「家飲みのメンバー」が異なるという人もいました。

「夫のご相伴に…」など、女性は「夫婦で家飲み派」
−家で女子会を楽しむケースも

■女性:「家飲み」は誰と?

1 夫婦で 60.1%
2 一人で 36.6%
3 親と 12.5%
4 子どもと 9.3%
5 友だちと 8.9%

MA(複数回答)/
「家飲み」をする人(N=1542人)

その反面、女性回答は、男性とは打って変わって「夫婦で」(60.1%)がトップ。「夫が帰宅したらすぐビールを1本飲むので、ご相伴にあずかる」(女性40代)、「ほぼ毎日、主人の仕事が終わって、お風呂に入った後、夫婦で一日の出来事を振り返りながら家飲みをする」(女性30代)など、夫の晩酌に付き合うという声が目立ちました。その一方、「旦那と子どもが寝てから飲むことが多い」(女性30代)など、2位には「一人で」(36.6%)が挙げられ、男性ほど多くないものの「家で一人酒」をする女性の姿もうかがえます。また女性回答で目立ったのは「友だちと」(男性=4.0%、女性=8.9%)。「友だちを招いてホームパーティーをする」(女性30代)、「月1、2回は、ママ友と我が家で飲んでいる」(女性40代)など、サラリーマンが居酒屋で同僚と息抜きをするように、女性たちは自宅で「女子会」を楽しむケースも少なくないようです。

「箱買い派」VS「バラ買い派」−定番や新製品、季節で購買パターンも変化

1ヶ月間にかかる「家飲み代(お酒の購入代)」はだいたいどの位でしょうか。自由回答として「ひと月3,000円程で、6缶セットのものを買うことが多い」(男性20代)、「家飲み代は多くて4,000円〜5,000円。今月はちょっと厳しいな〜と思った時は、少し価格の安いものに変えて飲むようにしている」(女性40代)など、「2,000〜5,000円未満」という声が目立ちました。


主な購買パターンとしては「ビールは3ケース(72本)ネットでまとめ買い。玄関まで配達してくれるので楽」(男性40代)など、運搬の手間を省くため、ネットで「箱買い」するという声。一方、「以前はケース買いだったが、飲みすぎるのでちょこちょこ(買い)にした」(男性40代)など、あればあるだけ飲んでしまうという声も寄せられました。中には「ビール類は箱買いで、缶チューハイや焼酎、スパークリングワインや日本酒等はその都度バラでちょこちょこ買い、ワインはネットのお得セット(5〜6本)を購入」(女性40代)など、酒類によって「箱買い」と「バラ買い」を使い分けるという声。さらに「新製品はバラ買いで」(男性40代)、「夏はビールの箱買い」(男性60代)など、定番や新製品、季節によって購買パターンにも変化があることがうかがえます。

「食費と同じ」など、半数以上が「家飲み代=家計費」と回答
−家族ではなく、個人の嗜好は「お小遣い扱い」など

「家飲み代」は家計費?お小遣い?

SA(単回答)/N=3126人
「家飲み」する人のみ

購買パターンと共に気になるのが、家飲み代の出費です。さて、皆さんのご家庭では「家計費」扱いで処理しているのでしょうか、それとも各自の「お小遣い」扱いとして計上しているのでしょうか。「食材と同じ扱いなので、家計費扱いにしている」(女性30代)など、「基本的に『家計費』から捻出している」と回答した人が最も多く57.3%。主な回答として「夫婦で飲むのでもちろん家計からの出費」(女性40代)など、夫婦、家族全体で消費するものは「家計費扱い」という声。さらに「家飲みは食費、外飲みは外食代」(女性40代)など、「家飲み=家計費」と見なしているご家庭が多いようです。


その一方、「私はお酒が弱くて飲む量が少ないので 夫が自分の好きなお酒をお小遣いで買う」(女性50代)など、「基本的に『(個人の)お小遣い』から捻出している」という声は17.2%に留まりました。「家計費扱い」と「お小遣い扱い」の判断基準としては、「(基本的に)家計費扱いですが、主人が仕事帰りに買ってくる分はお小遣いから出している」(女性40代)、「二人で飲む分は家計費。高いワイン飲みたいな〜とか、これおいしそうだな〜と個人的に思った時はお小遣い」(女性40代)など、家族ではなく、個人の嗜好で購入するお酒は「お小遣い扱い」という声。さらに「ビールは家計から、そのほか新商品など気になったものはお小遣いから出している」(女性20代)など、まとめ買いは「家計費扱い」で、バラ買いは「お小遣い扱い」というルールを持つご家庭もありました。


そのほか、「その月の家計簿の出費具合にて、家計費かお小遣いかが決まる」(男性40代)など、「あまり深く考えていない」(15.0%)、「ケース・バイ・ケースで『家計費&お小遣い』の両方から」(9.7%)が続きました。

一番人気は「缶ビール」−僅差で「発泡酒・新ジャンル」が続き、ビール系飲料に支持

「家飲み」での常飲酒は一体何でしょうか。人気ナンバーワンは「缶ビール」(66.1%)でした。「ビールが大好きなので、やっぱりビール一筋」(女性40代)など、晩酌の王道である「缶ビール」を一押しする声。僅差で「基本的には単価の安い発泡酒・第3のビールを主に飲んでいる」(男性40代)など、2位にも「缶の発泡酒・新ジャンル」(65.0%)が挙げられ、上位には「ビール系飲料」に人気が集中しました。自由回答の中には「『家飲み』だと発泡酒、『外飲み』だと生ビール」(女性40代)、「家では缶ビール、外では瓶ビール」(男性40代)など、「外飲み」「家飲み」で缶ビール、瓶ビール、発泡酒・新ジャンルを飲み分けるという人もいました。

■「家飲み」でよく飲むお酒

1 缶ビール 66.1%
2 缶の発泡酒 ・新ジャンル 65.0%
3 缶チューハイ ・サワー 42.3%
4 ワイン 36.2%
5 焼酎 35.7%
6 日本酒 22.5%
7 ウイスキー 15.1%
8 ノンアルコールビール 12.8%
9 ハイボール(ウイスキー+炭酸) 11.9%
10 手作りチューハイ・サワー
(焼酎と割って)
11.0%

MA(複数回答)/N=3145人


次に3位は「缶チューハイ・サワー」(42.3%)。「夕食を食べ終わってから、甘い缶チューハイが多い」(女性40代)、「家飲みは妻も飲めるカクテルやチューハイが多い」(男性40代)など、味のバリエーションが豊富なチューハイ・サワーを「デザート感覚」で味わう人が多く、特に女性人気(男性=30.8%、女性=54.7%)の高さが目立ちました。さらに「一番好きなのは焼酎のソーダ割りか、ハイボール」(男性30代)など、同様9位に「ハイボール(ウイスキー+炭酸)」(11.9%)、10位にも「手作りチューハイ・サワー(焼酎と割って)」(11.0%)が挙げられ、飲み口が爽やかな「ソーダ割り」に高い支持。中には「寝る前にはチューハイを飲むため、ソーダが作れる機械を購入した」(女性40代)など、家庭で本格的なソーダ割りを楽しむ人もいました。

「外飲み」に限らず、「家飲み」でも「ノンアル」人気!−休肝日の新定番へ

そのほか、「食後、フルーツや甘いお菓子と一緒に焼酎やワインなどを飲むことが多い」(女性30代)など、4位に「ワイン」(36.2%)、5位に「焼酎」(35.7%)、6位に「日本酒」(22.5%)が続きました。また見逃せないのが、8位の「ノンアルコールビール」(12.8%)です。「最近は週1回〜2回、ノンアルコールビールを飲むように努めている」(男性40代)など、休肝日に「ビール・発泡酒」に代わって「ノンアルコールビール」を飲用するという声。さらに「まず料理を作りながらノンアルコールを飲み、ごはんの時にビールを飲む」(女性40代)など、家飲みシーンにおいても「ノンアルコールビール」が定着しつつあることがうかがえます。

家飲みシーンで最も多いのは「夕食のとき」−お酒は食を引き立てる名脇役

日ごろ、皆さんはどんなシチュエーションで「家飲み」をすることが多いのでしょうか。最も回答が多かったのは「夕食のとき」(70.3%)でした。「夕食時 妻は食事の手配で忙しいので、小生は一人でウイスキーまたは焼酎を飲む」(男性60代)など、夕食時に決まって晩酌をするという声。さらに「美味しい食べ物が手に入ったときには ワインを開ける」(女性60代)など、同様6位にも「おいしい食べもの、おつまみが手に入った時」(15.2%)が挙げられ、お酒は「食」を引き立てる名脇役として活躍していることがうかがえます。自由回答の中には「子どものプラレール(鉄道玩具)を使って、つまみを運んだりしている」(女性30代)、「女友だちがやってくると、腕をふるって料理を準備、新作のつまみを披露する。皆をうならせるのが好きで『スナックや居酒屋みたい』と言われる」(女性50代)など、ユニークな創意工夫で「家飲み」を楽しむ人もいました。

■日ごろの「家飲み」シーンとして多いのは?

1 夕食のとき 70.3%
2 風呂あがりに 35.7%
3 家族、夫婦が一緒の団らんのとき 23.5%
4 次の日のことを考えなくて良い週末や休前日に 19.4%
5 テレビやDVD(ビデオ)を観ながら 15.5%
6 おいしい食べもの、おつまみが手に入った時 15.2%
7 疲れたとき(ストレス解消したいとき) 12.3%
8 帰宅後、真っ先に渇いた喉を潤したいとき 10.6%
9 睡眠を促進する寝酒に 8.9%
10 休日の昼間にゴロゴロしながら 5.5%

MA(複数回答)/N=3132人


また「食」という漢字は人を良くすると書きますが、3位には「家族、夫婦が一緒の団らんのとき」(23.5%)がランクイン。「週末に弟夫婦が夕食を食べに来ることが多いので、みんなでワイワイと食事しながら」(女性40代)など、家族で食事を囲めば「乾杯が付きもの」というご家庭も多く、家飲みは「食」を通じ家族間のコミュニケーションを促進する役割を担っているようです。

「風呂あがり」「帰宅後」など、1日の終わりの合図として一杯やる

次に2位は「風呂あがりに」(35.7%)。「まず会社から帰って、お風呂に入ってから飲む」(女性40代)、「お風呂上がりにゆっくりくつろぎながら」(女性30代)など、1日の疲れと汗を洗い流し、リラックスした状態で一杯やるという声。さらに「毎日、疲れとストレスがすごく、飲むと少し癒される」(女性30代)など、同様7位に「疲れたとき(ストレス解消したいとき)」(12.3%)、8位にも「帰宅後、真っ先に渇いた喉を潤したいとき」(10.6%)が挙げられ、仕事や家事、育児等々で疲弊した体に対し、家飲みは「今日も一日ご苦労様」という自分への合図にも似た存在となっていることがうかがえます。


そのほか、「休みの前日にリラックスしたいので」(男性50代)など、4位に「次の日のことを考えなくて良い週末や休前日に」(19.4%)、5位に「テレビやDVD(ビデオ)を観ながら」(15.5%)、9位に「睡眠を促進する寝酒に」(8.9%)が続きました。


今回は各ご家庭における飲用頻度や飲み代、さらに飲用シーンに至るまで、ここ最近の「家飲み事情」についてご意見を聞いてきました。「(家飲み頻度が)ほぼ毎日」(34.8%)、「週4〜5回」(16.5%)、「週2〜3回」(24.0%)という声は全体の7割以上を数え、大変多くの人びとが「家飲み」を習慣化していることが明らかとなりました。「外飲み」との最も大きな違いは、「仕事」と「プライベート」との切り替えにあるように感じます。会社の同僚などと連れ立っていく機会の多い「外飲み」は、本音をぶつけ合える仲間とはいえ、やはり「仕事」の延長線上。完全に緊張を解き放つわけにはなかなかいかないものです。その一方、「家飲み」では帰りの時間や人目を気にせずに自分のペースでお酒を味わえ、完全に「プライベート」そのもの。缶ビールやグラス片手にリビングでゴロゴロ、ソファーでダラダラするのも「家飲み」の醍醐味。いわば、「家飲み」は1日の終わり、1週間の終わりにケジメをつけ、一気に力を抜くきっかけと言えそうです。「サマータイム」を導入する企業が増え、「夏の夜長」を自宅で過ごす時間も増えそうな今夏、夫婦、ご家族と一緒に暑気払いを兼ねて「家飲み」を楽しんでみてはいかがでしょう。