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サプリメントを飲んでいますか?

不規則な生活、暴飲暴食、運動不足、ストレスなど、悪い習慣を抱える私たち現代人は、常に「健康」を気にしながら生活を送っています。日ごろから食事を気にしたり、運動をしたり、また足りない部分を「サプリメント(栄養補助食品)」で補っている人もきっと多いのでは?そこで今回は「夏バテ」を引き起こしやすい時期を迎え、皆さんの健康をサポートする「サプリ」の摂取状況について聞きました。

4割以上が「サプリを摂取している」と回答−「美」「健康」意識の高い女性に目立つ

サプリメントを摂っている?

SA(単回答)

さて日ごろ、どのくらいの皆さんがサプリを摂っているのでしょうか。「就寝前にカルシウムとビタミン類のサプリを常飲している」(女性30代)など、「いつもサプリメントを摂取している」と回答した人は23.3%。さらに「時々、サプリメントを摂取している」という声も20.3%を数え、全体の4割以上の人びとが「サプリメント」を利用していることが明らかとなりました。性別で「いつもサプリメントを摂取している」「時々、サプリメントを摂取している」という声を見てみると、男性は37.5%。一方、女性は10%以上高い50.3%を占めました。こうした背景には「妊活中なので、葉酸のサプリを飲んでいる」(女性30代)、「美肌のため」(女性40代)など、「美」と「健康」への関心の高さも一つの要因と考えられます。

ユーザーのうち、7割以上は「1日1、2種類を摂取」−中には「10種類」という声も

全体の4割以上の人びとがサプリメントを摂取していることが判明しましたが、では現在、何種類のサプリを飲んでいるのでしょうか。「目が悪いのでブルーベリーのサプリを摂取している」(女性30代)など、「1種類」と回答した人が最も多く39.2%。さらに「朝食にコラーゲンとビタミンを飲んでいる」(男性30代)など、「2種類」という声も34.1%を数え、7割以上の人びとが特定の目的のために「1、2種類」の限られたサプリを摂取していることがうかがえます。その一方、「疲労回復のスピードが鈍くなった気がするので、気が向いた時に全5種類飲む」(男性50代)など、「5種類以上」という声も1割以上。自由回答の中には「10種類のサプリを飲んでいる。1種類は朝起きた時に、残り9種類は就寝前に飲んでいる」(女性40代)など、「9種類以上」(1.7%)のサプリを飲んでいる人もいました。

何種類のサプリメントを飲んでる?

SA(単回答)/N=355人(サプリメントを摂取している人のみ)

「栄養不足」「改善したい症状」「医者のすすめ」など、きっかけは「必要に迫られて…」

では、サプリを飲み始めたきっかけは何だったのでしょうか。最も回答が多かったのは「日ごろの栄養不足を補うため」(60.2%)でした。「仕事の忙しさもあり、バランスの良い食事がなかなか摂れないため」(女性40代)など、3度の食事で不足しがちな栄養成分をサプリで補うという声。さらに「毎食後、更年期障害改善のため」(女性40代)など、2位に「改善したい症状があるため」(51.4%)、5位にも「保健指導や医者のすすめがあったため」(6.2%)が挙げられ、必要に迫られてサプリの摂取を始めたという人が大変多いことがうかがえます。

■サプリメントを飲み始めたきっかけは?

1 日ごろの栄養不足を補うため 60.2%
2 改善したい症状があるため 51.4%
3 なんとなく飲み始めたため 10.2%
4 家族が買ってきたため 6.5%
5 保健指導や医者のすすめがあったため 6.2%
5 身のまわりに効果が出た人がいて、すすめられたため 6.2%

MA(複数回答)/N=354人(サプリメントを摂取している人のみ)


そのほか、「母親が健康に良いからという理由で買ってきたのがきっかけ」(女性40代)など、4位に「家族が買ってきたため」(6.5%)、5位にも「身のまわりに効果が出た人がいて、すすめられたため」(6.2%)が続き、自分の意志というよりも、初めは家族や友人の勧めで飲み始めたという人が意外に多いようです。自由回答の中には「懸賞でサプリ1カ月分が当たり 飲んでいたら膝痛が無くなり 手荒れが直ったので飲み続けている」(女性40代)など、なんとなく始めたサプリに期待以上の効果を実感している人もいました。

「お金がない」「効果が期待できない」「面倒くさい」など、サプリを敬遠する声も

その反面、「ほとんど摂取していない」(37.0%)、「今まで摂取したことがないし、今後も飲むつもりがない」(19.4%)という声は5割以上を占めました。では、なぜサプリを摂取しないのでしょうか。次にその理由を見ていきましょう。「子どもにお金がかかるので購入していない」(男性30代)など、最も回答が多かったのは「お金がかかるので」(51.3%)。さらに「効果がはっきりせず、長期間服用の経済的余裕もない」(男性80代)など、2位にも「効果が期待できないので」(33.3%)が挙げられ、家計における優先順位が二の次、三の次になるケースが目立ちました。

■サプリメントを摂取しない理由は?

1 お金がかかるので 51.3%
2 効果が期待できないので 33.3%
3 今のところ健康なので、サプリメントを必要としていない 30.9%
4 食品からしっかりと栄養素を補っているので 26.9%
5 種類が多く、どれを飲めばいいかわからない 24.0%

MA(複数回答)/N=450人(サプリメントを摂取していない人のみ)


3位は「今のところ健康なので、サプリメントを必要としていない」(30.9%)。さらに「出来る限り栄養のバランスを考えた食事をしている」(男性40代)など、同様4位にも「食品からしっかりと栄養素を補っているので」(26.9%)が挙げられ、サプリに頼らずに「栄養バランスの良い食事」を心がけているという人も少なくありませんでした。そのほか、「どれを飲めば良いのか認識不足」(男性40代)など、5位に「種類が多く、どれを飲めばいいかわからない」(24.0%)、6位に「毎回欠かさず習慣的に飲むのが面倒くさいので」(22.2%)が続き、次々に新しい成分、話題のサプリが登場する中で、どれがなにに効くのかといった正しい知識が不足している点もサプリを敬遠する理由の一つとなっているようです。口に入れるものだけに、サプリとの正しい付き合い方を知っておく必要がありそうです。

「ドラッグストア」「薬局」など、購入先は薬剤師が常駐する専門店に支持!

■どこで購入することが多い?

1 ドラッグストア 57.5%
2 インターネット 34.4%
3 スーパーマーケット 12.4%
4 カタログ通販 9.3%
5 薬局(個人店) 7.6%

MA(複数回答)/N=355人

規制緩和に伴い、現在では様々な場所でサプリや一般大衆薬を購入することが出来ます。では日ごろ、皆さんはどこでサプリを入手しているのでしょうか。断然トップは「ドラッグストア」(57.5%)でした。「通院している時は病院で処方してもらっているが、それ以外はドラッグストアで購入している」(女性40代)など、コンビニ同様に街中に増えたチェーンのドラッグストアで手に入れるという声。さらに「かかりつけの薬局で購入している」(女性30代)など、同様5位にも「薬局(個人店)」(7.6%)が挙げられ、サプリとはいえ、薬剤師が常駐するドラッグストアや薬局など専門店で購入するという人が大変多いようです。


またリアル店舗のほか、2位には「インターネット」(34.4%)が挙げられました。「インターネットで注文している。会員価格で激安になることがあるので、安い時に大量買いする」(女性30代)、「送料が無料なので利用しやすい」(男性30代)など、ネット通販でまとめ買いをするという声。同様4位にも「カタログ通販」(9.3%)が挙げられ、コンビニ、スーパーなど様々な場所でサプリ入手が容易になった昨今ですが、専門店に続き「通販」での購入に人気が集中。人には言いづらい体の悩みや、リアル店舗では買いづらいサプリも、「通販」なら簡単に購入できる利便性に高い支持が寄せられているのかもしれません。

一ヵ月のサプリ代は「1,000円以上2,000円未満」−家計負担を掛けない範囲で

一ヵ月あたりの大体のサプリメント代はどの程度でしょうか。「2ヶ月に1個ぐらいの感覚で購入。月平均1000円ぐらい」(女性70代)など、最多価格帯は「1,000円以上2,000円未満」(29.3%)。さらに「ドラッグストアで600円ぐらいのものを買う」(女性20代)など、「500円以上1,000円未満」(18.4%)、「500円未満」(13.8%)、「2,000円以上3,000円未満」(12.6%)が続き、、全体の7割以上の人びとが「一ヵ月間に3,000円未満」の家計に過剰な負担をかけない予算内でサプリを購入していることが判ります。その一方、「3,000円以上」という声は2割以上。自由回答の中には「製薬会社の公式ネットショップや健康食品会社から通販で購入。一ヵ月あたりのサプリ代は約15,000円くらい」(女性40代)など、「10,000円以上」(2.3%)の出費をサプリ代に充てるご家庭もありました。

1ヵ月間のサプリメント代は?

SA(単回答)/N=348人

男性の利用目的は「(仕事の)疲労回復」「眼精疲労」−「一人暮らしなので」という声も

現在、サプリを摂取している人たちは、一体どんな効果を期待しているのでしょうか。その利用目的を聞いてみたところ、男性回答で最も多かったのは「疲労回復」(44.0%)でした。「残業で疲れをとるために飲む」(男性40代)、「朝すっきり目覚めたいので」(男性50代)など、慢性化する仕事の疲れを和らげるためという声。さらに「目の健康を考えて」(男性50代)など、同様3位に「眼精疲労の回復」(21.4%)、6位にも「肩こり・腰痛改善」(7.5%)が挙げられ、1日中、パソコンと向き合う座り仕事をする男性も多く、眼や肩、腰などの疲労回復・軽減を目的にサプリを飲むケースが大変多いことがうかがえます。

■男性:サプリメントの利用目的は?

1 疲労回復 44.0%
2 偏食の栄養不足を補う 30.8%
3 眼精疲労の回復 21.4%
4 アンチエイジング・美肌・美白 15.1%
5 関節痛の改善・予防 8.2%
6 肩こり・腰痛改善 7.5%
7 ダイエット(減量・脂肪燃焼) 6.9%
8 アレルギー・花粉症対策 5.7%
9 肌荒れ・しみ対策

4.4%

9 貧血改善

4.4%

9 胃腸環境の改善

4.4%

9 喫煙に伴うビタミン補給

4.4%

MA(複数回答)/N=159人


男性ならではの回答として目立ったのは、2位の「偏食の栄養不足を補う」(30.8%)です。「一人暮らしを始めた30年くらい前から健康のため…」(男性40代)など、特に独身男性はバランスの良い食生活を送れないケースも目立ち、不足する栄養素をサプリで補っている人が案外多いようです。中には「以前は喫煙していたので、時々ビタミンCを摂取していた」(男性50代)など、食習慣ばかりではなく、「喫煙に伴うビタミン補給」(4.4%)をサプリで補充する人もいました。

女性の利用目的は「アンチエイジング」「冷え症」など、女性ならではの悩みが顕在化

その反面、女性の利用目的はいかがでしょうか。まず女性回答のトップは、男性同様に「疲労回復」(35.1%)でしたが、次に2位は「アンチエイジング・美肌・美白」(28.4%)でした。「普段の食生活では補えないビタミンや美肌のために飲み始めました」(女性40代)など、年齢とともにシワや紫外線など「肌ケア」を重視する声。さらに「顔に出来るシミが一番の悩み」(女性40代)など、同様3位にも「肌荒れ・しみ対策」(27.3%)が挙げられ、男性回答の悩みは「疲労」に集中していましたが、女性は美肌やアンチエイジング、シミなど「美容」に強い関心を持っていることがうかがえます。

■女性:サプリメントの利用目的は?

1 疲労回復 35.1%
2 アンチエイジング・美肌・美白 28.4%
3 肌荒れ・しみ対策 27.3%
4 偏食の栄養不足を補う 21.6%
5 眼精疲労の回復 17.0%
6 冷え性改善・血行促進 14.9%
7 貧血改善 14.4%
8 ダイエット(減量・脂肪燃焼) 12.9%
9 関節痛の改善・予防 11.9%
10 骨そしょう症予防 11.3%

MA(複数回答)/N=194人


そのほか、女性特有の症状として目立ったのは、6位の「冷え性改善・血行促進」(14.9%)でした。「冷え症に良いと言う記事を読んで(サプリを使い始めた)」(女性50代)など、慢性的に「手足の冷え」を抱えているという声。さらに「ときどき貧血になるので鉄分を摂っている」(女性30代)など、同様7位にも「貧血改善」(14.4%)が挙げられ、「冷え症」同様に「血行不良」で悩まされている女性が多く、サプリで体質改善を図っているという声が目立ちました。

男性が注目するのは「DHA・EPA」−「脳の活性化」「生活習慣病予防」を期待して

■男性:注目の美容・健康
の成分は?

1 DHA 25.8%
2 ウコン 17.5%
3 コエンザイムQ10 14.9%
3 亜鉛 14.9%
5 グルコサミン 14.4%
5 EPA 14.4%
7 ビタミンC 13.4%
8 ビタミンE 11.9%
8 アミノ酸 11.9%
8 ポリフェノール 11.9%
8 乳酸菌 11.9%

MA(複数回答)/N=194人

ここまでは皆さんが現在利用しているサプリについてご意見を聞いてきましたが、では今後、皆さんが利用してみたいと考えている「注目サプリ」や「栄養成分」とは一体何でしょうか。まず、「目と頭に良いとテレビの健康番組で知りました」(男性60代)など、男性の注目ナンバーワンは「DHA」(25.8%)。同様5位にも「EPA」(14.4%)が挙げられ、青魚に多く含まれている「DHA・EPA」は記憶力アップ、視力回復、動脈硬化の予防、高脂血症の改善、痴呆症の改善等々、「脳の活性化」「生活習慣病予防」に効果が期待される成分として高い人気を誇っていることがうかがえます。年齢とともに「物忘れが増えた」と感じている男性もきっと多いのではないでしょうか。


男性人気の2位は「ウコン」(17.5%)。「肝機能強化のため」(男性50代)など、日ごろアルコールで負担をかけている肝臓をウコンでケアしたいという声。さらに「亜鉛は薄毛予防のために飲んでみたい」(男性20代)など、3位にも「亜鉛」(14.9%)が挙げられ、年齢とともに機能低下する体の働きを「サプリの力」で高めたいと考えている男性が大変多いことがうかがえます。そのほか、肥満改善、アンチエイジングに効果があるといわれる「コエンザイムQ10」(14.9%)、関節痛などを改善する「グルコサミン」(14.4%)、「ビタミンC」(13.4%)が続きました。

女性は「コラーゲン」「コエンザイムQ」「ヒアルロン酸」など、「美容」成分に人気が集中!

■女性:注目の美容・健康
の成分は?

1 コラーゲン 35.6%
2 コエンザイムQ10 22.4%
3 ヒアルロン酸 21.9%
4 ビタミンC 21.5%
5 17.4%
6 カルシウム 16.0%
7 グルコサミン 14.2%
8 ビタミンE 13.7%
9 ローヤルゼリー 12.3%
10 DHA 11.4%
10 イソフラボン 11.4%

MA(複数回答)/N=219人

その反面、女性回答のトップは「コラーゲン」(35.6%)でした。「アンチエイジングに効きそうかなと思い気になっている。実際飲んでおられる有名人の方の話などで気になることが多い」(女性40代)など、肌の主要成分である「コラーゲン」は、肌のツヤや弾力性をキープする働きを担っていることから、摂取や塗布により「美肌」や「アンチエイジング」効果を期待する声。さらに同じく「シワ・くすみの緩和」や「アンチエイジング」が期待される「コエンザイムQ10」(22.4%)、高い保水力で化粧品などに配合される「ヒアルロン酸」(21.9%)、「美肌」と「健康維持」に欠かせない「ビタミンC」(21.5%)が上位にランクインし、「美容」「アンチエイジング」をキーワードとした成分に人気が集中しました。

「カルシウム」と「イソフラボン」の組み合わせで「骨粗しょう症」を予防する

また女性ならではの回答として、見逃せないのが6位の「カルシウム」(16.0%)です。「なんと言っても、加齢でカルシウム不足が気になる」(女性60代)など、閉経後の女性はホルモンバランスの崩れから、カルシウム不足に伴う骨密度の低下を心配する声が目立ちました。医学的にも年齢と共に女性の骨粗しょう症や骨折のリスクが裏付けられており、牛乳や小魚などカルシムを含む食品や、サプリからの摂取を実践したいと考えている人が多いようです。とはいえ、どんなにたくさんカルシウムを摂取しても、女性ホルモンの分泌が少ないと、骨の中のカルシウムはどんどん流出してしまいます。これを防止し骨密度を保つ役割を担うのが、女性回答の10位に挙げられた「イソフラボン」(11.4%)です。「女性は更年期になると、骨粗しょう症になるらしいのでサプリで補いたい」(女性40代)など、不安を抱える女性も少なくありませんが、大豆に含まれる「イソフラボン」と「カルシウム」を一緒に摂取することで、カルシウムを効率よく吸収できることが判っています。そのほか、「葉酸は友人から教えてもらい、妊娠中は子どものためにも必要だから…と」(女性30代)など、女性ならではの成分として「葉酸」(10.0%)にも高い注目が寄せられました。


今回は「体調不良」を起こしやすい夏場を迎え、健康をサポートする「サプリメント」をテーマに皆さんのご意見を聞いてきました。サプリの摂取状況は「いつもサプリメントを摂取している」(23.3%)、「時々、サプリメントを摂取している」(20.3%)という声は全体の4割以上を占め、多くの人びとが食後や就寝前の習慣として「サプリを利用している」ことが明らかとなりました。もちろん、1日3食の中でバランスの良い食事をきっちりと摂ることが、何よりも大事。とはいえ、仕事に追われる現代人の中には外食などが必然的に増え、一日の食事の中で必要な栄養素を十分に摂取することが難しいという人もきっと多いことでしょう。また年齢と共に食事だけでは補いきれない栄養素も出てくるなど、ひと昔前に比べて食事でも薬でもない「サプリ」の役割を認識する人が徐々に増えているように感じます。また「薬じゃないから安心」とばかりに過剰摂取してしまうのは危険ですし、「即効性がないから」と3日坊主ではなかなか効果も見えにくいもの。中には「組み合わせて使った方が効果的なもの」もあるなど、しっかりと使用上の注意や摂取方法を確認しながら、正しい選び方や使い方を知っておくことが大切です。お盆過ぎは「夏疲れ」が出やすい時期でもありますので、ドラッグストアや薬局の店頭で薬剤師さんに相談しながら、自分に合ったサプリを見つけて上手く取り入れてみてはいかがでしょうか。