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味噌汁は好きですか?

家庭の味といえば、まず第一に挙げられるのが「味噌汁」。あたたかな「白いご飯」と「味噌汁」は、まさに最高の組み合わせで、口にしたときに日本人であることを感謝する人もきっと多いのでは? 最近では健康食品として海外からも熱い注目が注がれています。そこで今回は「味噌汁」をテーマに、皆さんのご家庭における味噌汁の飲用状況を聞きました。

約6割近くの人びとが「週4回以上は味噌汁を飲む」と回答−世代とともに増加へ

味噌汁を飲む頻度は?

SA(単回答)

さて、皆さんはどの位の頻度で味噌汁を飲んでいるのでしょうか。「子どもの頃から大好き。日本人だからご飯に味噌汁は当たり前」(男性50代)など、「ほぼ毎日」という声が最も多く34.9%。さらに「週4〜5回」という声も23.8%を数え、全体の6割近くの人びとが「週4回以上」の高い頻度で「味噌汁」を食していることが明らかとなりました。自由回答の中には「味噌汁を飲まないと1日調子が出ない」(女性40代)、「1日の活力源」(男性50代)など、単なる食事ではなく、「味噌汁=元気の源」として欠かせない存在となっている人もいました。


世代別ではいかがでしょうか。「ほぼ毎日」という声も見てみると、20代で20.4%、30代で27.1%、40代33.9%と徐々に増加。さらに60代ではピークの49.4%に達し、「味噌汁」の飲用頻度は世代と共に高まる傾向が見られました。中には「昼食は定食を食べない限り飲まない。夕飯は自炊しているが、1杯のみの味噌汁を作るのが面倒で止めた」(男性20代)など、食生活やライフスタイルの多様化から、若い世代では「味噌汁」を飲む頻度がやや低いようです。


  世代別:味噌汁を飲む頻度は?

SA(単回答)

味噌汁は1日の始まりの「朝食派」?それとも締めくくりの「夕食派」?

全体の約6割近くの人びとが「週4回以上」の頻度で味噌汁を飲んでいることが判明しましたが、では1日の食事の中で、皆さんはどのタイミングで「味噌汁」を飲んでいるのでしょうか。最も回答が多かったのは「夕食」(49.3%)でした。「朝はパン、昼は麺類、夜は米飯の習慣なので、味噌汁は夕食時に飲む」(男性80代)、「白米を食べるのが夕食のみのため」(女性40代)など、ご飯とみそ汁とおかずの「一汁一菜(いちじゅういっさい)」を基本に夕食を組み立てているという声。さらに「体が温まるし、一杯飲むだけで疲れがとれる気がする」(男性50代)など、ひと口すすってホッとするという声も寄せられ、一日の締めくくりである夕食に「味噌汁」を飲む習慣が定着していることがうかがえます。

味噌汁はいつ飲む?

SA(単回答)


次に回答が目立ったのは「朝食」(30.1%)。「あの安心感は他では味わえない。まだ胃が眠っている朝食に飲むと最高においしい」(男性60代)、「朝食は毎日、味噌を飲む。なんとも言えない味噌の香りが好き」(女性50代)など、食欲をそそる味噌汁の香り、優しい味わいに体に元気がみなぎり、1日の始まりを実感するという声。自由回答の中には「朝食がパンのトーストの時でも、味噌汁は飲む」(男性50代)など、朝食パン派でも「コーヒー」代わりに「味噌汁」を飲む人もいました。また三度の食事の中で「昼食」の飲用は最も少なく11.4%。ランチは外食やお弁当というケースも多く、朝食や夕食に比べると飲用機会がそう多くないようです。その一方で、単身者の多い20代では「昼食」の飲用頻度が全世代の中で最も高い16.7%を示し、自炊よりも、外食で「味噌汁」を飲む機会を得ていることがうかがえます。そのほか、三食以外では「お酒を飲んだあとの締めなどによく飲む」(男性30代)など、「夜食」(7.2%)という声も寄せられました。

全体の8割近くが「手作り派」−現代家庭でも「おふくろの味」は健在!?

味噌汁は「手作り派」?「インスタント派」?

SA(単回答)

最近ではインスタントの味噌汁も具材のバリエーションが多く、味のクオリティーも高まっていますが、では「手作りの味噌汁」と「インスタントの味噌汁」の飲用比率はいかがでしょうか。「育ち盛りの子どもがいるので一応栄養バランスも考えて…」(女性30代)など、「手作りの味噌汁しか飲まない」と回答した人は23.4%。さらに「だいたい手作りの味噌汁」という声も54.3%を占め、全体の8割近くの人びとが「手作り派」でした。


その一方、「だいたいインスタントの味噌汁」(7.2%)、「インスタントの味噌汁しか飲まない」(2.8%)という声も全体の1割近くを占めました。主な回答として「好みは手作り派。ただ、独り暮らしと言うこともありインスタントに甘えている」(男性30代)など、単身で調理の手間を省きたいという声。「以前は手作り派だったのですが、作る回数や量が少ないのに市販のお味噌は量が多過ぎて使い切れないので、今はインスタント派になりました」(女性40代)など、味噌が使い切れず、もったいないのでインスタントへ切り替えたという人もいました。

手作りに近い味が楽しめる「生味噌タイプ」人気− 一人分でもお湯を注ぐだけでOK

インスタントにも生味噌タイプ、粉末、フリーズドライなど様々なタイプのものが市場に出回っていますが、皆さんがよく飲むのはどのタイプでしょうか。トップの「手作りの味噌汁」(87.1%)に続き、人気が高かったのは「袋入りの生味噌タイプ(インスタント)」(44.7%)でした。「一人分だけ味噌汁を飲みたいときは袋入りを使う。お湯を入れるだけで簡単にできるインスタントの味に満足」(女性20代)など、時間がない場合や少量だけの場合は「手作りに近い味噌汁」として重宝されているようです。

■よく飲む味噌汁のタイプは?

1 手作りの味噌汁 87.1%
2 袋入りの生味噌タイプ(インスタント) 44.7%
3 カップ入りの生味噌タイプ(インスタント) 6.3%
4 フリーズドライタイプ(固形) 5.7%
5 粉末タイプ 3.9%

MA(複数回答)/n(有効回答数)


続いて回答が目立ったのはカップ入りの生味噌タイプ(インスタント)(6.3%)。最近では、お弁当持参のサラリーマン、OLも多いせいか、「温かい汁物」を欲する声が目立ち、「独身時代はコンビニでおにぎりとカップ味噌汁を買って、昼食にしていた」(女性20代)など、器のいらない「カップの味噌汁」をコンビニなどで買い求める人が増えているのかもしれません。また見逃せないのが「フリーズドライタイプ(固形)」(5.7%)です。「最近、フリーズドライのものを食べたら、すごく美味しくて作るより美味しいかも」(女性30代)、「フリーズドライタイプは野菜が沢山入っていたり、お味噌の味も良く、急ぐ朝には時々愛用している」(女性50代)など、まだ認知度はそう高くないものの、味の良さや具材の豊富さから好印象をもっている人もいました。

人気ナンバーワンは「豆腐」−シンプルな食材ゆえに他の具や味噌との相性が抜群!

■好きな味噌汁の具は?

1 豆腐 73.1%
2 わかめ 56.1%
3 ネギ 44.8%
4 油あげ 41.3%
5 大根 33.0%
6 あさり 29.5%
7 なめこ 27.3%
8 しじみ 24.8%
9 ジャガイモ 23.6%
10 タマネギ 21.9%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

では、皆さんが好きな味噌汁の具とは一体何でしょうか。堂々の人気ナンバーワンは「豆腐」(73.1%)でした。「豆腐が一番好き。おかずは豆腐だけでもいいほど、豆腐好きで、味噌汁には必ず豆腐を入れる」(男性40代)など、安くて、シンプルな食材である「豆腐」は、味噌と同じ「大豆」を原料としているせいか、相性の良さは当然と言えるかもしれません。さらに「豆腐とわかめの味噌汁が最高。ご飯はおかわりしないが、味噌汁はおかわりしてしまう」(男性30代)、「ネギと豆腐と油揚げの味噌汁が最高!昔おふくろが良く作ってくれた味噌汁で、30年近く経ってもその味が好き」(男性20代)など、味に癖のない「豆腐」は、様々な食材と組み合わせても味のバランスを壊すことのない味噌汁に打ってつけの具と言えそうです。上位ランキングには「わかめ」(56.1%)、「ネギ」(44.8%)、「油あげ」(41.3%)など、豆腐と相性抜群の具材が並びました。


続いて5位は「大根」(33.0%)。「大根の千切り。優しい歯ごたえでホッコリと噛むことができて、体が温まる」(男性50代)、「大根に味噌が染みた感じが好き。野菜が一杯取れるので味噌汁は良い」(女性30代)など、味噌がよく染みた大根に太鼓判を押す声。また大根を含む汁ものでは「さといも・大根・にんじん・ごぼう・こんにゃく・豚肉・油揚げ・とうふを入れた汁は栄養満点で体が温まり、お腹も満たしてくれる」(女性50代)など、具沢山の栄養バランスのとれた「豚汁」にも人気が寄せられました。

「あさり」「しじみ」など、海産物にも高い支持−磯の香り、だしの旨味が凝縮

見逃せないのは6位の「あさり」(29.5%)です。「磯の香りがして、身もおいしい」(女性50代)、「あさりの味噌汁はだしも出るし、よく作る」(男性30代)など、具材というよりも、旨味、だしとしての魅力に高い支持。さらに「しじみなど貝類が入ったお味噌汁は必ず、おかわりする。磯の香りで食欲が増し、五感を刺激するところが良い」(女性40代)など、同様9位に「しじみ」(24.8%)が挙げられ、野菜に限らず、海藻や貝類など「海産物」と味噌汁との相性の良さがうかがえます。そのほか、「なめこは、ちょっとトロッとした感じが好き。なかなか冷めない」(女性40代)など、7位に「なめこ」(27.3%)、8位に「ジャガイモ」(23.6%)、10位に「タマネギ」(21.9%)が続きました。

味噌汁の魅力は「体」はもちろん、「心」も温めてくれる優しい存在

幅広く愛されている「味噌汁」ですが、その魅力とはどんな点にあるのでしょうか。最も回答が多かったのは「体が温まる」(51.7%)でした。「体が温まるし、お腹が満たされる」(男性20代)、「冬場は朝食の最後に飲んで、しっかり温まってから出社する」(女性50代)など、体の代謝を高め、全身にエネルギーを行き渡らせるという声。さらに「今84歳の母親が私の子どもの頃、私に元気がない時に『けんちん汁』をいつも作ってくれました。ふうふうしながら『美味しいと』と何回ったことでしょう。けんちんの温かさが、母親の温かさだったのかも知れません」(女性50代)など、同様5位に「飲むと安心感・安堵感が得られる」(25.9%)、9位に「飲むと元気が出る」(11.3%)、11位にも「味噌の香りに心が癒される」(10.6%)が挙げられ、「体を温める=ホッと落ち着き、元気を取り戻す効果」を担っていることがうかがえます。いわば、味噌汁は体のみならず、心も温めてくれる存在と言えそうです。

■味噌汁の魅力は?

1 体が温まる 51.7%
2 野菜など栄養が摂れる 38.4%
3 和食・ご飯との相性の良さ 31.8%
4 毎日飲んでも飽きない 27.5%
5 飲むと安心感・安堵感が得られる 25.9%
6 発酵食品で体に良い 16.6%
7 季節ごとの素材が楽しめる 15.6%
8 豊富な具材のバリエーション 15.2%
9 飲むと元気が出る 11.3%
10 小腹を満たしてくれる 10.9%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

「一汁」ではなく「おかず一品=食べる味噌汁」−野菜をいっぱい食べられる栄養食

次に2位は「野菜など栄養が摂れる」(38.4%)。「キノコ類やモヤシ、ピーマン、トマト、わかめ、きざみ昆布、おくらなど何でも入れる。食べる直前に大根おろしを入れて、今だったらスダチ絞っていただく」(女性30代)など、栄養満点の具だくさん味噌汁を作るという声。同様7位に「季節ごとの素材が楽しめる」(15.6%)、8位にも「豊富な具材のバリエーション」(15.2%)が挙げられ、「一汁」というよりも、むしろ「おかず一品=食べる味噌汁」として捉えている人が意外に多いことがうかがえます。


注目すべきは6位の「発酵食品で体に良い」(16.6%)でした。「発酵食品をなかなか摂れないので、みそ汁が簡単でいい」(女性30代)など、微生物の働きで作られる「味噌」は整腸作用のほか、コレステロールの抑制、更年期障害の軽減等、最近では味噌の「機能性」に期待する声も多く、健康食、長寿食の一つとして見直されていることがうかがえます。


今回は日本の食卓に欠かせない「味噌汁」をテーマに、皆さんにアンケートを実施してきました。「(味噌汁を)ほぼ毎日」(34.9%)、「週4〜5回」(23.8%)という声は全体の6割近くを数え、食の多様化と言われる現代において、なお高い頻度で食されていることが明らかとなりました。その魅力は何と言っても「あたたかさ」にあります。1つは、これから肌寒さを感じるシーズンを迎えますが、体を芯から温めてくれる「身体」に感じる「あたたかさ」。もう1つは、子どもの頃に飲んだ「母の味」を思い出し、ホッと一息、元気を取り戻せる「心」に感じる「あたたかさ」があります。「白飯」とともに、まさに日本人の「ソウルフード」と言えるのではないでしょうか。今日もまた味噌汁を飲んで笑顔で過ごしたいものですね。


最後に皆さんから寄せられた自由回答の中から、味噌汁にまつわる思い出やエピソードをいくつかご紹介します。


■味噌汁にまつわるエピソード

あ〜日本人だな
  • 「4年間、海外に住んでいた時、食事が合わずに苦労しました。自分で食事を作る時は、ほとんど味噌汁を作りました。あの頃は味噌汁を飲むと『ああ…日本人だな〜』と心から実感したものでした」(女性40代)
サトイモの味噌汁
  • 「亡くなった母はよくサトイモの味噌汁をご飯にかけて食べさせてくれました。他の具をかけるのは駄目と言われていましたが、自分が好きだったのかサトイモだけは許してくれました。今でもサトイモの味噌汁のときはご飯にかけ、母を思い出す」(女性60代)
冬の新聞配達
  • 「少年時代に新聞配達(朝刊)をしていた時、冬の配達がとても辛くて家に帰ったら母が温かい味噌汁を作っていてくれたのを思い出す」(男性50代)
納豆、餃子にブーイング
  • 「お味噌汁に納豆や餃子を入れて大ブーイングだった。ちょっと変った味で美味しいのに…」(女性40代)
喧嘩の後は…
  • 「どれだけ妻と喧嘩をして無言状態が続いても、味噌汁がそっと出されただけで、自然と喧嘩していたことが嘘かのように和む」(男性60代)
ホテルバイキングで
  • 「ホテルの朝食バイキングでお味噌汁が何種類もあったとき、全種類を制覇したら他のお料理を食べれなくなってしまいました。でも、すごく美味しいお味噌汁だったので後悔していません」(女性50代)
茄子の味噌汁だけは…
  • 「茄子の味噌汁は苦手。これを出されると母親でも嫁でも文句を言いたくなる」(男性50代)
学食で人に隠れて
  • 「学生時代、学食で50円の味噌汁を必ず頼み、食事の締めは人に見られないようご飯を味噌汁に投入して食べていました。大好きでした」(女性20代)
嫁の味噌汁が上手に
  • 「結婚して最初は美味しくなかった妻の味噌汁が、徐々に私の好みを把握して塩加減や具の切り方がうまくなっていくのが嬉しくてしょうがない」(男性20代)
プロポーズ
  • 「主人の実家は毎日必ずお味噌汁が食卓に出る。なぜかと聞いたら義理の父が『毎日味噌汁作ってください』とプロポーズしたからだそう」(女性40代)
かつお節の削り係
  • 「今は粉末かつおだしですが、子どもの頃はかつおぶしを削る係でした。毎日削っていたのが懐かしい母との思い出」(女性40代)
なめこの味噌汁
  • 「息子が3歳までは、なめこのお味噌汁が大好きでした。なめこばかり拾って食べるほど。小さな手でスプーンを握り、なめこを必死になって口に運ぶ姿がすごく可愛らしくて、今でも思い出すとニヤニヤしてしまう。ちなみに小5になった息子はなめこが苦手。あんなに好きだったのに不思議…」(女性30代)
風邪をひいたら
  • 「子どもが小さい頃、風邪をひいて熱があるとき味噌汁を飲むと元気が出て翌日は熱が下がっていました。今でも風邪をひくと『味噌汁作って〜』と言う」(女性50代)
水筒の味噌汁
  • 「小学生の時の運動会で昼のお弁当の時間に、みんな家族とご飯を食べているのに、一人で食べている友達がいた。呼んで私の家族と一緒に食べた。見ると、水筒に味噌汁を入れて持ってきていた。その子のお母さんはきっと、とても運動会を見に来たかったのだろうけど来られなかったのだろうな、と思いながら『お味噌汁おいしい?』と聞いたら、うれしそうに『うん』と言っていた。時々、ふとそのお味噌汁の事を思い出す」(女性40代)