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鍋料理は好きですか?

この冬は寒気の影響で冷え込みが厳しく、全国的に大雪に見舞われています。寒さが厳しくなればなるほど、食卓に上がる頻度が増すものといえば、「鍋料理」ではないでしょうか。最近では定番鍋のほか、西洋風、中華風など新しい鍋メニューのバリエーションも増え、鍋を囲む楽しさも広がっています。そこで今回は冬の味覚である「鍋料理」をテーマに、皆さんご家庭のお鍋事情をアンケートしました。

寒さ厳しい今冬、6割近くが「週1回以上の頻度で鍋料理を食べる」と回答

「鍋料理」を食べる頻度は?

SA(単回答)

さて今の季節、皆さんは「鍋料理」をどの位の頻度で食べているのでしょうか。「週末に実家に帰り、みんなで鍋料理する」(女性40代)、「平日、友だちと居酒屋で」(男性50代)など、「週2回以上」と回答した人は21.9%。さらに「週1回程度」という声も35.8%を数え、全体の6割近くの人びとが少なくとも「週1回以上」の頻度で、自宅・外食で「鍋料理」を食していることが明らかとなりました。自由回答の中には「しゃぶしゃぶやカニ鍋、豚バラと白菜の鍋、鶏団子鍋など、鍋料理が大好きなので毎日味付けを変えて楽しんでいる」(女性40代)など、「ほぼ毎日」(1.3%)という「鍋好き」もいました。

「鍋料理の頻度=家族と過ごす時間」−小さなお子さんのいる家庭は敬遠傾向

また世代別で食べる頻度を見てみると、「週1回以上」という声は20代〜40代で6割未満に留まったものの、50代で65.8%と一気に上昇。さらに70代以上ではピークの70.0%に達し、世代とともに「鍋料理」の頻度が高まっていることがうかがえます。自由回答の中には「週末・休日に家族や娘達が来た時にする」(女性50代)など、シニア層では家族で過ごす機会に「鍋料理」が食卓に上ることが多いようです。

世代別:「鍋料理」を食べる頻度は?

SA(単回答)


その一方、30、40代では「子どもが小さいので、冷まして食べさせないと熱くて食べられない」(女性30代)、「小さい子どもが居るので火傷したら困るので、今はほとんど食べていません」(女性40代)など、子どもの火傷の危険を心配し、「鍋料理」を敬遠する傾向が見られます。そのほか、「夫と二人家族で、夫の帰宅時間がバラバラで一緒に(ご飯を)食べることが少ないため」(女性40代)、「子どもの塾があったり…、家族が揃うことがなかなかないので」(女性30代)など、「鍋料理」の頻度は子ども、家族と過ごす時間と密接に関わっていることがうかがえます。

9割近くが「家族と一緒にお鍋を囲む」と回答−鍋を仕切る鍋奉行はお父さん

■「お鍋」を食べるメンバーは?

1 家族、夫婦 90.7%
2 友人 11.6%
3 1人で 7.8%
4 会社の同僚 5.5%
5 恋人 1.6%

MA(複数回答)/「月1回以上」食べている人(n=767)

大変多くの人びとが高頻度で「鍋料理」を好んで食していることが明らかとなりましたが、では、皆さんはどんなメンバーでお鍋を囲むことが多いのでしょうか。最も回答が多かったのは「家族(子どもを含め)・夫婦」(90.7%)でした。「夫婦で寒い日は手っ取り早く鍋にすることが多い」(女性60代)、「うちは大人6人の家族なので、鍋は2つを用意する」(女性30代)など、家族が揃う日は「鍋料理」という声が多く、冬場の家庭料理の王道として高い人気を誇っていることがうかがえます。中には「鍋料理は簡単なので、主人も作ってくれる」(女性40代)など、お父さんが鍋奉行として仕切るというご家庭もありました。

平日は居酒屋で「友人・同僚」と一緒に−曜日によって変わるお鍋メンバー

次に2位は「友人」(11.6%)。「ふと立ち寄った居酒屋に友人と鍋があれば食べる」(男性30代)、「友人と集まって鍋パーティーする」(女性20代)など、居酒屋やホームパーティーで仲の良い友人と鍋をつつくという声。さらに「家庭では土日休日、(家族)全員が揃う日。平日は会社帰りに居酒屋で会社のメンバーと」(男性50代)など、4位にも「会社の同僚」(5.5%)が挙げられ、「週末=家族」「平日=友人・会社の同僚」という人も少なくありませんでした。また見逃せないのは、3位の「一人で」(7.8%)です。「一人暮らしなので夕食に一人で食べることが多い。一人で食べるほうが気を使わなくていい」(男性50代)、「一人で自分のペースで食べるのが好き」(女性40代)など、「ひとり鍋」は寂しいと思われがちですが、意外にマイペースで食べられる点に魅力を感じている人も少なくないようです。

お鍋は心もカラダもポカポカにする「ハッピーフード」−人間関係も円滑に

幅広い年代層に愛されている「鍋料理」ですが、その魅力はどんな点にあるのでしょうか。最も回答が多かったのは「野菜がたっぷりと摂れる」(75.7%)でした。「野菜が摂れるし、生野菜よりたくさん食べられるから」(女性30代)など、冬場不足しがちな野菜を十分に補給できるという声。さらに「家族で鍋を囲んで色々な会話をして、お酒もおいしく飲めて、とにかくいいことばかり」(女性50代)など、同様4位に「家族団らんに良い」(28.2%)、5位に「お酒が美味しく飲めるので」(18.4%)、10位にも「食欲が増進する」(10.2%)が挙げられ、鍋料理は食欲を増進しお酒を美味しくするばかりではなく、家族間のコミュニケーションも円滑にする役割を担っていることがうかがえます。

■鍋料理の良い点は?

1 野菜がたっぷりと摂れる 75.7%
2 カラダが温まる 72.8%
3 下準備・料理するのが簡単 40.0%
4 家族団らんに良い 28.2%
5 お酒が美味しく飲める 18.4%
6 おじや、うどんなど「鍋の残り」で
アレンジ料理が出来るので助かる
16.7%
7 洗いもの、片づけがラクチン 14.9%
8 味のバリエーションが色々楽しめる 14.7%
9 冷蔵庫の残り物を片づけるのに助かる 13.7%
10 食欲が増進する 10.2%

MA(複数回答)/n=801


次に2位は「カラダが温まる」(72.8%)。「寒い季節は温まる料理が食べたいので鍋はもってこい」(女性40代)、「鍋をすると部屋も自分も温まってちょうどいい」(女性30代)など、熱々の鍋料理はカラダを温めるとともに、部屋の湿度をも上げるため、冬の寒さ、乾燥対策にも大いに役立っているという声。特に今年の冬は全国的に寒波に見舞われており、例年以上に鍋を囲む頻度が増えているご家庭もきっと多いのではないでしょうか。いわば、鍋料理は心もカラダもポカポカにする「ハッピーフード」と言えるかもしれません。

賢い主婦はお鍋上手!−調理も片付けも手間いらずで、鍋の残りでアレンジも

鍋料理の利点は食べるばかりではないようです。「具を切って入れるだけなので準備が簡単」(女性30代)など、3位は「下準備・料理するのが簡単なので」(40.0%)。「鍋一つでいいので、洗い物が少ないのがいい」(女性30代)など、同様7位に「洗いもの、片づけがラクチンなので」(14.9%)、9位にも「冷蔵庫の残り物を片づけるのに助かる」(13.7%)が挙げられ、調理も片づけも手間いらずの「鍋=楽チン料理」という声。さらに「翌日は、鍋の残りで雑炊など、一度で二度楽しめる」(女性30代)など、6位にも「おじや、うどんなど『鍋の残り』でアレンジ料理が出来るので助かる」(16.7%)が続き、一度で2食分の食事がまかなえる、忙しい主婦の強い味方と言えそうです。

人気ナンバーワンは「寄せ鍋」−冷蔵庫食材で作れる家庭の味

■最近好んで食べる「鍋料理」は?

1 寄せ鍋 50.3%
2 水炊き 47.9%
3 キムチ鍋(チゲ) 35.6%
4 湯豆腐 33.1%
5 しゃぶしゃぶ 27.8%
6 ちゃんこ鍋(塩チャンコ) 16.7%
7 もつ鍋 15.5%
8 うどんすき 15.3%
9 牡蠣鍋 11.0%
10 カレー鍋 9.2%

MA(複数回答)/n=753

最近、皆さんが好んで食べている鍋料理を人気ランキング形式で見ていきましょう。堂々の人気ナンバーワンは「寄せ鍋」(50.3%)でした。「冷蔵庫にあるものは、ほとんど何を入れても美味しい」(女性30代)、「子どもが(一緒に鍋を)食べるようになってからは、食べやすい『寄せ鍋』に」(男性30代)など、野菜や魚介類、肉類など、一般家庭にある食材だけで作れる「寄せ鍋」は、食べ慣れた家庭の味として人気が集中。同様6位にも「ちゃんこ鍋」(16.7%)が挙げられ、好きな食材を塩、醤油、味噌などの味付けで煮込む鍋料理に高い支持が寄せられました。ちなみに調理法が似ている「寄せ鍋」と「ちゃんこ鍋」の違いは何でしょうか。そもそも「ちゃんこ」とは相撲の力士が作る料理をそう呼び、中でも鍋料理全般を「ちゃんこ鍋」と言います。本来、家庭で作るものは、すべて「寄せ鍋」となりますが、最近では各相撲部屋の本格的な味を再現する「ちゃんこ鍋のスープ・素」が市場に数多く出回っており、家庭でも「ちゃんこ風鍋」が手軽に楽しめるようになっています。
*なお、当設問においては、「すき焼き」「おでん」を鍋料理といわない場合もあるため、あえて選択肢からはずしております。

「水炊き」「湯豆腐」など、薬味やタレで食べる「あっさり系鍋料理」が根強い人気

次に2位は「水炊き」(47.9%)。「鶏肉が好きなので水炊きが気に入っている」(男性60代)など、「寄せ鍋」と異なり、塩、醤油、味噌などを一切使わず、水から煮立たせて食材の旨味を生かす、あっさり、シンプルな定番鍋です。自由回答の中には「ポン酢につけて食べるところが気に入っている。薬味をいろいろ変えられるところが好き」(男性60代)など、好みの薬味やタレを付けて食べられる点にも人気が寄せられました。さらに「湯豆腐は昆布だしであっさり食べられる」(女性30代)など、同様4位に「湯豆腐」(33.1%)、5位にも「しゃぶしゃぶ」(27.8%)が続き、様々な「変わり鍋」が市場に次々に登場する中で、意外にも「あっさり系鍋料理」の人気が根強いことがうかがえます。

うま辛の「キムチ鍋」は一般家庭に定着化−「変わり鍋」ブームもひと段落

シンプルな味付けの定番鍋が目立った一方で、3位には「キムチ鍋(チゲ)」(35.6%)が挙げられました。「キムチ鍋やチゲは体が芯から温まりシメまでおいしいところが魅力」(男性60代)、「ヒーヒー言いながら冷たいビールと一緒に味わうのが至福のとき」(女性30代)など、「うま辛」が癖になるとともに、代謝アップを助ける「カプサイシン効果」でカラダも温まるという声。自由回答の中には「キムチ鍋のあとに、ご飯とチーズを入れると美味しい」(女性50代)など、シメのリゾットを楽しみにする人もいました。


そのほか、ここ数年、「変わり鍋」ブームで人気を誇っていた「カレー鍋」(2013年1月=9.2%、2012年1月=10.6%)、「餃子鍋」(2013年1月=7.7%、2012年1月=8.2%)、「トマト鍋」(2013年1月=6.1%、2012年1月=6.2%)はやや数値を下げ、一時のブームもひと段落したものと考えられます。とはいえ、その一方で「トマト鍋はヘルシーで美味しい。シメもいろいろバリエーションできるのが気に入っている」(女性40代)、「餃子鍋は結構いける」(男性50代)など、気に入って定番化したというご家庭もありました。

全体の7割近くが「市販スープ・つゆの素」利用派−失敗しない、お店の味を再現

市販の「鍋スープ・つゆの素」を使う?

SA(単回答、n=749)

ここ数年、スーパーの食品売り場には、バリエーション豊かな「市販の鍋スープ・つゆの素」が数多く陳列されています。ひと昔前にはほとんど見なかったものですが、昨今では定番から変わり鍋まで、簡単に本格的なプロの味が作れる「市販スープ・つゆの素」を求めるニーズも高まっているように感じます。では、日ごろの鍋料理づくりで「市販スープ・つゆの素」を利用している人は、どの位いるのでしょうか。「市販スープ・つゆの素は必ず利用している。家庭の鍋ですが、市販スープを使うことによってお店の味へランクアップする」(女性40代)、「失敗もなく簡単に美味しく食べられるから」(女性30代)など、「よく利用する」と回答した人は34.2%。さらに「ときどき利用する」という声も35.0%を数え、全体の7割近くの人びとが「市販スープ・つゆの素」利用派であることが明らかとなりました。


自由回答の中には「モツ鍋、寄せ鍋をする時は、たまに市販のスープを利用する」(女性40代)、「キムチ鍋は自分では作れないので市販のものを使う」(女性40代)など、鍋メニューの種類に応じて「市販スープ・素」を使ったり、使わなかったりするという声。さらに「市販のスープに味噌などちょっと足して、自己流にアレンジすると一味違ってさらにおいしい」(女性60代)など、市販スープにひと工夫を加え、オリジナリティあふれる鍋料理に変身させるという人もいました。家庭での鍋料理は、どうしてもマンネリ化しがちですが、上手に市販スープを組み合わせて味のバリエーションを広げている様子がうかがえます。


その一方で、「あまり利用しない」(16.4%)、「一切利用しない」(9.6%)という声も2割以上を占めました。主な理由は「市販の物は塩分が高いので使いません」(女性30代)など、味付けが濃いので利用しないという声。「市販のものは使わず、一応我が家の味を守っている」(男性70代)、「砂糖と醤油を入れ、白味噌を少し加えるだけで味付けができるので、市販のスープは必要ありません」(女性40代)など、家庭の味を大事にしているという人もいました。


今回は厳しい寒さが続く中で、「鍋料理の魅力」をテーマにアンケートを実施しました。鍋料理の機会は「週1回以上」という声が6割近くを占め、この時期、大変多くの人びとが「鍋料理」を高い頻度で食べていることが明らかとなりました。こうした背景には「市販の鍋スープ・つゆの素」などが数多く出回り、一般家庭でもマンネリ化することなく、様々な種類の鍋料理を楽しめる市場環境が整っている点も大きな要因と言えそうです。野菜摂取が不足しがちな冬場、部屋を暖め、カラダを温めながら、かつ美味しく食べられる「鍋料理」は、まさに「医食同源」にふさわしいバランスのとれた食事です。また家族や友人など親しいメンバーで同じ鍋を囲むとお互いの距離感も縮まり、より一層、人間関係やコミュニケーションがスムーズになる点も見逃せません。


寒波に加え、インフルエンザや風邪の蔓延も気になるこの冬、カラダにも心にも効く「ハッピーフード」を食べて元気に乗り切りたいものですね。さて今週末、皆さんのご家庭ではどんな鍋料理にしますか。