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あなたの花粉症対策を教えて?

立春を過ぎ、「シーズン到来」と聞いて思い浮かべるものは「レジャー」「花見」でしょうか?いえいえ、多くの日本人が悩まされるものといえば、スギ・ヒノキなど春先に飛散量が増える「花粉」です。環境省の発表によれば、東日本を中心に例年よりもかなり多い飛散量が予測されています。花粉症でお悩みの方は、きっと戦々恐々としているはず。そこで今回は本格的な飛散を前に、皆さんが実践されている「花粉症対策」について聞きました。

半数以上の人びとが「花粉症(気味)である」と回答−シニア層は花粉症が少ない?

あなたは花粉症ですか?

SA(単回答)

さて現在、「花粉症」で苦しんでいる人はどの位いるのでしょうか。「とにかく鼻水がひどく、鼻下が赤くなって恥ずかしい。1日中マスクが手放せない」(女性50代)など、「花粉症である」と回答した人は33.1%。さらに「花粉症気味である」という声も18.9%を数え、個人によって重症度に違いはありますが、全体の半数以上の人びとが、本格的なシーズン到来を控え、「花粉症」に不安を抱えていることが明らかとなりました。また「以前、花粉症だったが、現在はおさまっている」(5.9%)という声も合わせると、実に6割近くの人びとが花粉症経験を持っていました。自由回答の中には「花粉症になって20年、治らずに毎年かかるので困っている」(女性40代)など、うれしくない「季節の風物詩」に長年悩まされ続けている人もいました。


世代別ではいかがでしょうか。「花粉症である」「花粉症気味である」という声は30〜50代で50%前半を推移しているものの、20、60代で40%後半とやや減少。さらに70代以上では33.3%まで落ち込み、シニア層に「花粉症」の症状を抱える人が少ないことが判明しました。一般的には年齢が上がると共に免疫力が低下し、花粉に対する免疫応答が鈍くなるため、若いころほど重症化しなくなるそうです。ただし、自由回答の中には「61年生きてきてかからなかったのだから、これからも花粉症にかからないだろう」(男性60代)など、「今までに花粉症にかかったことがない」(60代=48.3%、70代以上=58.7%)という声もシニア層に多く、若い世代に比べてアレルギー体質になりにくい体を持っていることがうかがえます。花粉症は60年代後半から国内で急増し始めたと言われており、終戦後に欧米化した食生活や住環境の変化なども何らか影響を与えているのかもしれません。

 世代別:あなたは花粉症ですか?

SA(単回答)

非花粉症者の6割以上が「いつか発症するかも」と不安を抱えている

今後、花粉症になるか不安?

SA(単回答、n=1002人
−非花粉症者のみ)

多くの日本人が花粉症で悩まされている一方、「今まで花粉症にかかったことがない」という声も4割以上を占めました。では、その中で「今後、花粉症になるのではないか?」と不安や心配をしている人は一体どの位いるのでしょうか。「いきなりなると聞くのでビクビクしています。私の母も5.6年前から急にかかって、しんどそう…」(女性30代)など、「とても心配している」と回答した人は8.3%。「少し心配している」という声も52.8%を数え、非花粉症者(花粉症の未経験者)の6割以上の人びとが「いつか発症するかも」と不安を抱えていることがうかがえます。自由回答の中には「自分以外の家族が全員花粉症になったので…」(女性40代)、「(非花粉症ながら)花粉予報で飛散がひどい時は、マスクを着用し、目薬を携帯することを励行している」(男性60代)など、「明日は我が身」と強く危機感を募らせている人もいました。

三大症状は「鼻水・鼻づまり」「目のかゆみ」「くしゃみ」―たちの悪い風邪のような状態

苦しい花粉症ですが、皆さんの症状を具体的に見ていきましょう。最も回答が多かったのは「鼻水・鼻づまりがひどい」(81.9%)でした。「鼻水が止まらないので鼻をかんでばかりで、鼻がカサカサに…」(女性40代)、「鼻づまりがひどく自分の鼻なのにコントロールが効かずイライラ」(女性30代)など、一日中、鼻がぐずぐず、ずるずるして苦しいという声。自由回答の中には「仕事や家事をするときはティッシュを鼻に詰めたままで、誰にも見られたくない姿に…」(女性50代)など、とにかくティッシュが手放せないという声が多数寄せられました。

■あなたの花粉症の症状は?

1 鼻水・鼻づまりがひどい 81.9%
2 目のかゆみ・充血する 78.7%
3 くしゃみが止まらない 62.3%
4 頭がぼっーとする 29.2%
5 喉の痛み・イガイガする 26.8%
6 皮膚のかゆみ 18.4%
7 倦怠感が出る 18.0%
8 涙が止まらない 16.7%
9 頭痛がする 16.4%
10 発熱する 4.1%

MA(複数回答)/n=(有効回答数)


2位は「目のかゆみ・充血する」(78.7%)。「目のかゆみは目玉を取り出して、アライグマに洗ってもらいたい」(女性20代)など、花粉が結膜表面にある神経を刺激し、我慢できないほどのかゆみに襲われるという声。中には「目のかゆみがひどく、寝ている時に掻いてしまい、起きた時に目が腫れて視界が悪くなる」(女性40代)など、手で擦ってしまい、目が充血したり、まぶたが腫れてしまったり、症状を重症化させてしまうケースも少なくないようです。次に「くしゃみが止まらなくなる。鼻の粘膜がチクチクして痛くなり、トウガラシやコショウにまで異様に反応してしまう」(女性40代)など、3位にも「くしゃみが止まらない」(62.3%)が挙げられ、花粉との接触機会の高い「鼻」「目」「口」を中心にひどい症状が出ていました。


また「とにかく鼻づまりがひどくて、頭がボーっとするし、口呼吸しかできないので、のども痛くなってくる感じ」(男性30代)など、「鼻=鼻水・鼻づまり」「目=かゆみ」「口=くしゃみ」に端を発し、それに連鎖する形で4位に「頭がぼっーとする」(29.2%)、5位に「喉の痛み・イガイガする」(26.8%)、7位に「倦怠感が出る」(18.0%)などが続きました。いわば、花粉症は、花粉の飛散中続く、たちの悪い風邪を引いたような状態と言えそうです。

仕事に支障をきたす花粉症は、男性にとっては大問題!−運転中のくしゃみなど危険も

では発症に伴い、皆さんが日常生活や仕事などで困っていることは何でしょうか。まず、男性回答で最も多かったのは「仕事や家事に集中できない」(67.8%)でした。「くしゃみと鼻水で集中力が欠ける。急に症状が出るので困る。マスクをして仕事をしているが、気になってしまう」(男性50代)など、外まわりの営業に限らず、オフィス内のデスクワークでも、鼻水やくしゃみの連発で仕事に集中できないという声が多数寄せられました。

■男性:花粉症の発症で困ることは?

1 仕事や家事に集中できない 67.8%
2 注意力が低下してミスが多くなる 27.5%
3 対策グッズ代や治療費がかかる 26.6%
4 何事にもやる気が出ない 23.8%
5 寝不足で疲労がたまる 22.9%

MA(複数回答)/n=680人


続いて「車の運転中にくしゃみが止まらなくなり、前方不注意となる」(男性40代)など、2位に「注意力が低下してミスが多くなる」(27.5%)。さらに「呼吸しにくいので寝不足気味で疲労が蓄積する」(男性50代)など、同様5位にも「寝不足で疲労がたまる」(22.9%)が挙げられ、花粉症が「睡眠不足→疲労蓄積→集中力低下→仕事でミス」という悪循環を引き起こす要因となっていることがうかがえます。自由回答の中には「鼻水を抑えようと思って薬を飲むと、薬の副作用でより一層頭がぼーっとし、眠くなる」(男性30代)など、苦しくても薬の服用が出来ないという声も寄せられました。

洗濯や買い物がままならず、主婦はイライラ!−「化粧崩れ」を気にする声も

その一方、女性回答のトップも男性同様に「仕事や家事に集中できない」(64.8%)。「家事に集中できず、夕刻になると、やり残したことの多さに愕然とする」(女性40代)など、花粉症が妨げとなり、効率的に家事をこなすことが出来ないという声。さらに「洗濯物を外に干せないのでなかなか乾かない」(女性20代)など、同様3位にも「洗濯物・布団が干せない」(37.3%)が挙げられ、洗濯や買い物もままならず、ストレスやイライラが募る女性も少なくないようです。自由回答の中には「一番花粉のひどいシーズンは朝、夕と掃除機をかける」(女性30代)など、掃除の頻度が増し、花粉付着に神経を尖らせるなど、かえって家事労働の負担が増すという主婦もいました。

■女性:花粉症の発症で困ることは?

1 仕事や家事に集中できない 64.8%
2 対策グッズ代や治療費がかかる 37.5%
3 洗濯物・布団が干せない 37.3%
4 何事にもやる気が出ない 31.8%
5 寝不足で疲労がたまる 26.2%

MA(複数回答)/n=694人


また女性回答で多かったのは、7位の「化粧ができない」(24.5%)でした。「目のかゆみがひどいので、擦ってしまったり、涙が出てきてしまうため、アイメイクがすぐに崩れる」(女性20代)、「鼻の周りだけ水分が奪われて化粧ノリが悪くなる」(女性30代)など、思うように化粧ができず、人に会うこと、外出することが憂鬱になるという女性ならではの悩みが目立ちました。そのほか、男性、女性ともに回答が多かったのは「対策グッズ代や治療費がかかる」(男性=26.6%、女性=37.5%)です。「(鼻が痛くならない)保湿効果のあるティッシュは価格も高いので、経済的にも負担が増える」(女性30代)など、春先は何かと入用の多い時期だけに、花粉症対策に掛かる出費に頭を悩ます人も少なくありませんでした。

外出時に必須アイテムは「マスク」「目薬」−正しいマスク着用で花粉侵入を防ぐ

では、皆さんは本格的な花粉の飛散を控え、具体的にどんな対策を講じているのでしょうか。最も回答が多かったのは「外出時はマスクを着用する」(36.3%)でした。「外出しないようにしているが、するときはマスクと帽子とサングラスをつける」(女性40代)、「マスクは2重にしている」(女性60代)など、鼻、口からの花粉の侵入をガードするため、外出時のマスク着用は必須という声。自由回答の中には「市販のマスクでも、使い方次第で花粉のカット率が上昇する。ワイヤーはマスクを着ける前に折り曲げておく。その際、1回折り曲げるだけでなく、 鼻の形にあわせて、山折り、谷折りするとぴったりフィットさせる」(男性60代)など、ただ着用すれば良いわけではなく、正しい着用法を重視する声も寄せられました。最近では花粉症に限らず、インフルエンザや風邪、PM2.5(大気汚染)対策を含めて、機能性に富んだマスクが市場に数多く出回っており、ひと昔前に比べてマスクと上手につき合っている日本人が増えていることがうかがえます。

■あなたの花粉症対策は?

1 外出時はマスクを着用する 36.3%
2 目薬をさしている 35.3%
3 外出後は手洗い・うがいをする 33.7%
4 病院で飲み薬をもらっている 17.7%
5 部屋の窓は開けない 17.0%
6 洗濯物を外に干さない 15.5%
7 帰宅時に玄関前で花粉を落とす 15.3%
8 空気清浄器で部屋をクリーンに保つ 14.3%
9 効果のあると言われる食品を食べる
(ヨーグルト、紫蘇など)
13.8%
10 こまめに家を掃除する 13.4%

MA(複数回答)/n=2465人


次に2位は「目薬をさしている」(35.3%)。「外出時の目薬の使用、外出後に洗眼薬を使用する」(男性60代)など、目のかゆみや涙、充血を抑えるため、こまめに目薬をさしているという声が多く、外出時はマスクと一緒に目薬の携行が欠かせないものとなっているようです。

外出後は「手洗い・うがい」「玄関前で払い落す」−食品摂取で免疫力アップも

帰宅時の対策法では「外出後は手洗いうがいと歯をみがく」(女性40代)など、3位に「外出後は手洗い・うがいをする」(33.7%)。さらに「家に入る時は、家の人はもちろん、子どもの友だちであっても、必ずブラシで花粉を落とさせる」(男性40代)など、7位にも「帰宅時に玄関前で花粉を落とす」(15.3%)が挙げられ、外で付着した花粉は家の中に一切持ち込まない、という徹底除去に注意を払う人が目立ちました。自由回答の中には「ナイロン製の服や綿を着たら、振るうだけで花粉を落とすことができる」(女性30代)、「今年は花粉よけのスプレーを買った」(女性60代)など、花粉付着を避ける衣類や対策グッズを上手に利用する人もいました。


また見逃せないのは、9位の「効果のあると言われる食品を食べる」(13.8%)です。「毎年 シソジュースを作る。赤シソはアレルギー症状にいいそう。毎年、大量に作って 1年中飲んでいる」(女性30代)、「毎朝、ヨーグルトを食べる習慣を付けたら、以前に比べて症状が軽くなった」(女性30代)など、抗アレルギー成分や免疫力アップを期待して、ヨーグルトや紫蘇など、花粉症の症状を和らげると言われる食品の摂取を心掛けるという声。さらに「花粉の時期がくる前に、べにふうき茶を買ってきて飲み始めている」(女性30代)など、同様13位にも「お茶を飲む(甜茶・べにふうき・グァバ・ハーブなど)」(10.0%)が挙げられ、薬ではなく、日ごろの食生活の中で体質改善を図ろうと努力する人も目立ちました。

「マスク」「目薬」「うがい」など、基本予防策に一定の効果を実感!

ここまで皆さんの花粉症対策をいろいろ見てきましたが、では実践した結果、効き目や効果を実感できた対策はあったのでしょうか。堂々のトップは「目薬をさしている」(実践している=35.3%、効果を実感している=22.6%)、2位に「外出時はマスクを着用する」(実践している=36.3%、効果を実感している=22.5%)、4位に「外出後は手洗い・うがいをする」(実践している=33.7%、効果を実感している=13.0%)が続き、外出時における花粉との接触や、体内への侵入を防ぐことに重点を置いた基本予防策で効果を実感していることがうかがえます。

効果を実感した花粉症対策は?

MA(複数回答)/n=2375人

「病院の処方薬」「市販薬」は効果てきめん−シーズン前に早めに病院へ行く人も

特に「実践している」と「効果を実感している」の差が非常に少なく、皆さんが花粉症対策に高い効果を実感したのは、3位の「病院で飲み薬をもらっている」(実践している=17.7%、効果を実感している=16.5%)、5位の「市販の飲み薬を飲んでいる」(実践している=11.8%、効果を実感している=9.1%)でした。「花粉の飛散前に病院で薬を出してもらう。これがあるのとないのとでは症状の出かたが段違い。毎年医者に今年はどの薬にしようかなど相談にのってもらっている」(女性20代)、「病院で薬をもらっていて、これが一番効く。最近は眠くならない薬などあって便利」(男性30代)など、病院での処方や市販薬の効き目を実感しているという声が寄せられました。花粉症は、そのシーズンが過ぎてしまうと症状が落ち着いてしまうため、病気として自覚していない人も多いようですが、風邪などと同じように重症化する前に薬で症状を緩和したり、治療することが大変有効であることがうかがえます。


そのほか、「部屋には空気清浄機を24時間つけている」(男性40代)など、6位に「空気清浄器で部屋をクリーンに保つ」(実践している=14.3%、効果を実感している=7.5%)、7位に「洗濯物を外に干さない」(実践している=15.5%、効果を実感している=6.8%)、8位に「部屋の窓は開けない」(実践している=17.0%、効果を実感している=6.8%)が続きました。


今回はスギ・ヒノキ花粉の飛散シーズンを控え、花粉症で苦しむ皆さんの症状や、具体的な対策法についてアンケートを行ってきました。「花粉症である」「花粉症気味である」という声は半数以上に達し、大変多くの人びとが「花粉症」に悩まされている実態が明らかとなりました。特に症状で多かったのは「鼻水・鼻づまり」「目のかゆみ」「くしゃみ」で、シーズン中はたちの悪い風邪が長く続いているような状態であることがうかがえます。また、「マスク」「目薬」「手洗い・うがい」などの基本的な予防法や「病院の処方薬」「市販薬」、あるいは効果があるといわれる食品やお茶を飲食するなど、日々の生活の中で多くの人が花粉対策に苦労をしていることがわかりました。今年の花粉飛散は、早いところでは3月上旬ごろにピークを迎えます。毎年、花粉症で悩まされている人は一度、病院などで相談をしてみるのも良いのではないでしょうか。