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あなたが好きな『鉄板系粉もの』は?

「粉もの」とは、いわゆる「小麦粉を主原材料とする料理」のこと。関西圏では「粉もん」と親しみを込めて呼ばれ、特に「粉もん文化」が発達しています。お好み焼きやたこ焼きのほか、うどんなどの麺類や、パン類などもこの範疇に含まれ、「お米」と同じく日本人の食生活に欠かせない重要な食糧と言えます。そこで今回の毎週アンケートでは5月7日(火)の「粉の日」を前に、「粉もの」の広い範囲の中から、小麦粉を水で溶いて鉄板やフライパンで焼く「鉄板系粉もの」にテーマを絞り、皆さんのご家庭や外食での楽しみ方について聞きました。

9割以上が「『鉄板系粉もの』が好き」と回答−老若男女・地域差なく幅広い層に支持

「鉄板系粉もの」は好き?

SA(単回答)

まず、「鉄板系粉もの」が好きな人はどの位いるのでしょうか。「『誕生日に食べたいのは?』と聞かれてお好み焼きと答えるくらい好き」(女性20代、熊本県)など、「大好き」と回答した人は55.7%。さらに「まあまあ好き」という声も40.3%を数え、全体の9割以上の人びとが「鉄板系粉もの好き」であることが明らかとなりました。自由回答の中には「スーパーやコンビニで買って食べている」(女性40代)、「週末にホットプレートでお好み焼きをする」(女性30代、愛知県)など、外食ばかりではなく、出来合いのものや、家庭で手作りする人も大変多いことがうかがえます。


「粉もの=関西圏・西日本エリアの食文化」というイメージがありますが、東日本と西日本エリアに在住者では嗜好に違いがあるのでしょうか。「大好き」「まあまあ好き」という声は東日本エリアで94.5%。一方、「関西人なので定期的にお好み焼きを食べないと耐えられない」(女性40代)など、西日本エリアでも97.3%を数え、今日では東西関係なく全国的に「鉄板系粉もの」に高い支持が寄せられました。また性別、各世代別でも支持率は9割を超え、老若男女・地域に関係なく、「鉄板系粉もの」が幅広い人びとに愛されていることがうかがえます。


その反面、「あまり好きではない」「大嫌い」という声は4.0%に留まりました。主な理由は「粉ものはお腹にたまるので好きでない」(女性60代、埼玉県)など、満腹感が強い、胃がもたれるという声。さらに「味がくどいから」(女性60代、神奈川県)、「自宅でホットプレートを使うのは(部屋が)臭うので単純に好きとは言えない」(女性20代、神奈川県)など、「粉もの」を敬遠する人もいました。

一番人気の粉ものは「たこ焼き」−「焼きそば」など、ソース系に人気集中

■好きな「鉄板系粉もの」は?

1 たこ焼き 80.8%
2 焼きそば 67.4%
3 関西風お好み焼き 67.3%
4 広島風お好み焼き 45.5%
5 焼うどん 36.1%
6 パンケーキ
(ホットケーキ)
28.0%
7 チヂミ 21.8%
8 イカ焼き 20.3%
9 明石焼き 19.2%
10 もんじゃ焼き 17.1%

MA(複数回答)/n=703人

では、皆さんが一番好きな「鉄板系粉もの」とは一体何でしょうか。堂々の人気ナンバーワンは「たこ焼き」(80.8%)でした。「屋台で見ると買わずにはいられません。あの匂いがたまりません」(女性50代、新潟県)など、お祭りや屋台グルメとして欠かせないという声。さらに「ホットプレートやたこ焼き器で作って食べている」(女性20代、宮城県)など、上手く焼くには技量が必要な「たこ焼き」ですが、昨今では「家庭用たこ焼き器」の普及により自宅でたこ焼きづくりにチャレンジする人も少なくないようです。


2位は「焼きそば」(67.4%)。「焼きそばにいろいろ野菜を入れて食べている」(男性60代、群馬県)など、鉄板のほかフライパンでも手軽に作れ、野菜もたっぷり摂れるのが良いという声。さらに「週末は焼きそばをよく作る」(女性40代、神奈川県)など、休日昼食の定番メニューとなっているご家庭も目立ちました。同じく5位にも「焼うどん」(36.1%)が挙げられ、粉ものの中でも「鉄板系麺類」に人気が集まりました。

「関西風お好み焼き」VS「広島風お好み焼き」−東京では支持が半々

次に「自宅でお好み焼きをフライパンに作る。具はキャベツやもやしを使いお餅を入れ最後にチーズもかける」(女性40代、愛知県)など、3位に「関西風お好み焼き」 (67.3%)、4位にも「広島風お好み焼き」(45.5%)が続き、「たこ焼き」「焼きそば」同様にソース&マヨネーズと相性の良い「鉄板系粉もの」がランキング上位を占めました。では関西風と広島風お好み焼きの支持率は東京、大阪、広島県在住者でどんな違いがあるのでしょうか。生地に具材を混ぜ込んだ「関西風お好み焼き」(東京=58.8%、大阪=82.9%、広島=44.4%)を見てみると、大阪在住者からの支持が断トツ。一方、生地に麺を挟んだ「広島風お好み焼き」(東京=51.0%、大阪=25.7%、広島=83.3%)は広島在住者の人気が高く、同じお好み焼きでも地域によって嗜好や食文化に違いが垣間見られました。広島県の回答者の中には、「日本一お好み焼き屋が多いと言われる県なのに、“広島風”と表現されることに違和感を覚える」(男性20代、広島県)という声も。 また、様々な出身者が暮らす東京では「関西風」と「広島風」を支持する声は半々に分かれました。

地域別:関西風VS広島風お好み焼き

MA(複数回答)/n=703人

子どものおやつ「ホットケーキ」から、大人の食事としての「パンケーキ」へ進化

ソース味との相性の良い「粉もの」以外では、6位に「パンケーキ(ホットケーキ)」(28.0%)。「休日のおやつによくホットケーキを焼く。フライパンいっぱいの大きなものを焼き、みんなで切り分けて食べる」(男性40代、埼玉県)など、おやつやデザート代わりに「パンケーキ(ホットケーキ)」を焼くという声。さらに自由回答の中には「最近流行のパンケーキが大好き。20年以上前に、ハワイの有名店で食べたことがあるのですが、ホットケーキしか馴染みがなかっただけにその美味しさにビックリ!最近、日本でも色々なお店で食べられるようになってうれしい」(女性40代、愛知県)など、最近のパンケーキブームの広がりで海外有名店が続々と日本に上陸し、子どものおやつであった「ホットケーキ」が、大人も食べられる食事としての「パンケーキ」に進化しつつあることがうかがえます。そのほか、「パンケーキ、クレープは子どもの頃から好き。女の子は好きではないかな。クレープはデザート、パンケーキはお昼でもデザートでも」(女性40代、東京都)など、「クレープ」(16.2%)を挙げる声も寄せられ、「鉄板系粉もの」はソース味から甘いデザートまで変幻自在な味のバリエーションを持つ「魅力的なグルメ」であることがうかがえます。

6割以上が「月2回以上」の頻度で食べている−特に西日本は「粉もの文化」充実

全体の9割以上の人びとが「鉄板系粉もの」好きであることが明らかとなりましたが、では皆さんはどの位の頻度で食べているのでしょうか。「小学生の頃から土曜日のお昼はお好み焼きを食べに行っていました。(今でも)季節に関係なく食べている」(女性40代、大阪府)など、最も回答が多かったのは「週1回以上」と回答した人は39.0%。さらに「月2〜3回」という声も25.1%を数え、全体の6割以上の人びとが「月2回以上」の高い頻度で「鉄板系粉もの」を食していることが明らかとなりました。

「鉄板系粉もの」を食べる頻度は?

MA(複数回答)/n=720人


東日本と西日本エリアではいかがでしょうか。「週1回以上」という声は東日本で30.6%。それに対し、「関西生まれの関西育ちなので、関西風の粉もの・鉄板焼き料理は体に染みついている。好き嫌いというより生活になくてはならない必需品」(男性50代、大阪府)など、西日本エリアでは46.8%を占めました。自由回答の中には「本場関西に引っ越してから以前より親しみを持つようになりました。近所のスーパーでもソースから天かすに至るまで様々な種類の材料が置いてあり、今ではお好み焼きをアレンジして作るのが楽しくなりました」(女性40代、大阪府)など、「粉もの文化」が進む西日本エリアではスーパー等の売り場では、それに合わせて小麦粉などの材料が充実していることがうかがえます。

東日本VS西日本-「鉄板系粉もの」を食べる頻度は?

MA(複数回答)/n=720人

粉ものは、家族団らんを取り持つ食事!−週末に家族や夫婦でホームプレートを囲む

■誰と一緒に食べる?

1 夫婦 54.5%
2 子ども 40.1%
3 友だち・知人 23.1%
4 一人 21.0%
5 会社の同僚・
仕事関連の人
9.2%

MA(複数回答)/n=671人

「鉄板系粉もの」は誰と一緒に食べることが多いのでしょうか。「月に一度、焼きソバの美味しい店に夫婦で食べに行っている」(男性50代、福岡県)など、最も回答が多かったのは「夫婦」(54.5%)。さらに「外食は2ヶ月に1回くらい。お好み焼き・もんじゃ焼きなどに夫婦、姉妹、子ども達と一緒にお店に行く」(女性40代、埼玉県)など、2位にも「子ども」(40.1%)が挙げられ、「粉もの=家族で鉄板(ホームプレート)を囲んで食べる食事」と捉え、週末や外食時の家族団らんを取り持つ料理として人気を得ていることがうかがえます。


そのほか、見逃せないのは4位の「一人」(21.0%)。「チヂミは一人のランチや夕食にちゃちゃっと作って食べている」(女性40代、埼玉県)など、食材を混ぜ合わせて、フライパン一つで作れる手軽さから、家族団らんに限らず一人の食事のときにも重宝な食事と言えそうです。中には「昼食を軽く済ませたい時、近くの店で買って家に持ち帰る」(男性80代、愛知県)など、最近ではテイクアウトや宅配のほか、コンビニやスーパーでも販売されており、調理済み鉄板系粉ものを買って自宅で食べる「中食」需要も高まっているようです。

7割以上が「粉もの=主食」と回答−「炭水化物なので」「(一品で)十分満足」など

「鉄板系粉もの」は「主食」?「おかず」?

SA(単回答)

昔ながらの日本の家庭料理は「一汁三菜」が基本とされていますが、では一品料理として完結している「鉄板系粉もの」を皆さんは白飯、パン同様の「主食」と捉えているのでしょうか、それとも「おかず」と捉えているのでしょうか。または間食として小腹を満たす「おやつ」感覚で召し上がっている人も多いかもしれません。皆さんに聞いてみたところ、最も回答が多かったのは「主食」(71.6%)でした。「炭水化物なので主食」(女性40代)、「鉄板系粉ものは、それだけで十分満足できる主食である」(男性40代、東京都)など、 小麦粉を主原料とする「粉もの」は炭水化物を多く含むため、白飯に代わる主食と捉えている人が大変多いようです。さらに「(お好み焼きに)長芋やキャベツなど野菜を何種類も入れ、いか、えび、卵などタンパク質もたっぷり入れて主食にしている」(女性40代、大阪府)など、小麦粉のみならず、たくさんの野菜や海鮮、肉類を入れて、一品料理とはいえ、栄養バランスを考えながら調理をしているご家庭が多いことがうかがえます。


「主食派」が大多数を占める中で、「鉄板系粉もの」を「おかず」と捉える声も18.1%を占めました。「ご飯のおかずにたこ焼き。ソースとマヨネーズ、鰹節たっぷりかけて食べると美味しい」(女性40代、埼玉県)など、白飯のおかずに「たこ焼き」「お好み焼き」を食べるという声。さらに「一人で、ビールのつまみに食べている。最高!」(男性50代、山口県)など、晩酌のつまみやおかずに「粉もの」が合うという声も少なくありませんでした。そのほか、「クレープやたこ焼きはおやつ、焼きそばや焼きうどんは主食、お好み焼きはおつまみ」(男性60代、茨城県)、「お好み焼き、広島焼き、焼きそばはお昼の食事として。たこ焼きやパンケーキは、小腹が空いているときに食べることが多い」(男性50代、大阪府)など、同じ「粉もの」でも「主食」「おかず」「おやつ」の区別は、各ご家庭によって様々であることがうかがえます。

気取らない大衆的な雰囲気や慣れ親しんだ味は、日本人のソウルフード!

多くの人びとに愛される「鉄板系粉もの」ですが、その魅力はどんな点にあるのでしょうか。最も回答が多かったのは「庶民の味」(32.1%)でした。「(もんじゃは)幼いころから近所の駄菓子屋さんあって通っていた」(男性40代、栃木県)など、気取らない大衆的な雰囲気を持ち、子どもの頃から慣れ親しんだ味であるという声。さらに「冷蔵庫の残り物で作れて低コスト」(女性40代、福岡県)など、4位にも「コスト(値段)が安い」(30.5%)が挙げられ、特別な食材や調味料を必要とせず、冷蔵庫にある定番の野菜や肉だけで作れるのも「粉もん」の魅力。いわば、気取らない家庭料理である「鉄板系粉もん」は、日本で生まれ育った人にとってはソウルフードに近い存在と言えるのではないでしょうか。

■「鉄板系粉もの」の魅力は?

1 庶民の味 32.1%
2 ビールや酎ハイなどお酒との相性が良い 31.5%
3 満腹感がある 31.4%
4 コスト(値段)が安い 30.5%
5 調理が簡単 29.9%
6 食べやすい 22.6%
7 具材やトッピングを変えれば、バリエーションが広がる 22.1%
7 腹持ちが良い 22.1%
9 家族団らんに良い 21.7%
10 熱々が食べられる 20.4%

MA(複数回答)/n=673人


次に2位は「ビールや酎ハイなどお酒との相性が良い」(31.5%)。「熱々の焼きうどんに冷たいビールは最高」(女性60代、福岡県)、「ボリュームがあって味が濃いので酒によく合う」(男性30代、東京都)など、「鉄板焼きのアツアツ」「ソースなどの濃い味」がアルコールの飲用を促進するという声が多数寄せられました。そのほか、「お好み焼きと焼きそばは野菜が多いのでヘルシーで満腹感や、食べた充実感がある」(女性50代、大阪府)など、3位に「満腹感がある」(31.4%)。「すぐ作れて、出来た順に食べられるので小腹が空いた時などに作る」(女性40代、広島県)など、5位に「調理が簡単」(29.9%)。6位に「食べやすい」(22.6%)が続き、早くて、食べやすくて、満腹感がある「鉄板系粉もん」は、ジャパニーズ・ファストフードと言っても過言はなさそうです。

アツアツ&コッテリ系の「粉もの」には、サッパリな「冷えたビール」が最高!

■相性の良いドリンクは?

1 ビール 77.0%
2 新ジャンル
(第3のビール)
32.6%
3 お茶 26.6%
4 チューハイ 26.0%
5 発泡酒 24.4%
6 炭酸飲料 14.8%
7 焼酎 8.1%
8 ノンアルコールビール 5.7%
9 日本酒 3.9%
10 ノンアルコールカクテル 3.4%

MA(複数回答)/n=669人

「鉄板系粉もの」の魅力として、2位にお酒との相性の良さが挙げられましたが、ではアルコール、ノンアルコールを含めて「鉄板系粉もの」と相性の良いドリンクとは一体何でしょうか。堂々の一番人気は「ビール」(77.0%)でした。「高級鉄板焼きになるとワイン、シャンパンだと思いますが、(粉もの)鉄板焼き=ビールのイメージ」(女性40代、東京都)、「焼けるソースの匂いとビールが合う」(女性40代、広島県)など、アツアツを頬張り、汗を掻きながら冷たいビールを飲み、絶妙な組み合わせを楽しむンという声。さらに2位に「新ジャンル(第3のビール)」(32.6%)、5位にも「発泡酒」(24.4%)が挙げられ、ソース&マヨネーズなどコッテリ系が多い「鉄板系粉もの」には、口中をサッパリさせる「ビール類」との組み合わせが最高と言えそうです。


そのほか、「チューハイを飲みながら食べることが多い」(女性30代、神奈川県)など、4位に「チューハイ」(26.0%)。さらに「大人はビールで、子どもは炭酸飲料が1番合う気がする」(女性30代、京都府)など、6位に「炭酸飲料」(14.8%)、8位にも「ノンアルコールビール」(5.7%)が続き、爽快なのど越しを楽しむことができるドリンクに人気が集まりました。自由回答の中には「たこ焼きは炭酸飲料。お好み焼きは第3のビール。ねぎ焼きはチューハイ」(男性20代、大阪府)など、粉ものの種類によって炭酸飲料を飲み分けている人もいました。


今回は「鉄板系粉もの」をテーマに、皆さんの日ごろの飲食頻度や「粉もの」の長所や魅力について聞いてきました。飲食頻度は「週1回以上」「月2〜3回」という声が全体の6割以上。中でも西日本エリア在住者は「週1回以上」という声が46.8%を占め、改めて「粉もの文化」の先進エリアであることが明らかとなりました。また粉ものの一番の魅力は「安い」「庶民的」など、気取らない大衆的な雰囲気と、鉄板で匂い立つソース味の香りに幼少期の懐かしさを感じる人も少なくなく、日本で生まれ育った人にとっては白飯や味噌汁同様の「ソウルフード」に近い存在と言えます。また「主食」にも「おかず」にも「おやつ」にも、時には「つまみ」にもなり得るマルチな特徴を持つ点も「鉄板系粉もの」が各家庭で重宝され、かつ愛される所以ではないでしょうか。間もなくゴールデンウィークを迎えますが、ホットプレートを囲んで家族団らんを「粉もん」でどうぞ!