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家飲みを楽しんでいますか?

会社帰りに同僚と居酒屋などで一杯やる「外飲み」も最高ですが、野球などテレビ観戦しながらだらだら飲む「家飲み」も幸せを感じずにはいられません。最近では「晩酌」に限らず、週末などに友人たちを集めてオシャレにホームパーティーを開くご家庭も多く、「家飲み」の楽しみ方も広がっています。そこで今回は「家飲み」をテーマに、皆さんのご家庭におけるお酒を楽しむシーンについて聞きました。

全体の7割以上が「2日に一度」のペースで家飲み−世代とともに「家飲み派」へ

さて、皆さんはどの位の頻度で「家飲み」をしているのでしょうか。「ネットをしながら、芋焼酎をチビリとするのが日課」(男性40代)など、「ほぼ毎日」と回答した人が最も多く34.5%。さらに「週4〜5回」が16.9%、「週2〜3回」という声も23.7%を数え、全体の7割以上の人びとが「2日に一度」のペースで「家飲み」を楽しんでいることが明らかとなりました。自由回答の中には「1日は休肝日を入れて、週6日飲んでいる」(女性30代)など、肝臓を休ませる休肝日を取り入れながら、上手にお酒と付き合っている人も少なくありませんでした。


「家飲み」の頻度は?

SA(単回答)

世代別で「週4回以上(の頻度で家飲みする)」という声を見てみると、20代で38.5%、30代で42.3%と半数以下でしたが、40代で51.9%、50代で53.8%と徐々に上昇。さらに70代以上ではピークの63.2%を数え、世代と共に「家飲み」頻度が高まる傾向が見られました。


その反面、「(家で)飲まない」(3.3%)という人もいました。主な理由は「家で飲んでも美味しくない」(女性40代)など、居酒屋やレストランのようなウキウキ感や、楽しさを感じないという人もいました。

家飲みは「ひとり酒」が主流−一日を終えた安堵の時間をのんびり過ごす

■「家飲み」は誰とする?

1 一人で 52.5%
2 夫婦で 47.9%
3 親と 10.3%
4 子どもと

7.5%

5 友だちと 6.4%

MA(複数回答)/「飲まない」と
答えた人を除く(n=2450人)

多くの人びとが高頻度で「家飲み」を行っていることが判明しましたが、では皆さんは「家飲み」を誰とすることが多いのでしょうか。最も多かったのは「一人で」(52.5%)でした。「子どもを寝かしつけてから、ゆっくりと一人の時間に」(女性40代)、「その日の仕事をすべて終え、入浴後、遅い夕食となる。録画した好きな番組を観ながら、美味しいアルコールを飲む」(男性50代)など、一日を無事に終えた安堵の瞬間を「一人晩酌」で締めくくるという声が多数寄せられました。「家飲み」では一人が主流となっていることがうかがえます。

「平日は親、休日は恋人」「平日は一人、休日は夫婦」など、曜日で変わるパートナー

次に回答が目立ったのは「夫婦で」(47.9%)。「夫婦で晩酌をしている。食後もチビチビ飲みながらテレビを観たり、その日の出来事を喋ったり…。ほろ酔いになった頃に就寝」(女性40代)など、夕食の延長として夫婦で一日の出来事を話しながら、晩酌を楽しんでいるという声。さらに「84歳の父と飲み交わすのが毎日の楽しみ」(女性40代)など、3位に「親と」(10.3%)、4位にも「子どもと」(7.5%)という声が続き、「夫婦飲み」「親子飲み」など、家族を中心とした家飲みが日課や習慣として定着していることがうかがえます。また、自由回答の中には「平日の夜は親と一緒に、休日は恋人と一緒に飲むことが多い」(女性30代)、「週末は奥さんと、平日は仕事から帰るのが遅いので一人で」(男性40代)など、「平日」と「休日」ではパートナーが変わるという声。さらに「日によって友だち、恋人、一人と家飲みシーンが変わる」(男性40代)など、日々、家に招く相手が異なるというバリエーション豊かな家飲みをしている人もいました。


世代別ではいかがでしょうか。未婚者の多い20代では一人暮らしや親と同居する人が多いせいか、「一人で」(51.5%)、「親と」(30.7%)が圧倒的。さらに「気心の知れた友人と一緒にガッツリ飲む事が多い」(女性20代)など、「(学生時代や同僚など)友だちと」(16.8%)が目立ちましたが、既婚者が増え始める30代以上では「夫婦で」(43.1%)が一気に急増。50代以上では「一人で」と「夫婦で(飲む)」が入れ替わり、70代以上ではピークの61.2%まで達しました。また、50代以上では「子どもと」(70代以上=15.3%)という声も増加し、シニア層のご家庭では家飲みを通じ「夫婦」「子ども」とのコミュニケーションを育んでいました。世代に伴い、「ひとり酒」から「夫婦酒」「親子酒」とお酒を飲み交わす相手が少しずつ変化していることがうかがえます。

「家飲み」は誰と飲む?

MA(複数回答)/「飲まない」と答えた人を除く(n=2450人)

家飲み代は「月5,000円未満」−定番は「箱買い」、新製品は「ちょこちょこ買い」など

月々の飲み代は?

MA(複数回答)/「飲まない」と答えた人を除く(n=2400人)

日課や習慣化する家飲みですが、1ヶ月間にかかる「家飲み代(お酒の購入代)」はだいだい幾らでしょうか。「飲み代は1,000円未満。6本入りパックを買う」(女性40代)など、「1,000円未満」と回答した人が最も多く14.3%。さらに「1,000〜3,000円未満」が25.0%、「3,000〜5,000円未満」という声も24.1%を数え、全体の6割以上の人びとが「月5,000円未満」の予算で家飲みをやり繰りしていること明らかとなりました。また中には「家飲み代は一ケ月1万2〜3,000円。ディスカウントストアでまとめ買い」(男性60代)など、「1万円以上」という声も13.9%を占めました。



購入パターンは「インターネットやお店で極端に安い時はとりあえず買う。24本の箱買いや6本買いなどお得な時に買っておく」(女性40代)など、まとめ安く購入する「箱買い派」という声。その一方、「新製品の飲み比べや、最近のトレンドを探る感覚で買い物して味や傾向を(家族で)論じ合うことができるので」(男性50代)など、様々の銘柄の味を楽しむ「バラバラでちょこちょこ買い派」も目立ちました。そのほか、「ビール購入は月に1回ドーンと箱買いで2ケース。ワインは新商品やお気に入りの商品を見つけた時に購入する」(女性40代)、「缶チューハイや缶入りカクテルは、新商品や美味しそうな商品を見つけるとちょこちょこ買う」(女性40代)など、お酒の種類によって「箱買い」と「ちょこちょこ買い」を使い分けている人もいました。

飲み代全体の9割以上は「家飲み代」−外飲みは小遣い扱い、家飲みは家計費扱いなど

「家飲み」の予算を聞いてきましたが、では飲み代全体の中で「家飲み代」と「外飲み代」の比率はいかがでしょうか。「9割は家飲みで一か月5,000円以内」(女性30代)など、「家飲み代90%:外飲み代10%」と回答した人は最も多く29.4%。さらに「家飲み代100%:外飲み代0%」という声も26.3%を数え、全体の半数以上の人びとが総予算の9割以上を「家飲み」に費やしている状況が明らかとなりました。また、世代別で「外飲み代60%以上」という声を見てみると、20代では18.2%と最も高く、30代で14.8%、50代で13.9%と徐々に減少。さらに70代以上では8.5%まで落ち込み、世代とともに「外飲み代」から「家飲み代」へ予算が大きくシフトしていることがうかがえます。

「家飲み代」と「外飲み代」の比率は?

MA(複数回答)/「飲まない」と答えた人を除く(n=2377人)

世代別:「家飲み代」と「外飲み代」の比率は?

MA(複数回答)/「飲まない」と答えた人を除く(n=2377人)


昨今ではサラリーマンの「お小遣い」が減少傾向にあると言われていますが、果たして飲み代は「家計費扱い」、それとも「お小遣い扱い」なのでしょうか。自由回答の中には「箱買いで家計費から出している。外飲みは自分のお小遣い」(女性40代)など、「家飲み」「外飲み」で扱いが異なるという声。「(家飲みは)奥さんも一緒に飲むので家計費から捻出している。逆に外飲みは奥さんと一緒ではなく、会社関係者との飲みなのでお小遣いから支払うことになる」(男性40代)など、奥さんが一緒に否かで扱いが変わるという声。さらに「ビール系は家計費。焼酎は好きなものを小遣いで購入」(男性50代)など、ビール以外は小遣い扱いという声も寄せられ、各家庭ごとに飲み代の扱いに関しては、様々なルールが存在しているようです。

家飲みの一番人気は「缶ビール」−外では樽生ビール、家では缶ビールが定番

次に皆さんが「家飲み」でよく飲むお酒について見ていきましょう。堂々の人気ナンバーワンは「缶ビール」(66.2%)でした。「家でも外でも、とりあえずビールから」(女性40代)、「缶ビールを直に飲んでいる。コップを洗うこともないし、片付けも楽で気に入っている」(女性50代)など、外では樽生ビール、家では缶ビールという声。さらに「家では発泡酒がメインで、たまにビールだったり、新ジャンルだったり…」(女性30代)など、同様2位に「缶の発泡酒・新ジャンル」(64.5%)が挙げられ、家飲みの定番として「ビール系アルコール飲料」に高い支持が寄せられました。

■「家飲み」でよく飲むお酒

1 缶ビール 66.2%
2 缶の発泡酒 ・新ジャンル 64.5%
3 缶チューハイ ・サワー 43.5%
4 ワイン 38.1%
5 焼酎 33.6%
6 日本酒 23.1%
7 ウイスキー 17.1%
8 ハイボール(ウイスキー+炭酸) 12.6%
9 ノンアルコールビール 11.3%
10 手作りチューハイ・サワー(焼酎と割って) 9.8%

MA(複数回答)/「飲まない」と答えた人を除く(n=2373人)

一日の疲れを「甘い缶チューハイ」で解消!−多様な飲用スタイルが「焼酎」の魅力

3位は「缶チューハイ・サワー」(43.5%)。「家では、もっぱら缶チューハイ、カクテルが多い。疲れているのか、甘めを欲してしまう。夏になると柑橘系も増えてくる」(女性30代)など、疲れの残る一日の終わりには甘くてシュワシュワ感のある「缶チューハイ・サワー」が心地良いという声。さらに「焼酎はペットボトルを買って、割り物用のグレープフルーツ汁やレモン汁、炭酸水や烏龍茶を買って焼酎で割る」(男性40代)など、同様10位に「手作りチューハイ・サワー」(9.8%)が挙げられ、缶入り、及び手作りタイプを含めて気取らずカジュアルに飲める「焼酎割」に人気が寄せられました。また「ビール系から始まり、缶チューハイやカクテル系、最後は芋焼酎でシメ」(女性40代)など、5位にも「(本格)焼酎」(33.6%)が続き、様々な飲用スタイルが自由に楽しめる「焼酎」は、家飲みで大変重宝されていることがうかがえます。


そのほか、家庭ならではのお酒として見逃せないのが12位の「自家製果実酒(梅酒など)」(7.9%)です。「家では自家製果実酒中心に飲んでいる」(女性50代)、「梅酒、かりん、あんず、桑の実など…」(女性30代)など、甘さや味わいを調整し、自分好みの自家製果実酒で家飲みをエンジョイする人もいました。梅雨時はちょうど梅の旬を迎え、自家製の梅酒作りが行われているご家庭もきっと多いのではないでしょうか。

一番の魅力は余計な気を遣わず「リラックスできる」−スッピン、パジャマ姿もOK!

「家飲み」なくして一日が終わらないというご家庭もきっと多いと思いますが、では多くの人びとから支持される「家飲み」の魅力や利点とは、どんな点にあるのでしょうか。最も回答が多かったのは「家が良い。リラックスできる、落ち着く」(47.2%)でした。「家が良い。落ち着くし、足なんか伸ばしてもいいし、トイレを気にしなくていいし…」(女性40代)など、とにかく肩の力を抜いて余計な気を遣うことなく過ごせるのが最大の魅力という声。さらに「パジャマ姿でリラックスできるのが気に入っている」(男性50代)など、同様6位に「服装や周りを気にする必要がない」(26.2%)、10位にも「酔っぱらってだらしなくなっても安心」(15.4%)が挙げられ、服装や人目を気にせず、自宅なら安心という人もいました。また女性回答では「化粧なしスッピンでいい」(男性=0.6%、女性=23.3%)という声も目立ち、仕事や家事、人間関係から解放され、本来の素の自分に戻れるシーンとして「家飲み」を求める人が大変多いように感じます。

■「家飲み」の魅力や利点は?

1 リラックスできる、落ち着く 47.2%
2 自分のペースで飲める 38.8%
3 飲み代を気にせずに飲め、家計に優しい 37.0%
4 夫婦や家族と一緒が楽しい(家族団らん) 35.9%
5 帰りのことを考えずにダラダラ飲める 26.6%
6 服装や周りを気にする必要がない 26.2%
7 外では1人は寂しいが、家なら1人が心地よい 25.1%
8 好きなつまみや料理が食べられる 23.0%
9 さほどお酒の量が飲めないので「家飲み」がちょうど良い 16.2%
10 酔っぱらってだらしなくなっても安心 15.4%

MA(複数回答)/「飲まない」と答えた人を除く(n=2359人)

家飲みの醍醐味は「勝手気ままに飲める贅沢」−「ひとり酒」も寂しくない

2位は「自分のペースで飲める」(38.8%)。「自分のペースで飲める。もともと大勢で飲むのは好きではないので」(男性50代)、「ワインを飲むにもマナーを考えず、赤でも冷やしたり好きな飲み方が出来る」(女性40代)など、お酒の進み具合や好みを気にしながら、相手の歩調を合わせて飲むのは疲れるという声。さらに「好きな料理を好きな味で食べられる」(女性50代)など、8位に「好きなつまみや料理が食べられる」(23.0%)、9位にも「さほどお酒の量が飲めないので『家飲み』がちょうど良い」(16.2%)が挙げられ、自己中心的に飲める自由気ままさに魅力を感じている人も多いようです。自由回答の中には「誰にも邪魔されず読書をしながら飲める」(女性40代)など、7位に「外では1人は寂しいが、家なら1人が心地よい」(25.1%)が挙げられ、「自分ひとりの世界に浸れる時間=贅沢なひととき」と感じている人も多く、人と関わらない「ひとり酒」を好む傾向が見られました。そのほか、「外飲みに比べて安く済むので、家計を預かる主婦としてはうれしい」(女性40代など、3位に「飲み代を気にせず飲め、家計に優しい」(37.0%)、5位に「帰りのことを考えずにダラダラ飲める」(26.6%)が続き、自由気ままに過ごせるだけではなく、「飲み代」や「タクシー代・代行料金」などの経済的な側面からも家飲みに軍配を上げる人が目立ちました。


今回は「家飲み」をテーマに、皆さんのご家庭の飲用シーンを聞いてきました。「(家飲み頻度は)ほぼ毎日」(34.5%)、「週2〜5回」(40.6%)と回答した人が全体の7割以上を数え、大変多くのご家庭で「2日に一度」の高頻度で「家飲み」を楽しんでいることが明らかとなりました。もはや、「家飲み」を食事や入浴と同じように生活の一部として捉えている人も少なくありませんでした。また同じお酒を飲むという行為でありながらも、社交性を求められる「外飲み」とは明らかに役割が異なり、「家飲み」ではオシャレに極めることも、他人に気を遣うことも、帰りの足も、お財布の中身も気にする必要もありません。本来の素の自分をさらけ出し、何しろ自己中心的に少しいい加減に過ごせる心地良さこそが、家飲みの醍醐味と言えます。自由回答の中には「多少お行儀が悪くても気にしません(笑)。週末の家飲みがあるから、日ごろの家事・育児・幼稚園のPTA活動を頑張れる!!」(女性30代)など、「家飲み」を取り入れることで生活にメリハリを付けているという人もいました。特に女性は一人で飲食店や居酒屋に入ることはままならないもの。会社帰りにコンビニでチューハイを買って一日をリセットする、そんな小さな楽しみの積み重ねが明日への活力を与えてくれるのでしょう。「今日は疲れたなー、凹んだなー」と感じたら、自分へのお疲れ様の一杯で心にハッピーを取り戻してはいかがでしょうか。