1. トップページ
    2. 企業情報
    3. 研究活動
    4. ハピ研
    5. 毎週アンケート

青山ハッピー研究所 ハピ研

「人がしあわせを感じるモノやコトって、何だろう?」衣・食・住・美など生活に密着したテーマでその答えを考える"しあわせ探しの情報サイト"

PR&Informations

出版物のご案内

ラウンドエッジRound-Edge

現代の高感度消費者は「バランスのいいオタク」。
今の時代の気分やリアルコンシューマーを読み取る一冊。

Symbol of Happiness 〜しあわせのシンボル〜

あなたのしあわせのシンボルは何ですか?ぬいぐるみ?あんこのつまったたいやき?現代の日本人が考えるしあわせの姿を形にした必読の一冊。

毎週アンケート 生活の中のちょっとしたことや、旬な話題をタイムリーに調査!

あなたは山派?それとも海派?

今年は梅雨明け宣言前から「真夏日」となっている地域も多く、すでに山や海へレジャーでお出かけになっている人もきっと多いのでは?潮風を感じながらのドライブや、ビーチで子ども達と海遊びをするのは楽しいですね。また一方で、澄んだ空気や見晴らしの素晴らしい景色など、大自然を体に感じながらの登山やキャンプも、海にはない魅力に溢れています。そこで今回は本格的なレジャーシーズンを迎え、「山派?それとも海派?」をテーマに皆さんのご意見を聞きました。

4割以上が「半年に2回以上」の頻度で海や山などへ出かける
− シニア層ほど増加傾向

自然との触れ合いの頻度は?

SA(単回答)

日ごろ、皆さんは自然とのふれあい(山、海、川、森林や公園など)を、どの位の頻度で持っているのでしょうか。「ウォーキングが好きなので、月に一度くらい里山へいくことが多い」(女性50代)など、「月1回以上」と回答した人は29.2%。さらに「半年に2〜3回」という声も12.1%を数え、全体の4割の人びとが「半年に2回以上」の頻度で自然を求めてアウトドアに繰り出していることが明らかとなりました。また、自由回答の中には「釣りが好きなので、天候さえよければ毎週出かけている」(男性50代)など、「週1回以上」(13.5%)という高頻度でお出かけになっている人もいました。


世代別ではいかがでしょうか。「月1回以上」という声を見てみると、20代では22.2%に留まったものの、30〜50代では30%前後を推移。さらに70代以上では、ピークの36.4%に達しました。一見、若い人ほど「アウトドア派」であるように思われがちですが、実際には世代とともに「自然とのふれあい」の頻度が高まる傾向が見られました。

世代別:自然との触れ合いの頻度は?

SA(単回答)


その反面、「ここ数年、自然とのふれあいは一切ない」という声も27.2%を占めました。主な理由は「虫や爬虫類が苦手で中学時代の校外キャンプでのいい思い出がない」(女性50代)、「紫外線対策が大変なので」(女性40代)など、虫や紫外線が苦手という声。さらに「忙しくて暇が全くない」(男性30代)、「父の病気の看病で出かけることができない」(女性50代)など、野外に遊びに出かける時間の余裕が持てないという人もいました。

「山派」vs「海派」は「山派」に軍配!− 20代は「海派」、世代とともに「山派」へ

海派?山派?

SA(単回答)

では、皆さんはキャンプや登山好きの「山派」、それとも海沿いのドライブやマリンスポーツ好きの「海派」でしょうか。「高尾山や大山に行く。達成感が得られるので好き」(女性40代)など、「断然、『山派』」と回答した人は12.0%。「どちらかといえば、『山派』」という声も32.6%を数え、全体の4割以上が「山派」でした。


その一方、「母親の田舎が伊豆半島の漁村で、夏休みには必ず訪れていたので海派」(男性50代)など、「断然、『海派』」(9.1%)、「どちらかといえば、『海派』」(21.8%)という声は3割に留まり、「山派」と「海派」の勝負は10%以上も回った「山派」に軍配が上がりました。世代別で見てみると、20代では「海派」(46.7%)が圧倒的でしたが、30代で「海派」は32.0%まで一気に急減し、それに代わって30代「山派」が42.7%まで増加。さらに50代で「山派」は49.5%、60代ではピークの65.9%に達しました。自由回答の中にも「若い頃は断然海が好きでしたが、年齢を増すごとに登山への興味が湧いてきて山派となりました」(男性60代)、「年齢が上がるにつれ日焼けや暑さに弱くなった」(女性40代)など、世代とともに「海」から「山」へ支持が移行する傾向が見られました。

世代別:海派?山派?

SA(単回答)

「散歩」「ボーっとする」など、特別なことをせず、自然に身を委ねるのがベスト!

4割の人びとが「半年に2回以上」の頻度で「自然とふれあう時間」を持っていることが判明しましたが、皆さんは自然を訪れ、そこでどのように過ごしているのでしょうか。最も回答が多かったのは「散歩」(60.9%)でした。「ただ公園を散歩しているだけ。木々の臭いは人間の免疫力を上げるみたい」(男性60代)、「毎日、森林公園をウォーキング。桜が咲いたりすると季節を感じられる」(女性40代)など、全身に森林や潮の香り感じながら、歩くのは気持ち良いという声。さらに「海を眺めれば気持ちがすっきり」(女性50代)、「自然に触れるとスーッと(体が)軽くなり満たされる。だから特別なことは何もせず、ただ、ぶらぶら」(男性30代)など、同様2位にも「なんとなくボーっとする」(32.1%)が挙げられ、特別にスポーツや遊びをせずとも、自然の中に心と身体を委ねるだけで心地良いという声が多数寄せられました。

■自然の中でどう過ごす?

1 散歩 60.9%
2 なんとなくボーっとする 32.1%
3 写真撮影 25.7%
4 弁当を食べる 24.5%
5 バーベキュー・アウトドア料理 17.2%
6 子どもと遊ぶ 15.1%
7 海水浴 14.6%
8 登山・トレッキング 13.9%
9 野草取り・観察 12.3%
10 ピクニック 12.2%

MA(複数回答)/n=583人


「散歩や観察、写真撮影を楽しんでいる」(女性40代)など、散歩の延長で3位には「写真撮影」(25.7%)。続いて4位は「弁当を食べる」(24.5%)。「山登りして頂上でお弁当を食べるのは最高」(男性60代)、「サイクリングの途中で仕入れた弁当を持って大きな公園のベンチで休憩、これだけでも十分楽しめる」(女性50代)など、空気の澄む自然の中で食べるお弁当は格別という声。さらに「年に一回、兄弟たちとバーベキューをする。子どもたちも楽しめ、昼間からビール飲めることが楽しい」(男性30代)など、同様5位にも「バーベキュー・アウトドア料理」(17.2%)が挙げられ、「自然」という最高の調味料が加わり、いつも以上に食欲が増進される人も少なくないようです。

親子のコミュニケーションに最適− 都会では体験できない遊びを通じ情操を育てる

また見逃せないのは、6位の「子どもと遊ぶ」(15.1%)です。「(子どもと)一緒に泳いだり、自然とふれあうことで、子どもたちとより深くコミュニケーションがとれる」(男性40代)、「(子どもと)普段はできない全身を使った遊びができることが魅力」(女性30代)など、都会では体験できない遊びを通じ、親子のコミュニケーションが醸成されるという声。また中には「湖のある公園に行くと、子どもにいろんな自然の刺激を与えられる」(女性30代)など、自然が持つ怖さや素晴らしさを肌で感じることができ、子どもの情操を育てるには最適という声も目立ちました。そのほか、「子ども達は海水浴メインに、大人は潮干狩りメインに過ごしている」(女性30代)など、7位に「海水浴」(14.6%)。さらに8位に「登山・トレッキング」(13.9%)、9位に「野草取り・観察」(12.3%)、10位に「ピクニック」(12.2%)が続き、アウトドアならではの楽しみやアクティビティが寄せられました。

「ストレス解消」「活力をもらう」など、現代人の「心身の健康」を支える

では自然とのふれあいを通じ、どんなメリットがあるのでしょうか。最も回答が多かったのは「ストレス解消・気分転換」(74.2%)でした。「デスクに縛り付けられる仕事なので、自分の足でゆっくり歩きながら外の空気を感じるだけで大いにストレス解消になる」(女性40代)など、仕事や家事といった日常生活を忘れ、自然の中で自分をリセットするという声。さらに「新鮮な空気と自然に触れると疲れがとれる」(男性60代)など、同様2位に「新鮮な空気を吸うことで、健康になる」(41.3%)、4位に「自然からエネルギー・活力をもらう」(37.0%)、5位に「体力づくり・運動不足の解消」(23.4%)、さらに10位にも「目の疲れを癒す」(7.3%)と、疲労回復や健康維持はもちろん、自然からやる気や活力が得られるという声も目立ちました。いわば、週末や休日に自然で過ごすことは、私たち現代人の「心身の健康」の維持に重要な役割を担っていることがうかがえます。

■自然との触れ合いのメリットは?

1 ストレス解消・気分転換 74.2%
2 新鮮な空気を吸うことで、健康になる 41.3%
3 四季の移り変わりを実感できる 39.8%
4 自然からエネルギー・活力をもらう 37.0%
5 体力づくり・運動不足の解消 23.4%
6 家族とのコミュニケーションづくり(家族団らん) 17.6%
7 お金がかからない 12.8%
8 生きている充実感や幸福感が得られる 7.8%
9 友人との親交や交流を深める 7.4%
10 目の疲れを癒す 7.3%

MA(複数回答)/n=578人


3位は「四季の移り変わりを実感できる」(39.8%)。「春秋は山で木々の移り変わりを楽しめる。日常から離れてダイナミックな風景でのびのびした気分になれる」(女性40代)、「咲いている花の写真を撮る。緑を眺めることでリフレッシュできる」(女性40代)など、花から新緑、紅葉等々、季節の移ろいを楽しめるという声。さらに8位にも「生きている充実感や幸福感が得られる」(7.8%)が挙げられ、都会では感じることのできない自然界の力や生命力の強さに幸せを実感する人もいました。


そのほか、「家族みんなで出かけることで団結が生まれ、コミュニケーションも広がる」(女性40代)など、6位に「家族とのコミュニケーションづくり(家族団らん)」(17.6%)。7位に「お金がかからない」(12.8%)、9位に「友人との親交や交流を深める」(7.4%)が続き、日ごろ忙しく自然の触れる機会が少ない現代人ですが、自然が与えてくれる恩恵の大きさを改めて実感させられます。

3割以上が「(富士山)五合目以上に行った経験を持つ」と回答−御来光に感動した人も

富士山に登ったことがある?

SA(単回答)

先日、日本が誇る富士山が世界文化遺産に登録されましたが、では今までに富士山に登った経験を持つ人はどの位いるのでしょうか。「30歳ごろに一度富士登山をした。一人で、今でいう弾丸登山。苦しんで夜中の3時ごろに山頂に着いて、それから眺めた御来光は一生の記念。若かったからできた無理なスケジュールでしたが、行って良かった」(男性60代)など、「登頂したことがある」と回答した人は8.7%。自由回答の中には「若いときはさっさと登れた記憶があったものの、年を取って再度登ったら、キツイ事。頂上付近では気分がよくなってハイ状態、下りは高山病で頭痛に吐き気…」(男性50代)など、感動の反面、登山の厳しさを思い知ったという声も寄せられました。さらに「頂上を目指したが、(体調不調や怪我、天候不順などで)途中で断念した」(1.1%)、「(車・バイク、バスなどで)5合目まで行ったことがある」(24.5%)という声も寄せられ、全体の3割以上の人びとが「五合目以上に行った経験を持つ」ことが明らかとなりました。


また「富士山は昔から一度は登ってみたい山ですが、ある程度、脚や腰などしっかり整えて体力をつけてから富士山に登りたい」(女性70代)など、「登ってみたいと思っているが、まだ登ったことがない」(31.5%)という声も目立ち、日本一の山への登頂を夢見る人もいました。その一方、「今までに行ったことがないし、これからも登らないと思う」という声は34.2%でした。主な理由は「毎年帰省の際、新幹線の窓から往復2回分を眺めるぐらいが精一杯。あれは見て楽しむ山だと思う」(女性40代)、「登山は大変で怖いイメージがあるので、見ている分には大好き」(女性40代)など、富士山は登るものではなく、その美しい姿を眺めるものという声。さらに「以前まで一度は登りたいと思っていましたが、昨今の富士登山の人の多さを知ると幻滅し遠くから眺めるのが一番と思う」(男性60代)など、登山ブームでかえって足が遠のくという人もいました。

世界遺産登録で「観光客増加」「マナーやゴミ問題」などを懸念する声も

そのほか、今回の世界遺産登録に関して、様々な感想や意見が寄せられました。自由回答の中からいくつかご紹介します。「雪景色の富士山は本当に綺麗。世界遺産に登録された事は、日本人にとっては凄く嬉しいこと。観光客も増える事でしょうし、日本の文化が、もっと世界へ広がったら良いと思う」(女性40代)、「日本人にとって富士山は世界一。登録がもっと早くても良かった」(男性50代)など、世界遺産の登録を誇らしく感じている日本人が多く、富士山の美しさを世界へ発信したいという声が目立ちました。一方で、「富士山が世界遺産に登録されたことで、観光客が大挙して来れば、マナー、ゴミの問題、森林破壊などマイナスの事が多いと思う」(男性40代)など、国内外から観光客が増す反面、マナーや環境等々の問題を挙げる声。さらに「人の手が介入しすぎることなく自然の美しさが保たれる事を祈る」(女性30代)など、観光化され整備されることで本来持つ魅力を失わないか、不安視する人もいました。

「今夏、富士山に登る」と回答した人は3%近く−混雑を避け、来年以降という声も

今年、富士山に登る?

SA(単回答)

世界遺産登録を受けて今夏、富士山に登る計画を立てている人はどの位いるのでしょうか。「頂上がとにかく寒かった。若いときに登ったので辛かった記憶はないが、今年また登れるか不安」(女性40代)など、「過去に登ったことがあり、今年も登る予定」と回答した人は2.0%。中には「高山病で上れなかったので、今度そこ」(女性30代)など、リベンジに闘志を燃やす人もいました。さらに「過去に登ったことはないが、今年初めて登る予定」という声も0.6%を数え、全体の3%近くの人びとが今夏の登頂を目指して準備を行っていることが明らかとなりました。また「富士山は好きで、時々河口湖付近まで行く」(女性30代)など、「今年登る予定はないが、富士山を見に観光には行く予定」(11.6%)という声も目立ち、ブームに沸く夏の富士登山や観光を楽しみにする人が多いようです。


そのほか、「幼稚園のころ6合目まで登ったきり。一生のうちには頂上まで登りたいと思うが今年は混んでいるので止めておく」(男性30代)など、「今年は登らないと思う。来年以降挑戦したい」(29.2%)という声も多く、しばらく様子を見ながら登る機会をうかがう人もいました。


今回は本格的なレジャーシーズンを迎え、「山派?海派?」をテーマに皆さんのご意見を聞いてきました。「断然、『山派』」(12.0%)、「どちらかといえば、『山派』」(32.6%)という声は4割以上。その一方、「断然、『海派』」(9.1%)、「どちらかといえば、『海派』」(21.8%)という声は3割に留まり、10ポイント以上も上回った「山派」に軍配が上がりました。また世代別では、若い20代まで「海派」(20代=46.7%、60代=15.9%)が圧倒的でしたが、世代とともに「山派」(20代=28.9%、60代=65.9%)へ移行。同じ自然でも世代間で「海」と「山」に大きく好みが二極化している点は見逃せません。また、ここ最近では30代から中高年層、中でも女性の間で登山ブームが起きています。人気の背景には今回のアンケート結果からも明らかなように、多くの人びとは自然とのふれあいで「ストレス解消・気分転換」「四季の移り変わりを実感できる」「自然からエネルギー・活力をもらう」などを求めており、「日常=ストレス」から距離を持つことで「心身の健康」を維持していることがうかがえます。特に今夏は富士山の世界遺産登録で拍車がかかり、例年以上に「山派」が増えそうな気配がします。


7月も中旬に迫り、そろそろ夏休みの計画が気になるところですが、「今年は山にするか?海にするか?」ご家族と一緒に考えてみてはいかがでしょうか。またアウトドアではゴミを必ず持ち帰るなどルールとマナーを守り、自然への感謝もお忘れなく。