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乾杯でまず飲むお酒は?

誰かと一緒にお酒を飲むときには「乾杯!」と発声し、お互いのグラスを軽くチンと当てたり、グラスを目の高さまで揚げたりします。お祝い事のみならず、家での晩酌や居酒屋でも、お酒や食事を始めるときに「乾杯!」はつきもの。では、皆さんは「乾杯!」に一体どんな気持ちを込めているのでしょうか。そこで今回は「乾杯とお酒の関係」をテーマに、皆さんの家飲み・外飲みでの飲用シーンについて聞きました。

外飲みの乾杯は「とりあえずビール!」が定番−飲み初めに元気と勢いを与える

まず、同僚や仲間との外飲みシーンで「乾杯!」の第一声のときに、皆さんが手にするドリンクといえば何でしょうか。最も回答が多かったのは「ビール」(90.2%)でした。「ビール派が多いので、皆に合わせて最初はビール」(女性40代)、「外飲みはメニューを見なくても決められるもの」(女性30代)など、居酒屋など外飲みシーンでは注文に時間をかけず、「とりあえずビール」が定番という声。また、自由回答の中には「スタートのお酒は喉ごし良く、ゴクゴク飲めるビール」(女性40代)、「乾杯はぐーっと飲み干して、グラスを空にするという意識から、やっぱりビール」(男性50代)など、飲み初めを元気に勢いづけるには「チビチビ」よりも、「ゴクゴク」飲めるビールが一番という人もいました。

■「乾杯!」のときに、よく飲むお酒は?<外飲み>

1 ビール 90.2%
2 チューハイ・サワー 15.2%
3 発泡酒・新ジャンル 12.9%
4 ワイン 10.6%
5 シャンパン(スパークリングワイン) 9.8%
6 ソフトドリンク 6.2%
7 カクテル 5.1%
8 ノンアルコールビール 3.8%
9 焼酎 3.4%
10 果実酒(梅酒など) 3.3%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

同僚は「ビール」、ママ友同士では「チューハイ」など、メンバーでも酒類が異なる

2位は「チューハイ・サワー」(15.2%)。「ビールがあまり飲めないので、いつも甘いカクテル系やチューハイ系。ビールで乾杯に憧れますが…」(女性30代)など、ビールが苦手な人はビール同様にシュワシュワ系の「チューハイ・サワー」で乾杯という声が多く、特に女性の回答(男性=8.7%、女性=22.5%)に目立ちました。自由回答の中には「会社の飲み会は、参加者がだいたいビールなのでビールで。ママ友との飲み会では、チューハイとかリキュール系が多いのでチューハイにする」(女性40代)など、外飲みでは参加メンバーの好みに合わせて「乾杯ドリンク」が異なるという声も寄せられました。


また見逃せないのは「外飲みで車の場合は、ウーロン茶にしている」(女性40代)など、6位「ソフトドリンク」(6.2%)。さらに「外飲みでは酔っ払って醜態を晒したりしないようにノンアルコールかソフトドリンクで我慢」(男性50代)など、同様9位にも「ノンアルコールビール」(3.8%)が挙げられ、外飲みならではのシチュエ―ションを考慮し、アルコールを控えて「ソフトドリンク」「ノンアル飲料」で乾杯する人もいました。

家飲みでは「発泡酒・新ジャンル」が急増−晩酌では家計が第一優先

その一方、家飲みでの「乾杯ドリンク」はいかがでしょうか。トップは外飲み同様に「ビール」(67.2%)でした。「家飲みは、何は無くともビール。『乾杯!お疲れ〜!プッハ〜!』この3拍子でくつろぎモード、スイッチオ〜ン!」(女性40代)など、明るく陽気に始める「外飲み」でも、安らぎ・リラックスを求める「家飲み」でもビールでスタートを切るという声が多数寄せられました。とはいえ、外飲みではビール派が90.2%を占めていましたが、家飲みでは67.2%まで減少。ビールに代わって家飲みで急増したのは、2位の「発泡酒・新ジャンル」(家飲み=30.4%、外飲み=12.9%)でした。「家飲みでは家計が優先されるので、ビールは新ジャンル」(女性40代)など、晩酌にはビールよりも安価で家計に優しい「発泡酒・新ジャンル」を支持する声が目立ち、外飲み、家飲みでの乾杯ドリンクに顕著な違いが見られました。

■「乾杯!」のときに、よく飲むお酒は?<家飲み>

1 ビール 67.2%
2 発泡酒・新ジャンル 30.4%
3 チューハイ・サワー 16.3%
4 ワイン 15.4%
5 シャンパン(スパークリングワイン) 5.8%
6 焼酎 5.1%
7 カクテル 4.9%
8 日本酒 4.5%
9 ソフトドリンク 3.8%
10 果実酒(梅酒など) 3.5%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

ひとり酒ではシュワシュワに限らず、チビチビ飲める「焼酎」「日本酒」にも支持!

また家飲みならではの回答として目立ったのは、5位「焼酎」(5.1%)。「二人以上の時はビールで乾杯。一人のときは焼酎で」(男性50代)など、複数人数の外飲みと異なり、ひとり酒も珍しくない家飲みでは、チビチビ飲める「焼酎派」という声が意外に目立ちました。 同様8位に「日本酒」(4.5%)が挙げられ、家飲みでは必ずしもシュワシュワ系に限らず、「焼酎」「日本酒」で静かに杯を傾けるケースも少なくないようです。


世代別ではいかがでしょうか。各世代ともに「ビール」(70代以上=83.0%)がトップ。ただし、「ビール」「発泡酒・新ジャンル」は高い支持を集めたものの、若い20代ではやや低調気味。その反面、20代では「チューハイ・サワー」(20代=26.7%)、「カクテル」(20代=14.3%)など、他世代に比べてデザート感覚で飲める甘いお酒に人気が寄せられました。また「夏はビールが一番。秋風が吹くと赤ワインが飲みたくなり、春風が吹くと白ワインが飲みたくなる」(女性40代)、「豪華な気分を味わいたいときはワインを選ぶ」(女性40代)など、40代以上では「ワイン」(60代=21.0%)という声も目立ち、季節や気分に合わせて晩酌にワインを選ぶ人もいました。そのほか、70代以上では「焼酎」(13.8%)、「日本酒」(13.8%)が目立ちました。

世代別:家飲みにおける乾杯ドリンクは?(ビールは除く)

MA(複数回答)/n(有効回答数)

結婚式などお祝い事の乾杯も「ビール」−「缶」より「瓶ビール派」という声も

では、お祝い事や特別な日の「乾杯!」のときに、皆さんはどんなお酒を飲んでいるのでしょうか。堂々の人気ナンバーワンは「ビール」(74.7%)でした。「お祝いなどの乾杯は、やっぱりビールだと雰囲気が出る」(女性40代)、「普段は自分が飲めるもの、飲みたいものを優先するが、結婚式や特別なときは周りに合わせてビールで乾杯する」(女性30代)など、カジュアルな「外飲み」「家飲み」同様、お祝い事や畏まったフォーマルな席においても「ビール」が一番人気。いわば、ビールはどんなシチュエーションでも合う、オールマイティーな「乾杯ドリンクの王道」と言えそうです。また、自由回答の中には「お祝いの時は瓶ビール」(女性30代)など、結婚式や各種パーティーでは「缶ビール」よりも「瓶ビール」が似合うという声も寄せられました。

■「乾杯!」のときに、よく飲むお酒は?
<お祝い・特別な日>

1 ビール 74.7%
2 ワイン 26.8%
3 シャンパン(スパークリングワイン) 25.1%
4 発泡酒・新ジャンル 11.0%
5 日本酒 8.1%
6 チューハイ・サワー 7.4%
7 ソフトドリンク 4.5%
8 カクテル 4.3%
9 焼酎 2.6%
10 ノンアルコールビール 2.4%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

特別な日は「ワイン」「シャンパン」でオシャレを演出−日本伝統行事では「日本酒」も

続いて2位は「ワイン」(26.8%)。「祝い事のときは出前寿司に合わせ、白ワイン辛口を必ず用意する」(女性40代)、「誕生日や結婚記念日などの特別な日は、ワインで乾杯してからビールを飲む」(女性40代)など、非日常的な雰囲気を演出する「ワイン」でオシャレに祝いたいという声。さらに「シャンパンは結婚式などでドレスアップしている時に…」(女性30代)、「友だちの誕生日とか、クリスマスの集まりのときに『特別にお祝いする日』という意識でスパークリングワインを飲む」(女性40代)など、同様3位にも「シャンパン(スパークリングワイン)」(25.1%)が挙げられ、特別な日を祝う「ハレの日」には、「ワイン」「シャンパン」で喜びを分かち合いたいという声が目立ちました。また「ワイン」「シャンパン(スパークリングワイン)」は、フレンチやイタリアンなど「西洋の食文化」のイメージを色濃く持っていますが、その一方、「日本の食文化」の代表として5位には「日本酒」(8.1%)が挙げられました。「正月などあらたまった場合は日本酒」(男性60代)、「日本酒は神聖な時に、ビールは少し砕けた感じの時に飲む」(男性60代)など、正月や節句、神前式など日本伝統の行事や儀式には「日本酒」が欠かせないという声が寄せられました。一般的に日本酒は「清酒」と呼ばれ、日本では古くから神前に供える「御神酒(おみき)」として使われています。身を清めて神との一体感を高めるための飲み物として、日本人にとっては特別な乾杯ドリンクと言えます。


世代別ではいかがでしょうか。20、30代では「ワイン」(20代=28.6%)、「シャンパン」(20代=30.5%)が目立ちましたが、世代とともに徐々に減少。その反面、「日本酒」は世代とともに増加し、60代で10.9%、70代以上で19.1%に達しました。自由回答の中には「正月など日本的な行事のときは日本酒、自分よりも若い世代を祝うときはシャンパン」(男性50代)など、世代に合わせてお酒の種類を使い分けている人もいました。そのほか、若い20代では「カクテル」(14.3%)、30代では「チューハイ・サワー」(13.2%)という声も寄せられました。

世代別:お祝い時における乾杯ドリンクは?

MA(複数回答)/n(有効回答数)

TPOに応じて変化する「乾杯ドリンク」−チューハイはお祝いの席では不釣り合い!?

「外飲み」「家飲み」「お祝い」の乾杯ドリンクの違いを見てみると、外飲みでは「ビール」(外飲み=90.2%、家飲み=67.2%、お祝い=74.7%)が断トツでしたが、家計を優先する家飲みでは「発泡酒・新ジャンル」(外飲み=12.9%、家飲み=30.4%、お祝い時=11.0%)に支持が移行。また「チューハイ・サワー」(外飲み=15.2%、家飲み=16.3%、お祝い=7.4%)は「外飲み」「家飲み」で人気が高かったものの、フォーマルなお祝いの席には不釣り合いのようで低調気味。一方、正月や節句、お祝いの事では「ワイン」(外飲み=10.6%、家飲み=15.4%、お祝い=26.8%)、「シャンパン(スパークリングワイン)」(外飲み=9.8%、家飲み=5.8%、お祝い=25.1%)、「日本酒」(外飲み=3.1%、家飲み=4.5%、お祝い=8.1%)が急増するなど、TPO(時・場所・シーン)に応じて乾杯ドリンクにも変化が見られました。自由回答の中には「集まっているメンバーや酒席の会場によって飲み分けている。女子会など同姓の場合はカクテルやチューハイ、サワーがメイン。男女の場合はビール系、ワイン、ウィスキーになると思う」(女性60代)など、参加メンバーや会場によってお酒を飲み分けている人もいました。

世代別:「外飲み」「家飲み」「
 お祝い時」における乾杯ドリンクの比較

MA(複数回答)/n(有効回答数)

「乾杯=お疲れ様」など、一日に終わりに自分や家族、仲間への労いを込めて

ここまで「乾杯!」のときに飲むお酒の種類をシーン別に見てきましたが、さて皆さんは「乾杯!」という言葉を発するときに一体どんな意味を込めているのでしょうか。皆さんから寄せられた自由回答の中から、「乾杯!」に込める意味や気持ちについて見ていきたいと思います。最も回答が目立ったのは「お疲れ様」「ご苦労様」「お疲れっ!」でした。「『お疲れ様』をよく言う。仕事後に飲むことが多いので、この言葉になる」(男性50代)、「夫婦でお互いの仕事の大変さを分かっているので、それを踏まえ、『お疲れ』の気持ちを込める」(女性40代)など、仕事や家事、育児などに追われた自らの一日の活動に対し、さらに夫婦や家族、仲間への労いを込めて発するという声。さらに「『お疲れ様!そして明日も張り切っていきましょう!』、乾杯した後に拍手をするのが職場の慣例で、楽しい気分になる」(女性40代)など、過去への労いに加え、「明日も頑張って…」と未来に向けたポジティブな意味を含ませている人もいました。

「やったー」「ありがとう」「さあ、飲むぞ」など、シーン合わせて乾杯の意味も様々

また、仕事やプライベートで何かを成し遂げたときに「『やったー』、仲間と何かをやり遂げたとき、遊びの達成感が終わり満足した時はやっぱり『乾杯』」(男性60代)、「『イェーイ』、何かお祝いや達成した時に嬉しさを込めて」(女性30代)など、目的を達したときの喜びや感動を「乾杯!」の一言に込めるという声。「今日も一日無事に過ごせて、ありがとう」(男性50代)、「健康で飲めることに感謝」(男性60代)など、幸せに生きていることへ感謝、家族や友人たちとの時間に感謝の気持ちを表現する人もいました。そのほか、「『始まります!』という感じで楽しみな飲み会の始まりの挨拶」(男性40代)、「『さあ、飲むぞぉ〜!』という気合の入ったスタートの言葉」(女性40代)など、「始まります」「いただきます」「さあ、飲むぞ」等々、言葉そのものには大した意味を持たないものの、食事や飲酒を始まる前の掛け声や呪文のようなものとして習慣化している人も案外多いようです。もともと「乾杯」といえば、めでたいことや祝いごとのときに儀礼的に行われるものでしたが、昨今ではシーンに合わせて様々な意味が込められていることがうかがえます。


今回は「乾杯とお酒の関係」をテーマに、皆さんの外飲み・家飲み・お祝いでの飲用シーンについてご意見を聞いてきました。乾杯ドリンクは仲間と陽気に飲みたい「外飲み」でも、静かにのんびり飲みたい「家飲み」でも、クラシカルで畏まった「お祝い」においても「ビール」がトップに選ばれ、いかなるシーンであってもオールラウンドに愛される「ビールの存在感」を改めて実感させられる結果となりました。特に乾杯シーンでは「ビール」のほか、「発泡酒・新ジャンル」「チューハイ・サワー」「シャンパン」など、シュワシュワ感がたまらない炭酸アルコール飲料に高い支持が寄せられました。こうした背景には、おそらく「乾杯ドリンク=食前酒」としての意味合いが強いのかもしれません。そもそも食前酒とは、フランス料理の普及に伴って国内でも広がってきた考え方で、食事前にビールやシャンパンなど炭酸を含むお酒を飲むことで、胃液の分泌を高めて食欲を増進させると言われています。中にはグラスに注いだときにシュワシュワと泡が立ち上る様子を眺めただけで、ゴクリと喉を鳴らし、胃が動き出す人もきっと多いのではないでしょうか。


真夏日が続く今夏は、家族や仲間たちと「暑気払いで乾杯!」と発声する頻度が増えそうです。楽しく飲んで食べて、暑い夏を元気に乗り越えましょう。


■乾杯に込める気持ちとは?

  • 「『これからの幸運を!』という意味合いを込めている。また暗いお酒は嫌なので、乾杯に加えて『楽しみましょう!』の一言を添える」(女性50代)

  • 「外国人の友人とは『チアース!』『サンテ!』などを使う。フランスでは乾杯するときに相手と目を合わせないと、幸せになれないらしいので、相手と必ず目を合わせるようにしている」(女性30代)

  • 「乾杯には仲間の連帯感があり、お酒を一緒に飲めばもう親戚みたいなもの。これは高知のDNAのようなもので、『いっぱいどうぞ』と勧め、もちろん返杯をぐっといくのが高知流」(女性40代)

  • 「『さーこれから楽しく愉快に飲むぞー』という感じで使っている。ときには、『ヤッホー』という時もあるが、これは仲間内で何か成功した、上手くいった時などに言っている」(男性60代)

  • 「乾杯は『今日も仕事お疲れ様でした。明日もがんばりましょう』。締めは、山形・花笠締めというのがあって、締める人が『やっしょう まかしょ』と言うのに続いて、同席の人が『シャン シャン シャン』と言いながらシャンの時に手を叩く」(男性50代)

  • 「歳を取るにつれて『お疲れ!』と出ることが多くなった。また消防団での「乾杯!」は、職場や友達とは違って、ある意味、命をかけて奉仕するメンバーの絆を表す暗黙の無事を確認し合う『乾杯!』だと思っている」(男性40代)