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もし、生まれ変われるなら…

一度きりの人生だからこそ、絶対に後悔したくない。でも、もしも生まれ変わることができるなら…、と誰でも一度は考えたことがあるのではないでしょか。中には今の自分に満足していない人もいるかもしれませんし、また経験したことがない世界や人間になってみたいという変身願望を持つ人もきっといるのでは…。そこで今回は少し非現実的かもしれませんが、「もし、生まれ変わったら…」をテーマに皆さんの夢や本音に迫ってみました。

4割以上が「男性に生まれたい」と回答−リーダーになって社会を変えたいという女性も

生まれ変わるなら男女どちら?

SA(単回答)

皆さんは、もう一度、生まれ変わったとしたら、男性に生まれ変わりたい、それとも女性に生まれ変わりたいですか?「化粧をしなくて良いし、服や持ち物も数はいらないし、シンプルに過ごせそう」(女性60代、長崎県)など、「男性に生まれたい」と回答した人は40.8%。一方、「せっかく生まれ変わるのなら、今と同じより違う方の人生も試してみたい」(男性40代、兵庫県)など、「女性に生まれたい」という声は27.5%に留まり、「生まれ変わったら男性派」が13.3%も上回る結果となりました。自由回答の中には「周りに頼りない男が多すぎる。自分でやったほうがどれだけいいかと思うことがしばしばある」(女性50代、北海道)、「自分から積極的にリーダーシップをとって物事を運びたいから」(女性30代、神奈川県)など、女性の社会進出が進む中、政治や復興、原発問題等々、様々な問題が山積する日本で自らがリーダーシップをとり社会を変えたいという前向きな女性が増えていることがうかがえます。


ちなみに2007年2月に実施した同調査では「男性に生まれたい」が40.8%、「女性に生まれたい」という声は38.2%を数え、生まれ変わったら男性派と、女性派はほぼ半々でした。では、前回調査から6年を経た今回の調査では「女性派」が減少し、代わって「どちらでも良い」(2013年=20.7%、2007年=16.5%)、「わからない」(2013年=11.0%、2007年=4.5%)という声が増加しました。主な回答の中には「男性か女性かという問題じゃなく、人間以外のものに生まれ変わりたい」(女性40代、宮城県)、「男女問わず、優雅に生活出来れば良い」(男性30代、兵庫県)など、ひと昔前に比べて社会における男性、女性の差が少なくなっているせいか、「どっちもどっち」と考える人が増えていることがうかがえます。

2007年と2013年調査比較:生まれ変わるなら男女どちら?

SA(単回答)

6割近くの男性が「生まれ変わっても男性派」−「女子力」に憧れを持つ男性も

男性:生まれかわるなら男?女?

SA(単回答)

性別ではいかがでしょうか。「男に生まれて本当に良かったと思っている。今度、生まれ変わるなら、今以上に男らしく生きたいと思う」(男性40代、長野県)など、男性回答では「男性に生まれたい」と回答した人が59.3%。「女性に生まれたい」という声は12.9%留まり、圧倒的な大差で男性は「生まれ変わっても男性派」が目立ちました。主な理由は「これまでの人生でやれなかったことに再度チャレンジしてみたいから」(男性50代、東京都)など、今までの男性としての人生で成しえなかったこと、後悔していることに再挑戦したいという声。さらに「大雑把でOKだから」(男性30代、埼玉県)など、ファッションや化粧、出産等々の女性ならでの楽しみもある反面、色々と煩わしいことや、大変なことが多いという声も寄せられました。その反面、自由回答の中には「服装髪型等の感覚や、女子会、女子力という理解できないものを感じたい」(男性50代、神奈川県)、「女性が子どもを産んで人類は継続している。世の中は女性が基盤として成り立っている」(男性60代、徳島県)など、異性に対する興味や女子力に憧れを持つ男性もいました。

4割以上の女性が「女性に生まれたい」と回答−経験を重ね分かる「女性である幸せ」

女性:生まれかわるなら男?女?

SA(単回答)

次に女性回答はいかがでしょうか。「20代に戻って、女の子らしいお洒落がしたいから」(女性60代、北海道)など、「女性に生まれたい」と回答した人は43.3%。「男性に生まれたい」という声も20.9%を数え、男性同様に「生まれ変わっても同じ性で生きたい」という女性が目立ちました。主な理由は「メイクもファッションもいろいろ楽しめるので」(女性40代、愛知県)、「子どもを産めることに幸せを感じられるから」(女性50代、大阪府)など、女性でしか味わえないことに幸せや喜びを実感する声。さらに「男は人生を背負っていかないといけないから、大変そうなので嫌だ」(女性40代、兵庫県)など、社会的な責任を負わされる男性に不自由さを感じる人もいました。異性が思うデメリットは、むしろ、同性にしてみたらメリットと感じていることも多く、互いにメリットとデメリットは裏腹の関係にあることがうかがえます。


世代別で「女性になりたい」という声を見てみると、女性20代〜40代では40%前後を推移していましたが、50代で48.0%、60代で48.4%と徐々に増加。さらに女性70代以上ではピークの56.3%に達し、世代とともに「生まれ変わっても、女性になりたい」という意識は高まっていました。また同時に「どちらでも良い」(女性20代=36.0%、女性40代=22.8%、女性70代以上=6.3%)という声も世代とともに減少する傾向が見られます。シニア女性の自由回答の中には「男性に頼っていれば良いから楽ですよ」(女性70代、千葉県)、「充実した人生だったので」(女性60代、東京都)など、今までの人生を振り返り、改めて女性である幸せを確信する人が多いことがうかがえます。いわば、経験を積めば積むほど、その良さが分かるのが女性と言えるかもしれません。

女性世代別:生まれかわるなら男?女?

SA(単回答)

8割以上が「日本人に生まれ変わりたい」と回答−「治安」「四季」など住みやすさで

生まれ変わるなら、やはり日本?

SA(単回答)

性別に続き、次に国籍を聞いてみましょう。皆さんは生まれ変われるなら、やはり日本人が良いでしょうか、それとも外国人が良いでしょうか。「平和だし、安全。食べ物もおいしい」(女性50代、神奈川県)など、「日本が一番」と回答した人は80.3%。主な理由は「安全で環境が良い」(男性40代、大阪府)、「四季の移り変わりがあり、山も海も彩り豊かだから」(女性50代、三重県)など、「治安」「清潔」「四季」「食」「自然」等が揃うとても住みやすい国という声。さらに「海外渡航の経験はあるが、実際の生活となると日本以外は考えられない」(女性60代、宮城県)など、海外生活を経験し日本の良さを再認識した人もいました。


その一方、「寒さが苦手なので、ニューカレドニアなど南の島がいい。きれいな海に囲まれて自然がいっぱいな所がいい」(女性40代、愛知県)など、「他国人になりたい」(19.7%)という声も全体の約5分の1を占めました。また、世代別で「他国人になりたい」という声を見てみると、60代(13.0%)、70代以上(8.3%)のシニア層では低調でしたが、30代で17.5%、さらに20代では27.9%を数え、世代が若くなるとともに外国人としての生まれ変わりを希望する人が目立ちました。

世代別:生まれ変わるなら、やはり日本?

SA(単回答)

次の人生は「アメリカ人」「オーストラリア人」−語学に苦労することなく国際人に

■生まれ変わるならどの国?

1 アメリカ 27.7%
2 オーストラリア 8.5%
3 フランス 7.8%
4 イギリス 7.1%
4 イタリア 7.1%
4 スイス 7.1%

SA(単回答、n=141人
他国人になりたいと回答した人のみ)

全体の5分の1が「外国で生まれ変わりたい」と望んでいることが明らかとなりましたが、では、皆さんが希望する国はどこでしょうか。一番人気の国は「アメリカ」(27.7%)でした。「ハッキリした顔立ち、長い手足は美しい。青い目のブロンド美人になり、人生を謳歌してみたい」(女性40代、愛知県)、「映画で見るような郊外の広い土地の家に住んで、おおらかな暮しがしてみたい」(女性40代、大阪府)など、欧米スタイルの生活や容姿を夢見る声。「英語圏の海外の方が、グローバルに生活できそう」(女性30代、和歌山県)など、同様2位に「オーストラリア」(8.5%)、4位にも「イギリス」(7.1%)が続き、世界公用語として使われている英語を母国語とする国で生まれ育ち、語学に苦労することなく国際人として生きてみたいという声が多数寄せられました。現在、英語を母国語とする人口は約4億人、公用語・準公用語とする人口は約21億人を超えると言われ、英語を話せれば、大きく視野が広がるのではないかという期待感が目立ちました。


続いて「料理が美味しいし、田舎とか日本よりも家族のつながりが強そうだから」(女性30代、岡山県)など、3位は「フランス」(7.8%)。さらに4位に「イタリア」(7.1%)、「スイス」(7.1%)が続き、ヨーロッパにも高い支持が集まりました。主な理由は「イタリアはお洒落の最先端の国だから」(女性30代、岡山県)、「個人が確立されていて、お洒落のセンスもいいので」(女性40代、神奈川県)など、ファッションセンスがよく、それぞれの権利を尊重する個人主義のヨーロッパの国々に憧れる声。さらに「スイスは自然もきれいで、色々な制度が整っているイメージがあるから」(女性30代、東京都)、「スウェーデンは心・医療・福祉・生活が豊かになりそう。ゆっくり生きていけそう」(女性30代、北海道)など、先の見えない不安が漂う日本よりも、福祉が充実した国で安心して暮らしたいという声も寄せられました。

生まれ変わったら「医者」「教師」へ−社会貢献や人の役に立てる「先生」になりたい

次に仕事について見ていきましょう。もし生まれ変わるなら、皆さんはどんな職業に就いてみたいと思いますか。特に回答が目立ったのは「医者」でした。「人の役に立っているという実感が最も強く感じられそうだから」(女性40代、愛知県)、「医者はどんな時代でも尊重される」(男性60代、東京都)など、人の役に立ち、誰からも尊敬され、かつプライドをもって働ける素敵な仕事であるという声。さらに「未来を託すには、子どもの教育が大切」(男性70代、北海道)、「政治家は大変だと思いますが、自分の力で国を動かしてみたい」(男性50代、東京都)など、「医者」と同じく先生と呼ばれる「教師」「政治家」「弁護士」等々、社会貢献や人の役に立てる、誇りの持てる仕事に就きたいという声が目立ちました。


そのほか、皆さんから寄せられた自由回答の中からいくつかご紹介します。


■生まれ変わったら、就きたい仕事は?

  • 「スーパーモデル。現世では専業主婦で幸せではありますが、とても平凡な人生。生まれ変わったら、身長180cmの白人ブロンド美人のスーパーモデルになって颯爽とランウェイを歩き、世界中を飛び回るような華やかな日々を過ごしてみたい」(女性40代、愛知県)

  • 「才能ある芸術家。自分の世界を周りに一切影響されることなく突き進めそうだから」
    (男性40代、兵庫県)

  • 「バスの運転手。私から見ると神業的な運転技術ですごくかっこいい。もし運転のうまい人に生まれ変わったらやってみたい」(女性30代、東京都)

  • 「ジョッキー。馬に乗って大歓声の中を走ってみたい」(男性30代、千葉県)

  • 「アイドル歌手。大勢の前でかわいい服着て歌って踊るって、どんな気分なのかな〜というのは興味あったりして」(女性40代、大阪府)

  • 「建築家か造園業など、自分の関わった仕事が長期にわたって形になって残る仕事がしたい。また造ったものが、人びとを癒されたり喜んでもらえる仕事がいい」(女性50代、岩手県)

「鳥」「猫」のように自由に生きたい−ストレス社会に生きる現代人の本音!?

最後にちょっと変わった質問ですが、もし人間以外に生まれ変わるとしたら、皆さんはどんな動物やモノになりたいと思いますか。特に回答が目立ったのは「鳥」でした。「渡り鳥になって世界を自由に飛びまわりたい」(男性50代、千葉県)、「世界一周してみたい」(男性60代、京都府)など、自由に大空に羽ばたき、世界中を旅したいという声。さらに「猫の媚びず、自己を確立し、自由なところに魅かれる」(女性60代、山口県)、「クジラのように海を我が物顔で泳いでみたい」(男性50代、福岡県)など、「鳥」と同じく「猫」「クジラ」「イルカ」等々、何の束縛もない、完全な自由な状態で生きてみたいという声が目立ち、ストレス社会で生きる私たち現代人の不自由さが垣間見られます。一方で、中には「人間が一番無難な気がする。虫なんてすぐ殺されるし、動物だと弱肉強食で大変だろうし、ペットになっても自由はないと思うので」(女性40代、福岡県)など、「人間以外になりたくない」という声も寄せられました。


そのほか、皆さんの自由回答の中から、ユニークな声をいくつかご紹介します。


■生まれ変わったら、どんな動物やモノになりたい?

  • 「ハコふぐ。見ているだけで癒されるから!」(女性40代、東京都)

  • 「雲になって、地球を眺めながら旅をしたい。気が向いたら大きくなったり小さくなったりしてふわふわ浮いていたい」(女性30代、北海道)

  • 「やっぱり、富士山。歌にもある日本一の山ですから。そこから日本を眺めていたい」(男性40代、大阪府)

  • 「みんなの憧れるブランドのライターやジュエリー。大切にして貰えるといいなっと思って」(女性30代、栃木県)

  • 「犬、優しい飼い主に飼われて、庭でのんびり過ごしてみたい」(女性30代、東京都)

  • 「星(恒星)、何億年も生きているから」(男性60代、大阪府)


今回は「もし、生まれ変わったら…」をテーマに、皆さんの夢や憧れ、また変身願望などについて聞いてきました。「生まれ変わったら、男と女どっちが良い?」という質問に対し、男性の約6割近く、女性の約4割以上が現在と同じ性別を選択しました。また女性の場合、20〜40代では「女性」を選択したのは4割前後に留まったものの、年齢とともに増加し、70代以上では6割近くに迫る結果となりました。男女雇用機会均等法の見直しなどで、社会における女性の進出は増えたとはいえ、まだまだ職場環境では男性社会の状況は続いています。こうした背景から、若い女性たちにとっては男女間での不公平感を感じる機会も多く、「もし、私が男性なら…」と思いを巡らせる人も少なくないのでかもしれません。ただし、ある人は結婚、出産、またある人はキャリアを積み重ねていく中で、多くの女性たちは「次も女性に生まれたい」と心情が変化しています。自由回答の中には「女性として生まれ変わり、もう1度子育てをしっかりとやってみたい」(女性60代、北海道)、「女性は母、妻、女性といろいろな経験ができる」(女性50代、香川県)などが挙げられ、男性には到底計り知れない、噛みしめるほど分かる女性ならではの幸せや魅力が垣間見られました。


さて今回は、ちょっと非現実的なテーマで色々聞いてきましたが、皆さんの自由回答の中には自分でも気が付かない潜在的な意識や本音などがたくさん含まれていたように感じます。男性だから女性だからできること、また日本に住んでいるからこそ経験できることを改めて見直し、一度きりの人生を大事に生きていきたいものですね。