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最近、お気に入りの鍋料理は?

年末年始は全国的に厳しい寒さに見舞われ、年明け早々風邪気味という方もきっと多いことでしょう。「寒さ」「風邪」というキーワードを聞いて思い出すフードといえば、そう「鍋料理」です。栄養たっぷりで、カラダもポカポカになる鍋料理は、冬場には欠かせません。そこで今回は「鍋料理」をテーマに、皆さんが好きな鍋料理の魅力について聞きました。

6割以上が「週1回以上」の頻度で「お鍋」を食べる−特にシニア層から高い支持

この冬、「鍋料理」をする頻度は?

SA(単回答)

この季節、皆さんがどの位の頻度で「鍋料理」を食べているのでしょうか。「たくさん食べられて、他のおかずがいらないから週2回はお鍋にする」(男性40代、愛媛県)など、「週2回以上」と回答した人が22.5%。さらに「週1回程度」という声も38.3%を数え、全体の6割以上の人びとが少なくとも「週1回以上」の高い頻度でお鍋を食べていることが明らかとなりました。自由回答の中には「1回鍋を作ると味を変えながら2〜3日は楽しめる。例えば、1日目は水炊き、2日目だしを入れてしょう油などで味を整えた鍋、3日目ご飯や麺類を入れてシメ鍋…」(女性30代、静岡県)など、「ほぼ毎日(食べている)」(2.4%)という鍋好きもいました。


年代別ではいかがでしょうか。「週1回以上」という声は、30代、40代のニューファミリー層で50%台後半に留まりましたが、50代で65.3%、60代で68.7%と徐々に増加。さらに70代以上ではピークの69.0%を占め、鍋料理はシニア層に高い支持を得ました。また、シニア世代の親と同居している独身者も多い20代では61.4%を数え、30、40代よりも飲食頻度の高さがうかがえます。

世代別:この冬、「鍋料理」をする頻度は?

SA(単回答)

家族や友だちなど、人数が集まったら「鍋パーティー」開催−冬の食卓に欠かせないご馳走

全体の6割以上の人びとが「週1」ペースで「お鍋」を食していることが判明しましたが、皆さんはどんなタイミングで食べることが多いのでしょうか。最も回答が多かったのは「家族が揃った夕食時に」(71.2%)でした。「普段は主人の帰りが遅いのでできませんが、週に一度は家族が揃い、みんなでひとつの鍋をつつきながら家族団らんを楽しむ」(女性20代、大阪府)など、お父さんが休日の週末に家族でお鍋を囲むという声。さらに「仲の良い友だちと月2回は、家で鍋パーティーをしている」(女性20代、石川県)など、同様5位にも「友人同士で集まった時に」(15.2%)が挙げられ、家族や友人など人数が集まった時には欠かせない「冬場のご馳走」と言えそうです。

■どんな時に鍋料理を食べることが多い?

1 家族が揃った夕食時に 71.2%
2 昼間の気温が寒いと感じた時に 33.3%
3 人数、タイミング関係なく、しばしば食べる 17.4%
4 スーパーなどでお鍋フェアや特売を
やっているのを見た時に
15.5%
5 友人同士で集まった時に 15.2%

MA(複数回答)/「月1回以上」食べている人(n=2964)


その一方、「一人暮らしをしているので、よく一人鍋をする。むしろ、2日はおかずがいらないので冬は困ったら鍋に」(女性20代、青森県)など、カレー同様に作り置きや、具材を足して数日間食べられる利点から、一人暮らしの夕食としても支持を得ていることがうかがえます。

「気温低下」や「スーパー特売」が鍋モードを加速−寒波の厳しい今冬は頻度が高まる!?

次に回答が目立ったのは「昼間の気温が寒いと感じた時に」(33.3%)。「『今日は雪が降りそうな寒さだな』と感じた時、『風邪を引きそうだな』と感じた時に鍋にする」(女性30代、千葉県)など、その日の気温や体調で決めるという声。さらに4位にも「スーパーなどでお鍋フェアや特売をやっているのを見た時に」(15.5%)が挙げられ、気温や特売など、様々な事象や要因が影響して「今夜は鍋料理にしようかな」という意識が芽生えるケースも多いようです。特に寒波が厳しい今冬は、暖を求めてお鍋を囲む頻度が増したというご家庭も多いのではないでしょうか。


また男性回答で目立ったのは、「居酒屋など外食・飲み会時に」(男性=18.6%、女性=11.2%)、「晩酌の時に」(男性=16.5%、女性=10.5%)でした。「友人と居酒屋に行けば、迷わず鍋にする」(男性50代、神奈川県)など、同僚や友だちとの外飲み、家での晩酌時に食べるという声も多く、「鍋料理=冬の定番つまみ」となっていました。

「ポカポカ」「野菜たっぷり」「食欲増進」など、体を温め、栄養価に優れた「ヘルシーフード」

続いて、鍋料理の長所を具体的に見ていきましょう。最も回答が多かったのは「カラダが温まる」(72.7%)でした。「部屋も暖かくなり、体も心もポカポカに」(男性20代、宮城県)など、熱々のお鍋でカラダを内側から温めるとともに、土鍋から上がる湯気で室温と湿度も高めるという一石二鳥の効果に高い支持が寄せられました。

■鍋料理の良い点は?

1 カラダが温まる 72.7%
2 野菜がたっぷりと摂れる 71.5%
3 料理するのが簡単 65.6%
4 冷蔵庫の残り物を片づけるのに助かる 21.7%
5 お酒が美味しく飲める 20.9%
6 味のバリエーションが色々楽しめる 19.7%
7 洗いもの、片づけがラクチン 15.0%
8 家族・友人などのコミュニケーションに良い 14.5%
9 食欲が増進する 13.5%
10 肉などの脂が落ちて
ヘルシー&ダイエットに効果がある
7.5%

MA(複数回答)/「月1回以上」食べている人(n=2964)


次に回答が目立ったのは「野菜がたっぷりと摂れる」(71.5%)。「家庭菜園で採れる白菜や菊菜、 水菜、大根等の野菜がたくさん食べられ、寒さにも負けない体力をつけられる」(男性60代、奈良県)など、生だと量が摂れない野菜も火が通ることでカサを減らし、たっぷり食べられるという声も目立ち、野菜とタンパク質をバランス良く摂れる「ヘルシーな料理」と言えます。さらに自由回答の中には「簡単に出来て美味しくて、酒のつまみに最高」(男性60代、大阪府)、「お鍋だと子どももたくさん野菜を食べてくれる」(女性30代、奈良県)など、5位に「お酒が美味しく飲める」(20.9%)、9位にも「食欲が増進する」(13.5%)が続き、大人から子どもまで幅広く愛される料理であることがうかがえます。

困ったら「お鍋」 、冬の主婦の強い味方!−「調理簡単」「片付け楽ちん」「残り物一掃」など

健康面や栄養価のほか、鍋料理の長所で多かったのは、3位の「料理するのが簡単」(65.6%)でした。「具材を切って、鍋に入れるだけでいいので簡単」(男性30代、神奈川県)など、下準備が楽で夕食に困った時の救世主という声。さらに「冷蔵庫の野菜やお肉など、残り物がたまってきた時に鍋で一掃!後片付けも楽ちん」(女性40代、千葉県)など、4位に「冷蔵庫の残り物を片づけるのに助かる」(21.7%)、7位にも「洗いもの、片づけがラクチン」(15.0%)が挙げられ、家計に優しく、調理や片付けの手間も少ないなど、家庭の家事を担う主婦にとっては「うってつけのメニュー」となっています。

人気ナンバーワンは「寄せ鍋」−冷蔵庫にある物で作れる「家計に優しいお鍋」

■最近好んで食べる「鍋料理」は?

1 寄せ鍋 49.5%
2 水炊き 46.5%
3 キムチ鍋(チゲ) 36.3%
4 湯豆腐 28.6%
5 しゃぶしゃぶ 25.7%
6 ちゃんこ鍋 22.3%
7 モツ鍋 15.8%
8 うどんすき 15.4%
9 豆乳鍋 12.3%
10 餃子鍋 9.4%

MA(複数回答)/「月1回以上」食べている人(n=2886)

ここまで鍋料理の魅力を見てきましたが、最近では定番鍋に加え、変わり鍋の人気も高まっています。そこで最近、皆さんが好んで食べている鍋料理メニューを聞いてみたところ、人気ナンバーワンに選ばれたのは「寄せ鍋」(49.5%)でした。「野菜やお肉など、冷蔵庫にあるものを使って寄せ鍋にする」(男性50代、長崎県)など、特別に食材を買い求めることなく、冷蔵庫の掃除も兼ねて作れる「寄せ鍋」に高い支持が寄せられました。中には「寄せ鍋は、市販のスープの素を使用して作るのが基本」(男性50代、大阪府)など、家庭に常備する食材と「市販スープの素」があれば、いつでも食べたい時に作れる手軽さも人気の理由。寒波で野菜などの価格が高騰する中で、あり物で作れる「寄せ鍋」は家計に優しいお鍋と言えそうです。


また「ちゃんこ鍋は、ボリュームがあって色々な具材を食べられる」(男性20代、大阪府)など、6位にも「ちゃんこ鍋」(22.3%)が挙げられました。色々な食材を投入するという点では「寄せ鍋」とも似ています。ご存知の通り、「ちゃんこ」とは相撲力士が作り、食べる食事のこと。いわば、相撲部屋で食べられる鍋料理全般を「ちゃんこ鍋」という訳ですが、現在ではスーパーなどでも「ちゃんこ鍋」のスープの素を販売しています。こうした市販のちゃんこ鍋スープの多くが、昔から力士が好んで食べている「鶏がらベース」を基本とし、このだしに塩や醤油、味噌などで味付けしたもの。一方、「寄せ鍋」は、かつお節と昆布の合わせただしが基本で、家庭にある「麺つゆ」でも代用できるそうです。

「水炊き」「湯豆腐」など、シンプルなあっさり系鍋も人気−ポン酢や薬味でアクセント

塩や醤油などで味付けをする「寄せ鍋」「ちゃんこ鍋」に対し、2位は「水炊き」(46.5%)でした。「昆布だしだけでポン酢で食べるのが好き。たくさんの青葱、もみじおろしを入れて食べる」(女性30代、東京都)など、昆布だしのみのサッパリとした「水炊き」が好きという声。さらに「湯豆腐が一番好き。豆腐の真の味が堪能できる」(男性60代、神奈川県)など、4位に「湯豆腐」 (28.6%)、5位にも「しゃぶしゃぶ」(25.7%)が挙げられ、ランキング上位には素材の味が楽しめるシンプルな鍋に人気が集まりました。自由回答の中には「最近タレに凝っていて、薬味たっぷり入れて(大根おろし、しょうが、にんにくなど)食べる」(女性40代、愛知県)、「ポン酢に柚子胡椒、きざみネギを入れる。柚子胡椒は、絶対必要!」(女性50代、長崎県)など、シンプルな味付けのため、つけダレや薬味にこだわる声も目立ちました。


また年代別で鍋料理の好みを比べて見ると、あっさりした「水炊き」(20代=44.7%、70代以上=65.9%)、「湯豆腐」(20代=19.1%、70代以上=61.0%)、「しゃぶしゃぶ」(20代=22.6%、70代以上=32.9%)は20〜40代では低調でしたが、50代以上の層で増加する傾向が見られます。その一方、「キムチ鍋」(20代=47.7%、70代以上=25.6%)、「ちゃんこ鍋」(20代=29.6%、70代以上=8.5%)、「モツ鍋」(20代=24.6%、70代以上=6.1%)など、味付けがしっかりとした鍋料理は若い20、30代を中心に高い数値を示し、年代間で味の好みに違いが見られました。自由回答の中には「魚介系と肉系で作り分けたり、同じ具でもこってり系とあっさり系で分けて作ると飽きなくていい」(女性30代、高知県)など、その日の気分に合わせて、「こってり系」と「あっさり系」の鍋料理を食べ分けている人もいました。

世代別:鍋料理の好みは?

MA(複数回答)/「月1回以上」食べている人(n=2886)

「和風鍋」は卵とじの雑炊、キムチやカレー鍋など「多国籍鍋」はチーズでリゾットが主流!

お鍋の楽しみといえば、具を食べ終わった後の「しめ」も忘れてはいけません。そこで、皆さんが好きなお鍋の「しめ」を聞いてみたところ、最も人気が高かったのは「雑炊(ごはん、卵、ネギなど…)」(76.0%)でした。「白菜豚バラ鍋のしめは、かつおの出しの素と醤油であじつけした雑炊。玉子をたっぷり入れる」(女性50代、沖縄県)、「かにすきにはかに雑炊でしょう、これ以外は考えられない」(男性60代、愛知県)など、具材から出たうま味たっぷりのスープをご飯によく染み込ませた「雑炊」は、しっかり食べた後でも、サラサラと食べられるという声。さらに「カレー鍋は必ず最後のしめはリゾットと決めている」(女性40代、鹿児島県)、「キムチ系の鍋の締めにチーズを入れてリゾット風にするのが激うま」(女性20代、静岡県)など、同様4位にも「リゾット(チーズなど…)」(9.2%)など、カレーやキムチ、トマト鍋等では卵とじではなく、チーズでリゾットに仕立てるという声が目立ち、「和風鍋=雑炊」と「多国籍鍋=リゾット」という暗黙のルールがうかがえます。

■鍋料理の最後の「しめ」で好きなのは?

1 雑炊(ごはん、卵、ネギなど…) 76.0%
2 うどん 69.1%
3 ラーメン 28.4%
4 リゾット(チーズなど…) 9.2%
5 お餅 8.0%
6 そば 3.0%
7 春雨 2.0%
8 パスタ 1.7%
9 餃子・ワンタン 1.5%
10 そうめん 1.2%

MA(複数回答)/「月1回以上」食べている人(n=2814)


また同じく「ご飯系」では、5位に「お餅」(8.0%)が挙げられました。「お餅を入れると、トロッとなっておいしい」(女性50代、和歌山県)など、お鍋のスープに正月に余ったお餅を入れて、お雑煮風のしめを楽しむ人もいました。

バリエーション豊かな「麺系」のしめ−キムチ鍋は「即席麺」、鴨鍋は「そば」など

ランキング上位に「ご飯系」のしめが目立った一方、2位には「うどん」(69.1%)。「鍋のときはご飯を食べないので、必ずうどんを入れてしめる。冷凍の讃岐うどんが、こしがあって美味しい」(女性50代、兵庫県)など、ダシのうま味が効いた鍋スープを、うどんのつゆ代わりとして麺をすするという声。さらに「キムチチゲに即席ラーメンを入れるのは定番」(男性40代、埼玉県)、「鴨鍋のしめはそば。山椒をかけて食べるとおいしい」(女性40代、京都府)など、同様3位に「ラーメン」(28.4%)、6位に「そば」(3.0%)、8位に「パスタ」(1.7%)、10位にも「そうめん」(1.2%)が続き、「麺系」のしめはお鍋の種類に合わせて様々なバリエーションがあることがうかがえます。


そのほか、自由回答の中からユニークな「麺系」のしめをいくつかご紹介します。「焼きそば麺は、油で麺がコーティングされている。煮込んでも汁を必要以上に吸わず食べやすいので、我が家では定番のしめ」(男性40代、大阪府)など、「焼きそば麺」を使うという声。「餅を入れて、力うどんにすると、うまい」(男性40代、福岡県)など、「うどん+餅」の合わせ技。さらに「ちゃんぽん麺はスープが良くしみて、煮詰めるとドロドロになるのが好き!」(女性30代、長崎県)や、「味噌鍋にはやっぱり名古屋人だからなのか、しめはうどん。他のものを考えたことはありません」(女性20代、愛知県)など、その地域ならではの「麺系」のしめにこだわる声も寄せられました。


今回は「鍋料理」をテーマにアンケートを実施してきました。お鍋を食べる頻度は、「週2回以上」(22.5%)、「週1回程度」(38.3%)を数え、全体の6割以上の人びとが「週1回以上」の頻度で「お鍋」を食べていることが明らかとなりました。昨今では「一人鍋」というキーワードも広がっていますが、今回のアンケートでは「家族」「友だち」が集まった時のご馳走の一つと捉えている人が大変多いように感じます。古くから親密度を表す言葉として「同じ鍋をつつく仲」という表現が使われますが、やはり一人よりも、大勢で食べた方が美味しいのが「お鍋」。まさに人と人とのコミュニケーションを生む、日本のソウルフードの一つと言えるのではないでしょうか。また、お鍋は色とりどりの野菜や肉、魚など、食材にこだわれば豪勢なご馳走になる一方、家計が苦しい時には、食材を買い控えて冷蔵庫のあり物だけでも十分。特に今冬は寒波の影響で、お鍋の主役である「葉もの野菜」が高騰していますが、そんな時には白菜の代わりにキャベツ主流の鍋に切り替えたり、また両方高い時には価格が安定しているキノコ類を主役にするなど、様々なバリエーションで楽しめるのも「お鍋」の魅力と言えます。


さて今週末、皆さんのご家庭ではどんな鍋料理を召し上がるのでしょう。今回のアンケートをヒントに、新しい「お鍋のしめ」にもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。